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アテネ・北京オリンピック女子柔道金メダリスト谷本歩実さんにインタビューを行いました

更新日:2017年5月8日

平成27年11月21日土曜日に開催された「ところっこ子育て講演会」のため来庁された、アテネ・北京オリンピック女子柔道金メダリスト谷本歩実さんにインタビューを行い、2020東京オリンピック・パラリンピックへの想いを語っていただきました。

■谷本 歩実(たにもと あゆみ)

柔道家・柔道指導者。1981年生まれ、愛知県出身。
筑波大学卒業後、コマツ入社。女子柔道63キログラム級、アテネ・北京オリンピックで金メダルを獲得。大会史上初となるオール一本勝ちでの連覇となった。2010年引退後はコマツ柔道部のコーチを務める傍ら、栄養士の免許を取得。
2013年3月から2年間JOC海外指導者研修でフランスへ留学し、現在、全日本柔道女子チームの特別コーチや、2020年東京オリンピック・パラリンピック組織委員会理事を務める。
一児のママとしても活躍中。

■インタビュアー

所沢市東京オリンピック・パラリンピックプロジェクトチーム(オリパラPT) 弘田、田中

―オリンピック・パラリンピックは誰もが主人公になれる場―

大会等で訪れた町や国で印象深かった所はどこですか。何かエピソードがあったら教えてください。

 長年のライバルだったのが、誕生日が2日違いのフランスのルーシー・デコス選手です。出会った当時は、お互いにライバル視していた選手でしたが、国際的な舞台でしのぎを削るようになってから、徐々に互いの強さを認め合い、彼女も「歩実にだったら負けてもいい」と言ってくれるぐらいに、敬い合う関係になっていきました。彼女は、フランスチームのリーダー的存在で、性格もよく、人間性もあることから、沢山の方々に慕われていました。私の中では、尊敬できる自慢のライバルでした。
 そんな彼女がいるフランスにあこがれて、ライバルが育った街に行ってみたいという思いもあり、柔道大国フランスへ留学しました。今では第二の母国のようなそういった気持ちでいます。

トップアスリートはどのような環境で生まれ育つと思いますか。

 「好きこそ物の上手なれ」という言葉がありますが、人間は「好き」なことには、ものすごく一生懸命打ち込めます。「強くなるためにはどうしたらいいですか?」と言う子どもたちの質問に、「好きになる事が一番の近道だよ」と声をかけます。根性や忍耐と言う言葉もありますが、それを「好き」でいることで、より力が発揮できます。そういう「好き」という環境と、全力で打ち込んだときに「感謝」できる環境は、一番選手を強くさせると思います。
 フランスの場合は、指導者が「スポーツは楽しい」と子どもたちに教えるので、子どもたちが「好き」という気持ちでスポーツにのめりこんでいきます。練習が終わった後には、必ずお互いにありがとうと言葉をかけ合う姿を見て、とてもいい環境だなと思いました。

海外では、姿勢や礼儀というところから教えているんですね。

 これはきっと、世界から見た日本のよさだと思います。海外の指導者に「柔道を教えるに当たって、一番難しいことは何ですか?」と聞くと、必ず「礼儀作法」や「敬意」、「ルールに従うこと」などが挙げられます。だから、先生方が一生懸命教えています。なぜ頭を下げるのか、礼をするのか。日本では当たり前のことじゃないですか。海外だと、子どもたちに理由をつけて教えなくてはならないのです。それを聞いて、「日本の文化ってすごいなあ。」と思いました。
 海外の方からは「日本では国としてみんなができるからいいですね。私たちにはその概念がないからそれを教えるところから始めなければならない。でも、それが柔道の魅力であり、日本の心です。」ということをおっしゃっていただけます。

現役の時に、行政からどのような支援があったらよかったですか。

 私は、小さいころに名古屋に住んでいたので、名古屋マラソンを見に行くことがあったのですが、テレビで活躍している選手たちが目の前を走ることに、とても刺激を受けました。それを見て「すごい!」って夢を持ちました。柔道を始めると、道場にオリンピックで金メダルを取った先輩がいて、その先輩と一緒に稽古をしたら、「もしかしたら、私もできるんじゃないか!」っていう気持ちになりました。自分がオリンピックに出てからは、色々とプレッシャーからか見失うものが多く、そういうときには、育った道場に帰るようにしていました。
そうすると、ふとしたときに初心に帰れて、「自分が幼いころに何を夢見ていたんだろう。」と再確認することができます。
 「先輩の背中を見て夢を持ち、後輩を見て初心に帰る」というふうに考えているのですが、そういう場がここにあっていいのかなって思います。どちらにとってもメリットがあると思うので、ぜひとも「オリンピアンと子どもたちをつなげる場」をつくっていただきたいと思います。

2020東京オリンピック・パラリンピック組織委員会理事などの要職をお務めですが、大会に向けては、どういった取組を進めていきたいとお考えですか。

 様々な取組を沢山の方々と力を合わせてやっているところです。一つは、子どもたちにも夢を持ってもらいたいと思っています。そのためには選手の活躍が一番の刺激になります。「私にもできるんだ。」ということを感じてもらいたいので、「現場での指導」に力を注いでいます。
 もう一つは、「オリンピックとパラリンピックの融合」です。ロンドンオリンピック・パラリンピックでは、「ゲームズメイカー」というボランティアの活躍が大会を成功へと導きました。では「次に東京が求められるものは?」というテーマが世界中で話題になりました。それが「オリンピックとパラリンピックとの融合」です。オリンピック選手とパラリンピック選手が、一緒に畳にあがったり、グラウンドに立ったりといったイベントが増えて、一緒に時間をすごせたらいいなと思います。そういう意味では、(国立障害者リハビリテーションセンターがある)所沢市が一番形にできる場所だと思っています。

オリンピック・パラリンピックを通して、子どもたちにどんなことを感じてもらいたいですか。

 皆さんは、スポーツ選手を見ると、「あ、テレビの人だ。」って思うと思うのですが、今日の講演会のように、一緒に触れ合ったり、話をしたりすると「自分にもできるかもしれない!」という気持ちが芽生えてくると思います。一緒に触れ合える場が世界を近くしていくのではないかと思います。私自身がそうだったので。

私たち、市の立場でできることは、まずは場所の確保かと思うのですが、他には何かありますか。

 柔道は相手がいなくては始まらないので、競技を普及させることは、とても大切です。柔道を始めてくれる子どもたちがいて、私たちが今ここにあるので。私も行政が関係する施設で、柔道を始めています。今はスポーツ離れが問題になっていますが、そういったきっかけづくりにご協力いただけたらと思います。いずれ、その子どもたちが育ち、それを見た子どもたちが、再び夢を見たりもするので、長期的に続けていただきたいです。
 そして、私たちもそれを伝えていく義務と使命感を持っていきたいと思います。

東京オリンピック・パラリンピックを楽しみにしている所沢市の子どもたちにメッセージをお願いいたします。

 オリンピック・パラリンピックは誰もがいろんな形で参加することのできる夢の舞台です。誰もが主人公になれる場だと思っています。選手、ボランティア、メディア、応援など、いろんな形で携われると思うので、ぜひオリンピック・パラリンピックに携わる一人として夢を描いてもらいたいと思います。

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所沢市 経営企画部 企画総務課
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FAX:04-2994-0706

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