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蚊を介する感染症の予防対策

更新日:2017年5月26日

これから蚊が発生する季節を迎えます。
蚊自体は病原体を保有していませんが、ウイルスなどの病原体に感染した人や動物の血を吸った蚊に刺されることで、さまざまな感染症にかかる恐れがあります。
平成26年は、蚊を介する感染症であるデング熱の国内感染が確認されました。
昨年は中南米地域でジカウイルス感染症が流行しました。

蚊を介する感染症を防ぐためには、住まいの周囲に蚊を増やさない、感染症流行地で蚊に刺されないことが重要です。

蚊を増やさないようにしましょう。

  • 幼虫(ボウフラ)の発生を防ぐことで、蚊の発生を抑えることができます。
  • 幼虫(ボウフラ)は、通常水があるところに発生します。
  • ご自宅の周りにこのような場所はありませんか?お心当たりのある方は、できるだけ水が溜まらないように清掃を心がけましょう。

国立感染症研究所http://www.nih.go.jp/niid/images/iasr/36/421/graph/df42161.gif
出典:国立感染症研究所ホームページ(http://www.nih.go.jp)

感染症流行地で蚊に刺されないようにしましょう。

蚊に刺されても、必ずしも感染症にかかるわけではありません。
感染症流行状況を把握しましょう。特に海外へ渡航する際は、現地の流行状況を調べましょう。

もし流行地へ渡航する場合には、蚊に刺されないように万全な対策をしましょう。

  • 屋外の蚊が多くいる場所で活動する場合は、長袖シャツ、長ズボンを着用し、裸足のサンダル履きを避け、できるだけ肌を露出しないようにしましょう。
  • 薄手の素材の衣服の上からや、足首、首筋などの小さな露出面でも刺されることがあるので、虫よけ剤などを使用しましょう。
  • 網戸や扉の開閉をできるだけ減らし、蚊取り線香を昼間から使用するなど、できるだけ家の中への蚊の侵入を防ぎましょう。
  • もし、蚊が家の中に侵入した場合は、ハエ叩きやスプレータイプの殺虫剤などで直ちに駆除しましょう。

蚊の活動は概ね10月下旬頃で終息します。これらの対策は10月下旬頃までを目安に行いましょう。

【参考】デング熱の正しい知識について

デング熱は、世界中で100カ国以上の国で発生し、毎年約5,000万人から1億人の患者が発生しているとみられています。

蚊を介した感染症の流行地域(アジア、中南米、アフリカなど熱帯・亜熱帯地域)を海外旅行等で訪れるときは、蚊に刺されないように十分に注意しましょう。

蚊に刺されても、必ずしもデング熱に感染するわけではありません。また、感染しても症状がでないことも多くみられ、さらに重症化する場合はまれです。

蚊に刺されてから3日から7日程度で、高熱のほか頭痛、目の痛み、関節痛等の症状が見られればデング熱の可能性もあるため、早めに医療機関を受診してください。

デング熱は人から人へは感染しません。

デング熱の原因となるデングウイルスは、デング熱に感染した人の血を吸った蚊(日本ではヒトスジシマカ)の体内で増え、その蚊がまた他の人の血を吸うことで感染が広がります。

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