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知(し)って得(とく)する自然(しぜん)のはなし 第7回

更新日:2008年10月14日

どうして木の実(み)は色(いろ)づくのかな

 前回(ぜんかい)に続(つづ)いて生きものの色の話。秋(あき)の木の実についてお話ししましょう。
 11月に入(はい)り晩秋(ばんしゅう)をむかえた雑木林(ぞうきばやし)は、緑(みどり)を中心とした色から、日増(ひま)しに赤(あか)や黄色(きいろ)が増(ふ)え、埼玉県(さいたまけん)の愛称(あいしょう)「彩(いろどり)」を感(かん)じさせる季節(きせつ)となります。
 主役(しゅやく)は童謡(どうよう)「もみじ」の中で、「赤や黄色の色さまざまに」と歌(うた)われているカエデの仲間(なかま)たち。
 狭山丘陵(さやまきゅうりょう)の雑木林を代表(だいひょう)するコナラ、クヌギなどの落葉広葉樹(らくようこうようじゅ)も次々(つぎつぎ)と赤や黄色に色づき、草原(そうげん)・湿地(しっち)には金色(きんいろ)、銀色(ぎんいろ)に輝(かがや)くススキ、オギ、コガマの穂(ほ)というように、1年で最高(さいこう)の彩りのときをむかえます。

 このほか、よく観察(かんさつ)するとガマズミの赤、マユミのピンク、ムラサキシキブの紫(むらさき)、ノブドウの青(あお)、アオツヅラフジの濃紺(のうこん)、カラスウリの橙(だいだい)・赤など、さまざまな色をした実を葉(は)の間(あいだ)に見つけることができます。私(わたし)たちの身近(みぢか)なところでも、ピラカンサやカキが庭(にわ)や校庭(こうてい)、公園(こうえん)などで鮮(あざ)やかに色づいています。

 ところで、木の実は何で赤・ピンク・紫・青・黒(くろ)など色とりどりに色づくのでしょうか。それには、鳥(とり)たちの食生活(しょくせいかつ)が密接(みっせつ)に関係(かんけい)しています。例(たと)えばカキの実ですが、緑色をしている時(とき)は見向(みむ)きもせず、色づいてくるとさっそく飛(と)んできて、おいしそうにつっついているのを見かけたことがあると思(おも)います。これは、色づくことによって「もう実が食(た)べころになったよ。早く食べにきて種(たね)をいろいろな所に運(はこ)んで。」と、木々(きぎ)が鳥たちに信号(しんごう)を送(おく)っているのです。

 でも木々は、ごちそうをただ鳥たちに提供(ていきょう)するためだけに信号を送っている訳(わけ)ではありません。植物(しょくぶつ)たちは、子孫(しそん)を残(のこ)すために生育(せいいく)の場所(ばしょ)を広げていきますが、それには、種子(しゅし)が別(べつ)の場所に運ばれる必要(ひつよう)があります。
 動物(どうぶつ)と違(ちが)い足のない植物(しょくぶつ)たちは、自分(じぶん)の力(ちから)だけでは種子を運ぶことができないため、自然の風(かぜ)や虫、鳥たち、たまには人間(にんげん)の力を借(か)りて種子が遠(とお)くに運ばれるようにいろいろな形(かたち)に進化(しんか)してきました。これを「種子散布(さんぷ)」といい、その一つとして木々の実は色づくのです。

 食べられた実といっしょにどこかに運ばれた種子は、「ふん」として雑木林などの地面(じめん)に出て、条件(じょうけん)が良(よ)ければその場所(ばしょ)で成長(せいちょう)し、新(あたら)しい実を付(つ)けるようになっていきます。そして、その実が鳥たちにより新しい所に運ばれ、また新しい木々が成長していきます。
 そんなことを考(かんが)えながら秋の木の実を観察(かんさつ)してみてください。

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