広報ところざわ 8月号 No.1073 平成23年(2011年) 8ページ、9ページ
更新日:2011年8月1日
ところざわ 歴史まめ知識(15)
所沢市域にかかわる歴史的事項を50音順に紹介しています。
今号は『せ』です。
戦争記念碑
一般的に「表忠碑」「彰忠碑」「忠魂碑」のように呼ばれ、柳瀬、富岡など当時の村単位に、従軍した人々の顕彰のため建てられた大型の碑です。当初は小学校や役場などの敷地にありましたが、戦後、碑が建つ敷地を公共用地から切り離したり、地区の神社へ碑を移設する一種の政教分離が進みました。市内には16基残り、その碑面からは西南戦争以降の従軍者の名を知ることができます。しかし太平洋戦争については刻まれているのは戦没者の名前のみです。総力戦の状況と戦没者1,311人という人的被害の甚大さがしのばれます。
西武ドーム
埼玉西武ライオンズの本拠地球場で、平成11年、既存の「西武ライオンズ球場」にドームを架ける工事が終了し、現在の姿になりました。前身の球場は、昭和54年に西武ライオンズの所沢進出に伴い新築されたものです。同年に最寄りの駅も「狭山湖駅」から「西武球場前駅」へと変わりました。ネーミングライツ(命名権)の売却により別の名称で呼ばれた時期もありましたが、平成20年から「西武ドーム」の名前に戻り、球音と歓声を響かせています。
青年学校
尋常小学校(6年間の義務教育)や高等小学校を卒業したのち、進学せず就労した青年層の補習教育のために設置された学校で、昭和10年から同22年の六・三制実施まで存続しました。各町村の小学校(後には国民学校)に併置され、商業や農業などの職業教育と並んで、軍事教練が大きな比重を占めていました。私立の青年学校もあり、昭和19年には所沢陸軍整備学校内に私立所沢精美青年学校が設けられています。
◎生涯学習推進センターでは毎月その月の「まめ知識」にちなんだミニ展示を実施しています。(同3階)
問い合わせ 生涯学習推進センターふるさと研究
電話:04-2991-0308 ファックス:04-2991-0309
はつらつ野老っ子 五右衛門風呂付き「農家民宿」をオープン
峯岸 祐高さん(山口在住)
現在、家庭菜園のみならず、週末に旅行ついでに都心から地方へ宿泊体験農業を行う人が増えているようですね。皆さんの中にも、家庭菜園で野菜などを作っているかたも多いのではないでしょうか。所沢市は都心からも近く緑豊かで自然が多く残っていることから、週末になると若い女性たちが、農業を体験しようと集まる場所が山口地区にあります。
今回は、気軽にできる農業体験と古民家泊をセットにした「古民家付き貸し農園『Corot』」を運営している峯岸祐高さんをご紹介します。
実業家になりたいという夢を抱いていた峯岸さんは、祖父母が暮らしていた古民家等の相続をきっかけに、江戸時代に建てられ、五右衛門風呂や囲炉裏、土間やかまどなどが昔のまま残っている家を活用したいわゆる「農家民宿」をひらめきました。
「農家民宿」として営業をしていくには、さまざまな法律の規制があり、県内には、こうした規制緩和を受けて事業展開する事例がない中で、「すべて手探りでたくさんの苦労がありました。しかし、専門的な立場からのアドバイスをいただいたり、さまざまなかたが支援してくれたおかげで古民家付き貸し農園『Corot』は産声を上げることができました」と周りへの感謝を忘れません。
『Corot』は、峯岸さん手作りの釜を利用してのピザ作り講習会、地域の人が100人以上集まっての映画鑑賞会、ヨガ教室など多くの人が集まり、人と人をつなげ、つながる『場』です。峯岸さんは、「かつての寺子屋のようでもあり、コミュニティの場でもあるような、地域の人にとって必要とされる場所にしていきたい。そして、畑作業も行いながら、その畑で収穫された作物を自分たちで消費することで、地域を活性化することにつなげたい」と夢を語ります。
畑作業で汗をかいた後に、五右衛門風呂で汗を流し、囲炉裏端で食事をする…。そんなステキな時間を過ごせる場所が所沢にも残っていたのですね。
誰でもエッセイ テーマ「夏」
懐かしい夏とチャレンジの夏
下富 斉藤 惠久
夏が来れば思い出す…懐かしい歌声にふと何十年も前の夏を思い浮かべてみました。
生家の前には冷たくて、きれいな小川が流れ、ドジョウ、ハヤ、ザリガニ、トンボが生息し、夜にはどこからともなく蛍が飛び交い、時々採っては蚊帳の中で家族中で楽しんだことを覚えています。現在のようにクーラーもなく、うちわが大活躍の時代です。今年の夏は節電のため、夏の過ごし方、涼の取り方等々、みんなで考え実行するときがきました。電気、水の大切さを実感する夏だと思います。
汗を流すことも少なくなってきた現在、思い切り汗を流し、規則正しい生活に改善する絶好のチャンスととらえ、猛暑にも負けず心身共に、日々元気で夏を乗り切っていこうと考えています。
夏の思い出
久米 平田 喜代子
だいぶ昔の話になりますが、私がまだ小学生のころ、所沢は8月13日から16日が送り盆でした。自家は呉服問屋で店の人も入れて7人でした。
3時のお茶の時間に食べられるようにスイカやまくわうり(黄色の細長くてとても甘い果物)をタライの中に入れ、水道の下に置いて水をチョロチョロ出して冷えたころを見計らって、みんなんでワイワイ言いながら食べたことを思い出します。今はスイカも切り売りを買って食べますが、この時期、昔が本当に懐かしく思い出されます。
おうちで食べよう!所沢の学校給食(4)
ゴーヤチャンプルー
栄養士さんが考えた学校給食のメニューの中から、所沢産の食材を取り入れたものや、特色あるレシピを紹介します。
今回の献立
ごはん
牛乳
豚肉の薬味ソースかけ
味噌汁
★ゴーヤチャンプルー
★ゴーヤチャンプルー
材料(5人分)
- ゴーヤ 中1/3本
- たけのこ水煮 小1/2個
- 卵 M1個
- 豆腐 1/6丁(50グラム)
- しいたけ 小1個
- かつお節(削り節) 3〜5グラム
- かたくり粉 小さじ2/3
- 油(炒め用) 小さじ1程度
- しょうが 少々
- にんにく 少々
- こしょう 少々
- 塩 少々
A・オイスターソース 小さじ1/2
A・砂糖 小さじ2/3
A・しょうゆ 小さじ2
A・酒 小さじ1
作り方
(1)たけのこは、千切り。しいたけは、石づきを取りスライス。しょうが・にんにくは、みじん切り。ゴーヤは、縦半分に切り、中心の種の部分をスプーンで削り取り、スライスし塩(分量外)でもむ。(苦味が気になる場合は、さらに湯通しする。)
(2)鍋に油・にんにく・しょうがを入れ火にかけ、軽く炒めて香りを出す。
(3)しいたけ・たけのこ・豆腐を順に加えて炒める。
(4)ゴーヤを加えて軽く炒め、Aで調味し、塩・こしょうで味を調える。
(5)かたくり粉を同量の水で溶き、(4)にまわし入れる。
(6)卵を割りほぐし、(5)にまわし入れ卵に火が通ったらかつお節を振り入れる。
●ここがポイント 〜暑さに負けないぞ!「夏の野菜や果物」〜
旬の野菜や果物を食べることは、おいしいというだけでなく、その季節に必要な栄養が含まれているのですね。
夏バテ対策3つのポイント
- 毎日3食必ず食べる
- ビタミン・ミネラルをとる
- こまめに水分補給をする
きゅうり、トマト、ピーマン、すいかなど夏の野菜や果物にはビタミンがいっぱいです。また牛乳やチーズなどの乳製品、のりやわかめなどの海そう、小魚などからもカルシウムを補給しましょう。
問い合わせ 保健給食課 電話:04-2998-9249 ファックス:04-2998-9167
写真のコーナー
▲新しい所沢の夏の風物詩になることを目指して、所沢・明峰小学校、所沢中学校や地域、商店街の協力のもと実施された「第3回野老澤行灯廊火」。所沢元町コミュニティ広場に設置された特設ステージでは、歌やダンスなどでにぎわいました。
7月16日土曜/銀座中央広場ほか(撮影:市民カメラマン・木村清貴)
▲学校・地域・家庭が一体となって開催された「東日本大震災復興支援・第5回北秋津小学校七夕まつり」。被災地が元気になるようにと、被災地の野菜の販売を子どもたちが一生懸命に手伝っていました。
7月3日日曜/北秋津小学校
(撮影:市民カメラマン・西田憲正)
▲7月1日の「荒幡富士の山開き」に登山した所沢第二幼稚園の園児たち。山頂で元気な声で叫ぶ「ヤッホー!」が辺りに響き渡っていました。
7月1日金曜/荒幡富士(吾妻地区)
▲男女共同参画週間にあわせて行われた「ふらっと祭り」。3拍子のリズムに乗って所沢インターナショナルファミリーが、バンブーダンスを披露しました。
6月25日土曜/男女共同参画推進センターふらっと
(撮影:市民カメラマン・津田資雄)
