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カマツカ咲く初夏の始まり【ふれあいの里だより(平成28年4月号)】

更新日:2016年4月5日

~四月は風のかぐはしく~宮沢賢治の種山ヶ原の一節ですが、心地よい風が新緑の香りや次々と芽生える草たちの匂いを運んできてくれます。今年は4月4日が『清明』。天地が清く明るい空気に満ちるとされ、すがすがしい南東の風が吹くころと言われます。このあたりではソメイヨシノが満開を迎え、まさに百花繚乱の季節です。キタキチョウ、モンシロチョウ、アゲハ。おなじみのチョウたちも次々と花を訪れます。
カタクリ、ムラサキケマン、ジロボウエンゴサク。春の妖精たちは花を咲かせたかと思うとあっという間に姿を消してゆきます。ウワミズザクラ、イヌザクラが咲き、アオイスミレに始まった菫たちもツボスミレが咲くばかりとなります。
4月も中旬を過ぎると行く春を惜しむころとなり、下旬にはカマツカが咲き、あたりは初夏の木々の白い花の季節が始まっています。
カマツカは北海道から九州の丘陵地や山地の日当たりのよい林縁などに普通に見られる落葉小高木で、5~7メートルになります。ただ極端に樹形が変わらないので、所沢周辺では境木として、畑の縁などに植えられてきました。境界線の目印として変わらない姿で立ってくれているカマツカ。鎌柄かまつかの名は、材が丈夫で折れにくいことから鎌の柄などに用いられたためとされ、洋傘の柄にも使われます。別名はウシコロシ。なんだか物騒な感じですが、同じく材の特性から牛の鼻輪にしたためとか、牛の鼻輪の孔あけに使ったためとか言われています。
木々の緑が深みを増していく中、短い枝先に直径1センチほどの白色の花を10個から20個丸く固まって付けます。花びらはほぼ円形で、雄しべは20個、花柱は3個。つぶらな瞳にまつげがバサバサといったイメージでしょうか。一つ一つの花は同じバラ科の梅の花をぎゅっと小さくしたようにも見えます。
10月ごろ長さ1センチ程度の楕円形の果実が赤く熟します。甘酸っぱい実は果実酒にも使われます。細かい鋸歯のある葉はやがて美しく紅葉したかと思うと散っていき、眠りにつきます。来る春に備える冬芽は赤褐色で光沢があり長さ2ミリから3ミリの円錐形をしています。基部には葉を落とした後も葉柄の基部がつややかな紅紫色を帯びて残り、冬芽を守っています。
優しく守られた冬芽が芽吹き、そして花を咲かせる季節がまた廻ってきました。
オトコヨウゾメ、ガマズミ、ミズキ、エゴノキ。木々の緑と白い花たちが美しい初夏です。4月の異名『卯月』は卯の花の咲く月から来たと言われます。ウツギ(卯の花)が咲き、ホトトギスが渡ってきて鳴く声が聴かれるのも間近です。たどたどしかったウグイスのさえずりも上手になりました。野鳥たちは柔らかい新緑を食べている蛾の幼虫などをエサに子育てに余念がありません。
20日は春雨が穀物を潤し、芽を出させるころとされる『穀雨』で、22日は今年最小の満月。『菜の花や 月は東に 日は西に』(蕪村)そんな風景が見られるころです。昇る月はおぼろ月になるかもしれません。

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