世界自閉症啓発デー・発達障害啓発週間

更新日:2023年3月16日

国連総会で「世界自閉症啓発デー」と定められた4月2日には、世界各地で自閉症啓発に関する取組が実施されています。日本では、世界自閉症啓発デーからの1週間(4月2日から8日)を発達障害啓発週間と定め、自閉症をはじめとする発達障害への理解を促進する取り組みを進めています。

所沢市発達障害啓発事業2023

所沢市では、4月2日から8日までの一週間を「所沢市発達障害啓発事業2023」として、自閉症や発達障害に関する理解促進、普及啓発を図ることを目的とする、啓発展示会・ワークショップ・講演会を下記のとおり開催します。

発達障害啓発展示会

日時

令和5年4月2日(日曜)から8日(土曜)まで
午前9時から午後5時まで(8日は午後3時まで)

場所

〒359-1112 所沢市泉町1861-1
所沢市こどもと福祉の未来館 1F ガレリア

内容

発達障害の支援に携わる福祉や教育等の関係団体における活動内容の紹介及び、学校教材等の展示

障害のある人もない人も誰でも参加できる和太鼓演奏会&ワークショップ

発達障害啓発週間の一環として、和太鼓演奏会とワークショップを開催します。
和太鼓の演奏を通じて、発達障害の性質にも繋がる「人それぞれに違った感じ方や反応の仕方が響きあう」楽しさを体感しましょう。

演奏者

佐藤 秀嗣 氏 (TAIKO-LAB 所沢) ほか

日時

令和5年4月2日(日曜)
1回目:午前10時~10時50分
2回目:午前11時10分~正午

場所

〒359-1112 所沢市泉町1861-1
こどもと福祉の未来館 1F 体育館

申し込み

下記URLの電子申請にてこども福祉課に申請 
1回目:https://s-kantan.jp/city-tokorozawa-saitama-u/offer/offerList_detail.action?tempSeq=50028(外部サイト)
2回目:https://s-kantan.jp/city-tokorozawa-saitama-u/offer/offerList_detail.action?tempSeq=50022(外部サイト)
定員:各回30名(参加費無料)
※参加者の同伴者・見学者は150名まで(申込不要)

講演会「今こそ知りたい!ADHD ~将来を見据えて、家庭・園・学校でサポートできること~」

発達障害についての様々な情報があふれる今、お子様の特性を正しく理解し、対応を考えることがよりよい支援に繋がります。今回は、お茶の水女子大学名誉教授として発達障害の研究分野で活躍されている、榊原 洋一先生を講師にお招きします。

講師

榊原 洋一 先生 
お茶の水女子大学 名誉教授
チャイルドリサーチネット(CRN)所長
発達障害の臨床研究、子どもの生育環境とその発達への影響、国際医療協力等を主に研究対象としている。
「発達障害のある子のサポートブック」(学研)など著書多数。

日時

令和5年4月8日(土曜)午後1時30分~午後3時30分 (開場:午後1時)

場所

〒359-1112 所沢市泉町1861-1
こどもと福祉の未来館 1F 体育館

申し込み

メール又はお電話で、「お名前」「電話番号」「参加人数」「所属(関係機関の方の場合)」をご連絡下さい。
定員:170名
申込先メールアドレス tkrzw-m@mb.jnc.ne.jp
申込先電話番号 04-2922-2118(所沢市こども支援センター(発達支援)マーガレット)

ライト・イット・アップ・ブルーところざわ2023

世界自閉症啓発デーの夜、世界中のランドマークがブルーに輝き、自閉症をはじめとする発達障害を啓発します。

YS-11を青くライトアップします。

日時

令和5年4月2日(日曜)から8日(土曜)
点灯時間 午後6時から8時まで

場所

西武新宿線 航空公園駅 駅前広場

世界自閉症啓発デーにライトアップセレモニーを開催します。

日時

令和5年4月2日(日曜)
駅前広場イベント:午後2時から
点灯式:午後6時から

場所

西武新宿線 航空公園駅前広場

出演者

サニーサイド ゆかいななかまたち デイジーちゃん たか&ゆうき KKJB とこPAN ARAYAN.
詳細は、同実行委員会ホームページ(http://yotsubaclub1.wixsite.com/liub(外部サイト))をご覧ください。

発達障害は、遠い世界のことじゃない

困っているあなたも、困っている方に気づいたあなたも

どんなに頑張ってもうまくできないとき
どんなに努力しても前に進めないとき
それは決してあなたのせいではありません。
生まれつき苦手なことがある人はたくさんいます。
発達障害には広大なグレーゾーンがあります。
あるかないか、白か黒かではありません。
どこまでが個性でどこまでが障害か、その境界はあいまいです。
環境次第で個性にも障害にもなるからです。
どのタイプの発達障害か、はっきり区別することも困難です。
障害の特徴がそれぞれ少しずつ重なっていることが多く、
年齢や環境に応じて目立つ症状が変わってくるからです。
発達障害とは理解と支援が難しいものです。
障害が軽ければ良いというものでも、
知能が高ければ良いというものでもありません。
むしろ、なかなか障害だと気づかれない程度の人の方が、
将来の社会的適応が悪いことが分かっています。

発達障害に気づいてください。

個性だと言い張れば通ってしまう。
ほんの少しの努力で克服できるように見える。
だからこそ、あえて「障害」としてとらえてみてください。
障害の現れ方が一人ひとり違うように、
必要な支援も一人ひとり違います。
その先に本当の理解と支援はあります。
発達障害があっても十分に力を発揮できる可能性が広がります。
(所沢リソースブック2019より抜粋)

発達障害とは?

発達障害には複数のタイプがあり、特性を併せ持つことも珍しくありません。また、その境界もあいまいです。
以下に、「発達障害者支援法」に定義されている代表的な特性を図示します。

発達障害は境界線があいまいで、様々な特性が重なり合って現れることも珍しくはありません。
発達障害情報・支援センターのホームページより引用

このほか、トゥレット症候群や吃音(症)なども発達障害に含まれます。

理解がなければ、当事者も周囲も、もっと苦しくなる

大切なのは二次障害の予防

二次障害とは、障害が原因で失敗や挫折を繰り返し、感情や行動にゆがみが生じることです。二次障害の症状が現れたときは、障害(本人)理解の機会ととらえ、より深刻な問題が発生しないように対応を考えましょう。

周囲の無理解が二次障害を生みます

目の前の不適応状態のみにとらわれず、背景にある困難や、そこに至るまでの苦しみに気づいてあげてください。

ライフステージに応じた理解と支援

出生後~就学まで

気づきのヒント

乳幼児健診や、幼稚園、保育園から「もしかしたら発達障害の特性があるかもしれない」と助言がある
家庭生活の中で、コミュニケーションや行動に気になる点がある

相談してみよう

発達障害を診療できる医療機関…埼玉県による医療機関リスト(外部サイト)
所沢市こども支援センター発達支援エリア(マーガレット)…詳細はこちら(外部サイト)
子どもの特性に適した教育環境を選ぶための就学相談(年長さんに進級したら保育園・幼稚園に相談してみましょう)…詳細はこちら

社会で過ごしやすくするための「療育」を受ける

児童発達支援…詳細はこちら
医療機関で言語療法、作業療法、理学療法、心理療法を受けられる場合もあります

就学後

気づきのヒント

学校から「もしかしたら発達障害の特性があるかもしれない」と助言がある
子どもが授業や集団生活にどう向き合えばいいのか戸惑っている様子がある

相談してみよう

発達障害を診療できる医療機関…埼玉県による医療機関リスト(外部サイト)
所沢市こども支援センター発達支援エリア(マーガレット)…詳細はこちら(外部サイト)
所沢市教育センター…詳細はこちら(外部サイト)

社会で過ごしやすくするための「療育」を受ける

放課後等デイサービス…詳細はこちら
どのような特別支援教育があるか知る…詳細はこちら(外部サイト)

医療機関で言語療法、作業療法、理学療法、心理療法を受けられる場合もあります

学校教育が終わった後は

様々な支援の場、仕組みを知る…詳細はこちら

発達障害についてもっと知るためのリンク集

所沢市役所の相談窓口

18歳未満

こども未来部 こども福祉課
住所:〒359-8501 所沢市並木1丁目1番地の1
電話:04-2998-9223
FAX:04-2998-9035
e-mail:a9223@city.tokorozawa.lg.jp

18歳以上

健康推進部 こころの健康支援室
住所:〒359-0025 所沢市上安松1224番地の1
電話:04-2991-1812
FAX:04-2995-1178
e-mail:b9911812@city.tokorozawa.lg.jp

お問い合わせ

所沢市 こども未来部 こども福祉課
住所:〒359-8501 所沢市並木一丁目1番地の1 高層棟2階
電話:04-2998-9223
FAX:04-2998-9035

a9223@city.tokorozawa.lg.jp

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