「ナラ枯れ」した木を発見した際には

更新日:2023年10月6日

注記:現在「ナラ枯れ」に関するお問い合わせを多くいただいております。
ナラ枯れは、害虫が病原菌を木に運ぶことで枯らしてしまう現象で、放置しておくと枝折れや倒木の可能性があります。樹林地を所有される方におかれましては、適正な管理とともに、被害の拡大防止にご協力をお願いします。
 
「ナラ枯れ」の被害を受けた木に見られる症状

ナラ枯れとは

近年、所沢市内においてナラ枯れの被害が確認されています。
 
ナラ枯れとは、「カシノナガキクイムシ」という体長5ミリメートルほどの虫がナラ類、シイ・カシ類の樹木(イメージとしては、ドングリが成る樹木です)に穴を開けながら入り込み、病原菌(ナラ菌)を持ち込むことで、木を枯らしてしまう現象です。
 
カシノナガキクイムシが入った木は、以下の3つの特徴が見られます。
 

  1. 周りの木が緑色の葉をつけている中、被害を受けた木の葉は赤茶色に変色している
  2. 直径2ミリメートルほどの虫食い穴が見られる
  3. 根元にフラス(木くず)が堆積している

 
ナラ枯れによる被害を受けた木は、放置しておくと枝折れや倒木の可能性がありますので、不用意に近づいたり、下に留まることは危険です

ナラ枯れした木の処理に関して

カシノナガキクイムシはナラ枯れした木の中で繁殖し、健全なナラ類等の木に飛び移ることで、被害を拡大させる恐れがあります。そのため、ナラ枯れした木は、カシノナガキクイムシが飛散する翌年の春までに対処することが推奨されます。
 
また、ナラ枯れした木は、所有者の方に対処をお願いしています。対処方法は、伐採・焼却処分や薬剤注入等となります。
 
対処方法にお困りの場合には、下記のリンクを参考にしていただくか、専門業者に相談することをおすすめします。
 
埼玉県ホームページ(外部サイト)
林野庁ホームページ(外部サイト)
 
また、樹木の「ナラ枯れ」が疑われる状況を発見した場合には、川越農林振興センター林業部(電話: 042-973-5620)まで情報提供をお願いします。

補助金について 令和5年9月更新

令和5年10月1日より、「所沢市ナラ枯れ被害木等伐採及び植樹補助金」が開始されます。
当補助金では、市内にナラ枯れ被害木等を所有する個人の方へ、その伐採費用の一部を補助いたします。
詳しくは、下記のサイトをご覧ください。
「所沢市ナラ枯れ被害木等伐採及び植樹補助金」のご案内

お問い合わせ

所沢市 環境クリーン部 みどり自然課
住所:〒359-8501 所沢市並木一丁目1番地の1 高層棟5階
電話:04-2998-9373
FAX:04-2998-9195

a9373@city.tokorozawa.lg.jp

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