新春の風物詩「闘茶会」が開催されました

更新日:2023年2月6日

闘茶会について

令和5年1月6日(金曜)、ベルヴィ ザ・グランにて、新春の風物詩ともなっている「闘茶会」(主催:所沢市茶業協会)が開催されました。
闘茶会は、利き酒のように香りや味で産地を当てるもので、いわば「利き茶」の大会です。
茶の品質鑑定技術の向上に効果的との考えから始まり、今回で50回目を迎えました。

闘茶会の起源

闘茶会は、「茶歌舞伎」ともいい、古く中国では、唐の時代に起こり、宋代に日本へ渡来し、約1200年の伝統があります。本来は、製造家が自製の茶の品質を鑑定するために茶を持ち寄って、形、色、香り、味の優劣を競うものでした。室町時代に、現在の闘茶が主体となり、娯楽、遊戯として貴人の間に流行しました。

参加者

所沢市長、所沢市議会議長、在日フランス大使館関係者、狭山茶関連団体関係者、秋草学園短期大学生(茶の注ぎ手)、所沢市茶業協会員

(左)所沢市長 藤本正人(中)所沢市茶業協会長 関 隆治 (右)フランス大使館武官 ジェローム・シャルドン海軍大佐
(左から)所沢市藤本市長、所沢市茶業協会関会長、トコろん、在日フランス大使館付国防武官ジェローム・シャルドン海軍大佐

競技の方法

5つの産地(埼玉県、静岡県、三重県、京都府、鹿児島県)の荒茶について、はじめに色、つや、形といった「外観」から判定します。次に香りや味、水色といった「内質」で判定します。外観は1回(5点)、内質は3回(各5点)行い、計20点満点で競います。

外観審査中

競技結果

優勝(所沢市長賞)

氏名:鈴木 宗五 氏(鈴宗園)
20点満点中16点(外観5点、内質1回目3点、2回目5点、3回目3点)

(左)所沢市長 藤本正人 (右)鈴木 宗五
(中央右)優勝 鈴木 宗五 氏

準優勝(所沢市議会議長賞)

氏名:新井 真一郎 氏(株式会社新井園本店)
20点満点中15点(外観5点、内質1回目2点、2回目3点、3回目5点)

(左)新井 真一郎 (右)大石 健一
(左)準優勝 新井 真一郎 氏

第3位(所沢市茶業協会長賞)

氏名:肥沼 一彦 氏(有限会社丸甚園製茶所)
20点満点中13点(外観3点、内質1回目2点、2回目3点、3回目5点)

(右)肥沼 一彦 (左)関 隆治
(左)第3位 肥沼 一彦 氏

お問い合わせ

所沢市 産業経済部 農業振興課
住所:〒359-8501 所沢市並木一丁目1番地の1 市役所別館
電話:04-2998-9158
FAX:04-2998-9162

a9158@city.tokorozawa.lg.jp

本文ここまで

サブナビゲーションここから