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知(し)って得(とく)する自然(しぜん)のはなし 第6回

更新日:2008年10月14日

生きものたちの色(いろ)と気温(きおん)

 梅雨(つゆ)明(あ)け直後(ちょくご)から続(つづ)いた暑(あつ)い夏(なつ)を過(す)ごした生きものたちも、9月に入(はい)って一息(ひといき)ついていることでしょう。秋(あき)に咲(さ)く花の色は、夏の間(あいだ)の日中(にっちゅう)の高い気温と、夜間(やかん)の低(ひく)い気温との差(さ)に影響(えいきょう)されると言(い)われています。
 これは、気温の高い昼間(ひるま)に光合成(こうごうせい)が活発(かっぱつ)に行(おこな)われた結果(けっか)、炭水化物(たんすいかぶつ)が多(おお)く生成(せいせい)され、夜間の気温が低いと、昼間に生成された炭水化物の消費(しょうひ)が少なくて済(す)むために、花の色素(しきそ)の生成に回(まわ)される分が多くなるからのようです。

 高原(こうげん)に咲くリンドウなどの色がひときわ鮮(あざ)やかなのは、夏に1日の内(うち)の最高(さいこう)と最低(さいてい)の気温の差(さ)である「日較差」(にちかくさ)が大きい日が多かったからと考(かんが)えられます。今年(ことし)の夏も相当(そうとう)暑かったので、高原に行くことがあったら、花の色をよく見てきてください。

 また、虫の世界(せかい)でも体(からだ)の色と気温の関係(かんけい)が強(つよ)いものがいます。9月中旬(ちゅうじゅん)から下旬(げじゅん)が渡(わた)り(注1)の時期(じき)である、アカトンボの仲間(なかま)のアキアカネやヒメアカネのオスのお腹(なか)は、赤(あか)い色をしています。この赤い色も気温の低い夜間は茶褐色(ちゃかっしょく)になっています。
 アカトンボが赤くないというのは変(へん)だと思(おも)うかもしれませんが、日本にすむ赤い色をした大部分(だいぶぶん)のアカトンボの仲間には、この性質(せいしつ)が備(そな)わっているのです。
 アカトンボのメスは普通(ふつう)、茶色(ちゃいろ)のものが多いのですが、アキアカネに限(かぎ)っては北(きた)の地域(ちいき)ほど赤い色をしたメスの割合(わりあい)が高くなっています。このメスも、オスと同様(どうよう)に気温の低い夜間などは茶色になります。
 また、アカトンボの体温(たいおん)との関係(かんけい)をみてみると、普通(ふつう)では暗(くら)い色である茶色いメスの方(ほう)がはやく体温が上昇(じょうしょう)しそうなものですが、事実(じじつ)は反対
(はんたい)で、日なたでは明るい色の赤いメスは茶色のメスよりも体温の上昇速度
(そくど)が速(はや)いのです。
 ちなみに、所沢ではこの赤いメスと茶色のメスの割合(わりあい)は、半々(はんはん)になっています。なにやら、ややこしい話ですね。

(注1)渡り…生まれた水辺(みずべ)からほかの場所に移動(いどう)すること。

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