ゴールボール体験ワークショップを開催しました

更新日:2017年5月2日

所沢で「何ができるのか?」「何が変わるのか?」

 東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて、大会への機運を高めることなどを目的に「ゴールボール体験ワークショップ」を開催しました。
 前半は、パラリンピック競技「ゴールボール」を体験し、後半は、所沢で「何ができるのか?」「何が変わるのか?」』をテーマにワークショップを行いました。
 ワークショップでいただいたご意見やアイデアは、これからのオリンピック・パラリンピックに向けた取組に生かしていきます。

日時

平成29年2月26日(日曜)午後1時から午後4時15分

会場

こどもと福祉の未来館(住所:所沢市泉町1861番地の1)

ゴールボール体験会

 ゴールボール体験会は、会場の体育館で行いました。
 講師に、リオパラリンピック女子ゴールボール日本代表でロンドンパラリンピック金メダリストの安達阿記子あだちあきこ選手と男子日本代表の山口凌河やまぐちりょうが選手、国立障害者リハビリテーションセンターの江黒直樹えぐろなおき先生をお迎えしました。
 体験会では、アイシェード体験を行ったあとに、模擬試合を行いました。だんだんとボールに慣れてきたところで、セービングの練習です。
 最後は、安達選手と山口選手が一人で守るゴールに思いっきりボールをシュートしました。
 ゴールボールの楽しさに触れながら、トップアスリートのすごさを感じることができた体験会となりました。

ワークショップ

 ワークショップは、会議室で行いました。テーマは、『所沢で「何ができるのか?」「何が変わるのか?」』です。
 ファシリテーターには、所沢市ユニバーサル応援団団長の鮎川雄一あゆかわゆういちさんをお迎えしました。鮎川さんは、日頃から障害者スポーツの普及・発展に向けたイベントなどを主催しています。
 参加者の皆さんは、東京大会に向けて、どんなことをしたいか?所沢になにを残したいか?など、和やかな雰囲気ではありますが、真剣に意見を交わされていました。

主なご意見

市民への周知

  • 所沢のアピールポイントである国リハや西武ライオンズと連携し、スポーツイベントを実施する。
  • 2020年までにゴールボール体験会を市内小学校(32校)で開催する。
  • 小学校の授業としてパラスポーツを取り入れる。
  • トップアスリートに触れ、パラスポーツに興味をもってもらう機会をつくる。

   →障害者と健常者が交流できる機会を増やしていく。

啓発イベントの実施

  • 西武ドームで全国の「食」を集めたイベントを実施する。

   →所沢に全国の特産品等を集めることで、国内外からの観光客を集客。

  • 東京大会直前に「所沢版オリンピック(パラリンピック)」を開催する。

   →市内32校の小学校から市民体育館までを聖火リレーでつなぐ。
   →パラスポーツ体験会を各施設で実施。参加者はスタンプラリー形式で体験会に参加する。

地の利を活用

  • 市内施設(市民体育館や国リハ)を活用し、パラスポーツ体験会を実施。
  • 市内在住のアスリートをPR。

   →市内出身選手を知れば、だれでも応援したくなる。

スポーツを楽しむ機会・知る機会の創出

  • アスリートと触れ合う機会をつくる。

   →市役所だけでプラットフォームをつくるのは限界があるので、民間と連携して、イベントを実施する。

  • 市民フェスティバルに絡めて、パラスポーツのイベントを実施。

   →パラスポーツイベントを単体で開催しても、もともと興味がない人は参加しない。
   →まずは、多くの人の目に触れることが大切。
   →実際に体験すれば、その楽しさに気付くはず。

教育現場への波及

  • 子どもを対象とした体験会の実施(ゴールボールだけでなく他の競技も)。

   →ムーブメントは子どもや若者がつくる。波及効果が期待できる。

  • 教員を対象とした指導の実施。

   →指導者を増やす。

お問い合わせ

所沢市 経営企画部 企画総務課
住所:〒359-8501 所沢市並木一丁目1番地の1 高層棟3階
電話:04-2998-9046
FAX:04-2994-0706

a9046@city.tokorozawa.lg.jp

本文ここまで