表紙 第3次所沢市保健医療計画“ケンコウ長寿のまちづくり”をめざして 令和8年度カラ令和11年度 所沢市 令和8年3月 このページは白紙です。 はじめに 所沢市では、これまで第2次所沢市保健医療計画に基づき、「“ケンコウ長寿”のまち」の実現に向けて、健康づくりに取り組むことのできる環境を推進して参りました。その結果、ホンシの健康寿命は男性が18.47年、女性が21.25年となり、男女ともに埼玉県の平均を上回り、県内の同規模自治体の中で第1位となりました(28ページ ■健康寿命の推移(男女別・県比較)とコラムを参照)。 近年、新型コロナウイルス感染症によるパンデミックで、私たちの日常生活は大変に大きな影響を受けました。コロナカをきっかけに変化した日々の行動が継続されることで、現在および将来の健康状態に影響が生じることが懸念され、施策において新たな対応が求められております。 このたび策定しました「第3次所沢市保健医療計画」では、「心身の健康の保持・増進に対する支援」と「健康的な生活を送るための環境づくり」という2つの視点を柱としています。本計画を推進し、市民の皆様が、心身の健康を実感しながら、地域の中で安心していきいきと楽しみながら暮らせるよう、生涯を通じた主体的な健康づくりへの支援に取り組んで参ります。 また、本冊子では、「保健・医療関係団体等の主な取組」を掲載したほか、「一人ひとりに望まれる健康づくりへの取組」や保健・医療に関する多数の『コラム』を掲載しております。より皆様に親しみやすい内容といたしましたので、健康づくりの手引きとして、是非お役立ていただければ幸いです。 結びに、本計画の策定に当たりまして、所沢市保健医療計画推進委員会の委員の皆様をはじめ、アンケート調査やパブリックコメント手続など、様々な機会を通じて貴重なご意見やご提案をいただきました多くの方々に心から感謝を申し上げます。 令和8年3月 所沢市長 小野塚 マサトシ 目次 第1部 総論 第1章 計画策定の概要 2ページ  第1 節 計画策定の背景・趣旨 2ページ  第2節 計画の位置づけ 3ページ  第3節 基本理念 4ページ  第4節 基本目標(視点・章) 5ページ   イチ.視点 5ページ   ニ.第2部各論における「章」の構成 6ページ  第5節 計画の体系 7ページ  第6節 計画期間 9ページ 第2章 ホンシの保健医療の現状 10ページ  第1節 所沢市の保健医療を取り巻く社会情勢 10ページ   イチ.新型コロナウイルス感染症の影響 10ページ   ニ.デジタル社会化の進展 13ページ   サン.こころの健康づくりの重要性の高まり 15ページ   ヨン.健康を支える社会環境 18ページ  第2節 統計にみるホンシの現状 20ページ   イチ.人口・世帯 20ページ   ニ.出生・死亡 23ページ   サン.平均寿命・健康寿命 26ページ   ヨン.健診(検診)の状況 30ページ   ゴ.地域医療の現況 32ページ  第3節 アンケート調査結果 35ページ   イチ.アンケート調査の概要 35ページ   ニ.主なアンケート調査結果 35ページ 第3章 ゼン計画の総括・本計画の推進 43ページ  第1節 第2次計画の総括 43ページ  第2節 本計画の課題 45ページ   イチ.ライフステージアプローチに加えたライフコースアプローチの推進 45ページ   ニ.健康を支え合う心豊かな社会の構築 46ページ   サン.健康寿命の延伸に向けた健康に関するリテラシーの格差解消 46ページ  第3節 本計画における体系の見直し 47ページ  第4節 施策の推進体制と計画の進行管理 48ページ 目次のつづきです。 第2部 各論 計画の円滑な推進 50ページ 基本目標(視点・章)達成に向けた目標指標 52ページ 視点1 心身の健康の保持・増進に対する支援  第1章 健康の保持・増進 63ページ   第1節 身体活動・運動・生活習慣 64ページ   (1)身体活動・運動 64ページ   (2)飲酒・喫煙 67ページ   第2節 栄養・ショクセイカツ 68ページ   (1)適正体重を維持するための知識の普及 68ページ   (2)バランスのヨい食生活の普及 69ページ   (3)食育の推進 71ページ   第3節 ハ・コウクウの健康 73ページ   (1)歯と口の健康意識の向上 73ページ   (2)コウクウ内疾病の予防 74ページ   (3)コウクウ機能の獲得・維持・向上 75ページ   第4節 女性の健康 76ページ   (1)女性の健康づくりの推進・普及啓発 76ページ   (2)妊産婦への保健対策 78ページ  第2章 早期発見・重症化予防 80ページ   第1節 予防接種 81ページ   (1)予防接種に関する知識の普及 81ページ   (2)予防接種接種率の向上 82ページ   第2節 生活習慣病重症化予防 83ページ   (1)脳卒中・心筋梗塞 83ページ   (2)糖尿病 85ページ   第3節 がん 87ページ   (1)早期発見・早期治療 87ページ   (2)がんに関する正しい知識の啓発 88ページ  第3章 こころを支える支援 89ページ   第1節 こころの健康づくり 90ページ   (1)精神保健福祉に関する正しい知識の啓発 90ページ   (2)相談体制の充実 91ページ   (3)こころの健康に向けた環境整備 92ページ   第2節 『生きる』を支える支援 93ページ   (1)生きることの促進要因等への支援 93ページ   (2)早期の気づきと支援体制の充実 94ページ 目次のつづきです。 視点2 健康的な生活を送るための環境づくり  第4章 医療提供体制の整備 96ページ   第1節 救急医療 97ページ   (1)初期救急医療体制 97ページ   (2)第二次救急医療体制 99ページ   第2節 地域医療 100ページ   (1)小児医療・周産期医療 100ページ   (2)地域医療の充実 102ページ   (3)在宅療養に関する知識の普及 105ページ   第3節 ホンシの公立医療機関 107ページ   (1)所沢市市民医療センター 107ページ   (2)所沢市歯科診療ジョあおぞら 109ページ  第5章 健康危機管理 110ページ   第1節 健康危機管理 111ページ   (1)感染症対策 111ページ   (2)災害時医療 113ページ   (3)安心・安全な環境整備 115ページ 従来のライフステージに加えたライフコースごとの取組一覧 117ページ 資料編 1 計画策定経過 120ページ 2 諮問・答申 122ページ 3 所沢市保健医療計画推進委員会条例 124ページ 4 所沢市保健医療計画推進委員会委員名簿 126ページ 5 所沢市保健医療計画庁内推進会議設置要綱 128ページ 6 所沢市保健医療計画庁内推進会議委員名簿 131ページ 7 用語集 132ページ 末尾に「※」と表記のある用語については、「用語集」で内容を掲載しています。 ■コラム目次 項目、ページの順で読み上げます。 ホンシからの大切な情報、きちんと届いていますか? 「ところざわほっとメール」・「所沢市公式LINEアカウント」のご紹介 14ページ あなたの命を守る「マイナ救急」 14ページ 新たな長寿価値??「貢献寿命」について 18ページ すべての政策において健康の視点を −アデレード声明− 19ページ 教えて!所沢市の「健康寿命」のこと 28ページ 社会も企業もWin-Winに!「健康経営」について 51ページ 毎日の「ちょっと歩く」が、健康につながる 所沢市の「トコトコケンコウマイレージ」 65ページ 若いうちから知っておきたい「フレイル」のこと 66ページ 受動喫煙のない社会をめざして ― イエローグリーンリボンをご存じですか ― 67ページ 今日の食事、野菜は足りていますか? 1日に必要な量を知って健康づくりを始めましょう 70ページ もっと気軽に食べよう!朝食 朝の一口が、活力を生み出します 72ページ 6月4日〜10日は「歯と口の健康週間」 ― 毎日のケアで、将来の健康を守りましょう ― 74ページ オーラルフレイル、聞いたことありますか? 口の“ちょっとした変化”を見逃さないために 75ページ 健康づくりは“気づき”から ― 体格の目安(ローレル指数・BMI)を確認しましょう ― 77ページ 未来のために、今できること プレコンセプションケアをご存じですか? 79ページ 毎日、血圧測っていますか? 正しい測定が健康管理の第一歩 84ページ その甘さ、何からできている? 原材料表示で「ぶどう糖果糖液糖」をチェック 85ページ 知っていますか? 歯周病と糖尿病の深い関係 86ページ 「見た目の変化」に寄り添う支援 ― アピアランスケアをご存じですか ― 88ページ 困ったときに上手に助けを求める力 「相談リテラシー」があなたを守ります 91ページ オーバードーズは“助けて”のサインです 「やめよう」と言う前に、できることがあります 92ページ 身近な人を自死で亡くすことについて 知ってください「自死遺族」のこと 94ページ 誰も自殺に追い込まれることのない 所沢市の実現を目指して 95ページ 自殺を防ぐためにあなたにできること 「ゲートキーパー」は大切な命を守ることができます 95ページ ■コラム目次のつづきです。 安心して医療につながるために ― 上手な医療のかかり方について ― 98ページ 埼玉県で保健・医療のDXの推進に取り組んでいます 「埼玉県AI救急相談」ご存知ですか? 98ページ 安心して出産を迎えるために ― 埼玉県の周産期医療について ― 101ページ 薬を正しく使うために ― 「薬と健康の週間」について ― 103ページ 住み慣れた地域で暮らし続けるために ― 地域リハビリテーションについて ― 104ページ 自分らしい医療とケアを選ぶために ― 人生会議(ACP)のすすめ ― 106ページ 在宅療養を続けるための支えとして 在宅難病患者一時入院事業(レスパイト入院) 106ページ 地域の感染状況を把握する仕組み ― 感染症発生動向調査 ― 112ページ 大規模災害に備える医療体制 ― 災害拠点病院と災害時連携病院 ― 114ページ 適切な対処で発生予防&重症化予防 ― 熱中症予防対策 ― 116ページ いざという時の備え ― 屋外設置のAEDについて ― 116ページ 1ページ  ナカビョウシ 第1部 総論 2ページ 第1章 計画策定の概要 第1節 計画策定の背景・趣旨 ■我が国では、生活水準の向上や医学の進歩等により平均寿命が延びている一方で、食シュウカンや生活習慣の多様化、それに伴うがんや生活習慣病、身体機能の低下による要介護者の増加など、健康寿命(4ページ参照)に関しては課題が残っています。また、経済的な問題やストレスから引き起こされるこころの問題など、健康に関わる問題は多岐にわたることが明らかとなっています。 ■全国的に、令和22年頃には、高齢者の絶対スウがピークを迎えるとされ、医療費・介護給付費のさらなる増大が懸念されている中、運動・スポーツによる健康増進効果に関する研究成果が数多く報告されています。 ■厚生労働省は、「健康寿命の延伸と健康格差の縮小」を主な目標として、平成25年度に「健康日本21(第二次)」の策定に続き、令和6年度から「健康日本21(第三次)」の取組が始まっており、全ての国民が健やかで心豊かに生活できる持続可能な社会の実現に向け、誰一人取り残さない健康づくりを展開し、より実効性をもつ取組を推進することとしています。 ■食育推進については、これまで3次にわたる「食育推進基本計画」が策定され、令和3年度からは国民の健康や食を取り巻く環境の変化、社会のデジタル化など食育をめぐる状況を踏まえ、「第4次食育推進基本計画」が取り組まれています。 ■自殺対策については、令和4年に自殺対策基本法に基づく基本指針である「自殺総合対策大綱」の見直しが行われています。ホンシにおいて、令和元年に「『生きる』を支える所沢市行動計画」を策定し、自殺対策に取り組んでまいりました。 ■埼玉県では、第8次の「健康長寿計画」、第5次の「食育推進計画」、第3次の「自殺対策計画」を包含した地域保健医療計画を策定し、保健・医療に関する施策に一体テキに取り組んでいます。 ■ホンシでは、ホンシや関係機関が実施している保健・医療分野の取組を整理した「第2次所沢市保健医療計画」に基づき、計画期間である令和2年度から令和7年度にかけて、取組の推進を図ってきました。 ■「第2次所沢市保健医療計画」が最終年度を迎えることから、国や県の方針を踏まえつつ、「ケンコウ長寿のまちづくり」を実現するために、市民の健康づくりや食育推進、地域医療体制の整備に加え、「第3次所沢市保健医療計画」を一体テキに策定することとします。 3ページ 第2節 計画の位置づけ 本計画は、健康増進法第8条第2項に定める「市町村健康増進計画」であり、「所沢市総合計画」を上位計画とし、「まちづくりの目標」の一つである「ケンコウ長寿のまちづくり」のための個別計画として位置づけられるとともに、食育基本法第18条第1項の規定に基づく市町村食育推進計画、自殺対策基本法第13条第2項の規定に基づく市町村自殺対策計画を一体テキに策定する計画です。 さらに、ホンシの関連する計画や国・県の関連法令、関連計画などと整合性を図りながら必要な施策を展開します。 こちらに、本計画の位置付けの図があります。 4ページ 第3節 基本理念 ケンコウ長寿のまちづくり 「ケンコウ長寿のまちづくり」を実現するためには、市民一人ひとりが、それぞれのおかれている状態の中で、生涯にわたって健康で、自分らしく、心豊かにスごせることが重要です。 これまでホンシでは、元気でいきいき“ケンコウ長寿のまち”の実現に向けて、一人ひとりが健康課題を自分のこととして捉え、「歩いて」「楽しんで」健康づくりに取り組むことのできる環境づくりを推進してきました。 一方、第2次所沢市保健医療計画の計画期間にあたる令和2年度から令和7年度の間には、新型コロナウイルス感染症の流行があり、その影響で、生活様式や生活習慣、価値観、情報発信の方法やコミュニケーションの取りカタ等が変化しており、アフターコロナの現在においても、一部でその影響が続いています。 心身の健康を実感しながら、地域の中で安心していきいきと暮らせるよう、楽しみながら生涯を通じて取り組める主体的な健康づくりを行うとともに、市、地域、事業者、関係機関等が連携・協働することにより、健康づくりを推進するための必要な支援に取り組みます。 併せて「疾病の早期発見・重症化予防」「医療・介護の連携を含めた地域医療の充実」を推進することで、健康寿命の延伸・健康格差の縮小(※)を図り、「ケンコウ長寿のまちづくり」を目指します。 ※ 「健康格差の縮小」とは、住んでいる地域や社会経済状況の違いによって、健康状態に差が出ないようにすること。 ホンシの目指す将来都市像を実現する上で定められたまちづくりの目標の一つである「ケンコウ長寿(※1)のまちづくり」の実現のため、男女ともに健康寿命(※2)の延伸を目指し、主に「生涯を通した健康づくり」「疾病の早期発見・重症化予防」「地域医療の充実」の観点から、保健・医療に関する取組を整理し、ホンシの施策を効果的・効率的に推進するための計画です。 ※1 ケンコウ長寿とは 高齢になっても、身体面の健康だけではなく、人々が生きがいを感じ、安心 安全で豊かな生活を送れること。「ケンコウ」=健康で幸せ ※2 健康寿命とは 健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間。埼玉県では、65歳に達した人が「要介護2以上」になるまでの期間を健康寿命として算出している。 (第6次所沢市総合計画 後期基本計画より) 5ページ 第4節 基本目標(視点・章) イチ.視点 基本理念を実現するために具体化した施策の柱について、以下のとおり定めます。 視点1 心身の健康の保持・増進に対する支援 健康な生活や健康づくりに向けた基礎として、市民の健康的な生活習慣の促進及び市民の主体的な取組が重要です。 新型コロナウイルス感染症の拡大以降、外出機会の減少や市民同士のつながりの希薄化など、様々な社会環境の変化に伴い、運動不足による体力の低下や生活リズムの変化など、個人の生活への影響が続いている傾向が見受けられます。 こうした背景も踏まえ、周知啓発・情報提供や健康づくりへの関心度を高める機運醸成、市民が気軽に楽しみながら自発的に行える健康づくりの取組など、市民の主体的な健康づくりを後押しする取組の充実を図ります。 また、こころの健康づくりの観点からも、自身又は周囲がこころの不調に気づいた時に、適切な相談窓口を見つけ、「いつ、どこで、どんなときに、誰に相談できるか」という知識(=相談リテラシー※)の普及啓発を進め、生活・教育・職場など、様々な場面で市民が主体的に行動する機運の醸成を図ります。 視点2 健康的な生活を送るための環境づくり 市民が生涯を通じて健康テキに暮らし続けるためには、一人ひとりが健康づくりに主体的に取り組むことに加えて、地域住民や事業者、関係機関等との連携・協働により、地域全体における健康づくりを推進することが必要です。 人口減少・高齢化が進んでいる一方で、医療ニーズは多様化しており、質・量ともに変化しています。また、新型コロナウイルス感染症をはじめとする新興感染症※や気候変動による熱中症など、健康被害に対する意識は高まっている状況です。 こうした背景を踏まえ、適切な医療や支援につながるための取組をはじめ、市民が安心して生活できるよう、関係機関と連携し、市民の健康や医療を支える体制づくりや環境の整備に取り組みます。 6ページ ニ.第2部各論における「章」の構成 視点に基づき分野別に取り組む方向性について以下のとおり設定します。 第1章 健康の保持・増進 病気の発症を未然に防ぐ(=イチジ予防)観点から、市民一人ひとりの生活に応じた、生涯を通じた切れ目のない健康づくりを推進します。また、自身の健康をコントロールする力を高め、生活の質※の維持・向上が図れるよう支援します。 第2章 早期発見・重症化予防 疾病に対する免疫機能を強くするために予防接種を行うとともに、病気を早期に発見し、重症化を防ぐ(=ニジ予防)観点から、健康リスクを高める行動の見直しへの働きかけと、がん・生活習慣病等の発症・重症化予防を推進します。 第3章 こころを支える支援 こころの不調に気づいて寄り添い、共に支え合う地域社会の実現を目指し、こころの健康づくりを推進します。 第4章 医療提供体制の整備 市民がいつでも安心して通常医療を受けられるよう、市民への周知を行うとともに、連携した取組を進め、医療体制の整備に努めます。 第5章 健康危機管理 新興感染症※の流行をはじめとした健康危機管理に関する情報を迅速かつ的確に収集し、市民に対し正確な情報提供に努めるとともに、関係団体と連携し、市民が安心して暮らすことができる体制の整備に努めます。 こちらに、所沢市第3次保健医療計画のコンセプト の図があります。 7ページ 第5節 計画の体系 基本理念の実現に向け、第2部各論にて2つの視点と5つの「章(施策方針)」を定め、さらに「節(施策)」、「小項目(取組)」を設定し、効果的に計画を推進します。 なお、本計画の体系は、政策の手段や目的を整理し、評価をどのように行うのか段階的に考える「ロジックモデル※」に基づき設計しています。 こちらに、計画の体系図があります。 8ページ 根拠に基づく政策づくり 第3次所沢市保健医療計画における施策の目的を整理の上、アンケート調査結果等の主観的評価、ゼン計画の達成状況及びその他のデータ分析等の客観的評価の両方に基づき、今後取り組むべき課題を抽出し、必要な対策を整理しています。 政策の効果を高めるために、政策の手段や目的を整理し、段階的に評価を行うなど、体系的な整理を行うことにより、根拠(エビデンス)を政策形成に活かしていきます。 こちらに、目的と手段の整理イメージ図があります。 9ページ 第6節 計画期間 本計画は、令和8年度から令和11年度までの4年間とします。 こちらに、計画期間の図があります。 10ページ 第2章 ホンシの保健医療の現状 第1節 所沢市の保健医療を取り巻く社会情勢 イチ.新型コロナウイルス感染症の影響 【新型コロナウイルス感染症流行時における対応について】 ■新型コロナウイルス感染症が令和2年2月1日に指定感染症として位置づけられ、感染拡大に対して様々な制限や自粛による感染対策が行われ、健康シンサや検診、健康づくり事業や相談事業等の中止や延期等、保健衛生分野の施策においても大きな影響が生じました。 ■埼玉県では、令和2年2月に県内で初めて新型コロナウイルスの感染者が確認されて以降、当該感染症について、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(以下「感染症法」という。)ジョウの位置付けが2類相当から5類へ変更されるまでの3年余りの間に8度の感染拡大期を経験しました。当初、ワクチンも治療ヤクもない中で、試行錯誤を繰り返しながら、様々な対策を講じてきました。 こちらに、埼玉県の戦略と戦術の図があります。 資料:埼玉県ホームページ「新型コロナウイルス感染症対策〜埼玉県の取組〜」 ■令和2年3月に市内で初めて新型コロナウイルスの感染者確認以降、5類移行までの陽性者数の推移は以下のとおりです。 こちらに、新型コロナウイルスの感染者確認以降、5類移行までの陽性者数の推移のグラフがあります。所沢市ホームページ:市内在住の方の新型コロナウイルスに関連した患者等の発生を基に作成 2020年3月から2023年5月の推移が示されています。 11ページ ■新型コロナウイルス感染症の流行から5類移行に至るまで、ホンシでは主に以下の取組をオコナってきました。 コロナカの取組、主な内容の順で読み上げます。 (1)新型コロナウイルス感染症対策本部会議 【実績】開催回数:52回(内、法定設置20回) (2)情報発信・周知啓発 ・市内ヨウセイシャスウの推移をホームページ・ところざわほっとメール※にて発信 ・コールセンターの設置[設置期間:令和2年3月23日〜4月30日] (3)公共施設等の感染防止対策 市内公共施設へ「AIサーマルカメラ」「感染症対策物品(アルコールシュシ消毒液、除菌スプレー、手袋等)」等を貸与・配布 (4)狭山ホケンジョとの連携 ・感染状況に応じて断続的にホケンジョへホンシの保健師を派遣し、自宅療養者の健康観察等を行い、ひっ迫したホケンジョ業務の支援をオコナった(派遣期間:令和2年4月27日〜令和4年9月27日) ・酸素濃縮器の貸与、インアツシャの整備 (5)自宅療養者支援(市独自) 所沢市医師会と連携し、市内医療機関等を通じて以下のとおり対応 ・所沢市医師会会員医療機関を通じたパルスオキシメータ※の貸与 ・自宅療養中の乳幼児の健康観察を目的とした小児用パルスオキシメータ※の貸与 (6)自宅療養者支援(県との連携) ・市内自宅療養者へのパルスオキシメータ※の貸与、食糧支援、抗原検査キットの配布 ・酸素ステーション※設置への協力 (7)医療機関への支援 ・所沢市医師会PCR検査センター整備事業の実施 ・地域医療を維持することを目的とし、主に救急指定医療機関等かつ新型コロナウイルスの集団感染が発生した医療機関等へ補助金を交付 ・医療用マスクの配布 (8)新型コロナワクチン接種 ・5類移行までは生後6か月以上のカタへ接種を実施 ・5類移行後は特例臨時接種として、令和5年5月8日から春夏接種、同9月20日から令和5年アキフユ接種を実施した。 ・令和6年度からB類疾病となり、定期接種へ移行した。 12ページ 【アフターコロナにおける影響について】 ■令和5年5月8日から、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが2類相当から5類へと移行したことに伴い、感染症拡大前の日常に戻りつつあります。しかし、5類へ移行した後においても、新しい生活様式が浸透している中で、地域活動の減少をはじめとした変化による新たな健康格差の拡大が懸念されています。 ■本計画策定に向けて実施した「所沢市保健・医療に関するアンケート調査」(以下「市アンケート」という。)において、コロナカによる地域におけるつきあいの変化はもとより、こころの健康づくり、身体活動や運動、デジタル技術の普及による現在に及ぶ影響や変化について分析をオコナったところ、現在(調査は令和6年度実施)まで残っている影響として、スマートフォンやタブレット等の使用時間が伸びている点が挙げられます。 ■新型コロナウイルス感染症拡大前と比較すると、ほとんどの項目で「変わらない」の回答割合が高くなっていますが、中学生・高校生世代では「仕事や学校以外でのスマホやタブレット等の使用時間」が特に増加傾向となっています。コロナ禍をきっかけに行動が変化し、その状態が継続することによって、現在、そして将来的な健康状態等に影響を与えることが予想されます。 ■コロナカの変化 こちらに【仕事や学校以外でのスマホやタブレット等の使用時間について】のグラフがあります。 n : 市アンケートにおける各対象者のサンプル数(有効回収数) ※新型コロナウイルス感染症拡大前と比べて、コロナ禍を経て、現在に至るまで、以下の各項目について、生活や身体、精神に関するあなたの状況に変化はありましたか(成人、乳幼児・小学生保護者、中学・高校生世代) 13ページ ニ.デジタル社会化の進展 ■デジタル技術の急速な発展や、新型コロナウイルス感染拡大防止対策として実施したオンラインによるサービス提供、テレワーク等の働きカタの導入などにより、社会全体が急激に変化しています。 ■医療分野においても、DX(※)を通じたサービスの効率化、質の向上を実現することにより、国民の保健医療の向上を図るとともに、最適な医療を実現するための基盤整備を推進するため、国において「医療DX※推進本部」が設置され、議論が進められています。 ※DXとは、 「ICT(情報通信技術)の浸透が人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させること」を意味します。 ■ホンシにおいても、デジタル技術を活用し、更なる業務効率化や行政サービスの向上、所沢市が抱える様々な課題の解決のために、組織内の各部署が主体的にDXに取り組むことに加え、全体最適の観点から組織横断的に取り組むことができるように、一貫した方向性を示す「所沢市DX推進基本方針※」を定めています。 【個人情報の保護】 国によるシステム標準化の進展に伴い、新たなデータベースの構築・運用の機運が高まっているため、市民の個人情報やプライバシーの保護を最優先に考え、情報セキュリティの安全性を確保する取組を推進する必要性が増しています。 【EBPM:Evidence Based Policy Making(エビデンス(証拠)に基づく政策立案)の推進】  必要なデータを取得・分析し、客観的なデータに基づいた政策の立案を推進する期待が高まっ ています。 ■近年では様々な手続きの簡素化・効率化を図るため、マイナンバーの活用が進んでいます。  【具体例】 ・確定申告 ・年金受給や記録照会 ・健康保険証としての活用 ・住民票等の証明書取得 ・各種給付金の申請 ・ワクチン接種 ■このような状況の中、市民の健康増進や質の高い支援、施策の提供に向け、健康・食育分野のデジタル化を進め、市民による健康づくりやその支援、市民の健康を守る環境づくりを途切れなく行うとともに、健康情報の利活用を積極的に推進していくことが重要視されています。 14ページ コラム、ホンシからの大切な情報、きちんと届いていますか? 「ところざわほっとメール」・「所沢市公式LINEアカウント」のご紹介 大事な情報、あとから探さなくていいんだね! ホンシでは、防災情報や健康、子育て、イベントなど、市民生活に関わるさまざまな市政情報を「ところざわほっとメール」・「所沢市公式LINEアカウント」で配信しています。 登録をしておくことで、自分の関心のある分野の情報を選んで受け取ることができる仕組みです。 災害時の緊急情報はもちろん、日頃から知っておきたい市政情報が配信されます。 メールもしくはLINEといった普段利用されている媒体を選択して情報を受け取ることができるので、情報に気づきやすく、内容をその場で確認することができます。 市からの情報を確実に受け取れる環境を整えることは、いざというときの備えにもなります。 この機会に、「ところざわほっとメール」・「所沢市公式LINEアカウント」の登録を検討してみてはいかがでしょうか? こちらに、「ところざわほっとメール」(所沢市公式ホームページ)の二次元コードがあります。 こちらに、「所沢市LINE公式アカウント」(所沢市公式ホームページ)の二次元コードがあります。 コラム、あなたの命を守る「マイナ救急」 もしもに備えて、マイナンバーカードを持ち歩きましょう マイナ救急とは、救急隊員が傷病者のマイナ保険証(健康保険証として利用登録したマイナンバーカード)を活用し、傷病者の医療情報等を閲覧する仕組みのことです。 令和7年度に全国の消防本部、救急隊で実証事業が実施され、令和7年10月1日から全国一斉開始となりました。 マイナ救急にて医療情報を活用するためには、マイナンバーカードを所有し、健康保険証の利用登録が必要です。 マイナ救急を活用するとこんなメリットが! 1.自分の病歴や飲んでいる薬を救急隊に正確に伝えることができる 2.円滑な搬送先病院の選定や適切な処置が実施できる 3.搬送先病院で治療の事前準備ができる こちらに、「あなたの命を守る『マイナ救急』」(総務省消防庁 公式ホームページ)の二次元コードがあります。 15ページ サン.こころの健康づくりの重要性の高まり 【こころの健康と身体の健康の関連性について】 ■こころの健康とは、世界保健機関(WHO)の健康の定義にもあるように、いきいきと自分らしく生きるための重要な条件です。こころの健康には、個人の資質や能力の他に、身体状況、社会経済状況、住居や職場の環境、対人関係など、多くの要因が影響しており、なかでも、身体の状態とこころは相互に強く関係しています。 ■市アンケートにおいて、「こころの健康」について、「健康ではない」と回答したカタは他の層よりも幸福度が低い傾向となっています。加えて、以下のとおり、特にコロナ禍後の影響が見受けられる回答結果となっています。 ・特に精神的なゆとりがない方について、睡眠の質が「悪化した」 ・「イライラやゆううつな気分」が「増えた」 ・「【対面】誰か(家族・友人・職場の同僚など)と過ごす時間」が「減った」(p.36グラフ参照) こうした点からも、「こころの健康」が個人及び家庭の生活習慣やからだの健康状態と強く関係している状況が見えてきました。 こちらに、■幸福度【こころの健康別「幸福度」について】のグラフがあります。 こちらに、■コロナ禍の変化【精神的なゆとり別「睡眠の質」】のグラフがあります。 こちらに、■コロナ禍の変化【こころの健康別「イライラやゆううつな気分」】のグラフがあります。 16ページ 【自殺対策について】 ■我が国において、社会全体で自殺対策を総合的に推進するため、平成18年に自殺対策基本法が制定されました。同法の施行後、平成29年には、自殺対策の指針である「自殺総合対策大綱」が抜本的に見直され、さらに、令和4年10月に新たな自殺総合対策大綱が閣議決定されました。新たな大綱では、コロナカの自殺の動向も踏まえつつ、以下の4点が追加されました。 ○ こども・若者の自殺対策の更なる推進・強化 ○ 女性に対する支援の強化 ○ 地域自殺対策の取組強化 ○ 新型コロナウイルス感染症拡大の影響を踏まえた対策の推進 自殺対策基本法(根拠法)→ 自殺総合対策大綱(令和4年閣議決定) ■基本法の施行後、近年はこどもの自殺者数が増加傾向にあり、我が国において、令和6年の児童生徒の自殺者数は、529人で過去最多(平成30年以降、約43%増・最も数が少なかった平成5年と比べ約2.7倍)となり、10代における死亡原因の第1位が「自殺」であるのは、G7の中で我が国のみとなります。 ■ホンシにおける自殺者数の推移は令和元年以降増減を繰り返しており、令和5年には51人となり、男性の自殺者数は常に女性を上回っています。 ■ホンシでは、平成25年4月に、保健センターナイに「こころの健康支援室」を設置し、平成27年10月からは、市町村単独では初めての「精神障害者アウトリーチ支援事業」を開始するなど、精神保健に関する様々な取組を推進してきました。さらに、令和元年には『生きる』を支える所沢市行動計画を策定し、関係部署、関係機関が一丸となって取り組んでいます。 ■こうしたアンケート結果や国・ホンシ等の動向を踏まえ、第3次所沢市保健医療計画では、新たに第2部各論「第3章 こころを支える支援」として、こころの健康の重要性に着目しつつ、自殺対策計画を包含する形で整理します。 17ページ こちらに、■所沢市内の自殺者数の推移傾向 のグラフがあり、平成26年から令和6年の推移が示されています。令和6年(最新年)は、総数56人、男性36人、女性20人です。 こちらに、■埼玉県の推移 のグラフがあり、平成26年から令和6年の推移が示されています。令和6年(最新年)は、総数1,205人、男性786人、女性419人です。 資料(所沢市・埼玉県):いのち支える自殺対策推進センター「地域自殺実態プロファイル2025年度バン」 こちらに、■全国の推移 のグラフがあり、平成26年から令和6年の推移が示されています。令和6年(最新年)は、総数20,320人、男性13,801人、女性6,519人です。 資料(全国):警察庁自殺統計(厚生労働省作成) 18ページ ヨン.健康を支える社会環境 【健康や「ウェルビーイング(※)」と社会環境について】 ※個人の権利や自己実現が保障され、身体的、精神的、社会的に良好な状態にあることを意味する概念 ■健康に関連して、世界保健機関(WHO)の憲章の定義にモトづけば、「健康とは、病気ではないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあること」としており、健康の社会的決定要因は、個人または集団の健康状態に違いをもたらす経済的、社会的状況としています。 また、「健康日本21(第三次)」において、社会環境の質の向上自体も健康寿命の延伸・健康格差の縮小のための重要な要素であるとしています。 こちらに、健康日本21(第三次)の概念図があります。 資料:厚生労働省 【社会とのつながりについて】 ■市アンケートにおいて、地域との付き合いがない方の幸福度が、付き合いのある方と比較すると低くなっているほか、からだ・こころの健康状態と相関関係があるといった結果となっています。さらに、地域との付き合いの有無が健康への関心度や、こころの悩みを相談できる人の有無とも関連があり、ソーシャルキャピタル(※)が健康づくりにとって重要な要素であることが伺えます。 ※人々の幸せや健康を促進するための、社会的なつながり、信頼関係、協力関係のこと コラム、新たな長寿価値??「貢献寿命」について 「貢献寿命」聞いたことありますか? 「平均余命」とは、65歳の人が平均で何年生きられるかの期間であり、戦前と比較すると飛躍的に伸びています。一方で、「健康寿命」とは、健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間であり、全国的に伸び悩んでいる状況です。 近年、高齢者の社会的な孤立と健康リスク(フレイルの状況や外来・診察・入院の利用等)に関連があることがわかってきました。 そこで、「貢献寿命」の重要性が提唱されるようになりました。「貢献寿命」とは、社会や他者との積極的な関わりを持ち続けられる??期間のことです。何歳になっても社会とつながり役割を持つことで、誰かの役に立てる。そんな社会参画の機会が必要と考えられています。 こちらに、社会参画の”機会創造”プラットフォーム の図があります。 資料:内閣府「貢献寿命の延伸とICTの利活用」より作成 19ページ 【自然と健康になれる環境づくりについて】 ■「健康日本21(第三次)」において、自然と健康になれる環境をつくるには、「居心地が良く歩きたくなる」まちなかづくりを推進することが重要と考えられています。 【保健・医療・福祉等の情報へのアクセス確保】 ■誰もがアクセスできる健康増進のための環境整備という観点から、保健・医療・福祉等への情報を入手できるための取組を通して、全ての市民が主体的に健康づくりに取り組むことが重視されてきています。 【ホンシにおける保健医療にかかる今後の環境整備について】 ■ホンシでは、地域の実情に合ったより質の高い行政サービスを提供していくため、令和12年4月に中核市へ移行することを目指しており、それに伴い、ホケンジョの設置をはじめ、様々な権限が委譲されることとなります。これまで狭山保健所で行っていた感染症対策や食品衛生監視などの事務をホンシが直接行うことにより、市民の健康づくりや安心・安全な市民生活の確保などを総合的に推進できることが期待されます。 コラム、すべての政策において健康の視点を −アデレード声明− まちづくりにも健康の視点が大事なんだ! 2010年、オーストラリアのアデレードで開かれた国際会議にて、「すべての政策において健康を考慮する(Health in All Policies)」という考え方が示されました。「健康」は医療・保健だけでなく、教育、雇用、住宅、交通、環境など多くの政策と深く関わっています。このことから、行政のあらゆる分野が健康を共通の視点として持ち、協力して取り組むことが重要だという考え方です。 国の「健康日本21(第三次)」においても、健康増進の取組推進にあたり、医療や食育に限らず、教育、スポーツ、農林水産、経済・産業、まちづくり、建築・住宅など幅広い分野との積極的な連携が必要であると示されています。 ホンシでは、市長公約にて「健康都市日本一」を掲げています。様々な分野の政策において、健康の視点も取り入れていくことで、基本理念である「ケンコウ長寿のまちづくり」の実現を目指していきます。 こちらに、「健康日本21(第三次)」(厚生労働省公式ホームページ) の二次元コードがあります。 20ページ 第2節 統計にみるホンシの現状 イチ.人口・世帯 (1)人口の状況 ホンシの人口は、平成15年から令和5年にかけて総人口は増加傾向となっていましたが、令和10年から令和25年にかけて減少が見込まれます。 年齢層別にみると、年少人口(ゼロ〜14歳)、生産年齢人口(15歳からロクジュウヨン歳)ともに減少傾向にある一方、老年人口(65歳以上)が大きく増加しており、平成15年から令和5年にかけて、高齢化率で約14ポイント増加しています。また、今後も同様に高齢化率が上昇し、令和25年には33.6%程度となることが見込まれます。 こちらに、■年齢4区分別人口の推移・推計 のグラフがあり、平成15年から令和5年までの人口の実績チと令和10年から令和25年までの人口の推計チが示されています。令和5年の人口は344,070人、令和25年の推計人口は、314,933人です。 こちらに、■年齢4区分別人口割合の推移・推計 のグラフがあり、平成15年から令和5年までの年齢4区分別人口割合実績チと令和10年から令和25年までの年齢4区分別人口割合の推計チが示されています。令和5年の75歳以上の人口割合は14.9%、令和25年の75歳以上の推計人口割合は、17.7%です。 資料:実績チは「所沢市統計書」、令和10年(2028年)以降は「令和8年版人口推計結果」(経営企画課) 各年1月1日現在 21ページ (2)世帯の状況 ホンシの世帯スウは、平成17年から令和7年にかけて増加傾向にあり、令和7年12月31日現在で172,715世帯となっています。 一方、1世帯あたり人員は、同期間に減少傾向にあり、令和7年には2.0ニンとなっています。 こちらに、■世帯スウ・世帯人員の推移のグラフがあり、平成17年から令和7年の推移が示されています。令和7年(最新年)は世帯数、172,715世帯、一世帯当たり人員、2.0ニンです。 資料:住民基本台帳より(各年12月31日現在) 22ページ (3)地区別人口・世帯等の状況 ホンシには11の行政区があり、令和7年12月31日現在、コテサシ地区で5万人を超えています。また、松井地区、ミカジマ地区及びコテサシ地区で2万世帯を超えています。 高齢化率については、所沢地区が21.9%と最も低く、ナミキ地区が34.2%と最も高くなっています。 こちらに、所沢市の地区名が書いてある地図があります。 こちらに、■地区別人口・世帯等の状況 の表があります。 行政区、人口、世帯、高齢化率、特定健診地区別受診率(参考)の順で読み上げます。 1 所沢、34,777人、19,082世帯、21.9%、38.5% 2 松井、43,294人、21,008世帯、25.9%、37.5% 3 柳瀬、18,844人、9,435世帯、23.9%、37.2% 4 富岡 、22,199人、10,394世帯、32.6%、35.6% 5 新所沢、27,986人、14,440世帯、27.1%、39.8% 6 新所沢東、17,039人、8,804世帯、24.4%、38.5% 7 ミカジマ、40,007人、20,095世帯、31.8%、35.0% 8 コテサシ、50,232人、24,337世帯、26.6%、40.3% 9 山口、27,751人、13,456世帯、32.7%、38.5% 10 吾妻、37,147人、19,119世帯、26.3%、39.6% 11 ナミキ、23,214人、12,545世帯、34.2%、36.1% 合計 342,490人、172,715世帯、27.8%、38.0% 資料:「住民基本台帳」より算出(令和7年12月31日現在) 特定健診*地区別受診率は「国保データベースシステム」による(令和7年11月現在) 23ページ ニ.出生・死亡 (1)出生の状況 ホンシの出生スウは、令和2年から令和6年にかけて減少傾向にあり、2,200人台から1,800人台へと減少しています。出生率についても同様に、同期間中に6.4パーミル※から5.5パーミル※へと減少傾向にあり、全国・埼玉県平均値とほぼ同様の傾向となっています。 こちらに、■出生スウ・出生率の推移のグラフがあり、令和2年から令和6年の推移が示されています。令和6年(最新年)は、所沢市の出生数は1,871人、出生率が5.5‰です。 資料:所沢市統計書、埼玉県保健統計年報 こちらに、■合計特殊出生率の推移 のグラフがあり、令和2年から令和6年の推移が示されています。令和6年(最新年)の所沢市の合計特殊出生率は、0.98です。 資料:埼玉県保健統計年報 ※合計特殊出生率の算出に用いた年齢階級別女子人口は、令和2年は総務省統計局「国勢調査人口」の日本人人口、それ以外の年は埼玉県総務部統計課「各年1月1日現在埼玉県町(丁)字別人口(総人口)」を用いているため、国勢調査年とそれ以外の年とで単純比較はできないものです。 24ページ (2)死亡の状況 ホンシの死亡スウは、令和2年から令和6年にかけて増加しており、令和6年には3,871人となっています。 同期間中のホンシの死亡率※は、全国・埼玉県平均を下回って推移しています。 令和ガンネンから令和5年平均のライフステージ別死因順位をみると、幼少期を除いた少年期から高齢期のライフステージで「悪性新生物(がん)」が3位までに挙がっており、総数で1位となっています。 こちらに、■死亡数・死亡率の推移 のグラフがあり、令和2年から令和6年の推移が示されています。令和6年(最新年)は、所沢市の死亡スウは3,871人、死亡率が11.3%です。 資料:所沢市統計書、埼玉県保健統計年報 こちらに、■所沢市のライフステージ別死因順位(令和ガンネンから令和5年)のヒョウがあります。 ・幼少期(0〜4歳)、第1位、センテン奇形、変形及び染色体異常、30.8%、第2位、周産期に発生した病態、23.1%、第3位、悪性新生物、3.8% ・少年期(5〜14歳) 、第1位、自殺、27.3%、第2位、他殺、27.3%、第3位、悪性新生物、18.2% ・青年期(15〜24歳) 、第1位、自殺、73.9%、第2位、悪性新生物、6.5%、第3位、センテン奇形、変形及び染色体異常、4.3% ・壮年期(25〜44歳) 、第1位、自殺、29.3%、第2位、悪性新生物、20.7%、第3位、シン疾患(高血圧性を除く)、14.5% ・中年期 (45〜64歳) 、第1位、悪性新生物、35.9%、第2位、シン疾患(高血圧性を除く)、17.6%、第3位、自殺、6.9% ・高齢期(65歳以上) 、第1位、悪性新生物、26.6%、第2位、シン疾患(高血圧性を除く)、17.5%、第3位、老衰、9.9% ・総数、第1位、悪性新生物、27.2%、第2位、シン疾患(高血圧性を除く)、17.4%、第3位、老衰、8.9% ※死因順位に用いる分類項目による。死亡ワリアイ同率の場合は死因簡単分類のコード番号順に掲載。 資料:埼玉県ホームページ「地域別健康情報」内「所沢市」(厚生労働省 人口動態統計を基に埼玉県算出) 25ページ ホンシの令和5年の死因別死亡割合上位5位をみると、「悪性新生物(がん)」が最も高く、次いで「シン疾患(高血圧性を除く)」、「老衰」となっています。 また、埼玉県を基準とし、各死因の死亡率※を比較すると、男性は「シン疾患」「不慮の事故」、女性は「シン疾患」「自殺」「脳血管疾患」が県の平均値を上回っています。 こちらに、■所沢市の死因別死亡割合の推移【上位5位】の表があります。 ・令和2年、第1位、悪性新生物、28.3%、第2位、シン疾患(高血圧性を除く)、18.2%、第3位、老衰、7.6%、第4位、脳血管疾患、7.4%、第5位、心不全、6.2% ・令和3年、第1位、悪性新生物、29.0%、第2位、シン疾患(高血圧性を除く)、17.5%、第3位、老衰、8.8%、第4位、脳血管疾患、6.5%、第5位、肺炎、5.2% ・令和4年、第1位、悪性新生物、25.4%、第2位、シン疾患(高血圧性を除く)、17.0%、第3位、老衰、8.9%、第4位、脳血管疾患、6.8%、第5位、肺炎、4.7% ・令和5年、第1位、悪性新生物、26.0%、第2位、シン疾患(高血圧性を除く)、17.1%、第3位、老衰、11.0%、第4位、脳血管疾患、6.2%、第5位、心不全、5.4% 資料:埼玉県保健統計年報 統計資料 こちらに、■埼玉県を100とした際の各死因の死亡率の比較(標準化死亡比:SMR)(※)(令和ガンネンカラ令和5年平均)の男女別のグラフがあります。 資料:埼玉県ホームページ「地域別健康情報」内「所沢市」(埼玉県の年齢調整死亡率とSMR算出ソフト「スマール君」を基に埼玉県算出) ※人口構成の違いを除去して死亡率を比較するための指標。ある集団の死亡率が、基準となる集団と比べてどのくらい高いかを示す比。 26ページ サン.平均寿命・健康寿命 (1)平均寿命の状況 ホンシの平均寿命は、平成25年から令和5年にかけて男女ともに上昇傾向で推移してきましたが、令和5年には男性で81.7年、女性で87.6年となっています。 埼玉県との比較では、同期間中、各年度男女ともに県平均を上回って推移しています。 こちらに、■所沢市の平均寿命の推移(男女別・県比較)のグラフがあり、平成25年から令和5年の推移が示されています。 こちらに、平成25年から令和5年の男女別、埼玉県と所沢市の平均寿命の推移のヒョウがあります。 男性、埼玉県、平成25年、79.8、平成26年、80.0、平成27年、80.3、平成28年、80.6、平成29年、80.8、平成30年、81.0、令和元年、81.1、令和2年、81.3、令和3年、81.5、令和4年、81.6、令和5年、81.4 男性、所沢市、平成25年、80.7、平成26年、80.8、平成27年、81.1、平成28年、81.4、平成29年、81.5、平成30年、81.5、令和元年、81.6、令和2年、81.6、令和3年、81.6、令和4年、81.8、令和5年、81.7 女性、埼玉県、平成25年、86.0、平成26年、86.1、平成27年、86.4、平成28年、86.6、平成29年、86.8、平成30年、86.9、令和元年、87.1、令和2年、87.2、令和3年、87.3、令和4年、87.5、令和5年、87.4 女性、所沢市、平成25年、86.2、平成26年、86.4、平成27年、86.8、平成28年、87.1、平成29年、87.2、平成30年、87.3、令和元年、87.3、令和2年、87.4、令和3年、87.6、令和4年、87.8、令和5年、87.6 資料:埼玉県の健康寿命算出ソフト「健寿クン」   27ページ (2)健康寿命の状況 ホンシの65歳健康寿命は、平成25年から令和5年にかけて男女ともに上昇傾向で推移してきましたが、令和5年には男性で18.47年、女性で21.25年となっています。 埼玉県との比較では、各年度男女ともに県平均を上回って推移しており、令和元年から令和5年にかけて直近5年間の推移を見ると、それぞれ男性は0.17年、女性は0.35年健康寿命が延伸しています。 こちらに、■所沢市の健康寿命(65歳)の推移(男女別・県比較)のグラフがあり、平成25年から令和5年の推移が示されています。 資料:埼玉県の健康寿命算出ソフト「健寿クン」 28ページ こちらに、平成25年から令和5年の男女別、埼玉県と所沢市の健康寿命の推移(男女別・県比較)の表があります。 男性、埼玉県、平成25年、16.85、平成26年、16.96、平成27年、17.19、平成28年、17.40、平成29年、17.57、平成30年、17.64、令和元年、17.73、令和2年、17.87、令和3年、18.01、令和4年、18.12、令和5年18.03 男性、所沢市、平成25年、17.53、平成26年、17.59、平成27年、17.79、平成28年、18.01、平成29年、18.14、平成30年、18.20、令和元年、18.30、令和2年、18.36、令和3年、18.49、令和4年、18.60、令和5年、18.47 女性、埼玉県、平成25年、19.75、平成26年、19.84、平成27年、20.05、平成28年、20.24、平成29年、20.36、平成30年、20.46、令和元年、20.58、令和2年、20.66、令和3年、20.86、令和4年、21.03、令和5年、20.99 女性、所沢市、平成25年、20.04、平成26年、20.06、平成27年、20.35、平成28年、20.65、平成29年、20.80、平成30年、20.85、令和元年、20.90、令和2年、20.92、令和3年、21.09、令和4年、21.29、令和5年21.25 こちらに、■健康寿命の推移(男女別)のグラフがあり、令和ガンネンから令和5年の推移が示されています。5年間で男子は0.17年、女性は0.35年延伸しています。 こちらに、■健康寿命県内順位の推移(男女別)のヒョウがあり、平成25年から令和5年の推移が示されています。令和5年(最新年)は男性、14位、女性は、13イです。 資料:埼玉県の健康寿命算出ソフト「健寿クン」 コラム、教えて!所沢市の「健康寿命」のこと 健康寿命の延伸に取り組んでいます。 県内20万人以上の市の中で所沢市が1位! 県内の人口20万人以上の市の中で、ホンシの健康寿命が男女とも1位となっています。(令和5年埼玉県の健康寿命算出ソフト「健寿クン」データより)。 ・こちらに、「ケンコウ長寿のまちを目指して〜伸ばそう健康寿命」(所沢市公式ホームページ)の二次元コードがあります。 ・こちらに、「地域別の健康情報」(埼玉県公式ホームページ)の二次元コードがあります。 健康寿命とは、健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間です。 埼玉県では、65歳に達した人が「要介護2以上」になるまでの期間を健康寿命として算出しています。 29ページ (3)介護の状況 ホンシの要介護認定者数は、令和3年度から令和7年度にかけて上昇傾向となっており、令和7年度には18,900人となっています。 認定者割合をみると、ホンシは軽度の認定率が高く、重度の認定率が低くなっています。 ※軽度:要支援 1カラ要介護 2、※重度:要介護 3カラ要介護 5 こちらに、■所沢市の要介護認定者数の推移のグラフがあり、令和3年度から令和7年度の推移が示されています。令和7年度(最新年)は、要介護認定者数は、18,900人です。内訳は、要支援1、2,708人、要支援2、2,828人、要介護1、4,502人、要介護2、2,980人、要介護3、2,404人、要介護4、2,138人、要介護5、1,340人となっています。 こちらに、■所沢市の要介護認定者割合の推移のグラフがあり、令和3年度から令和7年度の推移が示されています。令和7年度(最新年)は、要支援1、14.3%、要支援2、15.0%、要介護1、23.8%、要介護2、15.8%、要介護3、12.7%、要介護4、11.3%、要介護5、7.1%となっています。 資料:介護保険事業状況報告(各年9月末日現在) 30ページ ヨン.健診(検診)の状況 (1)特定健診の状況 平成27年度から令和6年度にかけての特定健診受診率は埼玉県、ホンシともに令和2年度に急激に下がった後、増加傾向で推移してきましたが、令和6年度のホンシの受診率は38.1%となっています。 こちらに、■特定健診受診率の年次推移(所沢市・県比較)のグラフがあり、平成27年度から令和6年度の推移が示されています。令和6年度(最新年)は、所沢市38.1%、埼玉県40.8%です。 資料:特定健診・特定保健指導※保険者別実施状況(法定報告)、※対象者:市町村国民健康保険被保険者 (2)がん検診の状況 令和2年度から令和6年度にかけて、「胃がん」「肺がん」「乳がん」「子宮ケイがん※」のがん検診受診率は増加傾向となっています。 一方で、「大腸がん」「前立腺がん」のがん検診受診率は減少傾向となっています。 31ページ こちらに、■所沢市のがん検診受診率の年次推移のグラフと表があり、令和2年度から令和6年度の推移が示されています。令和6年度(最新年)は、胃がん3.1%、肺がん2.0%、大腸がん6.7%、乳がん9.9%、子宮ケイがん11.1%、前立腺がん10.6%です。 資料:市健康管理課集計データ(令和6年度実績) *乳がん・子宮頸がん検診は、国が2年に1回の受診を推奨しており、受診率は以下の計算式による。 受診率イコール前年度受診者数+当該年度受診者数−2年連続受診者数ワル当該年度対象者数×100 32ページ ゴ.地域医療の現況 (1)「埼玉県地域医療構想※」からみる状況 急速な高齢化の進展による医療需要・介護需要の大きな変化が見込まれる中、医療や介護を必要とする県民が、できる限り住み慣れた地域で必要なサービスを受けられる体制を確保することが求められることから、限られた医療資源を効率的に活用できる医療提供体制の「将来像」を明らかにするため、平成28年10月に埼玉県地域医療構想※(以下「本構想」という。)が策定されました。 本構想は、第8次埼玉県地域保健医療計画(令和6年度〜令和11年度)の一部に位置付けられており、令和8年度以降の本構想については、今後、国から示される方針を踏まえ改定となる見込みです。 こちらに、新たな地域医療構想と医療計画の進めカタ(案)の図があります。 ※なお、国の新たな地域医療構想において、精神障害にも対応した地域包括ケアシステム※と多様な精神疾患等に対応できる医療連携体制の構築を進めることとしています。 ホンシは、飯能市、狭山市、入間市、日高市を含む「西部保健医療圏※」に位置づけられており、第二次救急医療圏としては、狭山市、入間市を含む「所沢」に位置づけられています。 西部保健医療圏※の医療需要推計については、高齢者の増加などを背景として、令和7年以降も医療需要が増加すると見込まれています。 東京都などから慢性期※を中心に多くの入院患者を受け入れているものの、一般病床の利用率は全国平均、県平均を下回っている状況にあります。 また、将来必要となる機能別の病床の必要量と現時点での病床機能報告との比較では、地域包括ケア病棟※など回復期※機能の不足が見込まれています。 33ページ (2)医療従事者・施設等の状況 埼玉県保健統計年報によると、ホンシ、埼玉県、全国における最新の医療従事者数、施設数、病床スウについては、次のとおりです。 なお、埼玉県は人口10万人に対する医療従事者数が全て全国を下回っており、その中でも「医師」「助産師」「看護師」「歯科衛生士」「歯科技工士」は全国ワーストとなっています。 こちらに、医療従事者スウ・人口10万対人数のヒョウがあります。 ・医療従事者、従業者数、人口10万対の順で読み上げます。 所沢市、医師、888 (259.3)、歯科医師、191 (55.8)、薬剤師、722 (210.9)、保健師、93 (27.2)、助産師、97 (28.3)、看護師、2,723 (795.7)、准看護師、465 (135.9)、歯科衛生士、235 (68.6)、歯科技工士、34 (9.9) 埼玉県、医師、13,224  (180.2)、歯科医師、5,410 (73.7)、薬剤師、16,729 (228.0)、保健師、2,311 (31.5)、助産師、1,615 (22.0)、看護師、54,603 (744.2)、准看護師、11,003 (150.0)、歯科衛生士、4,438 (60.5)、歯科技工士、708 (9.6) 全国、医師、327,444 (262.1)、歯科医師、105,267 (84.2)、薬剤師、323,690 (259.1)、保健師、60,299 (48.3)、助産師、38,063 (30.5)、看護師、1,311,687 (1049.8)、准看護師、254,329 (203.5)、歯科衛生士、145,183 (116.2)、歯科技工士、32,942 (26.4) ※従事者数について、医師は「令和4年埼玉県保健統計年報」第2-34表・36ヒョウに記載の「医療施設の従事者スウ」、歯科医師、薬剤師は同資料第2-34表・36ヒョウに記載の実数より。保健師、助産師、看護師、准看護師は同資料第2-45表・46ヒョウに記載の実数より。歯科衛生士、歯科技工士について、全国及び埼玉県は同資料第2−45ヒョウに記載の実数により、所沢市の従事者数は「令和6年度事業概要」(狭山ホケンジョ)より。 ※かっこ内、人口10万対比の計算について、医師は「令和4年埼玉県保健統計年報」第2-36表、歯科医師、薬剤師は、同資料第2-34表・36表、保健師、助産師、看護師、准看護師は、同資料第2-45表・46表より。 ※歯科衛生士、歯科技工士について、全国及び埼玉県は「令和4年埼玉県保健統計年報」第2−45表より。国・県統計にホンシの数値は算出されていないため、同資料第2-36ヒョウに記載の「人口10万人対比率に用いた人口」(342,413人)を使用し、10万対比率を算出した。 ※医療関係者調査は2年に1回実施される調査である。(令和4年12月31日現在) 埼玉県保健統計年報によると、所沢市における人口10万人あたりの病床スウについては、精神病床、療養病床、一般病床いずれも埼玉県を上回っています。 こちらに、施設スウのヒョウがあります。施設、施設数、人口10万対の順で読み上げます。 所沢市、病院、23(6.7)、一般診療ジョ、225(65.8)、歯科診療ジョ、164(48.0)、 埼玉県、病院、342(4.7)、一般診療ジョ、4,530(61.8)、歯科診療ジョ、3,510(47.9)、 全国、病院、8,156(6.5)、一般診療ジョ、104,894(84.4)、歯科診療ジョ、66,818(53.7)、 資料:埼玉県保健統計年報(令和5年10月1日現在)  こちらに、病床スウのヒョウがあります。病床、病床数、人口10万対の順で読み上げます。 所沢市、病院、精神病床、816(238.7)、療養病床、1,384(404.8)、一般病床、2,070(605.4)、一般診療ジョ、63(18.4) 埼玉県、病院、精神病床、13,599(185.5)、療養病床、11,043(150.6)、一般病床、38,093(519.6)、一般診療ジョ、2,540(34.6) 全国、病院、精神病床、318,921(256.5)、療養病床、273,745(220.1)、一般病床、882,862(710.0)、一般診療ジョ、75,780(60.9) 資料:埼玉県保健統計年報(令和5年10月1日現在) 34ページ (3)救急搬送の状況 令和4年から令和6年にかけて埼玉西部消防局管内で救急搬送された年齢区分別・種別搬送人員は、搬送人数をみると、搬送が年々増加しています。 こちらに、年齢区分別・種別搬送人員の表があり、令和4年から令和6年の推移が示されています。 資料:埼玉西部消防局「消防年報」  35ページ 第3節 アンケート調査結果 イチ.アンケート調査の概要 令和6年9月に、計画の策定や施策の推進に向けた基礎資料とするため、市内在住の乳幼児・小学生の保護者1,000人、中学生・高校生世代1,000人、18歳以上の成人サンゼンニンを対象としたアンケート調査を実施しました。 調査の概要は次のとおりです。 ・成人(18歳以上)、配布数、3,000、回収数、1,065、内訳、カミ調査票、724、Web回答、341、回収率35.5%、(参考)前回【平成30年実施】41.8% ・乳幼児・小学生保護者、配布数、1,000、回収数、468、内訳、カミ調査票、192、Web回答、276、回収率46.8%、(参考)前回【平成30年実施】52.7% ・中学生・高校生世代、配布数、1,000、回収数、286、内訳、カミ調査票、123、Web回答、163、回収率28.6%、(参考)前回【平成30年実施】37.2% ・全体、配布数、5,000、回収数、1,819、内訳、カミ調査票、1,039、Web回答、780、回収率36.4%、(参考)前回【平成30年実施】43.1% ニ.主なアンケート調査結果 グラフ中の「n」とは、アンケートにおける調査の種類(対象者)ごとのサンプル数(有効回収数)を指します。 (1)健康づくりについて 自分が健康(元気)だと感じるかについて、からだの健康状態、こころの健康状態ともに、成人、乳幼児・小学生保護者で「まあまあ健康である」の割合が最も高くなっており、中学生・高校生世代では「健康である」が最も高くなっています。 ■自分が健康(元気)だと感じるか こちらに、【からだの健康状態】と【こころの健康状態】のグラフがあります。 ※健康状態について、どのように感じていますか(成人、乳幼児・小学生保護者、中学・高校生世代) 36ページ (2)コロナカの変化について 「からだの健康」別、「こころの健康」別でそれぞれ新型コロナウイルス感染症拡大前の「対面での誰か(家族・友人・職場の同僚など)と過ごす時間」を比較すると、特に「こころの健康」別において、健康でない人では「減った」という回答が半数近くと高くなっています。 ■コロナカの変化 こちらに、【「からだの健康」別、対面での誰か(家族・友人・職場の同僚など)と過ごす時間について】のグラフがあります。 こちらに、【「こころの健康」別、対面での誰か(家族・友人・職場の同僚など)と過ごす時間について】のグラフがあります。 ※新型コロナウイルス感染症拡大前と比べて、コロナカを経て、現在に至るまで、以下の各項目について、生活や身体、精神に関するあなたの状況に変化はありましたか ※本ページにおけるグラフ中の「n」は、選択肢ごとのサンプル数(有効回収数)を指します。 37ページ (3)運動について 日常生活の中での歩行又は同等の身体活動の実施状況について、成人では「30分以上1時間未満」の割合が3割ナカバと最も高く、「ほとんどしていない」「1時間以上」がそれぞれ2割弱となっています。 中学生・高校生世代では、体育の授業以外で1日にどれくらい運動しているかについて「1時間以上」が4割弱である一方、「ほとんどしていない」も約3割となっています。 乳幼児・小学生(保護者)については、休日に外でどれくらい遊ぶかについて、「1時間未満」「1〜2時間未満」がそれぞれ約4割となっています。 こちらに、■運動の状況のグラフがあります。 ※日常生活の中で歩行、または同等の身体活動をイチニチにどれくらい実施していますか(成人) ※体育の授業以外で1日どのくらい運動していますか(中学・高校生世代) こちらに、■ソト遊びの状況のグラフがあります。 ※お子さんは休日に、外でどのくらい遊びますか(乳幼児・小学生保護者) 38ページ (4)喫煙について 成人の喫煙の状況について、「吸ったことがない」の割合が6割弱で最も高くなっています。 この1か月間の受動喫煙の状況については、成人、中学生・高校生世代では、「路上」が最も高くなっています。乳幼児・小学生保護者では、「自宅・車の中(家族が吸っている)」が最も高くなっています。 こちらに、■喫煙の状況(母数は20歳以上の方)のグラフがあります。 ※たばこを吸いますか(成人) こちらに、■この1か月間の受動喫煙の状況(母数はこの1か月に受動喫煙の経験アリの方)のグラフがあります。 ※どのような場所で受動喫煙にあいましたか(成人、中学・高校生世代) ※お子さんはどのような場所で受動喫煙にあいましたか(乳幼児・小学生保護者) 39ページ (5)食生活について 家族や友人と一緒に食事をする機会について、成人では「ほとんど一緒に食べない」が朝食で4割弱、夕食で2割弱となっています。 乳幼児・小学生保護者については、朝食、夕食ともに「ほとんど毎日」が約8割となっています。 中学生・高校生世代では、朝食で「ほとんど一緒に食べない」が3割を超えています。 こちらに、■家族(友人)と一緒に食事をする機会、朝食のグラフがあります。 こちらに、■家族(友人)と一緒に食事をする機会、夕食のグラフがあります。 ※家族や友人と一緒に、朝食及び夕食を食べていますか(成人、中学・高校生世代) ※お子さんは家族や友人と一緒に、朝食及び夕食を食べていますか(乳幼児・小学生保護者) 40ページ (6)ハ・コウクウの健康について むしバの有無については、いずれも「むしバはないと診断された」の割合が高くなっています。 こちらに、■むしバの有無のグラフがあります。 ※現在、むしバはありますか(成人、中学・高校生世代) ※お子さんは現在、むしバはありますか(乳幼児・小学生保護者) 41ページ (7)休養・こころの健康について 睡眠時間について、成人では「6〜8時間未満」が5割ナカバと最も高くなっています。 乳幼児・小学生保護者では、お子さんの就寝時間について、「午後9時台」が4割ナカバと最も高くなっています。 中学生・高校生世代では「午後11時台」が4割弱と最も高く、「午前0時以降」も3割ナカバとなっており、特に「午前0時以降」の回答割合は前回調査より約8ポイント高くなっています(平成30年度実施27.4%)。 こちらに、■睡眠時間のグラフがあります。 ※どれくらい睡眠時間をとっていますか(成人) こちらに、■就寝時間のグラフがあります。 ※就寝時間を教えてください(成人、中学・高校生世代) ※お子さんの就寝時間を教えてください(乳幼児・小学生保護者) 身近にこころの悩みを相談できるカタがいるかについて、成人では「相談できる人がいる」が6割キョウと最も高い一方、「相談できる人はいない」も1割ナカバとなっています。 中学生・高校生世代では「相談できる人がいる」が約7割と最も高くなっています。 こちらに、■悩みなどを相談できる人の有無のグラフがあります。 ※身近にこころの悩みを相談できるカタはいますか(成人、中学・高校生世代) 42ページ (8)医療について かかりつけ医療機関※の有無については、どの年代においても「かかりつけの病院や診療ジョがある」の割合が最も高く、特に乳幼児・小学生保護者では9割を超えています。 一方で、どの年代においても、病院や診療ジョと比較し、「かかりつけの歯科がある」「かかりつけの薬局がある」の割合が低い結果となっています。 こちらに、■かかりつけ医療機関の有無のグラフがあります。 ※「かかりつけ医療機関(病院や診療ジョ、歯科、薬局)」がありますか(成人、中学・高校生世代) ※お子さんは「かかりつけ医療機関(病院や診療ジョ、歯科、薬局)」がありますか(乳幼児・小学生保護者) 43ページ 第3章 ゼン計画の総括・本計画の推進 第1節 第2次計画の総括 本節では、第2次所沢市保健医療計画の「章」ごとに成果と課題をまとめています。 第1章 健康の保持・増進 【成果】 ○健康づくりに関して、「トコトコケンコウマイレージ事業※」については、イベント参加者に対するポイントの付与や新設された道標への健康情報の提示など、他課事業と連携して歩数増加及び継続参加を促し、新たな取組を行いました。また、近年救急搬送者が増えている熱中症予防に対する様々な取組を行いました。 ○栄養・食生活については、各種栄養教室の開催等により、ライフステージごとの健康課題改善に向けた取組が実施されました。また、「トコろんケンコウ応援メニュー認証事業※」や市管理栄養士が考案した「健康レシピ」の普及促進に努めました。 ○歯とコウクウの健康に関しては、「むしバのない3歳児の割合」の実績について、令和3年度以降、目標を上回る水準で推移しています。 ○乳幼児期の予防接種に関しては、種類が多く予シンヒョウの管理が煩雑になるため、新たに管理しやすく冊子化し、利便性を向上させました。 【課題】 ○各種講座や教室等に参加できなくとも、情報が得られるようパンフレットやインターネットサイトの活用等、引き続き周知啓発を図る必要があります。併せて、誰もが気軽にからだを動かしたくなるような環境づくりが必要です。 ○かかりつけ歯科医を持つ者の割合及び「なんでも噛んで食べられる」60歳代の割合が目標チを下回っているため、改善を図るよう知識の普及啓発などが必要となります。 第2章 早期発見・支援 【成果】 ○保健センターやまちづくりセンターで実施しているバス検診の土日実施や「レディースデー」を設けたり、予約システムを導入するなど、受診しやすい環境整備を行い、がん検診の受診者数が第2次所沢市保健医療計画策定時の現状を上回っています。 ○精神疾患について、精神福祉・こども福祉・高齢者福祉の関係機関職員による意見交換を行い、課題を共有し地域包括ケアシステム※の推進を図りました。 【課題】 ○生活習慣病の早期発見のため、引き続き検診(健診)を受診しやすい環境づくりが必要です。 ○自殺対策として、メンタルヘルスに不調を抱えていても受診にハードルを感じている等、相談先に迷う本人や家族の受け皿づくりや、精神障害者の当事者や家族が集まれるような場づくりを引き続き実施・充実していくとともに、正しい知識の提供や相談体制の強化が必要です。 44ページ 第3章 医療提供体制 【成果】 ○小児科救急医療病院群輪番制※について、担当医不在ビが解消され、令和7年度までの目標である「すべての曜日・時間帯での実施」を達成しました。 ○在宅医療・介護について、市民向けの講演会開催や、医療介護連携会議を市内全ての地区での開催など、市民への情報発信や在宅医療・介護連携の更なる推進に取り組みました。 【課題】 ○入院や手術を必要とする重症救急患者に対応するため、今後も引き続き、小児科救急(初期・二次)の医療提供体制の維持に努めるとともに、市民にわかりやすい情報提供を図る必要があります。 ○急な病気やけがに対する不安の解消のため、関係機関との連携を図り、救急医療体制の維持に努める必要があります。特に小児急患診療については要望も多いことから引き続き継続を図る必要があります。 第4章 市の公立医療機関の役割 【成果】 ○所沢市市民医療センターにおいては、新型コロナウイルス感染症流行時に発熱外来の対応やワクチン接種を行いながら、小児初期救急医療体制を安定的に実施しました。 ○所沢市歯科診療ジョあおぞらにおいては、新型コロナウイルス感染症流行時においても、感染防止対策を徹底の上、歯科診療体制を維持しました。 【課題】 ○所沢市市民医療センターについては、令和5年度に策定した再整備基本計画を基に、地域における医療体制の中で、公立医療機関として市民が期待する具体的な役割、医療機能等を整理しつつ、市民のニーズが高い小児急患診療や健診事業等、引き続き円滑な運営に努めることが求められています。 ○所沢市歯科診療ジョあおぞらについては、一般の歯科診療所では対応が困難とされる「在宅要介護高齢者」及び「障害児者」への診療体制を維持し、引き続き、休日緊急歯科診療も含め、円滑な運営を継続していくことが求められています。 第5章 健康危機管理 【成果】 ○感染症対策については、新型コロナウイルス感染症拡大期に、市ホームページやところざわほっとメール※を活用した新規陽性シャスウや感染防止対策に関する迅速な情報発信や、狭山保健所への保健師派遣、埼玉県と覚書を交わし、自宅療養者へ健康観察に必要なパルスオキシメータ※や食糧支援等、様々な対応を行いました。 ○災害時医療については、災害発生時を想定し、関係機関同士で連絡を取り合うデジタル移動系防災行政無線※の通信訓練の実施や、関係団体や企業と災害時の対応に関する様々な協定を締結しました。また、大規模災害発生初動期における全庁保健師の保健活動を定めた『所沢市災害時保健活動マニュアル』を策定しました。 【課題】 ○感染症対策については、新型コロナウイルス感染症が5類に移行となりましたが、これまでの対応・経験を生かし、市民自らが平時からの感染防止対策を行うための情報発信を継続しながら、今後も感染対策を考慮した上で事業を実施する必要があります。 45ページ 第2節 本計画の課題 イチ.ライフステージアプローチ※に加えたライフコースアプローチ※の推進 ●現状:市アンケートの結果 ・若い世代で望ましい食生活や運動を実践していない傾向があり、性別によっても生活習慣や意識に違いが見られます。 ●年代の特性に応じた切れ目ない健康支援(=ライフステージアプローチ※) ・健康や医療に関連する課題や望ましい生活習慣の形成や改善に向けたアプローチはライフステージごと(産前・乳幼児期から高齢期まで)に異なります。 ●胎児期から高齢期に至るまでの生涯をケイジテキに捉えた健康支援(=ライフコースアプローチ※) ・年代・性別だけでなく、個々の様々な背景や、次世代の健康にも影響を及ぼす可能性を踏まえたアプローチも必要となります。 【個々の様々な背景(生活習慣、社会環境等)】 ・年齢 ・セイ別 ・地域別 ・世帯構成別 ・職業の種別 ・多様な生活様式 ・家計の状況 ・価値観 ・病気や障害の有無 など こちらに、【ライフコースイメージ図(個々の様々な背景を踏まえた健康状態)】があります。 46ページ ニ.健康を支え合う心豊かな社会の構築 ●現状:市アンケートの結果 ・働き盛り世代の男性について、「健康への関心」が低い傾向が見られます。 ・孤独感やメンタルの不調が社会との接点の少なさと関係している点や、こころの健康状態や精神的ゆとりが、健康状態や健康行動に大きく影響していることが分かりました。 ・アフターコロナの今、こころの健康が悪化している層があり、生活習慣や健康状態がコロナ前よりも悪化している傾向(睡眠の質の低下やイライラやゆううつな気分の増大など)が見られます。 ●現状:国(「健康日本21」(第三次)) ・国の基本方針にて、「全ての国民が健やかで心豊かに生活できる持続可能な社会の実現」に向け、「誰一人取り残さない健康づくりの展開」を推進していくと掲げています。 ●誰一人取り残されず、生涯にわたり元気で活動的な生活を送るための健康づくり ・市民一人ひとりに合った生活習慣の改善や健康習慣の獲得に向けた取組が重要です。 ・こころの健康が身体の健康状態や生活全体に重要な影響を与えることを踏まえた総合的な取組が求められます。 ●健康を支え合う体制づくり ・サービスの受け手であるだけでなく、個人・団体・企業などが主体的に保健医療施策に参画し、多様な主体が支え合うことができるような体制づくりが求められます。 サン.健康寿命の延伸に向けた健康に関するリテラシー※の格差解消 ●現状:市アンケートの結果 ・医療に関して、適切な受診に向けた情報発信のニーズが高くなっています。 ・救命救急医療への要望が高くなっている一方で、埼玉県AI救急相談※の認知度は低い状況です。 ・働き盛りの男性はかかりつけ医を持たないことが多い結果となっています。 ・女性や中高生世代の「やせ」に関する体型認識と実際のBMI※に相違が見られ、適正体重であるにも関わらず「太っている」「少し太っている」と回答する割合が高い傾向にあります。 ●現状:国(「健康日本21」(第三次)・健康寿命について) ・国の基本方針にて、健康増進の基本的な方向として、「健康寿命の延伸」と「健康格差の縮小」を掲げています。 ・ホンシの「65歳健康寿命」は確実に延伸しており、健康づくりの取組に一定の成果が見られます。 ・一方で、ホンシの65歳平均障害期間※に大きな変化が見られない状況です。 ●健康増進に向けた環境整備の重要性 ・健康に関心をもち、適切な情報を得ながら自身の健康管理と身体機能の維持・向上を図るための環境づくりが重要です。具体的には以下のような事例が挙げられます。  ・個人への健康支援 ・医療提供体制の整備 ・デジタル技術を含めた社会環境の整備 ・緊急時や災害時等に対応できる体制の整備 など 47ページ 第3節 本計画における体系の見直し 本計画策定にあたり、第2部各論において、体系の見直しを行った主な点は次のとおりです。 こちらに、第2次計画と第3次計画(本計画)の体系図の比較の図があります。 48ページ 第4節 施策の推進体制と計画の進行管理 施策の推進体制と計画の進行管理 施策の目的を整理の上、健康・医療を取り巻く関連データやアンケート調査結果、本計画の達成状況などに基づき、今後取り組むべき課題を抽出し、必要な対策を整理します。 また、事業・施策において、各種データを活用し、効果の評価や推計を実施することにより、根拠をもって効果的に推進します。 ・PLAN計画:計画を作成する ・DO実行:計画を実行する ・CHECK評価:行動を評価・分析 ・ACTION改善:改善し、次回につなぐ ・PLAN計画:計画を作成する 49ページ  ナカビョウシ 第2部 各論 50ページ 計画の円滑な推進 より効率的かつ円滑に計画を推進できるよう、また、切れ目なく、誰一人取り残されることもなく施策が浸透し、本計画の基本理念である「ケンコウ長寿のまちづくり」実現を目指し、計画全体を通して以下の2項目について横断的に取り組みます。 第3次計画の進捗管理においては、以下の2項目の観点から、各年度の取組について総括的な評価を行うことで、そのゴの各個別の取組の改善等へつなげていきます。 1.市民主体の健康づくりの推進支援 【具体例】ところざわほっとメール※によるプッシュ型の情報発信、YouTubeによるセミナー動画配信など 健康に関心が低い層として、市アンケートでは若い世代・働き盛りの世代の割合が高い傾向となっています。忙しいカタやもともと健康習慣が身についていないカタでも、健康の維持・向上の行動ができるよう後押しするために、気軽に取り組める環境づくりが必要です。 家族構成の変化や地域とのつながりの希薄化に伴い、孤立・孤独の問題が深刻化する中で、すべての年代において、そのカタを取り巻く背景や環境に関係なく健康づくりができるよう支援に努めます。 また、生涯にわたり、自分の健康状態に関心を持ち、健康に関する知識を自ら深めたり、適切な情報収集ができるようSNS※等を活用した健康情報の積極的な発信のほか、市民により確実に届くような方法での支援を図ります。 医療においても同様に、市民が医療にかかる際、医療機関の選択や受診に関して適切な判断ができるよう、わかりやすい情報提供に努めます。 さらに、生活習慣に大きく影響する各ライフステージにおける特徴的な健康課題やそれに対応した取組が、将来、次の年代層に移行した際に予測される生活習慣病等の健康課題を未然に防ぐことができる効果的な取組となるよう、ライフコースアプローチ※を意識した健康づくりを推進します。  ライフコースアプローチ※とは・・・ 胎児期から高齢期に至る生涯において直面する様々なライフイベントをきっかけに枝わかれしていく個々の人生の道筋を、ケイジテキ・連続的に捉える考え方です。 こちらに、主体的な健康づくりに向けた取組・支援の図があります。 51ページ 2.多様な主体との連携・協働 【具体例】実証実験等を通じた民間事業者との連携、個別具体的な事業に関する協定締結など 市内における事業者・団体等との連携を通じて、いつでも、どこでも、望ましい生活習慣や運動を思わず選択してしまうようなしかけづくりや、自然と健康になれるような環境づくりが必要です。 医療においても、高齢化の進展等により、地域医療の充実、生活習慣病の重症化予防などの需要も高まっていることから、医療における連携体制の充実に取り組みます。 また、各施策の部署を明確にするとともに、本計画に関わる職員が理解し、業務を円滑に推進できるよう周知を図ります。 さらに、関係機関及び医療関係団体、市民、事業者等が連携して、地域全体で気軽に支え合うことができ、健康づくりを支援できる計画とします。 こちらに、多様な主体との連携・協働の図があります。 コラム、社会も企業もWin-Winに!「健康経営」について 「健康経営」ってどんな考え方? 「健康経営」とは、従業員の健康保持・増進の取組が、将来的に収益性等を高める投資であるとの考えの下、健康管理を経営的視点から考え、戦略的に実践することであり、日本再興戦略、未来投資戦略に位置づけられた「国民の健康寿命の延伸」に関する取組の一つです。 少シ高齢化が進む中で、高齢者人口比率は今後も拡大していく見通しとなっています。その中で、国民の平均寿命の延伸に対応した「生涯現役」を前提とした経済社会システムの構築が必要とされています。 そこで、経済産業省では、健康経営の視点を踏まえたヘルスケア政策の推進を図っています。 具体的には、企業に対し、顕賞制度等を通じて健康保持・増進に取り組む(健康投資)ように働きかけることで、従業員の活力向上や生産性の向上等の組織の活性化をもたらし、結果的に業績向上や組織としての価値向上へ繋がることが期待されています。 こちらに、「健康経営」(経済産業省公式ホームページ)の二次元コードがあります。 52ページ ◇基本目標(視点・章)達成に向けた目標指標 本計画の基本目標達成に向けて、計画期間である令和8年度から令和11年度にかけ、以下のとおり各視点・章ごとに個別の目標指標を設定し、計画の進捗状況を管理します。 視点1 心身の健康の保持・増進に対する支援 ◆◆第1章 健康の保持・増進◆◆ 第1節 身体活動・運動・生活習慣 (1)身体活動・運動、日常生活において歩行又は同等の身体活動をイチニチ1時間以上実施している者の割合。現状、52.2%、目標、54.0%、備考、埼玉県特定健診データ解析報告ショ(協会けんぽ+市町村国保)、日常生活における身体活動、運動への取組に関する指標です。現状は最新の特定健診データ解析結果(令和5年度実績チ)によるものです。意識的に身体を動かすとともに、自分に合った運動を継続して取り組めるよう周知啓発に努めます。 主な担当課、健康づくり支援課、各論該当頁64〜66ページ (2)飲酒・喫煙、喫煙率の減少(喫煙をやめたい者がやめる) 。現状、20.3%、目標、19.9%、備考、埼玉県特定健診データ解析報告ショ(協会けんぽ+市町村国保)、 成人の喫煙率を減らす取組に関する指標です。現状は最新の特定健診データ解析結果(令和5年度実績値)によるものです。喫煙について正しい知識の周知啓発とともに禁煙希望者に対する禁煙支援を推進します。 主な担当課、健康づくり支援課、各論該当頁67ページ 生活習慣病のリスクを高める量を飲酒している者の割合。現状、男性21.9%、女性21.4%、目標、男性21.0%、女性19.0%、備考、埼玉県特定健診データ解析報告ショ(協会けんぽ+市町村国保) 生活習慣病のリスクを高める量(1日当たりの純アルコール摂取量が男性40g以上、女性20g以上)を飲酒している者を減らす取組に関する指標です。現状は最新の特定健診データ解析結果(令和5年度実績値)によるものです。節度ある適度な飲酒について正しい知識を周知啓発します。 主な担当課、健康づくり支援課、各論該当頁67ページ 53ページ 第2節 栄養・食生活 (1)適正体重を維持するための知識の普及、適正体重の維持に努める者の割合。現状、未実施、目標、95.0%、備考、栄養事業アンケート アンケートにおいて「今後、適正体重の維持に努めようと思う」と回答する人の割合を把握することで、適正体重の維持を意識しているかを測る指標です。引き続き、適正体重の維持に努める市民を増やせるよう、事業を実施します。 主な担当課、健康づくり支援課、各論該当頁68ページ (2)バランスのヨい食生活の普及、朝食を抜くことが週に3回以上ある者の割合。現状、19.0%、目標、18.0%、備考、埼玉県特定健診データ解析報告ショ(協会けんぽ+市町村国保) 朝食を食べる習慣があることでバランスの良い食生活を意識しているかを測る指標です。現状は最新の特定健診データ解析結果(令和5年度実績チ)によるものです。引き続き、何を食べているのかを意識できる、バランスの良い食生活について周知啓発に努めます。 主な担当課、健康づくり支援課、各論該当頁69〜70ページ (3)食育の推進、食への関心がある者の数。現状、328人、目標、400人、備考、食育月間イベント・食育講演会の参加者 食育月間イベント、食育講演会の参加者スウをモトに、食に興味関心を持つことができた市民の数を測る指標です。 主な担当課、健康づくり支援課、各論該当頁71〜72ページ 54ページ 第3節 ハ・コウクウの健康 (1)歯と口の健康意識の向上、かかりつけ歯科医をもつ者の割合。現状、63.6%、目標、70.0%、備考、成人歯科検診問診票 青年期・壮年期(働き盛りの世代)以降における歯と口の健康意識について測るための指標です。現状は、最新のかかりつけ歯科医をもつ者の割合です。生涯にわたる歯と口の健康づくりのためにかかりつけ歯科医をもち、定期的に歯科健診(検診)を受けることの重要性が伝わるように、様々な機会を捉えて情報発信に努めます。 主な担当課、健康づくり支援課、各論該当頁73ページ (2)コウクウ内疾病の予防、むしバのない3歳児の割合。現状、81.2%、目標、87.0%、備考、健康診断結果集計表(中学1年生) 乳幼児期における乳歯のむしバの状況について測るための指標です。現状は、最新のむしバのない3歳児の割合です。歯みがきや食生活などの生活習慣を身につけ、定期的な歯科健診(検診)を受けることの重要性について周知・学習の機会の提供に努めます。 主な担当課、こども家庭センター、各論該当頁74ページ むしバのない12歳児の割合。現状、95.3%、目標、現状値以上、備考、3歳児健康診査 12歳児における永久歯のむし歯の状況について測るための指標です。現状は最新の12歳児でむし歯のない者の割合です。歯みがきや食生活などの生活習慣を身につけ、定期的な歯科健診(検診)を受けることの重要性について、周知・学習の機会の提供に努めます。 主な担当課、健康づくり支援課、各論該当頁74ページ (3)コウクウ機能の獲得・維持・向上、50歳以上における咀嚼良好者の割合。現状、80.2%、目標、81.5%、備考、埼玉県特定健診データ解析報告ショ(協会けんぽ+市町村国保) 咀嚼(そしゃく)※機能の維持について測る指標です。現状は最新の特定健診データ解析結果(令和5年度実績チ)によるものです。コウクウ機能の維持・向上が身体の健康を保つことにもつながるため、健康なコウクウ機能を保つために必要な知識の向上や啓発に努めます。 主な担当課、健康づくり支援課、各論該当頁73ページ 55ページ 第4節 女性の健康 (1)女性の健康づくりの推進・普及啓発、女性の健康づくりに関する周知啓発。現状、実施、目標、充実 女性は年齢だけでなく、結婚や育児などのライフイベントによっても心身の健康状態の変化が生じる特性があることから、女性の健康づくりの取組に関する指標です。正しい知識と健康管理等の周知を充実し、女性の健康増進に努めます。 主な担当課、健康づくり支援課、各論該当頁76〜77ページ 乳がん検診受診率の向上。現状、9.9%、目標、10.7%、備考、市健康管理課集計データ 市内在住の40歳以上の女性を対象とした乳がん検診受診率の向上を測るための指標です。現状は最新の乳がん検診受診率です。目標は令和11年度までに10.7%を目指します。 主な担当課、健康管理課、各論該当頁76〜77ページ (2)妊産婦への保健対策、妊婦の喫煙率。現状、0.7%、目標、0%、備考、4か月児健康シンサ 妊婦だけでなく、低出生体重や産後の乳幼児突然死症候群(SIDS)など、胎児にも様々な健康上のリスクにつながる妊娠中の喫煙を減らしていくための指標です。現状は最新の妊婦の喫煙率です。目標は令和11年度までに0%を目指します。 主な担当課、こども家庭センター、各論該当頁78〜79ページ 56ページ ◆◆第2章 早期発見・重症化予防◆◆ 第1節 予防接種  (1)予防接種に関する知識の普及、カン奨通知による疾病罹患予防の重要性、予防接種の有効性、副反応等の知識の普及啓発の実施。現状、実施、目標、継続 接種カン奨通知による疾病罹患予防の重要性、予防接種の有効性、副反応等についての知識の普及啓発を図るための指標です。引き続き、予防接種に関して知識の普及啓発に努めます。 主な担当課、健康管理課、各論該当頁81ページ (2)予防接種接種率の向上、二種混合予防接種の接種率。現状、87.4%、目標、89.0% 二種混合予防接種の接種率を示す指標です。現状は最新の二種混合予防接種の接種率です。目標は、令和11年度までに89.0%を目指します。 主な担当課、健康管理課、各論該当頁82ページ 第2節 生活習慣病重症化予防※ (1)脳卒中・心筋梗塞、血圧が保健指導判定チ以上の者の割合。現状、51.8%、目標、50.0%、備考、埼玉県国保連合会提供データ(市データヘルス計画※にて管理) 血圧が保健指導判定値以上の者の割合の減少を評価する指標です。特定健診受診者のうち、「収縮期血圧130mmHg以上」又は「拡張期血圧85mmHg以上」のいずれかを満たす者の数で算出します。現状は最新の埼玉県国保連合会データ(令和5年度実績チ)によるものです。目標は令和11年度までに50.0%を目指します。 主な担当課、国民健康保険課、各論該当頁83〜84ページ (2)糖尿病、糖尿病が疑われる者(ヘモグロビン・エー・ワン・シー6.5%以上)のうち糖尿病のレセプト※がない者の割合。現状、17.6、目標、15.0、備考、埼玉県国保連合会提供データ(市データヘルス計画※にて管理) 糖尿病が疑われるが治療を受けていない者の割合の減少を評価する指標です。特定健診受診者のうち、ヘモグロビン・エー・ワン・シー※6.5%以上の者で、糖尿病のレセプト※がない者の数で算出します。現状は最新の埼玉県国保連合会データ(令和5年度実績チ)によるものです。目標は令和11年度までに15.0%を目指します。 主な担当課、国民健康保険課、各論該当頁85〜86ページ 57ページ 第3節 がん (1)早期発見・早期治療、(2)がんに関する正しい知識の啓発。現状、44,287人、目標、48,000人 がん(胃・肺・大腸・乳・子宮ケイ・前立腺)検診の受診者数を示す指標です。現状は最新のがん検診の受診者数です。目標は、令和11年度までに受診者数48,000人を目指します。 主な担当課、健康管理課、各論該当頁87〜88ページ ◆◆第3章 こころを支える支援◆◆ 第1節 こころの健康づくり (1)精神保健福祉に関する正しい知識の啓発、現状、2,300人、目標、2,576人 精神障害及び精神障害者に対する市民の理解を深めるため、既存のこころの健康講座への参加者数及びSNS※を活用したセミナー動画の視聴者数により、普及啓発の進み具合を測る指標です。現状は最新の参加者及び視聴者数です。目標は、令和11年度までに2,576人を目指します。 主な担当課、健康管理課、各論該当頁90ページ (2)相談体制の充実、精神保健相談事業の実施。現状、実施、目標、充実 様々な背景を持つ市民のこころの悩みに対して、充実した相談体制を整えるための指標です。引き続き、切れ目のない支援の実現を目指し、相談体制のさらなる充実を図ります。 主な担当課、健康管理課、各論該当頁91ページ (3)こころの健康に向けた環境整備、自立支援協議会こころ部会を通じた連携体制の構築。現状、実施、目標、充実 精神障害者が安心して自分らしい暮らしを送れるように、精神保健福祉に関わる関係者が地域の課題を共有し、連携を強化するための指標です。引き続き、自立支援協議会のこころ部会を通じて、精神障害者を支援する地域包括ケアシステム※の推進を図っていきます。 主な担当課、健康管理課、各論該当頁92ページ 58ページ 第2節 『生きる』を支える支援 (1)生きることの促進要因等への支援、思春期こころの健康相談事業の実施。現状、実施、目標、継続 精神保健に関する専門的な相談を実施することで、自発的に相談や支援を求めることが難しい傾向にある思春期の生徒を支える取組を実施するための指標です。思春期の生徒を始め、若者の特性に応じた支援の継続を図っていきます。 主な担当課、健康管理課、各論該当頁93ページ (2)早期の気づきと支援体制の充実、こころのサポーター養成講座の修了者数。現状、未実施、目標、120人 メンタルヘルスや精神疾患について正しい知識を身につけることで、こころの不調を抱える家族や同僚を支援できる「こころのサポーター」を養成し、早期発見や適切な対応につなげるための支援の輪を広げることを目的とした指標です。目標は令和11年度までに120人を目指します。 主な担当課、健康管理課、各論該当頁94〜95ページ 59ページ 視点2 健康的な生活を送るための環境づくり ◆◆第4章 医療提供体制の整備◆◆ 第1節 救急医療 (1)初期救急医療体制、在宅当番医制※の実施状況。現状、実施、目標、継続 入院を必要としない軽症の救急患者に対応する初期救急医療体制の実施状況を示す指標です。一般の医療機関が診療を行っていない祝休日及び年末年始の初期救急医療体制の安定提供のため今後も維持に努めます。 主な担当課、保健医療課、各論該当頁97〜98ページ (2)第二次救急医療体制、所沢地区病院群輪番制※の実施状況。現状、実施、目標、継続 入院や手術を必要とする重症救急患者に対応する第二次救急医療体制の実施状況を示す指標です。現状は、月曜日から土曜日の夜間及びシュク休日・年末年始で実施しています。目標は、引き続き、輪番制を実施している医療機関に協力いただき、所沢地区(所沢市・入間市・狭山市)において、平日夜間及びシュク休日・年末年始の救急医療の安定提供のため、今後も維持に努めます。 主な担当課、保健医療課、各論該当頁99ページ 60ページ 第2節 地域医療 (1)小児医療・周産期医療、小児科救急医療病院群輪番制※の実施状況。現状、実施、目標、継続 入院や手術を必要とする小児の重症救急患者に対応する第二次救急医療体制の実施状況を示す指標です。現状は、月曜日から土曜日の夜間及びシュク休日・年末年始で実施しています。目標は、引き続き、輪番制を実施している医療機関に協力いただき、所沢地区(所沢市・入間市・狭山市)において、平日夜間及びシュク休日・年末年始の救急医療の安定提供のため、今後も維持に努めます。 主な担当課、保健医療課、各論該当頁100〜101ページ (2)地域医療の充実、所沢准看護学院・所沢看護専門学校卒業生(合格者)の市内就職率。現状、47.0%、目標、毎年50%以上 市内の准看護学院・看護専門学校卒業生で准看護師または看護師試験の合格者のうち市内での就職を通じて地域医療の充実に関する取組状況を示す指標です。現状は最新の所沢准看護学院・所沢看護専門学校卒業生(合格者)の市内就職率です。目標は令和11年度まで毎年50%以上を目指します。 主な担当課、保健医療課、各論該当頁102〜104ページ (3)在宅療養に関する知識の普及、在宅療養に関する情報発信。現状、実施、目標、継続 在宅療養に関する情報発信の取組状況を示す指標です。在宅療養患者を支える家族介護者の負担軽減に関する情報や終末期のがん患者への在宅療養支援など、わかりやすい情報提供の充実を図るものです。 主な担当課、保健医療課、各論該当頁105〜106ページ 61ページ 第3節 ホンシの公立医療機関 (1)所沢市市民医療センター、小児初期救急医療体制の維持。現状、実施、目標、継続 公立病院の役割として、所沢市市民医療センターにおける小児初期救急医療の体制整備状況を示す指標です。引き続き、所沢市域全体で365日昼間、夜間、深夜の全ての時間帯での小児初期救急医療を提供できる体制に貢献するため、現体制を維持するものです。 主な担当課、市民医療センター、各論該当頁107〜108ページ (2)所沢市歯科診療ジョあおぞら、一般の歯科診療所では対応が困難な診療体制の実施。現状、実施、目標、継続 所沢市歯科診療ジョあおぞらにおいて、一般の歯科診療ジョでは対応が困難とされる障害児者、在宅要介護高齢者を始め、休日において緊急に歯科診療を必要とする患者に対応する実施体制を示す指標です。引き続き、各診療を必要とするカタへの診療提供体制を維持・継続するものです。 主な担当課、保健医療課、各論該当頁109ページ ? 62ページ ◆◆第5章 健康危機管理◆◆ 第1節 健康危機管理 (1)感染症対策、新型インフルエンザ※等対策訓練の実施。現状、実施、目標、継続 感染症有事の際の迅速な体制移行及び感染症対策の実行につなげるため、実践的な訓練の実施状況を示す指標です。所沢市新型インフルエンザ※等対策行動計画の実効性を確保するため、今後も継続実施するものです。 主な担当課、保健医療課、各論該当頁111〜112ページ (2)災害時医療、所沢市業務継続計画※(BCP)に基づく訓練の実施。現状、実施、目標、継続 災害時に迅速かつ組織的な保健活動の実行につなげるための実践的な訓練の実施状況を示す指標です。所沢市業務継続計画※(BCP)に基づき、関係課と情報共有し、連携して訓練の実施に取り組むものです。 主な担当課、健康づくり支援課、各論該当頁113〜114ページ (3)安心・安全な環境整備、市内クーリングシェルター※の指定数 現状、48件、目標、現状値以上 熱中症対策を目的とした環境整備の進捗を測る指標です。現状は最新の市内クーリングシェルター※の指定数です。目標は令和11年度までに現状チ以上を目指します。 主な担当課、保健医療課、各論該当頁115〜116ページ 63ページ 視点1  心身の健康の保持・増進に対する支援 第1章 健康の保持・増進 章の方針(目指す姿) 病気の発症を未然に防ぐ(=イチジ予防)観点から、市民一人ひとりの生活に応じた、生涯を通じた切れ目のない健康づくりを推進します。 自身の健康をコントロールする力を高め、生活の質※の維持・向上が図れるよう支援します。 取り巻く動向と課題 高齢化と少子化が進む中、若者や働く世代の人口が減少し、様々な分野での担い手、支え手が不足していくことが見込まれています。一方で、高齢者人口は大幅に増加し、寿命も延伸しており、人生100年時代を迎えようとしています。そうした中、国では健康増進法の改正や「健康日本21(第三次)」運動の展開をはじめ、一人ひとりの健康寿命※の延伸・健康格差の縮小などを目標に掲げ、広く国民の健康の保持・増進に向けた取組を推進してきました。 ホンシでも、まちづくりの目標の1つとして「ケンコウ長寿のまちづくり」を掲げ、市民が住み慣れた地域で健康でいきいきと暮らすことができる体制づくりを目指してきました。若い世代から健康づくりや介護予防、フレイル※予防等を推進する必要があります。また、その実現に向けて、生活習慣病の予防と対策、地域医療等の推進を図るとともに、保健・医療・介護・福祉が相互に連携して情報提供・情報共有を進めていく必要があります。 第1節 身体活動・運動・生活習慣、小項目(1)身体活動・運動 (2)飲酒・喫煙 第2節 栄養・食生活、小項目(1)適正体重を維持するための知識の普及 (2)バランスのヨい食生活の普及 (3)食育の推進 第3節 ハ・コウクウの健康、小項目(1)歯と口の健康意識の向上 (2)コウクウ内疾病の予防 (3)コウクウ機能の獲得・維持・向上 第4節 女性の健康、小項目(1)女性の健康づくりの推進・普及啓発 (2)妊産婦への保健対策 64ページ 第1節 身体活動・運動・生活習慣 市民が心身ともに健康でいきいきと豊かな人生を送ることができるよう健康寿命※の延伸に取り組み、その実現を図るための知識の普及啓発に加え、地域住民や健康づくりに関わる組織と連携しながら、健康を支えアえる地域づくりや環境整備に取り組んでいく必要があります。 なお、本節は「所沢市健康増進計画」の性格を有しています。 (1)身体活動・運動 主な関係課、こども家庭センター、保健医療課、健康づくり支援課、スポーツ振興課 ●現状 ○市アンケートでは、成人において健康について気になることは「運動に関すること」への回答が高い一方で、運動習慣について「30分未満」という回答が前回より増加しています。また、スマートフォンやタブレットなどの普及と長時間の使用により、運動やソト遊びの機会が減少している状況が見られます。 ○ホンシの歩き心地については、市アンケートでは全体として「どちらかといえば(よいと)感じている」という回答割合が高くなっていますが、地域により差もみられます。 ○身体活動や運動の量が多い人は、少ない人と比較して糖尿病、循環器病、がん、ロコモティブシンドローム※、うつ病※、認知症などの発症リスクが低いことが報告されています。 ●ホンシの主な取組 ○気軽に取り組める「歩くこと」を中心とした健康づくり・体力づくり及び健康への関心が低い人にアプローチするきっかけづくりとして、「トコトコケンコウマイレージ※事業」を実施しています。 ○保健センターや地域の身近な会場で、身体の状況に合わせた望ましい運動・生活習慣について各種保健事業を実施しています。 ○生涯を通してスポーツに親しむきっかけづくりとして、各種体操教室やスポーツ大会等を開催しています。 ○庁内関係課が横断的に、「歩くことによる健康づくり」を推進し、歩きやすい環境整備や歩きたくなる空間づくりも含めた取組を進めています。 ○親子ふれあい体操を通じて、乳幼児期からの健康づくりに取り組んでいます。 ○市ホームページや広報シ、健康ガイドところざわで、各種相談事業を周知しています。 ○通いの場等でフレイル※予防をテーマに健康教育・健康相談を実施しています。 ●保健・医療関係団体等の主な取組 ○ツボを使ったセルフケア(所沢市鍼灸師会) ○スポーツ大会におけるアスリートのコンディショニング(所沢市鍼灸師会) ○スポーツ大会への救護役員派遣(所沢市柔道整復師会) ○所沢シティマラソン大会救護(所沢市医師会・所沢市柔道整復師会・所沢市鍼灸師会) 課題 ○ニチジョウ生活の中でからだを動かす意識を持てるような取組が必要です。 ○誰もが気軽に身体活動ができる環境整備が必要です。 施策の方向性 ○市民自らの健康保持・増進への取組を推進(支援)します。 ○健康への関心が低い人でも、自ら楽しみながら、主体的に健康保持・増進に取り組むための仕組みづくりを進めます。 ○学校保健・関係機関との連携を図り、子育て世代を含む若い世代への健康教育を進めます。 65ページ 一人ひとりに望まれる健康づくりへの取組 ○望ましい運動習慣・生活習慣を心掛ける。 ○毎年、健診(検診)を受診し、前回の結果と比較する。 ○健康や食生活に対する意識を高める。 コラム、毎日の「ちょっと歩く」が、健康につながる所沢市の「トコトコケンコウマイレージ」 歩くことは立派な全身運動! 健康づくりのためには運動が大切だと分かっていても、「運動する時間がない」「何から始めればいいか分からない」と感じる方も多いのではないでしょうか? そんなカタは、日常生活の中で歩く機会を少し増やすことから始めてみませんか? 最近は、スマートフォンを持ち歩くだけで歩数を記録してくれるアプリがたくさんあり、所沢市でも埼玉県のアプリ「アルコウ」を使って参加できる「トコトコケンコウマイレージ」をおすすめしています。 アプリを使うことで、歩数がヒトメで分かるだけでなく、もっと記録を伸ばしたくなり、自然と歩数が増えるような行動につながる効果が期待できます。 例えば・・・ エレベーターではなく階段を選んだ 歩数を伸ばしたくなり、遠回りして帰った 家の掃除をいつもより頑張った 一駅分歩いてみた                   歩くことは、うつ病や認知症、コツソショウショウのほか、糖尿病・がん・脳卒中・心疾患といった生活習慣病の予防など、心身の健康に様々な効果が期待できます。 毎日の生活に無理なく取り入れられる「トコトコケンコウマイレージ」で、いつまでも元気な体を維持しましょう! こちらに、「トコトコケンコウマイレージ」のイラストがあります。 こちらに、「『トコトコケンコウマイレージ』参加者募集中!」(所沢市公式ホームページ)の二次元コードがあります。 こちらに、「『ウォーキング』は手軽な健康法」(所沢市公式ホームページ)の二次元コードがあります。 66ページ コラム、若いうちから知っておきたい「フレイル」のこと それ、フレイルかもしれない? 最近、「歩く速度が遅くなった」「外出の回数が減った」「食事量が減った」「食べ物が噛みにくくなった」「目が見えにくくなった」などと感じることはありませんか? こうした心身の変化は、年齢のせいと思われがちですが、「フレイル」と呼ばれる状態のサインである場合があります。 フレイルとは、英語の「フレイルティ」を語源とし、日本語に訳すと「虚弱」や「老衰」、「脆弱」などを意味しており、健康な状態と要介護状態の間にある段階で、早めに気づき、生活習慣を見直すことで改善が期待できます。 こちらに、カレイとフレイルの説明図があります。 こちらに、【フレイル予防3つの柱】の図があります。 出典:厚生労働省ホームページ「健康長寿に向けて必要な取り組みとは?  100歳まで元気、そのカギを握るのはフレイル予防だ」より 高齢になってから慌ててフレイル対策として、生活習慣を変えることはなかなか難しいため、若いうちからフレイルに興味を持って気を付けることが効果的です。 67ページ (2)飲酒・喫煙 主な関係課、こども家庭センター、保健医療課、国民健康保険課、健康づくり支援課 ●現状 ○国では「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」を作成し、飲酒に伴うリスクに関する知識の普及の推進を図っています。 ○健康増進法の一部を改正する法律により、望まない受動喫煙による健康被害を防ぐため、公共施設・学校・医療機関などは「敷地内禁煙」となり、それ以外の施設や飲食店なども原則として屋内禁煙となりました。これを受け、令和3年4月1日から、県、県民、保護者、事業者に受動喫煙防止対策に係る責務を規定した「埼玉県受動喫煙防止条例」が施行されています。 ○市アンケートでは、70代以上の男性について、毎日飲酒するカタが最も多くなっています。 ○市アンケートでは、たばこを吸わない方が増えている一方で、受動喫煙を経験した市民が増えている点や、妊娠中の受動喫煙への配慮について不満が高くなっています。 ●ホンシの主な取組 ○適正な飲酒量や妊婦・こどもへの飲酒防止について周知啓発しています。 ○喫煙・受動喫煙による健康への影響について周知啓発しています。 ○公共施設において、屋内は全面禁煙、原則として敷地内も禁煙とし、喫煙・受動喫煙における健康被害の知識の普及啓発と受動喫煙の防止に努めています。 ●保健・医療関係団体等の主な取組 ○学校薬剤師による飲酒・喫煙・薬物乱用防止教育(所沢市薬剤師会) ○店頭にてアルコール健康障害に関する予防・相談・治療等周知と情報共有(所沢市薬剤師会) 課題 ○適正な飲酒量の周知が必要です。 ○受動喫煙への対策が求められています。 施策の方向性 ○適正な飲酒量や妊婦・こどもの健康への影響について啓発を行います。 ○喫煙や受動喫煙の健康への影響について啓発を行います。 一人ひとりに望まれる健康づくりへの取組 ○多量飲酒や喫煙・受動喫煙が健康に与える影響について考える。 ○受動喫煙に関する正しい知識を得る。 ○妊婦やこどもの受動喫煙を防ぐ。 ○毎年、健診(検診)を受診し、前回の結果と比較する。 コラム、受動喫煙のない社会をめざして― イエローグリーンリボンをご存じですか ― タバコの煙から、みんなを守る色だよ イエローグリーンリボンは、「タバコの煙を吸いたくない」という気持ちを、表わしています。ホンシでは、このイエロ―グリーンのシンボルカラーに「受動喫煙しない、受動喫煙させない」という気持ちを込めています。 イエロ―グリーンリボンを見かけたら、タバコの煙の行方にご配慮いただき、受動喫煙防止にご協力をお願い致します。 こちらに、「イエローグリーンリボン運動について」(所沢市公式ホームページ)の二次元コードがあります。 68ページ 第2節 栄養・食生活 市民一人ひとりが、生涯にわたり健康でいきいきとした生活を送るには、生活習慣病予防や改善に関する知識を早くから身につけることが大切です。また、こどもが正しい食生活の知識を身につけ、食の大切さを認識できるよう地域全体での食育の推進を図る必要があります。 なお、本節は「所沢市食育推進計画」の性格を有しています。 (1)適正体重を維持するための知識の普及 主な関係課、こども家庭センター、健康づくり支援課 ●現状 ○市アンケートでは、肥満(2度以上、BMI※ 30以上)の割合は30歳代女性で7.5%と最も高く、低体重(BMI※ 18.5未満)の割合は20代の女性で22.5%と高くなっています。 ○体型への認識をみると、特に女性や中学生・高校生世代において、標準体重であるのにもかかわらず、「太っている」「少し太っている」に回答する割合が3〜4割となっており、実際の体型区分より、「太っている」と考える傾向が強くなっています。 ●ホンシの主な取組 ○保健センターをはじめとしたホンシの関係部署では、様々な世代を対象に栄養教育を実施しています。 ○妊産婦の適切な食生活について栄養教育をオコナっています。 ●保健・医療関係団体等の主な取組 ○講習会・調理実習(所沢市食生活改善推進員協議会)…生活習慣病予防講習会・調理実習、骨粗しょう症※予防調理実習等 課題 ○食生活改善の取組が必要です。 ○適正な体重管理について、周知が必要です。 ○高齢者は低栄養のリスクが高く、フレイル※予防には適正体重の維持が大切なことから、食生活を見直す機会が必要です。 ○高齢者の低体重は筋肉量の減少とバランスの崩れを招き、転倒リスクを高めます。特に骨密度が低いと骨折の危険が増すため、低体重対策が重要です。 施策の方向性 ○適正体重維持のための食生活の重要性について普及啓発を行います。 ○食生活改善のための栄養教育、健全な食生活による健康保持・増進に取り組みます。 ○関係機関が連携し、健全な食生活を実践する力を育てる食育を推進します。 ○妊娠期から子育て期の母子の健康管理のための食育に関する普及啓発を図ります。 ○保健・医療・介護の部門が連携し、保健事業と介護予防を一体的に実施することで、高齢者のフレイル※予防に取り組みます。 一人ひとりに望まれる健康づくりへの取組 ○適正体重を理解する。 ○食に関する各種教室や講座に参加する。 69ページ (2)バランスの良い食生活の普及 主な関係課、こども家庭センター、健康づくり支援課、保健給食課 ●現状 ○中学生・高校生において、市アンケートでは体重を確認するのは女性の割合が高くなっています。また、朝食を食べない理由として、「時間がない」に次いで「減量(ダイエット)したいから」という回答が多くなっています。 ○市アンケートによれば、若い年代の男性は、朝食習慣がない、野菜を摂取していないなど、食生活に課題があるカタが多くなっています。また、2次計画の目標指標「朝食を抜くことが週に3回以上ある者の割合」は近年、増加傾向となっています。 ●ホンシの主な取組 ○保健センターをはじめとしたホンシの関係部署では、様々な世代を対象に栄養教育を実施しています。 ○市管理栄養士が考案した、薄味で野菜を多く食べることができる「健康レシピ」を施設でのレシピ配布や、クックパッド等で広く紹介しています。 ○トコろんケンコウ応援メニュー認証事業※では、市内の外食メニューやお弁当・お惣菜のうち、1食あたり野菜を120g以上使用している等の健康的なメニューを認証しています。 ○保健センターでの栄養相談や電話相談を実施しています。 ○学校において、栄養教諭や栄養士による授業や給食時間での食育指導をするとともに、保護者に対し正しい生活リズムについて発信しています。 ●保健・医療関係団体等の主な取組 ○講習会・調理実習(所沢市食生活改善推進員協議会)…生活習慣病予防講習会・調理実習、骨粗しょう症※予防調理実習等 ○学校薬剤師(学校保健委員会)による健康教育活動(所沢市薬剤師会) 課題 ○朝食の欠食改善に向けて、まずは一口でも何かを食べる習慣づくりが必要です。 ○バランスの良い食生活についての周知が必要です。 ○成長期における食生活についての周知が必要です。 ○栄養の偏りや、食シュウカンの乱れが肥満や過度のやせ、生活習慣病など様々な問題を引き起こすため、食生活改善の取組が必要です。 施策の方向性 ○健康維持・増進ができる食生活を配慮できる若い世代を増やすため、食に関する正しい知識の普及啓発を行います。 ○野菜・果物の摂取量(必要量)を増やすための取組を進めます。 ○生涯を通じ、減塩を意識した食生活を実践する力を育てるための情報発信を行います。 ○栄養・食生活に関する知識の普及啓発を行い、妊娠期から子育て期の母子の健康づくりをサポートします。 一人ひとりに望まれる健康づくりへの取組 〇自分の適正体重を知り、生活リズムを整え、バランスのとれた食事をイチニチ3回とるように心掛ける。 〇主食・主菜・副菜をそろえ、自分に適した量の食事をとることを心掛ける。 70ページ コラム、今日の食事、野菜は足りていますか?1日に必要な量を知って健康づくりを始めましょう 野菜は1日350gが目安だよ 「野菜をしっかり食べること」は健康づくりの基本としてよく知られており、1日に必要な野菜の目安は350gです。しかし、実際には必要な量をとれていない人が多いと言われています。 右の図は、1食分(120g)の野菜の目安ですが、いかがでしょうか。以下のヒントも参考に、毎日の食事に野菜を取り入れてみましょう。 例えば・・・ 手軽に食べられるカット野菜や冷凍野菜、ミニトマトなどを用意しておく 野菜を多く入れた汁にする 外食ジは野菜の多いメニューを選ぶ、もしくはサラダなどを追加する また、所沢市では、市内飲食店などで提供される、野菜がたっぷり(120g以上)食べられるなどの基準を満たした健康的なメニューを「トコろんケンコウ応援メニュー」として認証し紹介しており、外食の際にも、自然と野菜が食べられる環境づくりを進めています。 毎日の食事に、もう一皿野菜を。 今日の食卓を見直すことが、将来の健康につながります。 野菜は、むくみ防止や高血圧予防にも大きく関わります。所沢市公式ホームページに掲載の「はじめよう!減塩食生活」では、すきま時間に見られるワンポイント動画を紹介していますので、是非ご覧ください。 こちらに、1食分(120g)の野菜を手ばかりした時の目安のイラストがあります。 こちらに、1食分の加熱した野菜(120g)を手ばかりした時の目安のイラストがあります。 こちらに、「野菜たっぷりメニューで健康づくりをサポート!トコろんケンコウ応援メニュー」(所沢市公式ホームページ)の二次元コードがあります。 こちらに、トコろんケンコウ応援メニューのマークのイラストがあります。 こちらに、「はじめよう!減塩食生活」(所沢市公式ホームページ)の二次元コードがあります。 71ページ (3)食育の推進 主な関係課、保育幼稚園課、こども家庭センター、健康づくり支援課、農業振興課、保健給食課 ●現状 ○市アンケートでは、食育への取組で意識していることとして、「郷土料理や家庭の味を次世代に伝える」が3.4%と低い状況です。一方で、全ての年代において、食べ残しや食品ロス削減への重要性について意識が高まっています。 ○市アンケートでは、乳幼児・小学生を除き、家族等と食卓を囲む機会は減少しており、特に50歳代男性は他に比べて少なくなっています。また、高齢者の孤食の状況もみられ、特に70歳以上の高齢の女性では夕食でも孤食の方が26.7%となっています。 ○市アンケートでは、経済的なゆとりが食事の摂取状況や共食※の頻度に影響している傾向にあります。 ●ホンシの主な取組 ○各種教室を通して、次世代へ伝えたい食文化について周知し食育を推進しています。 ○健康づくり支援課の「健康レシピ」や学生が考案したレシピ等を紹介しています。 ○給食や行事を通じ、地域の食材や郷土料理、行事食に触れる機会を提供しています。 ○各農業者団体と連携し、所沢農産物について周知・PRを図っています。 ○食育月間等において、関係課や関係団体と連携の上、食育の取組について普及啓発を図っています。 ○生涯にわたり、楽しく食べる・一緒に食べるを実践するため、離乳食のパンフレットを作成し、食育の大切さを啓発しています。 ○栄養教諭・栄養士が担任等と連携し、食に関する授業や給食の指導を行い、食育や共食※の普及啓発を図っています。 ○新小学1年生を対象に、「しっかり学んで、しっかり食べよう」のパンフレットを配布し、児童期のこどもたちや家庭への食育を推進しています。 ○公立保育園給食の献立表や「簡単!おすすめレシピ」をホームページで紹介しています。 ○公立保育園栄養士が地域の乳幼児親子向けに、食に関する教室の開催や食育の普及啓発をオコナっています。 ●保健・医療関係団体等の主な取組 ○親子で参加する収穫体験イベント(市内生産者) ○みどりの学校ファーム※(所沢市みどりの学校ファーム推進協議会) ○こども食堂・フードパントリー※(所沢市市民団体・所沢市社会福祉協議会) 課題 ○生涯を通じた心身の健康を支える食育への関心度を高めることが重要です。 ○地域における共食※の場としてこども食堂等を提供する必要があります。 ○特に若い世代が食育について関心を持ち、自ら食生活の改善に取り組んでいけるよう、SNS※等を活用した情報提供を行う事が必要です。 72ページ 施策の方向性  ○食育への関心 ・学校保健と地域保健の連携により、健全な食生活を実践する力を育てる食育を推進します。 ・関係機関と連携し、食品ロス削減に向けて取り組みます。 ○共食※の推進 ・家族や仲間と一緒に食事をすることの重要性を周知します。 ・関係機関と連携し「キョウ食※」の普及啓発を図ります。 ○食文化の継承 ・関係機関と連携し、食文化の保護・継承に向けて、食育を推進します。 ・新鮮で安心・安全な農産物を消費するとともに、生産者と消費者の交流を図ることができる地産チショウを推進します。 一人ひとりに望まれる健康づくりへの取組 ○食育への関心 ・地域で開催される食育や健康に関するイベントなどに参加する。 ・食品の消費期限・賞味期限の確認や食品を使い切るなど、食品ロスの削減に取り組む。 ○共食※の推進 ・家族や仲間、地域住民とともに食事を楽しむ大切さを理解する。 ・食を通じた団らんやつながりづくりを意識する。 ○食文化の継承 ・地域の伝統的な食文化や郷土料理、行事食について学んだり、取り入れる。 ・食文化や郷土料理に関する知識を、身近な人にも伝える。 ・地域で行われる農業体験などを通じて生産者と交流する。 コラム、もっと気軽に食べよう!朝食 朝の一口が、活力を生み出します 朝は“何かひとつ”食べるだけで違うよ 「朝食はしっかり作らないといけないから面倒」というイメージがあったり、「時間がない」と、つい食べずに出かけてしまうことはありませんか? 午前中に何も食べずに昼食をとると、血糖チが急に上がり、体に負担がかかります。 しかし、朝食を食べる小さな習慣が、体を目覚めさせ、集中リョクを高め、パフォーマンスが良くなり、充実した一日を過ごすための秘訣となります。 大切なのは、「完璧な朝食」ではなく、朝に少しでも食べること。 時間がなければ、果物1つ、おにぎり1個、ヨーグルトなど、手軽に食べられるものでも十分です。しっかり食べられる時は「主食+主菜+副菜」を意識して食べましょう。 まずはできることから始めましょう。 73ページ 第3節 歯・コウクウの健康 歯・コウクウの健康は、食事をする機能、会話を楽しむ機能があるほか、精神的、社会的な健康など、生活の質※の向上にも大きく関係しています。 歯・コウクウに関する健康格差を縮小し、すべての市民が生涯を通じてコウクウの健康を保持できるよう、「所沢市歯科コウクウ保健の推進に関する条例」に基づき、歯科コウクウ保健に関する施策を総合的に推進する必要があります。本節は国の「ハ・コウクウの健康づくりプラン」を踏まえながら施策の展開を図るものであり、「歯科コウクウ保健推進計画」の性格を有しています。 (1)歯と口の健康意識の向上 主な関係課、こども家庭センター、健康づくり支援課、保健給食課 ●現状 ○市アンケートでは、乳幼児・小学生保護者のお子さんについて、「かかりつけの歯科がある」の回答が49.1%となっており、平成30年度のアンケート実施時(55.2%)より下がっています。 ○市アンケートでは、小学生低学年について、仕上げみがきをしていない割合が12.4%となっております。 ●ホンシの主な取組 ○歯科保健については、妊婦、乳幼児、小中学生、20歳以降の年齢を対象とした歯科健康診査(検診)、健康教室、相談等を実施しています。 ○3歳児健康診査受診者全員にフッ化物塗布券を配布し、親子でかかりつけ歯科を持つことにつなげるとともに、定期的な歯科健診(検診)の重要性について啓発しています。 ○保健センターでは、所沢市歯科医師会と共催で歯と口の健康週間行事を開催し、幅広い世代に向けて健康意識の向上に努めています。 課題 ○かかりつけ歯科医をもつことや定期的な歯科健診(検診)の重要性について周知が必要です。 ○歯の健康を維持する重要性を周知していくことが必要です。 ○コウクウケア※やオーラルフレイル※等に関する情報発信が必要です。 ○歯科治療に伴う薬の相互作用の重要性について周知が必要です。 施策の方向性 ○歯と口の健康の大切さやセルフケアの重要性について啓発します。 ○ライフステージに応じた歯科コウクウ保健事業を推進します。 ○コウクウと全身の健康との関連について周知を図ります。 ○歯科医師会等と連携し、口の健康への関心向上を図る取組を推進します。 一人ひとりに望まれる健康づくりへの取組 ○かかりつけ歯科医などで、定期的にコウクウの健康状態を確認する。 ○歯科治療の際に、普段飲んでいる薬の情報をできるだけ正確に歯科医師・歯科衛生士に伝える。 ○小学校低学年までは、仕上げみがきなどを大人が行う。 ○80歳になっても自分の歯を20本以上保てるよう知識を身につけ、適切なコウクウケア※を実践する。 ○コウクウ内の健康を保つことで身体の健康も保つことができるように努める。 74ページ (2)コウクウ内疾病の予防 主な関係課、こども家庭センター、健康づくり支援課、健康管理課、保健給食課 ●現状 ○令和6年度の3歳児健康診査におけるむしバ保有率は減少傾向にありますが、個人差がみられます。 ○令和6年度の成人歯科検診では、40歳以降年齢が上がるにつれて、進行したシシュウエンが増加しています。 ○市アンケートでは、歯科健診(検診)受診状況について、成人は「受けていない」が3割を超えており、特に若年層で高くなっています。 ○市アンケートでは、歯の本数は年代と共に減少し、70歳代以上では24本以上の割合は34.9%となっています。 ●ホンシの主な取組 ○コウクウ内疾病の予防については、妊婦、乳幼児、小中学生、20歳以降の年齢を対象とした歯科健康シンサ(検診)、健康教室、相談等を実施しています。 ○市学校保健会において、小学校を対象に歯科保健指導を行い、むしバ予防や歯・コウクウの健康に関する知識の向上を図っています。 課題 ○乳幼児期はむしバのない子を増やすことだけでなく、むしバの本数が多い子を減らすことが必要です。 ○若いうちから、歯周病予防の取組が必要です。 施策の方向性 ○ライフステージに応じた切れ目のないむし歯予防・歯周病予防の取組の充実を図ります。 ○むしバ・歯周病について、知識の向上や周知を図ります。 ○定期的な歯科健診(検診)の重要性について周知します。 一人ひとりに望まれる健康づくりへの取組 ○定期的に歯科健診(検診)を受け、むしバや歯周病の早期発見・予防に取り組む。 ○自分の口の状態に合った正しい歯のみがきカタを身につける。 ○生活習慣がむし歯や歯周病の原因になり得るということを正しく理解する。 ○生活習慣に合った適切なコウクウケア※を心掛ける。 コラム、6月4日〜10日は「歯と口の健康週間」― 毎日のケアで、将来の健康を守りましょう ― 歯みがき、できていますか? 毎年6月4日から10日は、厚生労働省や文部科学省、日本歯科医師会などが実施する「歯と口の健康週間」です。歯と口の健康は、食べる・話す・笑うといった日常の活動を支えるだけでなく、全身の健康にも深く関わっています。 毎日の歯みがきに加えて、定期的な歯科健診を受けることでむし歯や歯周病の早期発見・早期治療につながります。 この機会に、普段のケアを見直してみませんか? 小さな習慣の積み重ねが、将来の健康を守る力になります。 こちらに、「歯と口の健康週間」(日本歯科医師会公式ホームページ)の二次元コードがあります。 75ページ (3)コウクウ機能の獲得・維持・向上 主な関係課、こども家庭センター、健康づくり支援課 ●現状 ○市アンケートでは、噛んで食べるトキの状態について、年代が上がるにつれて、噛むことが難しい割合が増加し、70代以上では噛むことに支障のある方は約3割となっています。 ○市アンケートでは、食べ物が飲み込みにくい状況について、特に60代以降で飲み込みに支障のある人の割合が増えています。 ○歯の喪失・歯周病及びコウクウ機能の低下は、生活習慣病や認知症と関連するほか、全身と歯の健康の関連性が指摘されています。 ●ホンシの主な取組 ○乳幼児期を対象に、幼児期からよく噛んで食べることがコウクウ機能の獲得につながることについて周知を図っています。 ○高年期(前期)(65歳から74歳)以降を対象に、コウクウ機能の維持・向上を目的とした事業を実施しています。 ●保健・医療関係団体等の主な取組 ○高齢者・障害ジシャ施設での集団歯科健診・指導(所沢市歯科医師会) 課題 ○咀嚼・嚥下※機能の維持を通じて、生涯を通じて食べる喜びや話す楽しみ等の生活の質※を高める取組が必要です。 施策の方向性 ○オーラルフレイル※、コウクウ機能の低下を防ぐために必要な知識の向上や啓発を実施します。 ○自分で歯を磨くことが難しいカタについては、家族に対しコウクウケア※の知識向上に関する啓発を実施します。 一人ひとりに望まれる健康づくりへの取組 ○日頃からよく噛んで食べる習慣をつける。 ○生涯を通じてコウクウ機能を獲得・維持・向上することが、生活の質※を高めるとともに、身体の健康の保持にもつながることを意識する。 ○かかりつけ歯科医を持ち、歯科健診(検診)等で異常が見つかった場合は適切な治療を受ける。 コラム、オーラルフレイル、聞いたことありますか?口の“ちょっとした変化”を見逃さないために むせたり噛みにくいと感じたら要チェック 「オーラルフレイル」は、口の機能が健康な状態と、口の機能低下の間にある状態です。 お茶や汁物でむせる、口の渇きが気になる、固いものが食べにくいなど、ささいな衰えから始まり、フレイル(心身の虚弱)、要介護認定、死亡のリスクが高いことがわかっています。 この段階で気づいて対策を始めることで、口の機能低下を防ぎ、フレイル(心身の虚弱)につながるリスクを減らすことができます。 所沢市では、市ホームページで高齢期のお口の健康に関する情報を紹介しています。 こちらに、「高齢期のお口の健康(オーラルフレイル予防)」(所沢市公式ホームページ)の二次元コードがあります。 76ページ 第4節 女性の健康 女性について、ライフステージごとにホルモンバランスが劇的に変化するという特性等を踏まえ、人生の各段階における健康課題の解決を図ることが求められます。また、妊産婦に対し必要な支援を切れ目なく提供する必要があります。 (1)女性の健康づくりの推進・普及啓発 主な関係課、こども家庭センター、保健医療課、健康管理課、健康づくり支援課 ●現状 ○市アンケートでは、体型は普通であるのにもかかわらず、「太っている」「少し太っている」に回答する割合が、中学生の女性では6割、高校生女性や20代女性で約4割と高くなっています。 ○がん治療に伴う外見の変化をケアするアピアランスケア※用品購入費助成事業では、女性の乳がん患者による申請が多い傾向にあります。 ●ホンシの主な取組 ○保健センターの各種栄養教室において、講話や調理実習を行い、適正体重を知り維持していくための食生活の重要性を普及啓発しています。 ○市ホームページや保健センターの健康づくり講座において、女性の体の変化に合わせた正しい知識と健康管理について普及啓発しています。 ○乳がん検診、子宮ケイがん※検診を同時に受けること、土日に受けることが出来るよう、受診しやすい環境づくりをすすめています。 ○子宮ケイがん※検診の定期的な受診や早期発見を目的とした受診勧奨のため、HPV自己検査キットを対象者に案内し、希望者には無料で郵送し、自宅でも気軽にできる検査を実施しています。 課題 ○若い女性の場合、適正体重であっても過度なやせ願望を持ち、過度なダイエットが健康へ悪影響に及ぼしてしまう傾向があることが課題として挙げられます。 ○女性のがん検診について、引き続き周知を行うとともに受診しやすい環境を整える必要があります。 ○緊急避妊ヤクについて、相談・適正使用の周知が必要です。 施策の方向性 ○女性のライフステージに応じた各種健康シンサやがん検診、相談事業などの充実を図り、女性の健康づくりを推進します。 ○女性の生涯を通じた健康づくりを推進するため、健康教育の機会を増やし、普及啓発を図ります。 ○人生プランの検討や、自ら健康管理ができるようになるよう、プレコンセプションケア※について周知します。 一人ひとりに望まれる健康づくりへの取組 ○自分の適正体重を知り、生活リズムを整え、バランスのとれた食事をイチニチ3回とるように心掛ける。 ○ホルモンバランスの変化などに伴う心身の状況を理解し、日常生活の中でこころの不調や病気などに備える。 ○自分の身体を定期的にセルフチェックすることに加えて、健診(検診)を受診する。 77ページ コラム、健康づくりは“気づき”から― 体格の目安(ローレル指数・BMI)を確認しましょう ― 健康づくりの第一歩は、自分の体を客観的に知ることです。 “ちょうどいい”体重、知ってる? ローレル指数は、文部科学省の学校保健統計の対象である幼児・児童・生徒(おおむね5?17歳) の体格を評価するために、身長と体重から算出される指標で、一般的に115以上145未満が「普通(標準)」の範囲とされています。 《ローレル指数イコール体重(kg)÷[身長(メートル)×身長(メートル)×身長(メートル)]カケル10の7ジョウ》 市アンケートでは、「ローレル指数」では「普通」 の範囲であっても、自分を“太っている”と感じている人がいることが分かりました。 実際の体格と自己認識がずれているケースが見られます。 一方、成人の体格を評価する代表的な指標として広く使われているのが BMI(Body Mass Index) です。 《BMIイコール体重(kg)÷[身長(メートル)×身長(メートル)]》 一般的に 18.5以上25未満が「普通体重」 とされています。 厚生労働省「健康日本21(第三次)」では、特に若年女性の「やせ」が続くことによる健康影響が課題として示されています。 若年女性の“やせ”が続くことで高まるリスク 月経異常 将来の骨量低下(骨折やコツソショウショウ) 低出生体重児のリスク(胎児の低栄養や発育不全) 「太っているかも」と感じていても、実際には適正体重の場合もあります。 一度ローレル指数やBMIを計算し、今の自分を客観的に見直してみませんか? こちらに、ローレル指数「普通」の中高生女子における自分の体型認識のグラフがあります。 78ページ (2)妊産婦への保健対策 主な関係課、こども支援課、こども家庭センター、健康づくり支援課 ●現状 ○国の健康日本21では、妊娠、出産など、女性はライフステージごとに様々な健康課題を抱えており、加えて、現在の健康状態はこれまでの生活習慣や社会環境等の影響を受ける可能性や、次世代の健康にも影響を及ぼす可能性があることから、ライフコースアプローチ※の観点を踏まえた健康づくりが重要とされています。 ○令和5年度から妊娠届出の窓口を一本化し、助産師・保健師による面談の実施体制を強化しています。 ○産後ケア事業を実施し、出産後の母親の心身のケアや育児サポートをオコナっています。 ○低出生体重児数は横ばいですが、その中には重篤な疾患を抱えるこどもがいます。 ●ホンシの主な取組 ○保健師・栄養士・歯科衛生士・理学療法士・精神保健福祉士※等、専門職による継続支援や専門医療機関・関係機関等への紹介・連携及びホンシの関係部署との連携により、個別支援を実施しています。 ○出生後は乳児家庭全戸訪問、乳幼児健康シンサ、健康相談、離乳食教室、歯科健康教室等の事業を行い、必要に応じた個別支援により乳幼児の健全育成と保護者の育児不安の軽減に努めています。 ○ところっこ子育てサポート事業として、こども家庭センター、こども支援センター子育て支援エリア、こども支援課が連携を図り、妊娠期から出産・子育てに関する相談や情報提供、関係機関との調整などを行い、妊娠期から子育て期までの切れ目ないサポートを実施しています。 ●保健・医療関係団体等の主な取組 ○健康相談業務(所沢市薬剤師会) 課題 ○安全な出産を迎えるために、妊産婦健康シンサの重要性について周知啓発が必要です。 ○産後はホルモンバランスの乱れ、環境の変化やストレスなどで心身のバランスを崩しやすい状況にあることから、産婦健康シンサの受診が重要です。 施策の方向性 ○悩んだり迷ったりした時に相談できる場所(窓口)の周知と情報提供を行います。 ○定期的な妊婦健康シンサ及び産婦健康シンサの受診を促進します。 ○継続的な支援が必要な妊産婦に対し、関係機関と連携して支援を行います。 一人ひとりに望まれる健康づくりへの取組 ○妊娠したら母子健康手帳を受け取り、妊婦健康シンサを受ける。 ○出産後に産婦健康シンサを受ける。 ○困ったときは、ホンシや医療機関等適切な相談機関に相談する。 ○地域の子育て支援事業に参加して仲間をつくる。 ○ホンシや関係団体等が実施する母子の健康に関する事業や講座等に参加する。 79ページ コラム、未来のために、今できること  プレコンセプションケアをご存じですか? “いつか”のために、今日の自分を大切に プレコンセプションケアとは、「性別を問わず、適切な時期に、セイや健康に関する正しい知識を持ち、妊娠・出産を含めたライフデザイン(将来設計)や将来の健康を考えて健康管理を行う取組」のことです。 結婚や妊娠・出産、子育ては、それぞれの価値観や考え方が尊重されるべきものです。 ただ、将来、妊娠・出産を望んだとき、「選べる自分」でいるためには、正しい知識を、適切な時期に知っておくことが必要です。性別に関わらず、今の生活習慣や健康状態は、将来の妊娠・出産、赤ちゃんの健康、そして自分自身の健康にも影響を与える可能性があります。 また、妊娠・出産を望まなくても「自分の心とカラダをどう守るか」にも関係しているため、全ての人に知ってほしい取組です。できることから始めてみませんか? たとえば、こんな取組があります 適正な体重を知る バランスのよい食事 適度な運動 生活リズムの見直し タバコを吸わない 適正な飲酒量 歯と口の健康 こころの健康を保つ工夫 受診や相談のタイミングを知っておくこと 所沢市や埼玉県のホームページでは、相談窓口や健康づくりの情報を紹介しています。 こちらに、「若い世代のヘルスケア「プレコンセプションケア」について」(所沢市公式ホームページ)の二次元コードがあります。 こちらに、「思春期からの男女の健康について 〜「プレコンセプションケア」を知っていますか?〜」 (埼玉県公式ホームページ)の二次元コードがあります。 80ページ 第2章 早期発見・重症化予防 章の方針(目指す姿) 疾病に対する免疫機能を強くするために予防接種を行うとともに、病気を早期に発見し、重症化を防ぐ(=ニジ予防)観点から、健康リスクを高める行動の見直しへの働きかけと、がん・生活習慣病等の発症・重症化予防を推進します。 取り巻く動向と課題 病気にかからないように、あるいはかかっても重くならないようにする観点から、予防接種の機会確保や、まれに生じる重い副反応の可能性について、適切な情報提供が重要です。 また、近年、がんや糖尿病、脂質異常症、高血圧症など、生活習慣に起因する疾病が全国的に増加しており、ホンシにおいても死因の上位を占めています。 生活習慣病が重症化すると、生活が制限される場合もありますが、早期に発見し対処することにより、発症を遅らせたり、重症化を予防することができるため、生活習慣病発症後の適切な治療や生活習慣の改善など重症化予防の取組が不可欠です。 ホンシにおいては、メタボリックシンドローム※など生活習慣病の危険因子を早期に発見する特定健康シンサ※や生活習慣の改善のための特定保健指導※の実施やがんの早期発見を目的としたがん検診の実施率を向上させるための取組を推進しています。 今後においても、それぞれの部署が一層連携し施策を推進していく必要があります。 第1節 予防接種、小項目(1)予防接種に関する知識の普及 (2)予防接種接種率の向上 第2節 生活習慣病重症化予防、小項目(1)脳卒中・心筋梗塞 (2)糖尿病 第3節 がん、小項目(1)早期発見・早期治療 (2)がんに関する正しい知識の啓発 81ページ 第1節 予防接種 国の動向を注視し、市民に適切な情報を提供するとともに、予防接種の機会を確保する必要があります。 (1)予防接種に関する知識の普及 主な関係課、健康管理課 ●現状 ○国が定める計画により、市町村の役割は、適正かつ効率的な予防接種の実施、健康被害の救済等とされています。 ○令和7年4月1日より、タイ状疱疹予防接種が定期接種の対象になりました。 ●ホンシの主な取組 ○予防接種法に基づき、定期の予防接種を協力医療機関において実施しています。 ○小児の定期予防接種、成人用肺炎球菌ワクチン予防接種及びタイ状疱疹ワクチン予防接種について、個別通知を実施しています。 ○定期予防接種については、広報シや市ホームページ、ポスター等を通して、広く市民に対して予防接種の周知を実施しています。 ○骨髄移植等のゾウケツカンサイボウ移植※により、移植前に接種した定期予防接種の効果が期待できないと医師に判断され、任意で再接種をされたカタについて、接種費用の助成を実施しています。 ○予防接種の副反応による健康被害の救済制度について、法令に基づき適切に運営しています。 ●保健・医療関係団体等の主な取組 ○定期予防接種の機会の確保(所沢市医師会) ○店頭にてHPVワクチン接種への啓発(所沢市薬剤師会) 課題 ○制度が複雑化しているため、よりわかりやすい情報提供及び接種カンショウをきめ細かく行う必要があります。 ○予防接種は副反応が起きる可能性があり、ごくまれに健康被害が発生する事実について、市民の理解を得られるよう周知する必要があります。 施策の方向性 ○定期予防接種に関する正確な情報提供を行います。 ○医療機関と連携強化し、適正な予防接種の実施を図ります。 一人ひとりに望まれる健康づくりへの取組 ○大人の定期予防接種について、市ホームページ、広報シやかかりつけ医等から正確な情報を得る。 ○こどもの定期予防接種について、ホンシのリーフレットやかかりつけ医等から正確な情報を得る。 ○「健康ガイドところざわ」や広報シ、市ホームページにより、疾病罹患予防の重要性や予防接種の有効性、副反応などについて、正しい知識を持つように努める。 82ページ (2)予防接種接種率の向上 主な関係課、健康管理課 ●現状 ○予防接種法の規定により、ホンシは実施主体として対象者に対し、予防の重要性、予防接種の有効性、副反応及び接種対象期間等を周知し、必要に応じてカンショウをオコナっています。 ○令和6年度におけるこどもの予防接種の全体接種率は、93.6%となっています。 ○令和6年度から新たに五種混合※ワクチンが使用されたことにより、年度途中で四種混合※ワクチンが出荷終了となっています。 ●ホンシの主な取組 ○「健康ガイドところざわ」や広報シによる周知、個別通知により、定期接種の接種率向上に努めています。 ○乳児家庭全戸訪問事業における接種カンショウを行うとともに、乳幼児健康シンサ時における予防接種記録により、必要に応じて保健指導を実施しています。 ○予防接種協力医療機関に対して、「定期予防接種実施要領」や「予防接種ガイドライン」を送付したほか、予防接種の実施に関する情報提供を継続してオコナっています。 課題 ○引き続き、接種率の向上を図るため、予防の重要性、予防接種の有効性、副反応及び接種対象機関等の周知の他に個別通知を継続する必要があります。 施策の方向性 ○様々な媒体を通じて周知を行い、安定的に予防接種を実施します。 ○医療機関へのきめ細かい情報提供を継続して行います。 一人ひとりに望まれる健康づくりへの取組 ○保護者は、母子健康手帳に予防接種の記録を記載しておき、健康の保持に役立てる。 ○ホンシからの通知等に目を通し、予防接種の必要性について理解する。 ○定期予防接種の期間内に接種ができるよう努める。 ○乳幼児の予防接種は種類が多く複雑であるため、かかりつけ医に相談の上、接種スケジュールを立てる。 ○季節性インフルエンザのような流行が予測される疾患については、流行時期までに予防接種を受ける。 83ページ 第2節 生活習慣病重症化予防※ ホンシの国民健康保険被保険者の特定健診は県平均受診率を下回っていますが、特定保健指導※は県平均を大幅に上回っています。引き続き特定健診・特定保健指導※の受診率・実施率の向上に取り組むとともに、健診結果やレセプト※データを活用し、高血圧や糖尿病の疑いがある方に対し、2次予防(=病気の早期発見により、重症化を防ぐ)対策の実施が重要となります。 (1)脳卒中・心筋梗塞 主な関係課、国民健康保険課、健康づくり支援課 ●現状 ○健診や人間ドックを毎年受ける人は約7割となっていますが、「受けるのが面倒だから」「費用がかかるから」等の理由で受けていない人も多い状況です。 ○市アンケートでは、青年期・壮年期(働き盛りの世代)の男性は肥満の割合が高く、特に50、60代男性は肥満(1度以上、BMI※ 25以上)のカタが3割を超えています。 ○後期高齢者医療の健診結果において、高血圧(収縮期血圧:140ミリメートルHg以上)の割合が県平均より高い傾向にあります。 ○近年の死因としては、がんに次いで、シン疾患、脳血管疾患などが主因を占めています。 ●ホンシの主な取組 ○保健センターの各種保健事業において、健診の重要性を周知し受診率の向上を図っています。また、生活習慣病予防について普及啓発しています。 ○所沢市国民健康保険被保険者の対象者には、生活習慣病を予防するための特定健診、また、健診結果に応じて生活習慣病改善のための特定保健指導※を実施しています。 ●保健・医療関係団体等の主な取組 ○脳卒中・心筋梗塞ネットワーク協議会(所沢市医師会)…協力医療機関により受け入れ搬送先当番病院の決定等 課題 ○重症化予防のため、特定健診の受診率や特定保健指導※の実施率向上が必要です。 ○運動習慣や食生活の改善が必要です。 施策の方向性 ○定期的な健診・かかりつけ医等の重要性を周知し、受診率向上を図ります。 ○健診の受診をシュウカン化させ、生活習慣を振り返る大切さを普及啓発します。 ○健診データやレセプト※情報等を活用し、生活習慣病の重症化予防に取り組みます。 ○関係機関と連携し、生活習慣病の早期発見に努めます。 84ページ 一人ひとりに望まれる健康づくりへの取組 ○栄養バランスの良い食事、適度な運動など、身近に行えることから取り組む。 ○毎年、健診(検診)を受診する。 ○健診結果によっては、速やかに医療機関を受診したり、専門家(医師・保健師・栄養士等)に相談する。 ○自分や家族の健康、病気に関する相談などを気軽にでき、必要に応じて専門機関へつなげる役割を担う「かかりつけ医療機関※(医科、歯科、薬局)」を持つ。 ○救急救命講習等に積極的に参加して、救急車が到着するまでの正しい処置や、AED※の操作方法等を身につけておく。(埼玉県や市ホームページでは、公表可能なAED※設置施設について公開しています。) コラム、血圧、毎日測っていますか?正しい測定が健康管理の第一歩 血圧測って健康管理! 所沢市特定健診の結果、血圧が保健指導判定チ以上の方の割合は50%以上! 「医療機関では上がりやすい」ということもあるので、家庭で血圧を測定し、普段の値を把握しておくことが大切です。 血圧は、測定時の環境だけでなく、睡眠や疲労の状態、活動量なども影響するため、イチニチの中でも変動します。 朝と夜に測り記録することで、生活の振り返りになるだけでなく、体調の変化にも気づきやすくなります。自分で測る事ができる「家庭血圧」は健康管理にぴったりです! ※いつもより高い値が続いた時は、かかりつけ医(内科)を受診しましょう。 血圧測定のポイント 椅子に座り、1〜2分ほど安静にしてから測る 足を組まず、背もたれに軽くもたれてリラックスする 測定部位は心臓の高さに合わせる ※ 所沢市では、市内の一部公共施設に血圧計を設置しています。 こちらに、血圧計の写真があります。 血圧を上げ過ぎないためには、減塩や体重管理に加えてリラクゼーションが有効です。 ・日中のいろいろな場面で“深呼吸”を取り入れてみましょう。 気持ちが切り替わり、リフレッシュできます。 ・ゆっくりお風呂にハイり“しっかり眠れる”準備をしましょう。 ・ウォーキングやストレッチなど、息が上がらない程度の有酸素運動で“積極的休息”をとることも血液循環の改善につながり効果的です。 85ページ (2)糖尿病 主な関係課、国民健康保険課、健康づくり支援課 ●現状 ○糖尿病は、脳卒中やシン血管疾患等の危険因子となる慢性疾患です。 ○運動ブソクであると(2型)糖尿病にかかりやすいことは広く認識されていますが、市アンケート結果をみると、意識的に体を動かすことを心掛けている人の割合は少ない傾向にあります。 ○所沢市国民健康保険被保険者の令和6年度の高額医療費上位は、糖尿病、慢性腎不全となっています。慢性腎不全は、人工透析となる可能性があり、年間医療費も高額化する可能性があります。 ●ホンシの主な取組 ○糖尿病性腎症と歯周病の相互性に着目し、糖尿病が疑われる者や糖尿病で医療機関受診中の者のうち、歯科レセプト※がないカタへの受診カンショウ通知を発送しています。 ○地域や関係機関に対し健診データから把握される糖尿病の実態を周知しています。 ○保健センターの各種保健事業において、健診の重要性を周知し受診率の向上を図っています。また、生活習慣病予防について普及啓発をオコナっています。 ○保健センターの栄養事業において、食事による血糖コントロール方法や原材料の見方等を周知し、糖尿病予防の普及啓発をオコナっています。 ●保健・医療関係団体等の主な取組 ○糖尿病ネットワーク(所沢市医師会)…所沢市医師会糖尿病ネットワーク協力医による適切な糖尿病診療を提供するためのネットワークの構築 課題 ○重症化予防のため、特定健診の受診率や特定保健指導※の実施率向上が必要です。 ○運動習慣や食生活の改善が必要です。 施策の方向性 ○定期的な健診・かかりつけ医等の重要性を周知し、受診率向上を図ります。 ○健診の受診をシュウカン化させ、生活習慣を振り返る大切さを普及啓発します。 ○関係機関と連携し、生活習慣病の早期発見に努めます。 一人ひとりに望まれる健康づくりへの取組 ○望ましい生活習慣を知り、行動する。 ○毎年、健診(検診)を受診する。健診結果によっては医療機関を受診する。 ○自分や家族の健康、病気に関する相談などを気軽にでき、必要に応じて専門機関へつなげる役割を担う「かかりつけ医療機関※(医科、歯科、薬局)」を持つ。 コラム、その甘さ、何からできている? 原材料表示で「ぶどう糖カトウ液糖」をチェック 飲み物の原材料、見てみよう! 清涼飲料水、調味料、菓子パンなどの原材料表示で見かける「ぶどう糖カトウ液糖」は、でんぷんを原料にした甘味料です。ぶどう糖カトウ液糖が含まれているものを日常的に多く食べていると、糖分のとり過ぎにつながります。糖分のとり過ぎは、中性脂肪の増加や糖尿病などの生活習慣病などのリスクを高めます。まずは、食品の原材料表示を確認し、意識するところから始めてみませんか? 86ページ コラム、知っていますか?歯周病と糖尿病の深い関係 コウクウケアが体のケアにつながる! 歯周病は、歯の周囲のみがき残しであるプラーク(歯垢)の中に含まれる「歯周病菌」によって、歯肉に炎症が起きることで発症します。初期段階では、腫れたり出血したりし、重症化すると、歯を支えているシソウコツが破壊され、歯がグラグラになって抜けてしまうこともあります。この歯周病菌は、血管内に入って全身をめぐり、血糖チを下げるインスリンの働きを妨げます。 糖尿病は、インスリンが十分に働かないため血糖チが高くなる病気です。何年も高い値が続くと心臓病や失明、腎不全、足の切断といった重い合併症を引き起こします。また、白血球や免疫に関わる細胞の機能が低下し、歯周病のような感染症が悪化しやすくなります。 こういった関係から、歯周病と糖尿病の両方に罹患していると、それぞれの症状が悪化しやすくなると言われています。 日頃のコウクウケアに加えて、かかりつけ歯科医院を持ち、定期的な歯みがき指導やプラークの除去、歯科治療を受けることで、自分の歯を保ち、さらには全身の健康管理にもつなげましょう! 歯周病のセルフチェックリスト 朝起きたときに口の中がネバネバする 歯みがきのときに出血する 硬いものが噛みにくい 口臭が気になる 歯肉がときどき腫れる 歯肉が下がって歯と歯の間にすきまができた 歯がグラグラする ひとつでも当てはまったら歯周病の可能性があります。歯科医療機関で検査を受けてみましょう。 こちらに、歯周病と糖尿病のイメージ図があります。 こちらに、「歯周病と糖尿病の深い関係」(糖尿病情報センター公式ホームページ)の二次元コードがあります。 87ページ 第3節 がん がんは、国民の2人に1人がかかる可能性があり、3人に1人が死亡すると言われていますが、早期に発見できれば治る可能性が高い病気であるため、がん検診の受診率向上に取り組むとともに、市民に対し検診の重要性について普及啓発を進める必要があります。 (1)早期発見・早期治療 主な関係課、国民健康保険課、健康管理課、健康づくり支援課 ●現状 ○全国・埼玉県の傾向と同様に、ホンシにおいても、がんによる死亡スウは令和5年における死因別順位の1位となっています。 ○市アンケートでは、がん検診を「継続的に受けている」と回答した市民の割合は3割以下となっています。 ●ホンシの主な取組 ○「健康ガイドところざわ」の全戸配布等による周知や、同時受診が可能な乳がん、子宮ケイがん※のバス検診を土曜日・日曜日に実施することを通して、受診しやすい環境づくりを実施しています。 ○保健センターの各種教育、相談、出張講座、地区活動や国民健康保険被保険者への特定健康シンサ※への案内を通じて、がんの早期発見に向けたがん検診の重要性について普及啓発をオコナっています。 ○検診の結果、精密検査が必要と判定されたカタに対して、精密検査の受診をカンショウしています。 ●保健・医療関係団体等の主な取組 ○がん検診委員会(所沢市医師会)…ホンシで実施しているがん検診(胃がん・肺がん・乳がん・大腸がん・子宮ケイがん※・前立腺がん)ごとに設置され、効果的ながん検診実施に向けての助力・協力 課題 ○ホンシで実施のがん検診受診率が低く、受診率向上に向けた対策が必要です。 施策の方向性 ○がん検診の普及啓発や関係機関との連携を図り、受診率向上を目指します。 ○がん検診のシュウカン化により、生活習慣を振り返る大切さを普及啓発します。 一人ひとりに望まれる健康づくりへの取組 ○定期的にがん検診を受ける。 ○自分や家族の健康、病気に関する相談などを気軽にでき、必要に応じて専門機関へつなげる役割を担う「かかりつけ医療機関※(医科・歯科・薬局)」を持つ。 88ページ (2)がんに関する正しい知識の啓発 主な関係課、保健医療課、国民健康保険課、健康管理課、健康づくり支援課 ●現状 ○国において、令和5年度から令和10年度までの新たな計画として、「がん予防」・「がん医療」・「がんとの共生」の3つの柱を中心とする「第4期がん対策推進基本計画」が令和5年3月に策定されました。 ○埼玉県においても、市町村の役割として、市民へのがんに関する正しい知識の普及啓発や生活習慣の改善に関する取組を積極的に推進しています。 ○市アンケートでは、特に若い世代で新型コロナウイルス感染症拡大前と比較して、飲酒量や喫煙量が増えています。 ●ホンシの主な取組 ○生活習慣病の予防や健康づくりの推進等、がんの1次予防に向けた取組を進めています。 ○がんに罹患しているカタに対し、各種サービスや相談窓口の案内など、個々の状況に応じた支援をオコナっています。 ○市ホームページにて、「がんに関する相談窓口」「小児・AYA世代※(15〜39歳)のがん患者等に関する情報」「がん治療による外見の変化に対するケア(アピアランスケア※)」「がん検診」に関する情報を周知しています。 課題 ○がんのリスクを高める飲酒や喫煙に関する情報提供が必要です。 ○がんは、早期に発見し適切な医療にかかれば治療できる病気であるため、がん患者やがん経験者が社会で活躍できる仕組みの充実が必要です。 ○がん医療において、緩和医療等が求められています。 施策の方向性 ○市ホームページ等を活用してがん患者及びその家族にわかりやすい情報発信を行います。 ○関係機関と連携しながら、県のがん相談支援センターの広報や小児・AYA世代※のがん患者等に対して正確な情報提供を行います。 一人ひとりに望まれる健康づくりへの取組 ○がんについての正しい知識と理解を深める。 ○がん予防のために栄養バランスの良い食事や適度な運動、禁煙など、身近に行えることから取り組む。 コラム、「見た目の変化」に寄り添う支援 ― アピアランスケアをご存じですか ― 外見の悩み、一人で抱えなくていい! がんやがん治療により、外見の変化(脱毛、手術痕、部分欠損など)が起こることで、人との関わりを避けたくなったり、外出を避けたりと、今まで通りの生活が送りにくくなることがあります。国立研究開発法人国立がん研究センター中央病院(以下、国立がん研究センター)では、こうした悩みに寄り添い、その人らしく過ごすための取組として「アピアランスケア(アピアランス支援)」を紹介しています。 なお、ホンシでは、治療に伴う外見の変化に悩むカタを支えるため、ウィッグや補整具などのアピアランスケア用品の購入費を助成する制度を実施しています。 アピアランスケア支援、ウィッグや帽子の活用、スキンケアやメイクの工夫、爪や皮膚の保護方法 こちらに、「アピアランス支援センター」(国立がん研究センター公式ホームページ)の二次元コードがあります。 こちらに、「がん患者アピアランスケア用品購入費助成」(所沢市公式ホームページ)の二次元コードがあります。 89ページ 第3章 こころを支える支援 章の方針(目指す姿) こころの不調に気づいて寄り添い、共に支え合う地域社会の実現を目指し、こころの健康づくりを推進します。 取り巻く動向と課題 こころの健康は、身体の健康と深く関わっており、「生活の質※」に直接影響を及ぼします。 また、こころの健康に影響を与えるストレスの増加について、人付き合い、病気、仕事、学校など個々の様々な背景がありますが、とりわけSNS※の普及や新型コロナウイルス感染症まん延が契機となり、価値観や生活様式が多様化した影響もストレス増加の要因として考えられます。 こころの健康に影響する要因は、ライフコースやライフステージによって多様であり、個々に応じた支援が必要です。 自殺対策では、こころの不調のほか、過労、生活困窮、育児や介護疲れ、いじめや孤独・孤立等、様々な社会的要因(=生きることの阻害要因)について、国を挙げて総合的な対策を推進した結果、全国の自殺者は3万人台から2万人台に減少しました。 しかしながら、自殺対策大綱(平成19年6月策定・令和4年10月見直し)によると、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、人同士の接触する機会が減少・長期化し、他者とのつながりや雇用形態を始めとした様々な変化を受け、特に女性やこども・若者の自殺が増加しました。なお、所沢市ではほぼ毎年、年間50人を超える尊い命が失われている状況です。(17ページ ■所沢市内の自殺者数の推移傾向を参照) 自殺の多くが複数の要因が重なりあった「追い込まれたスエの死」であることを社会全体で認識し、生きることの阻害要因を減らし「生きることの促進要因(自己肯定感・信頼できる人間関係・危機回避能力等)」を増やす取組に加え、市民の「生きるを支える支援」を国や県とホンシが関係機関・関係団体と連携を図りながら幅広く充実させ、市民とともに進めていくことが必要です。 第1節 こころの健康づくり、小項目(1)精神保健福祉に関する正しい知識の啓発 (2)相談体制の充実 (3)こころの健康に向けた環境整備  第2節 『生きる』を支える支援、小項目(1)生きることの促進要因等への支援 (2)早期の気づきと支援体制の充実 90ページ 第1節 こころの健康づくり こころの不調は誰にでも起こり得る状況です。ライフステージに応じた早期発見と適切な対応により、地域や社会で安心していきいきと暮らせるための取組が必要です。 (1)精神保健福祉に関する正しい知識の啓発 主な関係課、健康管理課、健康づくり支援課 ●現状 ○市アンケートでは、コロナカで仕事や学校以外でのスマホやタブレット等の使用時間が増えた割合が、特に10代で高くなっています。 ○市アンケートでは、睡眠時間「6時間未満」の回答が34.8%となっており、平成30年度のアンケート実施時(33.7%)よりも増加しています。 ○市アンケートでは、悩みやストレスの実感について、特に20代女性は「あまり感じない」の割合が2.5%と低くなっています。 ●ホンシの主な取組 ○こころの美術展の開催、こころの健康講座の実施及びセミナー動画配信を通じて、精神保健福祉に関する知識の普及を図っています。 ○インターネットで簡単にストレスチェックができる「こころの体温計」を市ホームページ上に開設しています。 ○精神疾患による困難とリカバリーの経験を持つ「ところざわ経験専門家養成講座テベット(テベット)※」を実施し、同じような経験を持つ「経験専門家」を通じて支え合うピアサポート※活動を展開しています。 ○睡眠の質の向上やこころの健康を保つには食生活をはじめとする生活習慣を整える必要があるため、正しい知識の普及啓発をオコナっています。 ●保健・医療関係団体等の主な取組 ○治療ヤク維持のための服薬管理(所沢市薬剤師会) 課題 ○睡眠不足や睡眠の乱れは精神疾患の発症リスクを高めるとも言われているため、地域保健・学校保健等と連携した対応が必要です。 ○ストレス対処法や、セルフケアの方法を身につけることが必要です。 ○こころの健康に関する正しい知識や適切な対処法を身につけておく必要があります。 施策の方向性 ○精神疾患やこころの健康問題に関する正しい知識の普及と情報提供を進めます。 ○児童・生徒のこころの健康のために、睡眠や休養の大切さについて伝えます。 ○他者との相談やコミュニケーションを効果的に行うための能力やスキル(=相談リテラシー※)の普及を図ります。 一人ひとりに望まれる健康づくりへの取組 ○ヒビの生活の中で、相談リテラシー※を身につける。 ○ストレスへの対処法などに関心を持って生活するよう心掛ける。 ○偏見にとらわれず、正しい知識情報を学び実生活で活用してみる。 91ページ (2)相談体制の充実 主な関係課、健康管理課 ●現状 ○こころの悩みの相談先の有無について、市アンケートでは、「相談できる人はいない」の割合は全体で14.1%で、男性は女性より10ポイント高くなっています。 ○中学生・高校生のアンケートでは、「相談できる人はいない」の割合が全体では6.3%ですが、高校生年齢相当の男性では20.4%と高くなっており、若年者からの相談も増加傾向となっています。 ●ホンシの主な取組 ○平日の日中に相談することができない人などの相談を、24時間受け付ける「こころの健康メール相談」を実施しています。 ○精神保健ジョウ、何らかの心配がある高校生に対し、思春期精神保健に関する専門相談を実施しています。 ○情報共有と顔のミエル連携づくり及び関係職員の資質向上を推進しています。 ●保健・医療関係団体等の主な取組 ○相談窓口(所沢市薬剤師会)…所沢市薬剤師会会員薬局店頭における相談窓口 ○相談窓口(相談支援事業所)…市内の4つの事業所が障害のある方やそのご家族等の相談に対応 課題 ○こころの不調を感じた時に、速やかに相談ができるよう、相談場所を知っておくことなど自らの取組に加え、身近な人のこころの不調に気づいた時に声をかけ、傾聴し、専門機関の相談を勧めるなど、早期に対応することが必要です。 施策の方向性 ○関係機関と連携し、相談窓口の充実を図ります。 ○思春期の生徒への相談体制及び情報発信の充実を図ります。 ○相談支援に対応する関係職員の資質向上を推進します。 一人ひとりに望まれる健康づくりへの取組 ○ヒビの生活の中で、ストレスへの対処法などに関心を持って生活するようにする。 ○自分や家族の健康、病気に関する相談などを気軽にでき、必要に応じて専門機関へつなげる役割を担う「かかりつけ医療機関※(医科、歯科、薬局)」を持つ。 ○身近な人が悩んでいる人に寄り添い、関わるようにする。 コラム、困ったときに上手に助けを求める力 「相談リテラシー」があなたを守ります 困ったときは、相談して良いのです リテラシーは「特定の分野の知識を理解し活用する能力」として広く使われています。  相談リテラシーとは「困ったときにひとりで抱えず、身近な人や相談窓口につながる力」であり、必要なときに相談という選択肢を使える力のことです。安心して相談できることは、生きやすい地域づくりにつながります。 深刻になる前に相談してもいいんだと知っておくこと 話すタイミングは自分で選んでよいことを理解すること 相談先をいくつか知っておくこと 相談先がわからない場合は市役所などに連絡すること こちらに、「各種相談・悩みごと」(所沢市公式ホームページ)の二次元コードがあります。 92ページ (3)こころの健康に向けた環境整備 主な関係課、健康管理課、産業振興課 ●現状 ○市アンケートでは、こころが「健康でない」と感じる人は、「地域とのつきあいはほとんどない」という回答割合が高くなっています。特に高齢者では体力や意欲の低下から、こころの健康にマイナスの影響を与える可能性があります。 ○市アンケートでは、「保健センターでこころの健康の相談ができること」について、知らない人は全体の約70%でした。一方で、知っている人は約28%であり、前回の調査から約5ポイント高くなりました。 ○市アンケートでは、中学生・高校生における市販ヤクの過剰摂取(オーバードーズ)に対する肯定的な理由として、「自己責任だと思うから」の回答が約78%で最も高い割合となっています。 ●ホンシの主な取組 ○ホームページでうつ病※や自殺対策に関する情報を発信しました。また高校生を対象とした精神科医師による相談会を実施するなど、自殺防止対策に繋がる取組を進めています。 ○精神障害にも対応した地域包括ケアシステム※を構築・推進しています。 ●保健・医療関係団体等の主な取組 ○学校薬剤師による健康教育活動(所沢市薬剤師会) ○精神障害にも対応した地域包括ケアシステム※構築・推進(自立支援協議会こころ部会) ○店頭にて若年層を対象としたメンタルヘルス啓発資料配布(所沢市薬剤師会) 課題 ○こころの健康や個々のメンタルヘルスについて、正しい知識の普及と啓発が必要です。 施策の方向性 ○精神障害者にも対応した地域包括ケアシステム※を構築・推進します。 ○市民に対してうつ病※や依存症について、講演会や市ホームページ、啓発ブツ等により相談窓口等の情報提供を行います。 ○職場におけるメンタルヘルス対策を支援します。 ○ドラッグストアチェーン等と連携し、市販ヤクの過剰摂取(オーバードーズ)の注意喚起・防止を図ります。 一人ひとりに望まれる健康づくりへの取組 ○ヒビの生活の中で、ストレスへの対処法などに関心を持って生活するようにする。 ○自分や家族の健康、病気に関する相談などを気軽にでき、必要に応じて専門機関へつなげる役割を担う「かかりつけ医療機関※(医科、歯科、薬局)」を持つ。 ○悩んでいる人に身近な人が寄り添い、関わるようにする。 コラム、オーバードーズは“助けて”のサインです 「やめよう」と言う前に、できることがあります 相手を大切に思うから、話を聞くのです 市販ヤクなどの医薬ヒンを決められた量より多く飲んでしまう行為、「オーバードーズ」「OD」が若者を中心に広がっています。 心のつらさや苦しさを和らげるために、誰にも頼れず市販ヤクなどを使用してしまうことも多く、「大人は信用できない」「誰にも言えない」と考える若者が少なくないことを、私たちは知る必要があります。 身近な人にこうした行動が見られたら、その行動を否定せず、その裏にある「苦しさ」に心を寄せて、相談窓口につないでください。 こちらに、「一般用医薬ヒンの乱用(オーバードーズ)について」(厚生労働省公式ホームページ)の二次元コードがあります。 93ページ 第2節 『生きる』を支える支援 市民一人ひとりがかけがえのない命の大切さを考え、誰も自殺に追い込まれることのない地域社会の実現に向け、「生きることの支援」につながる取組に加えて、「生きることの阻害要因」を減らす取組の両方を行うことが重要です。また、ひとりで悩みを抱えないよう、周囲も「気づき・寄り添い・支え合う」意識を持ち、早期の気づきや支援につなげる姿勢を持つことも大切です。 なお、本節は「所沢市自殺対策計画」の性格を有しています。 (1)生きることの促進要因等への支援 主な関係課、こども家庭センター、健康管理課、健康づくり支援課、学校教育課、教育センター ●現状 ○令和元年〜令和5年のライフステージ別死因別死亡スウでは、少年期から壮年期にかけて「自殺」が1位となっています。 ○自殺総合対策大綱において、こども・若者、女性に対する支援の強化について記載があります。 ●ホンシの主な取組 ○自殺予防週間(9月)、自殺対策強化月間(3月)に合わせ、パネル展示や関連図書の紹介を実施しています。 ○「さいたまチャイルドライン※」等、児童生徒を対象とした相談窓口情報の周知を図っています。 ○妊娠、出産、育児の様々な相談に応じ、妊娠期から子育て期まで切れ目のない支援体制を整備しています。 ○ひきこもりの問題を抱える本人やその家族を対象とした相談支援を実施しています。 ○「特定非営利活動法人 自殺対策支援センター ライフリンク」と協定を締結し、同団体に寄せられた相談のうち、所沢市民からの相談は、ご本人の希望を確認したうえで、スムーズなこころの健康支援室の相談支援につなげる体制を構築しています。 ●保健・医療関係団体等の主な取組 ○自殺対策SNS※等相談事業(特定非営利活動法人 自殺対策支援センター ライフリンク) 課題 ○自殺の背景にある過労、生活困窮、育児や介護疲れ、いじめや孤立などの様々な要因を踏まえ、支援を行う必要があります。 施策の方向性 ○こども・若者、女性や子育て世代、高齢者・障害児シャ及び家族など、様々な立場の悩みを理解し、支援を届けます。 ○生活困窮者に対し自立の助長等の支援を行います。 ○ひきこもりや多様な性※など、生きづらさを抱えている人への支援を行います。 一人ひとりに望まれる健康づくりへの取組 ○ヒビの生活の中で、ストレスへの対処法などに関心を持って生活するようにする。 ○自分や家族の健康、病気に関する相談などを気軽にでき、必要に応じて専門機関へつなげる役割を担う「かかりつけ医療機関※(医科、歯科、薬局)」を持つ。 ○悩んでいる人に身近な人が寄り添い、関わるようにする。 94ページ (2)早期の気づきと支援体制の充実 主な関係課、こども家庭センター、健康管理課、健康づくり支援課、学校教育課、教育センター ●現状 ○全国の自殺者数は減少傾向にありますが、「年間2万人超」と依然として高い水準です。 ○自殺総合対策大綱では、国民一人ひとりの気づきと見守りを促すことが重点施策の一つとされています。 ●ホンシの主な取組 ○自殺予防に関する正しい知識の普及啓発を図っています。 ○うつ病※を治療中の人及び家族を対象とする「つどい」を開催しています。 ○産後うつの早期発見のため、産婦健康シンサや新生児・妊産婦訪問を行うとともに、妊娠初期から子育て期まで切れ目のない相談体制を構築し、必要な支援を届けています。 ○自殺対策連絡会議を開催し、研修や情報共有をオコナっています。 ●保健・医療関係団体等の主な取組 ○自殺対策SNS※等相談事業(特定非営利活動法人 自殺対策支援センター ライフリンク) ○薬相談によるタ職種連携 (所沢市薬剤師会) ○医療従事者への研修の実施(所沢市薬剤師会) 課題 ○こころの健康や精神疾患に関する知識及び初期対応の重要性に関する理解を深め、共生社会の実現に向けて、傾聴を中心とした支援を行う「こころのサポーター」や、自殺のリスクのある人に寄り添う「ゲートキーパー※」など、地域で相互に支えアえる人材を充実させることが重要です。 施策の方向性 ○自殺予防に関する正しい知識の普及啓発を図ります。 ○市民一人ひとりの気づきを促し、見守りを推進します。 ○児童・生徒のSOSの出しカタに関する教育を推進します。 ○自殺未遂者による自殺企ト※を防止するため、継続的な相談支援体制の整備を進めます。 ○予防のための介入を進めるなど、自殺対策・メンタルヘルス対策を推進します。 一人ひとりに望まれる健康づくりへの取組 ○自殺や精神疾患に関する正しい知識を得るようにする。 ○こころのサポーターやゲートキーパー※に関する理解を深める。 ○自分や家族、同僚、友人などの様子に「いつもと違う」と変化があった際に、ためらわずに相談や声掛けを行う。 コラム、身近な人を自死で亡くすことについて知ってください「自死遺族」のこと 遺族の悲しみは何年過ぎても消えることはありません 自殺(自死)で亡くなった人には、5人の遺族が存在するとされ、全国でおよそ300万人とも言われています。友人や同僚などを含めると、さらに多くの人が自死による深刻な影響を受けていると考えられます。 遺族は支援の不足や周囲の対応によって、二次的な苦しみを受けやすく、日常生活において問題を抱えることもあります。 ホンシでは、遺族支援のひとつとして「わかちあいの会」を開催しています。 こちらに、「身近な人を自死で亡くすことについて」(所沢市公式ホームページ)の二次元コードがあります。 95ページ コラム、誰も自殺に追い込まれることのない 所沢市の実現を目指して 自殺対策は誰もが生きやすい社会を目指します 令和6年の自殺者数は20,320人と、前年より1,517人減り、統計開始以降2番目に少ないことがわかりました。また、ほとんどの年齢階級で減少しましたが、70歳代、80歳以上では最も低く、50歳代及び60歳代は2番目に低いことがわかりました。 一方で、10歳代は増加傾向にあり、令和6年の小中高生では自殺統計開始以降最多となりました。 令和7年版自殺対策白書(厚生労働省)によると、若者(15〜29歳)の自殺者数は、令和2年以降3,000人を超えタカドマリ傾向にあります。特に若年女性の自殺者数は増加傾向であり、自殺未遂歴の割合が高いことが指摘されています。 このことから「自殺未遂者支援の強化」や「居場所づくりとの連動」、「家族など身近な支援者に対する支援」「オーバードーズ対策」などが、今後の自殺対策において有効な取組とされています。 ホンシではこれらを踏まえながら、庁内各課・関係機関と共に 自殺対策に資する取組を進めていきます。 こちらに、自殺者数の推移のグラフがあり、平成元年から令和6年の推移が示されています。出典:警察庁自殺統計(厚生労働省作成) こちらに、「知ってください『自殺』のことについて」(所沢市公式ホームページ)の二次元コードがあります。 コラム、自殺を防ぐためにあなたにできること 「ゲートキーパー」は大切な命を守ることができます あなたの力を貸してください 「ゲートキーパー」とは、身近な人・親しい人の悩みや変化に気づき、必要な支援につながるきっかけをつくる人であり、「命の門番」のことです。特別な資格は必要ありません。家族や友人・同僚、誰でもゲートキーパーになれます。ゲートキーパーの「気づき」「傾聴」「つなぎ」「見守り」は、相手が孤独・孤立に陥ることを防ぐことができます。 気づき、家族や友人・同僚などの変化に気づいたら、声をかける。「眠れてないようだけど」「何か悩んでる?」「よかったら話して」 傾聴、相手が話しやすい環境で、相手のペースで言葉に耳を傾ける。否定やアドバイスはせず、相手の話を受け止める つなぎ、相談窓口や医療機関などへの相談を勧める。連絡や予約などを一緒にする 見守り、継続して見守る。心配なときは声をかける こちらに、「大切な人の悩みに気づいてください」(所沢市公式ホームページ)の二次元コードがあります。 96ページ 視点2  健康的な生活を送るための環境づくり 第4章 医療提供体制の整備 章の方針(目指す姿) 市民がいつでも安心して通常医療を受けられるよう、市民への周知を行います。 連携して取組を進め、医療体制の整備に努めます。 取り巻く動向と課題   我が国が直面している急速な高齢化や生産年齢人口が減少する中、医療・介護を担う人材を確保するとともに、増加する高齢者への医療や介護の提供体制の整備が求められています。 また、コロナ禍を経て、日頃から関係団体や医療機関と情報共有ができる関係を構築しておくこと、地域における医療機能の分化・連携を強化すること、市民、医療機関などがデジタルで連携し、医療、健康管理、危機管理に対応していくことなどの重要性が認識されてきています。 埼玉県では、保健医療施策を推進する総合的な計画として、医療法第30条の4に基づき、令和6年3月に埼玉県地域保健医療計画(第8次)が策定されました。 ホンシが含まれる西部保健医療圏※(所沢市、飯能市、狭山市、入間市、日高市)においても、高齢者の増加などを背景として、今後医療需要の増加が見込まれます。 第1節 救急医療、小項目(1)初期救急医療体制 (2)第二次救急医療体制 第2節 地域医療、小項目(1)小児医療・周産期医療 (2)地域医療の充実 (3)在宅療養に関する知識の普及 第3節 ホンシの公立医療機関、小項目(1)所沢市市民医療センター (2)所沢市歯科診療ジョあおぞら 97ページ 第1節 救急医療 ホンシの医療体制、救急医療体制として初期救急医療体制、第二次救急医療体制について、それぞれの役割を整理するとともに、限りある医療資源を有効に活用することが必要です。 (1)初期救急医療体制 主な関係課、保健医療課 ●現状 ○初期救急は、外来治療を必要とする軽症の救急患者に対応するもので、在宅当番医制※、休日夜間急患センター、休日緊急歯科診療ジョにより実施されています。 ○埼玉県では、救急電話相談(♯ナナイチイチキュー)に加え、全国初となるAI(人工知能)を活用した「埼玉県AI救急相談※」を導入していますが、救急に関する認知度について、市アンケートでは「埼玉県の救急電話相談♯ナナイチイチキュー」、「埼玉県AI救急相談※」について、いずれも低くなっています。 ●ホンシの主な取組 ○所沢市医師会による「休日急患当番医」や埼玉西部消防局による「休日夜間病院案内」、埼玉県による「埼玉県AI救急相談※」などの情報を「健康ガイドところざわ」、広報シや市ホームページに掲載し、救急医療の情報提供をオコナっています。 ○所沢市医師会の協力のもと、休日急患当番医制を実施し、休日及びシュク休日の初期救急患者(外来の軽症患者)への医療体制の確保に努めています。 ○指定管理者※である所沢市歯科医師会が管理・運営している「歯科診療所あおぞら」で休日緊急歯科診療を実施しています。 ●保健・医療関係団体等の主な取組 ○救急キャンペーン・救命講習会(埼玉西部消防局) ○在宅当番医※(所沢市医師会) ○休日当番薬局(所沢市薬剤師会) 課題 ○初期救急医療体制を維持していくため、引き続き、各医療機関の理解・協力が必要です。 ○「埼玉県救急電話相談(♯ナナイチイチキュー)」及び「埼玉県AI救急相談※」の周知を行うほか、「家庭で使用できる救急車利用マニュアル」などの普及啓発が必要です。 ○かかりつけ医療機関※を持つことの重要性の周知が必要です。 施策の方向性 ○所沢市医師会、所沢市歯科医師会、所沢市薬剤師会と協力し、引き続き在宅当番医制※、休日緊急歯科診療及び休日当番薬局を実施します。 ○所沢市医師会や埼玉西部消防局等と連携し、救急医療の受診などに関するわかりやすい情報提供に努めます。 ○救急医療体制や救急車の適正利用について周知啓発等に努めます。 98ページ 一人ひとりに望まれる健康づくりへの取組 ○「かかりつけ医療機関※(医科、歯科、薬局)」を持つ。 ○「埼玉県AI救急相談※」などを活用し、救急医療機関、救急車を適正に利用するよう努める。 ○埼玉県救急電話相談(♯ナナイチイチキュー)や日曜日、シュク休日に受診できる医療機関の情報を普段から意識しておく。 ○市内に住所を有する65歳未満の単身で在宅生活を送る障害者(イチニチの大半を一人で過ごす障害者も含む)のカタや65歳以上のカタがいる世帯の希望者を対象に配布している「救急医療情報キット」を活用する。 コラム、安心して医療につながるために ― 上手な医療のかかりカタについて ― 医療のかかりカタを確認しておくと安心! 体調がすぐれないとき、どこに相談すればよいのか迷うことがあります。 日頃から「かかりつけ医」を決めておく、状況に応じた相談先を知っておくことが、安心につながります。 急な病気・けがで困ったときの受診・相談の目安 迷ったとき   救急車を呼ぶか、受診した方がよいか迷ったら  ・埼玉県救急電話相談(♯ナナイチイチキュー) ・小児救急電話相談(♯8000)  ・かかりつけ医への相談        ・埼玉県AI救急相談の活用  すぐに対応が必要なとき  意識がない、呼吸が苦しい、強い痛みがあるなど   119番(救急)  ・救急外来 こちらに、「今日から始める、『上手な医療のかかりカタ』」(所沢市公式ホームページ)の二次元コードがあります。 医療情報ネット(ナビイ)の活用 ・厚生労働省が運営する 「医療情報ネット(ナビイ)」 は、全国の医療機関や薬局を検索できるシステムです。診療ビや診療科目だけでなく、対応できる治療内容や提供サービスも確認できます。 ・多言語対応(英語・中国語・韓国語)があり、外国のカタでも利用しやすい仕組みになっています。 こちらに、「医療機能情報提供制度について」(厚生労働省公式ホームページ)の二次元コードがあります。 コラム、埼玉県で保健・医療のDXの推進に取り組んでいます 「埼玉県AI救急相談」ご存知ですか? 気軽にチャットで 「埼玉県AI救急相談」では、急な病気やけがの際に、家庭でできる対処方法や医療機関への受診の必要性について、チャット形式で気軽に相談ができます。 もしもの時のために、ブックマーク(お気に入り)登録をお勧めします。 こちらに、「埼玉県AI救急相談」(埼玉県公式ホームページ)の二次元コードがあります。 99ページ (2)第二次救急医療体制 主な関係課、保健医療課 ●現状 ○第二次救急医療は、入院や手術を必要とする重症救急患者に対応するもので、病院群輪番制方式により実施されています。 ○令和5年12月以降、水曜日の所沢地区病院群輪番制※による第二次救急医療体制が2医療機関から4医療機関へ整備されています。 ○埼玉県では、高齢者、独居者などが搬送困難事案になりやすいため、第二次救急医療機関の中から搬送困難事案受入医療機関を整備しています。 ●ホンシの主な取組 ○入院や手術を必要とする重症救急患者に対応するため、平日及び土曜日の夜間、シュク休日について、所沢地区(所沢市、狭山市、入間市)ナイの医療機関の協力により病院群輪番制を実施しています。 ○狭山保健ジョが開催する「西部地域保健医療構想調整会議」及び「所沢地区救急医療対策協議会」に参加し、関係市や関係機関と課題等について情報共有を図っています。 ●保健・医療関係団体等の主な取組 ○救急キャンペーン・救命講習会(埼玉西部消防局) ○在宅当番医※(所沢市医師会) ○休日当番薬局(所沢市薬剤師会) 課題 ○第二次救急医療体制の維持のため、引き続き、各医療機関の理解・協力が必要です。 ○「埼玉県救急電話相談(♯ナナイチイチキュー)」及び「埼玉県AI救急相談※」の周知を行うほか、「家庭で使用できる救急車利用マニュアル」などの普及啓発が必要です。 施策の方向性 ○関係市や医療機関と協力し、引き続き第二次救急医療体制を実施します。 ○所沢市医師会や埼玉西部消防局等と連携し、救急医療の受診などに関するわかりやすい情報提供に努めます。 一人ひとりに望まれる健康づくりへの取組 ○「かかりつけ医療機関※(医科、歯科、薬局)」を持つ。 ○「埼玉県AI救急相談※」などを活用し、救急医療機関、救急車を適正に利用するよう努める。 ○埼玉県救急電話相談(♯ナナイチイチキュー)や日曜日、シュク休日に受診できる医療機関の情報を普段から意識しておく。 ○普段から119番の救急通報の仕方(場所、患者の状況の正確な伝達など)を確認しておく。 ○救急救命講習等に積極的に参加して、救急車が到着するまでの正しい処置や、AED※の操作方法等を身につけておく。 100ページ 第2節 地域医療 医療に関するニーズが多様化していく中、小児医療・周産期医療、地域医療、在宅医療を円滑に推進していくために、地域全体で支える「地域完結型」の医療提供体制の整備が必要です。 (1)小児医療・周産期医療 主な関係課、こども家庭センター、保健医療課   ●現状 ○小児科救急医療病院群輪番制※において、令和4年8月以降、担当医不在日が解消されました。 ○休日急患当番医や所沢市市民医療センターの小児急患診療について「両方知っている」は81.8%、「広報ところざわで知った」は74.7%となっています(乳幼児・小学生保護者対象のアンケート)。 ○成育医療等の提供に関する施策の総合的な推進に関する基本的な方針(令和5年3月改正)にて、成育過程にある者及び妊産婦に対する医療として、周産期医療※や小児医療等の体制整備等に関する方針を掲げています。 ○埼玉県では、安心してこどもを産み育てることができる環境づくりのために、県内の周産期医療体制の整備を進めています(総合周産期母子医療センター、地域周産期母子医療センター、新生児センター)。 ●ホンシの主な取組 ○「健康ガイドところざわ」、広報シや市ホームページを通じて、小児救急医療体制の周知を図っています。 ○所沢地区(所沢市、狭山市、入間市)の医療機関の協力により小児科救急医療病院群輪番制※を実施しています。 ○「健康ガイドところざわ」、広報シや市ホームページを通じて、チャット形式で気軽に相談できる「埼玉県AI救急相談※」や、救急医療について市民への周知を図っています。 ○妊娠届出の窓口をこども家庭センターに一本化し、助産師・保健師による面談の実施体制を強化しています。 ○産後に心身の不調や育児不安を抱えた母親に対して産後ケア事業を実施し、病院やデイサービス施設で心身のケアや育児サポート等のきめ細かい支援をオコナっています。 ○狭山保健ジョ管内の産科医療機関及び近隣市町村との連携調整会議等で情報交換を行い、産科医療機関と自治体との連携を深めています。 ●保健・医療関係団体等の主な取組 ○小児科日曜日・シュク休日診療(所沢市医師会) ○所沢市医師会産婦人科・周産期医療問題協議会(所沢市医師会) ○救急キャンペーン・救命講習会(埼玉西部消防局) ○休日当番薬局(所沢市薬剤師会) ○所沢市市民医療センター小児急患診療の調剤業務への薬剤師派遣(所沢市薬剤師会) 課題 ○小児救急医療体制の維持のため、引き続き各医療機関の理解・協力が必要です。 ○「埼玉県救急電話相談(♯ナナイチイチキュー)」や「埼玉県AI救急相談※」、所沢市市民医療センターの小児急患診療の周知など普及が必要です。 ○かかりつけ医療機関※を持つことの重要性の周知が必要です。 ○小児救急医療体制は、さらなる充実を図る必要があります。 ○救急医療体制や救急車の適正利用等について周知が必要です。 ○こども家庭センターの活用促進を図るための周知が必要です。 ○引き続き市内の医療機関における分娩状況の把握と課題の共有が必要です。 101ページ 施策の方向性 ○小児救急医療(初期・二次)を安定的に提供できる体制づくりを推進するため、埼玉県や関係市等と連携を図ります。 ○所沢市医師会や所沢市市民医療センター等と連携し小児救急医療に関するわかりやすい情報提供を行います。 ○救急医療体制や救急車の適正利用等について周知啓発等に努めます。 ○周産期医療※の母子に対する健康管理や健康相談、医療情報等の周知に努めます。 ○周産期医療※充実のため、狭山保健ジョや西部保健医療圏※の各市、関係機関との連携を図ります。 一人ひとりに望まれる健康づくりへの取組 ○「かかりつけ医療機関※(医科、歯科、薬局)」を持つ。 ○「埼玉県AI救急相談※」などを活用し、救急医療機関、救急車を適正に利用するよう努める。 ○埼玉県救急電話相談(♯ナナイチイチキュー)等を普段から意識しておく。 ○市ホームページに掲載している「こどもの救急(生後1か月〜6歳)」や埼玉県が発行している「こどもの救急ミニガイドブック」等を活用し、緊急時の対応方法等について、日頃から意識する。 ○ホンシや医療機関で実施している母親学級、両親学級を受講する。 ○こども家庭センターを利用する。 コラム、安心して出産を迎えるために― 埼玉県の周産期医療について ― 母子を守る仕組みがあるよ 妊娠や出産を安心して迎えられるよう、埼玉県では周産期医療体制を段階的に整えています。県内には、役割の異なる3つのセンターが配置され、妊産婦と赤ちゃんを支える仕組みがつくられています。 こちらに、「埼玉県の周産期医療体制について」(埼玉県公式ホームページ)の二次元コードがあります。 こちらに、周産期医療の施設とキノウの説明のヒョウがあります。 ・施設、総合周産期母子医療センター【県内3施設】、埼玉医科大学総合医療センター(川越市)、 さいたま赤十字病院・埼玉県立小児医療センター(さいたま市) ・機能、母体・胎児集中治療管理室(エムエフアイシーユー)や新生児集中治療管理室(エヌアイシーユー)を含む産科及び新生児の病棟などを備え、合併症妊娠、重症妊娠中毒症等のリスクの高い妊娠に対する医療や高度な新生児医療を提供する周産期医療の中核施設、※他の周産期医療施設の医療従事者に対する研修、相談なども行う。 ・施設、地域周産期母子医療センター【県内10施設】、西埼玉中央病院(所沢市)など ・機能、産科及び小児科(新生児診療を担当するもの)等を備え、母体や胎児、新生児に対する比較的高度な医療を提供できる施設 ・施設、新生児センター【県内2施設】、防衛医科大学校病院(所沢市)、越谷市立病院(越谷市) ・機能、各周産期母子医療センター以外の、医療が必要な新生児の受け入れに対応できる施設 102ページ (2)地域医療の充実 主な関係課、障害福祉課、高齢者支援課、こども福祉課、保健医療課、健康づくり支援課 ●現状 ○埼玉県保健統計年報に基づく最新(令和4年12月末現在)の市内医療従事者数を第2次所沢市保健医療計画策定時(平成28年12月末時点)と比較すると、以下のとおりです。 ・医師:888人《+ヒャクジュウサンニン》(【平成28】:775人) ・歯科医師:191人《−47人》(【平成28】:238人) ・薬剤師:722人《+ハチジュウナナニン》(【平成28】:635人) ・保健師:93人《+ロクニン》(【平成28】:87人)  ・助産師:97人《+ニジュウサンニン》(【平成28】:74人) ・看護師:2,723人《+サンビャクニジュウゴニン》(【平成28】:2,398人) ・准看護師:465人《−147人》(【平成28】:612人) ・歯科衛生士:235人《−18人》(【平成28】:253人) ・歯科技工士:34人《−4人》(【平成28】:38人) ○所沢准看護学院・看護専門学校卒業生(合格者)の市内就職率は近年50%前後を推移しています。 ○令和6年3月に埼玉県地域保健医療計画(第8次)が策定され、医療や介護を必要とする県民が、できる限り住み慣れた地域で必要なサービスを受けられる体制を確保するための方針が定められており、将来必要となる機能別では、回復期機能※(在宅復帰に向けた医療又はリハビリテーションの提供)の不足が見込まれています。 ○今後も、高齢化の進展により、認知症の高齢者の割合が増加することが見込まれており、認知症の人が尊厳を保持しつつ希望を持って暮らすことができるよう、共生社会の実現を推進するための認知症基本法が施行され、保健医療サービス及び福祉サービスの提供体制の整備などが示されています。 ○市アンケートでは、かかりつけ医療機関※の有無について、成人の約7割がある状況ですが、男性10代から50代は「特にない」が2番目に高くなっています。 ●ホンシの主な取組 ○地域医療の充実に不可欠な看護師の養成を図るため、所沢市医師会が運営する所沢看護専門学校への支援を実施しています。 ○保健センターでは、理学療法士による相談や運動教室の際に、医療機関で実施されているリハビリテーションの状況を把握し、相談者に合わせた情報提供や運動指導をオコナっています。 ○認知症サポート医や認知症の専門知識を有する看護師等の専門職で構成される「認知症初期集中支援チーム※」を設置しています。 ○在宅で過ごす障害児シャについては、訪問やサービス担当者会議を通じて関係機関との情報共有や連携に努めつつ支援しています。また、入院している医療テキケアの必要な児シャ等についても、本人からの相談等に応じて退院時カンファレンスに出席するなど、関係機関と連携を図りながら早期の支援に努めています。 ●保健・医療関係団体等の主な取組 ○学術講演会(所沢市医師会・所沢市歯科医師会) ○市民公開講座(所沢市医師会) ○所沢市医療団体協議会(所沢市内関係団体) ○お薬講演会、健康相談業務(所沢市薬剤師会) 課題 ○地域医療の充実に不可欠となる医療従事者について、医療関係団体と連携し、人材の確保・定着に向けた対策が必要です。 ○住み慣れた地域で生活しながら、必要な医療が受けられる医療提供体制の整備と充実、また、その情報発信が重要です。 ○保健・医療・介護・福祉の連携による情報共有・課題共有と、市民が必要とする情報提供が必要です。 ○個々が持っている能力を最大限に引き出せるような視点も踏まえ、保健・医療・介護・福祉が連携できる体制づくりが必要です。 103ページ 施策の方向性 ○保健・医療・介護・福祉が連携し、地域医療の充実を図ります。 ○関係機関と連携し、医療に関するわかりやすい情報を提供します。 ○市民一人ひとりが、地域で安心して生活を送ることができる体制づくりを目指します。 ○講演会等を通じて、地域医療に関する様々な情報を市民へ普及啓発します。 ○小児のリハビリテーションを必要とするカタに対し、リハビリテーションを実施可能な病院案内や相談対応などの支援に努めます。 ○認知症地域支援推進員を配置し、認知症の人やその家族の相談支援、認知症に関する正しい知識及び認知症への理解増進のための取組、医療・介護等の支援ネットワークづくりを進めます。 一人ひとりに望まれる健康づくりへの取組  ○「かかりつけ医療機関※(医科、歯科、薬局)」を持つ。 ○ホンシや医療機関で実施している講演会等に参加する。 ○在宅医療等の医療機関の情報を確認する。 ○ニチジョウ生活の中で運動する習慣を持ち、病気の予防に努める。 ○誰もが認知症になりうることを自分自身の問題としてとらえ、認知症ケアパス※「所沢市認知症あんしんガイド」を活用する。 コラム、薬を正しく使うために ― 「薬と健康の週間」について ― 薬は正しく使おう 毎年10月17日から23日は、「薬と健康の週間」です。薬を正しく使うことの大切さや、薬剤師が果たす役割を知ってもらうための取組で、全国の薬局や自治体でもさまざまな啓発が行われています。 薬は、症状を改善するための大切な手段ですが、使い方を誤ると十分な効果が得られなかったり、副作用につながることもあります。飲み合わせや量、タイミングなど、基本的なポイントを知っておくことや、かかりつけ薬剤師・薬局を持つことが、日々の健康を守るうえで役立ちます。 かかりつけ薬剤師・薬局の主なメリット ・同じような薬が重複していないか、飲み合わせの悪い薬が出されていないかをチェックします。 ・飲み忘れや飲み残しを防ぐことができます。 ・在宅での療養が必要になっても、薬の管理、説明を受けられます。 ・ジェネリック医薬ヒンについて相談できます。 ・かかりつけ医療機関と連携して自身にあった薬を提供します。 こちらに、「薬局をもっと身近に!〜かかりつけ薬剤師・薬局〜」(埼玉県公式ホームページ)の二次元コードがあります。 また、薬剤師は処方された薬の説明だけでなく、市販ヤクの選びカタやザンヤクの相談、飲み合わせの確認など、身近な専門家として頼れる存在です。些細なことでも、気になることがあれば、早めに相談することで、より安全に薬を使うことができます。 「薬と健康の週間」は、薬との付き合いカタを見直す良い機会です。普段使っている薬やお薬手帳を振り返りながら、安心して薬を使うための習慣づくりにつなげていきたいですね。 104ページ コラム、住み慣れた地域で暮らし続けるために ― 地域リハビリテーションについて ― 必要な人に支援を!地域で支える仕組みだよ 地域リハビリテーションという言葉を聞いたことがありますか? 《地域リハビリテーションとは》 ・病気や障害があっても、住み慣れた地域で暮らし続けるための取組です。 ・病院や施設で行う訓練にとどまらず、地域で生活するために必要な動作や活動、社会参加など、あらゆる場面で行うものです。 ・リハビリテーション専門職だけでなく、地域住民を含め生活に関わるさまざまな人が協力しあって、その人らしく生活できるよう支援することです。 《埼玉県の取組》 10か所の「地域リハビリテーション・ケアサポートセンター」 を設置 ・リハビリ専門職の人材育成や、市町村の介護予防事業へ専門職を派遣 ・地域の医療機関や関係機関と連携し、相談支援や研修を実施 このような取組により、必要なときに必要な支援が受けられ、在宅生活の継続や介護予防につながります。 地域リハビリテーションは、地域全体で暮らしを支えるために必要な仕組みです。 こちらに、「地域リハビリテーション定義・推進課題・活動指針」(日本リハビリテーション病院・施設協会公式ホームページ)の二次元コードがあります。 こちらに、「埼玉県地域リハビリテーション支援体制」の図があります。 105ページ (3)在宅療養に関する知識の普及 主な関係課、障害福祉課、高齢者支援課、こども福祉課、保健医療課 ●現状 ○疾病構造の変化や高齢化の進展、医療技術の進歩に伴い、生活の質※の向上を重視した医療への期待もあり、在宅医療のニーズは大幅に増加し、また多様化しています。 ○所沢市国民健康保険では、在宅にて服薬指導などを受けている精神疾患患者が増えており、訪問看護療養費が増大傾向となっています。 ○埼玉県では、小児・AYA世代※のがん患者のシュウマツキ在宅療養生活の充実と受入れ可能な医療機関等の拡大を図ることを目的とした研修の実施をしています。また、介護者の休養等を目的とし、在宅難病患者が一時的に医療機関に入院できる制度(=レスパイト入院※)を実施しています。 ○医療テキケア児及びその家族に対する支援に関する法律が施行され、日常生活及び社会生活を営むために恒常的に医療テキケア(人工呼吸器による呼吸管理、喀痰吸引その他の医療行為)を受けることが必要な児シャ等の生活を社会全体で支えることが示されています。 ○市アンケートでは、在宅医療で気になることとして、「経済的な負担」が最も高く、次いで「家族への負担」となっています。また、在宅医療機関の認知状況として「知っている」が半数程度となっています。 ●ホンシの主な取組 ○在宅医療・介護について、パンフレット等を活用した周知や市民向け講演会を実施するなど、市民へ普及啓発をオコナっています 。 ○末期と診断された若年成人世代のがん患者が、住み慣れた自宅で自分らしく安心して療養生活を送ることができるよう、患者本人とその家族の経済的負担の軽減を図るため、在宅療養費用の一部を助成しています。 ○在宅の医療テキケアの必要な児シャ等が円滑な日常生活を送ることができるよう、日常生活用具の購入費用の一部を助成しています。 ●保健・医療関係団体等の主な取組 ○在宅医療推進委員会主催講演会・講習会(所沢市医師会) ○在宅受け入れ会員薬局・在宅医療ステップアップ講習会(所沢市薬剤師会) 課題 ○高齢者のみならず、小児・AYA世代※を含めた在宅療養に関する知識の普及啓発、情報提供が必要です。 ○引き続き、高齢者が住み慣れた自宅や地域で自立し、尊厳のある暮らしを可能な限り継続できるよう、医療・介護・介護予防・住まい・生活支援が一体テキに提供される「地域包括ケアシステム※」の一層の深化・推進を図ることが重要です。 施策の方向性 ○関係機関と連携し、わかりやすい在宅療養に関する情報を提供します。 ○保健・医療・介護・福祉が連携を図り、在宅療養支援に努めます。 一人ひとりに望まれる健康づくりへの取組 ○ホンシや医療機関で実施している講演会や公開講座に参加する。 ○地域全体の支え合いに向けて地域での見守りの意識を持つ。 ○在宅医療等の医療機関の情報を確認する。 106ページ コラム、自分らしい医療とケアを選ぶために ― 人生会議(ACP)のすすめ ― 大切な思いを話そう 「人生会議(ACP:アドバンス・ケア・プランニング)」とは、もしものときに備えて、自分が望む医療やケアについて前もって考え、家族や信頼できる人、医療・介護の専門職と話し合い、共有しておく取組です。 厚生労働省の調査では、「人生会議を知らない」と答えた人が 72.1% でしたが、突然の病気やけがで意思を伝えられなくなる可能性は誰にでもあり、事前に考えておくことは、自分自身だけでなく家族の負担を軽くすることにもつながります。 心身の状態に応じて意思は変化することがあるため、何度でも繰り返し考え、ハナシ合うことが大切です。 人生会議(ACP)で考えておきたいこと(例) どこで過ごしたいか どんな治療やケアを望むか 大切にしたい価値観や生活のこと 自分の思いを伝えておくことで、もしものときにも、その人らしい選択が尊重されやすくなります。人生会議は、これからの暮らしを自分らしく過ごすための大切な備えです。 ※このような取組は、個人の主体的な行いによって考え、進めるものです。知りたくない、考えたくないカタへの十分な配慮が必要です。 こちらに、「『人生会議』してみませんか」(厚生労働省公式ホームページ)の二次元コードがあります。 こちらに、「人生の最終段階における医療・ケア」(埼玉県公式ホームページ)の二次元コードがあります。 コラム、在宅療養を続けるための支えとして 在宅難病患者一時入院事業(レスパイト入院) 介護の休息も大切 難病のある方を在宅で支える日々は、家族にとって大きな力が必要です。埼玉県が実施する「在宅難病患者一時入院事業(レスパイト入院)」は、介護者が休息を取ったり、冠婚葬祭や体調不良などで介護が難しいときに、患者さんが一時的に医療機関へ入院できる制度で、難病診療連携コーディネーターが日程調整を行います。 利用のポイント 入院期間:1回14日以内 年間利用:56日まで 受入医療機関:県内28病院(令和7年9月1日現在) 申請窓口:管轄保健ジョ(所沢市在住のカタは狭山保健ジョ)、※医療機関へ直接御相談いただくことはできません。 対象となるのは、指定難病医療受給者証を持ち、在宅で療養しているカタで、病状が安定していることが条件です。また、人工呼吸器(NPPVを含む)を使用しているカタや気管切開をしているカタが対象となり、主治医の同意が必要です。 こちらに、「在宅難病患者一時入院事業(レスパイト入院)について」(埼玉県公式ホームページ)の二次元コードがあります。 107ページ 第3節 ホンシの公立医療機関 社会情勢の変化や多様化する市民のニーズに応じて、小児や救急などの医療を継続的に提供することが求められています。また、在宅で介護を受けている高齢者や障害を持つこどもなど、一般の歯科医院では診療が困難な方々にも歯科診療を行う必要があります。引き続き、関係機関と連携しながら、ホンシの公立医療機関として地域の中で求められる役割を果たしていくことが重要です。 (1)所沢市市民医療センター 主な関係課、市民医療センター ●現状 ○所沢市市民医療センターは、以下の診療を実施しています。 ・内科:通常の外来診療のほか、所沢地区病院群輪番制※による第二次救急診療を毎週水曜日にオコナっています。入院については、49床の病床を有し、平成30年11月から入院病床の一部に地域包括ケア病床※を導入しています。 ・小児科:平日昼間の外来診療に加えて、夜間急患診療、深夜タイ急患診療及び日曜日・休日急患診療を行うなど、小児初期救急医療体制の維持と安定的な運営に努めています。 ・健康検診事業:日本総合健診医学会認定の優良総合健診施設※として、人間ドック及びその他各種検診の充実を図っています。 ○施設・設備の老朽化への対応として、再整備基本構想(令和3年度)を具体化するため、令和5年度に再整備基本計画を策定し、また、総務省から示された公立病院の経営強化に向けたガイドラインに基づき、経営強化プランを策定し、再整備を見据え、地域と一体となった病院運営をオコナっています。 ○地域連携室において、入退院に関する相談や在宅医療に関する相談、関係機関との調整、連携などの役割を担っています。 ○市アンケートでは、今後、公立病院として市民医療センターが最も力を注ぐべき事業についての設問において、「健康シンサ(人間ドック・特定健康シンサ※など)が51.3%と最も高くなっています。 ●ホンシの主な取組 ○地域住民の新たな医療ニーズや在宅生活を支えていくため、令和5年8月に地域包括ケア病床※を11床から13床に増床し、入院患者に対してリハビリ等、在宅復帰のための支援をオコナっています。 ○県の夜間小児初期救急受入体制整備事業に参加し、深夜タイの小児の初期救急患者の受入れを行っています。 ○地域の医療・介護関係者との相互理解を深め、連携強化を図ることを目的として地域交流会を開催しています。 ○感染防止対策を図った上、感染症患者の受け入れをオコナっています。 ○毎月第3金曜日にレディースデーを実施し、可能な限り女性スタッフを配置しています。 ●保健・医療関係団体等の主な取組 ○所沢市市民医療センター小児急患診療への医師派遣、調剤業務への薬剤師派遣(所沢市医師会・所沢市薬剤師会) 108ページ 課題 ○所沢市市民医療センターに期待される医療の提供を図るため、医師・看護師をはじめとする医療従事者の確保が必要です。 ○質の高い効率的な医療提供体制を確保するため、医療のデジタル化への対応と技術革新が必要です。 ○所沢市市民医療センターの施設・設備が老朽化していることから、安心・安全な医療環境の確保に向けた計画的な改修及び更新が必要です。 施策の方向性 ○市民ニーズに応えるために、小児初期救急医療体制の安定的な提供に力を入れます。 ○「ケンコウ長寿のまちづくり」実現に貢献する健診部門を継続します。 ○病床スウを維持しつつ、個室や地域包括ケア病床※の割合を増やすことなどにより社会環境の変化への対応を図ります。 ○電子カルテシステムを導入し、患者の利便性向上、業務の効率化及び情報の共有化を図ります。 ○施設・設備の老朽化への対応として、バリアフリーに配慮した病院に建て替えます。 一人ひとりに望まれる健康づくりへの取組 ○地域医療・在宅医療 ・介護保険や受けられるサービスのことについて、知識と情報を得ておく。 ・ホンシや関係医療機関で実施している講演会や公開講座に参加する。 ・家族の療養のために、在宅での療養に関する知識を身につける。 ・地域全体の支え合いに向けて地域での見守りの意識を持つ。 ○小児急患診療 ・受診ジは、症状の発生から経過の状況、保育園などでの疾病の流行状況、現在飲んでいる薬及び体重など、診察に必要な情報をメモにしてまとめておく。 ・休日や夜間など、緊急時に利用できる情報を普段から意識しておく。 ・市ホームページに掲載している「こどもの救急(生後1か月〜6歳)」や埼玉県が発行している「こどもの救急ミニガイドブック」等を活用し、緊急時の対応方法等について、日頃から意識する。 ○健診事業 ・誕生日などを参考に毎年の受診日を決めて人間ドックを受け、ネンに1度は自分のからだの状態を把握するようにする。 ・人間ドックの結果に応じて、専門医の受診や精密検査を受けるようにする。 109ページ (2)所沢市歯科診療ジョあおぞら 主な関係課、保健医療課 ●現状 ○所沢市歯科診療ジョあおぞらは、平成18年度から所沢市歯科医師会を指定管理者※とした管理・運営を開始し、事業内容は、所沢市歯科診療所条例に基づき、一般の歯科診療所では対応が困難とされる「在宅要介護高齢者」「障害児シャ」への歯科診療に加え、休日緊急歯科診療を実施しています。 ○新型コロナウイルス感染症の5類移行後も、徹底した感染防止対策を継続の上、歯科診療を実施しています。 ○在宅要介護高齢者や障害児シャの保護者から、今後も同事業の継続の要望が多く挙がっています。 ○成育医療等の提供に関する施策の総合的な推進に関する基本的な方針(令和5年3月改正)では、小児医療体制の充実を図るため、障害児に対応できる歯科医の育成を掲げています。 ○埼玉県地域保健医療計画(第8次)では、要介護高齢者や障害児シャなど、歯科医療を受けることが困難な者に対する歯科コウクウ保健の推進を掲げています。 ●ホンシの主な取組 ○広報シや市ホームページ及び指定管理者※である所沢市歯科医師会で作成したあおぞらのホームページやパンフレットにより、市民に対し各診療の情報提供をオコナっています。 ○患者に対してアンケートを実施し、利用者の要望等の把握に努めています。 ○所沢市医師会、所沢市歯科医師会、障害者団体等で構成する「所沢市歯科診療ジョあおぞら会議」を開催し、あおぞらの診療等について意見交換を行い、指定管理者※である所沢市歯科医師会と情報を共有しています。 課題 ○高齢化に伴い、在宅要介護高齢者歯科診療のニーズが高まることが見込まれるため、あおぞらに関する情報提供が必要です。 ○一般の歯科医療ジョでは対応が困難な障害児者へのあおぞらに関する情報提供が必要です。 ○地域の歯科診療ジョとの連携体制の強化が必要です。 施策の方向性 ○在宅要介護高齢者歯科診療と障害児シャ歯科診療の情報提供に努めます。 ○所沢市歯科診療ジョあおぞらの受診者への利便性の向上に努めます。 ○受診者の状態に応じて、地域の歯科診療ジョや医療機関との連携を図ります。 一人ひとりに望まれる健康づくりへの取組 ○むし歯がある、食べ物が噛みにくいといった状態があれば放置せずに早めに治療を受けるようにする。 ○日頃からコウクウケアに関心を持ち、歯と口の健康を保つように心掛ける。 ○年に1度は歯科健診(検診)を受ける。 110ページ 第5章 健康危機管理 章の方針(目指す姿) 新興感染症※の流行をはじめとした健康危機管理に関する情報を迅速かつ的確に収集し、市民に対し正確な情報提供に努めます。 関係団体と連携し、市民が安心して暮らすことができる体制の整備に努めます。 取り巻く動向と課題 近年、新型コロナウイルス感染症をはじめとした、これまでに経験したことない規模・期間の感染症の流行等がみられます。また、地震やフウ水害など、大規模な災害も頻発しています。 こうした中、感染症の流行に備え、日頃から疾病の予防対策を講じるとともに、通常とは異なる状況となる発災時における医療体制の確保や健康管理に向けた取組を進めていくことが必要です。埼玉県やホンシにおいても、感染症対策に向けて具体的な行動を定める計画を策定するなど、事前の体制整備を進めています。 さらに、救命率向上のため、事故防止の普及啓発が必要であるとともに、気候変動の影響による猛暑日・熱帯夜が増加する中、熱中症への対応が必要です。 また、災害時医療の体制づくりに向けて、国や県により、拠点・人材・情報の整備が進められており、ホンシにおいても、国や県の動向を踏まえながら、医療機関をはじめとする様々な関係団体等と連携し、市域全体の総合的な防災対策を進めています。 第1節 健康危機管理、小項目(1)感染症対策 (2)災害時医療 (3)安心・安全な環境整備 111ページ 第1節 健康危機管理 新型コロナウイルス感染症の感染拡大は、市民生活や感染症に対する意識に大きな影響を及ぼしましたが、感染症については、平時からの感染(拡大)防止の取組が重要となります。 また、緊急時にも医療体制を提供できるよう、災害時医療の取組を促進する必要があります。 さらに、個々人の生活に潜む危険の防止や応急手当に向けた取組が必要です。 (1)感染症対策 主な関係課、危機管理室、保健医療課、健康づくり支援課     ●現状 ○市アンケートでは、新型コロナウイルス感染症拡大前と比較し、運動量が10代、20代及び60代以上で「減った」という回答が他の層より高いほか、スマホ使用時間が中学生・高校生世代及び成人調査の10代男性で増加傾向となるなど、市民の生活に現在もなお影響を与え続けていることが伺えます。 ○さらに、新型コロナウイルス感染症以外にも、世界各地で新興・再興感染症が発生しており、発生地域から国内に持ち込まれ感染拡大することが危惧されています。 ○近年では、インフルエンザ、デンセンセイコウハン(リンゴ病)、手足口病、梅毒などの感染症の流行が確認されています。 ●ホンシの主な取組 ○平時からの健康危機管理体制の構築のため、職員間で毎週、感染症流行状況を共有しています。 ○感染症の予防対策、流行注意報、警報について、市ホームページ及びところざわほっとメール※で広く市民に情報提供をオコナっています。 ○埼玉県や狭山保健ジョが開催する訓練や会議等に参加しています。 ●保健・医療関係団体等の主な取組 ○感染対策研修会(狭山保健ジョ) ○狭山保健ジョ管内感染症関係機関連携会議(狭山保健ジョ) 課題 ○感染症に関する正しい知識の普及啓発が重要です。 ○感染症予防のため、一人ひとりが日頃から感染予防に取り組み、周囲への配慮や感染拡大の防止を意識することが重要です。 ○感染症関連の法改正等に合わせ、速やかな対応が必要です。 施策の方向性 ○平時からの感染防止対策に加え、感染症による健康への影響について普及啓発を行います。 ○感染症流行時の迅速な対応に向け、実践的な訓練の実施や関係機関との連携強化を図ります。 ○感染症に関する情報収集や情報提供を的確かつ迅速に行い、自らできる感染症対策の啓発を図ります。 一人ひとりに望まれる健康づくりへの取組 ○日頃から必要に応じて、マスク着用、咳エチケット、手洗いなどで感染症の予防に努める。 ○感染時には正確な情報を入手し、行動する。 ○感染症流行期には、可能な限り人ごみを避ける。 112ページ コラム、地域の感染状況を把握する仕組み ― 感染症発生動向調査 ― 流行状況を知っておこう 「感染症発生動向調査」は、感染症法で決められた感染症の患者が、どのくらい発生したのかを調査、分析し、その結果を周知する事業です。 こちらに、「感染症発生動向調査とは?」(埼玉県公式ホームページ)の二次元コードがあります。 こちらに、埼玉県のインフルエンザの定点当たりの報告数のグラフがあり、2022年・2023年シーズンから2025年・2026年シーズンの月別の推移が示されています。 ホンシでは、埼玉県感染症情報センターが公表している「感染症発生動向調査」の一部を市ホームぺージ でお知らせしています。 普段から感染症の流行状況を知ることが、感染症を予防することだけではなく、地域や社会全体のまん延防止にもつながります。 こちらに、「今、流行している感染症は?」(所沢市公式ホームページ)の二次元コードがあります。 113ページ (2)災害時医療 主な関係課、危機管理室、保健医療課、健康づくり支援課 ●現状 ○内閣官房の「防災・減災国土キョウジン化のための3か年緊急対策による取組事例集」によれば、近年、ゲリラ豪雨や竜巻など危険を及ぼす気象災害の発生頻度が大幅に増えています。災害ジは医療ニーズが急増する一方、医療機関の診療機能が低下します。 ○埼玉県では、災害拠点病院※(22か所)及び災害時連携病院※(32か所)を指定しています。市内では、災害拠点病院として「防衛医科大学校病院」、災害時連携病院として「独立行政法人国立病院機構 西埼玉中央病院」及び「所沢美原総合病院」が指定を受けています。 ○「所沢市地域防災計画」では、災害時医療に関する内容として、市内の医療救護に関する総合調整や仮設救護ジョの設置等の医療救護活動、巡回保健医療等の地域における医療活動について定めています。 ●ホンシの主な取組 ○デジタル移動系防災行政無線※の通信訓練を毎月実施しています。 ○所沢市健康推進部非常時優先業務対応マニュアルを作成し、業務継続計画(BCP)※対策シートと合わせて見直しをオコナっています。 ○狭山保健ジョ主催の西部地区災害医療訓練に参加し、初動対応手順及び関係機関との連絡体制手順を確認し、現状の課題や問題点に関する情報を共有しています。 ○保健・医療関係団体の他、様々な外部団体との災害時の連携強化を図るため、所沢市防災会議を開催しています。 ○災害支援について、狭山保健ジョや他自治体主催の研修に参加し、学びを深めるとともに、情報共有を図っています。 ●保健・医療関係団体等の主な取組 ○健康危機管理訓練・研修会・西部保健医療圏※災害時保健医療調整会議(狭山保健所) ○災害時の医療救護活動に関する協定・災害時の医薬ヒン供給・健康教育(所沢市薬剤師会) ○所沢市総合防災訓練・災害対策本部設置訓練への参加(所沢市医師会) ○災害時の医療救護活動に関する協定(所沢市医師会) ○災害時の歯科医療救護活動に関する協定(所沢市歯科医師会) 課題 ○発災後、速やかに適切な医療救護活動体制及び保健活動体制を整えられるよう、平常時から所沢市地域防災計画に基づく体制の構築等が必要です。 ○避難ジョにおいて感染症が発生した場合、感染症まん延防止のため、発症者の隔離など迅速な対応が必要です。 ○平常時から、市民が災害時に身を守り健康管理に備えることを意識した保健活動が必要です。 施策の方向性 ○災害時に円滑な医療救護活動が実施できるよう、医薬品等の供給体制の整備や関係団体との連携強化を図ります。 ○関係機関と連携し、災害時の栄養管理や歯科コウクウ衛生を含めた保健活動に関する情報収集を行います。 ○災害時の感染症の流行や持病の悪化などの二次健康被害に備えた連携の強化・災害時の保健活動の推進に向け、体制の整備を図ります。 114ページ 一人ひとりに望まれる健康づくりへの取組 ○非常時に備え、お薬手帳や医薬ヒンをすぐに持ち出せるよう準備しておく。 ○災害時の心身の健康を維持するために、あらかじめ、かかりつけ医と災害時の対応について話しアウ。 ○災害時は、生活環境の悪化や災害ストレス等により、身体・精神的な健康が害されやすくなるため、心配な場合は、身近な人や保健医療関係者などに相談する。 ○災害時の避難ジョで食事療法が必要な人は早めに相談する。 コラム、大規模災害に備える医療体制 ― 災害拠点病院と災害時連携病院 ― 災害時の医療を支えるよ 埼玉県では、災害時に必要な医療を提供できるよう、役割の異なる「災害拠点病院」と 「災害時連携病院」を整備しています。 「災害拠点病院」は、重症患者の受け入れや医療救護班の派遣など、災害医療の中心となる施設です。県内には22か所が指定され、停電時でも医療を継続できる設備や備蓄が整えられています。 一方、「災害時連携病院」は、災害拠点病院と連携し、中等症や容態が安定した重症患者を受け入れる役割をニナいます。県内には32か所が指定され、災害派遣医療チーム(ディーマット)による現場支援にも対応します。 2つの病院の役割 災害拠点病院(県内22か所)【令和6年4月現在】 重症患者の受け入れ、埼玉ディーマット(医療救護班)の派遣、地域の医療機関への応急用資器材の貸出機能 こちらに、「災害拠点病院」(埼玉県公式ホームページ)の二次元コードがあります。 災害時連携病院(県内32か所)【令和7年12月23日現在】 災害拠点病院と連携し、中等症・容態の安定した重症患者の受け入れ、埼玉地域ディーマットによる支援 こちらに、「災害時連携病院」(埼玉県公式ホームページ)の二次元コードがあります。 災害時には、これらの病院が連携しながら地域の医療体制を支えます。どこに住んでいても必要な医療につなぐことができるよう、県全体で備えが進められています。 115ページ (3)安心・安全な環境整備 主な関係課、保健医療課、健康づくり支援課 ●現状 ○国においては気温が100年で1.3℃(度)上昇(全国平均)するなど気候変動の影響により、ホンシにおいても熱中症による救急搬送者数は増加傾向にあります。 ○市ホームページでは、埼玉県に届出のあったAED※設置施設のうち公共施設に設置しているものについて公開しています。 ○市アンケートの自由意見で、日頃の運動ができる公園や、ウォーキングコースなど、「自然に健康になれるしくみや環境整備」への声が多く見られました。また、公園利用に関する禁止事項が多く、こどもが外で身体を動かす機会が減ってしまっているとの意見も挙がっています。 ●ホンシの主な取組 ○ショ熱順化(=カラダが暑さに慣れること)をはじめとする熱中症予防対策について、広報シや市ホームページ等で情報発信をオコナっています。 ○熱中症警戒アラート発表時に防災行政無線、ところざわほっとメール※及びLINE、のぼり旗による注意喚起を実施しています。 ○暑さをしのぐ場所として「所沢市クーリングシェルター」の指定をオコナっています。 ○市ホームページに埼玉県内及び市内のAED※(自動体外式ジョサイ動器)設置状況や使い方、埼玉西部消防局で実施する救命講習会の情報を掲載し、市民への普及啓発をオコナっています。 課題 ○市民自ら熱中症に係る健康被害について予測し、適切な予防や対処を実施することで、熱中症の発症や重症化を防ぐ必要があります。 ○AED※設置施設においては、定期的な管理が重要です。 施策の方向性 ○熱中症警戒情報等(「熱中症警戒アラート」・「熱中症特別警戒アラート」)が発表された際には、注意喚起を行います。 ○市民が一時的に暑さをしのぐ場所(所沢市クーリングシェルター)を整備します。 ○AED※の設置状況や使い方について情報提供を行います。 一人ひとりに望まれる健康づくりへの取組 ○熱中症予防を心掛ける。 ○事故防止と応急手当や適切な医療受診について理解を深める。 ○救急救命講習などの機会に参加し、救急車が到着するまでの正しい処置や、AED※の操作方法等を身につける。 116ページ コラム、適切な対処で発生予防&重症化予防 ― 熱中症予防対策 ― 私は大丈夫!って思ってない? 気候変動の影響により、猛暑日や熱帯夜の数が年々増加する中、熱中症による救急搬送人員は毎年数万ニンを超え、死亡者数は5年移動平均で1,000人を超える高い水準で推移しています。暑い、むし暑い環境で適切な予防や対処をしないと、脱水症や異常な高体温により、熱中症のリスクが高まります。 【熱中症対策のポイント】 ●脱水対策 3食しっかり、規則正しい食生活を心がけましょう。 1日8回を目安に、こまめな水分補給をしましょう。 ●暑さ対策 ・暑くなる前から、無理のない範囲で汗をかき、カラダを暑さに慣れさせましょう。 ・暑さをしのぐことができる「所沢市クーリングシェルター」を活用しましょう。 こちらに、「熱中症」(所沢市公式ホームページ)の二次元コードがあります。 所沢市クーリングシェルターには、ポスターが掲示されています。 こちらに、令和7年度ポスター(所沢市公式ホームページ)があります。 コラム、いざというトキの備え ― 屋外設置のAEDについて ― 定期的に確認しておこう AEDは、突然、心臓がけいれん(心室サイ動)を起こして突然シン停止になった場合に、電気ショックを与えて心臓の動きを正常に戻す医療機器です。救急車が到着するまでの間に、周囲の人がAEDによるジョサイ動を含めた救命処置(心肺蘇生)を迅速に行うことが大切です。 ホンシでは、誰もが24時間365日利用できるよう、小中学校の屋外にAEDを設置しています。 市ホームぺージでは、地図と設置場所の写真と共に、AED設置場所をお知らせしています。 日頃からAEDの設置場所を確認したり、定期的に救命講習を受講するなど、緊急時に落ち着いて行動できるよう備えておきましょう。 こちらに、「【屋外設置】公共施設に設置しているAED(自動体外式ジョサイ動器)について」(所沢市公式ホームページ)の二次元コードがあります。 こちらに、「AED(自動体外式ジョサイ動器)」(所沢市公式ホームページ)の二次元コードがあります。 117ページ こちらに、従来のライフステージに加えたライフコースごとの取組一覧のヒョウがあります。 118ページ  このページは白紙です 119ページ ナカビョウシ 資料編 120ページ 1 計画策定経過 年月日 事項 主な内容 令和6年 7月2日 令和6年度 第1回  庁内推進会議 ・所沢市保健医療計画について ・第2次所沢市保健医療計画 令和5年度取組状況評価シート(案)(第3章〜第5章)の確認について ・次期計画策定調査について 8月5日 令和6年度 第1回  推進委員会 ・委嘱状交付 ・委員長及び副委員長選出 ・所沢市保健医療計画について ・第2次所沢市保健医療計画 令和5年度取組状況評価シート (案)(第3章〜第5章)の確認について ・次期計画策定調査について 10月18日 令和6年度 第2回  庁内推進会議 ・第2次所沢市保健医療計画 令和5年度取組状況評価シートの確認・確定について ・所沢市保健・医療に関するアンケート調査結果について 9月6日 〜9月20日 所沢市保健・医療に関するアンケート調査 ・市内在住の0サイから5歳までの未就学児の保護者 (1,000人)、中学生・高校生世代(1,000人)、18歳以上 の成人(3,000人)を対象としたアンケート調査を実施 11月12日 令和6年度 第2回  推進委員会 ・第2次所沢市保健医療計画 令和5年度取組状況評価シート(案)(第3章〜第5章)の確定について ・第2次所沢市保健医療計画 令和5年度取組状況評価シート(案)(第1章〜第2章、第6章)の確認について ・所沢市保健・医療に関するアンケート調査結果について 11月26日 令和6年度 第3回  庁内推進会議 (書面開催) ・第2次所沢市保健医療計画 令和5年度取組状況評価シート(案)(全章)の確認について ・所沢市保健・医療に関するアンケート調査結果について 12月23日 令和6年度 第3回  推進委員会 ・第2次所沢市保健医療計画 令和5年度取組状況評価シート(案)(全章)の確定について ・所沢市保健・医療を取り巻く状況等について ・所沢市市民医療センター再整備事業について 令和7年 1月27日 令和6年度 第4回  庁内推進会議 ・所沢市における保健・医療を取り巻く状況等について ・「第3次所沢市保健医療計画」のコンセプト案について 2月13日 令和6年度 第4回  推進委員会 ・「第3次所沢市保健医療計画」コンセプト案について ・新型インフルエンザ等対策行動計画について 121ページ 年月日 事項 主な内容 令和7年 4月30日 令和7年度 第1回  庁内推進会議 ・所沢市保健医療計画について ・第3次保健医療計画骨子案について 5月26日 令和7年度 第1回  推進委員会 第3次所沢市保健医療計画について諮問第3次所沢市保健医療計画骨子案について 7月14日 令和7年度 第2回  庁内推進会議 (書面開催) ・第2次所沢市保健医療計画 令和6年度取組状況評価シート(案)(第1章〜第5章)の確認について ・第3次所沢市保健医療計画 目次案・素案(総論第3章「計画の基本的な考え方」・各論第1章〜第3章)の確認について 8月13日 令和7年度 第2回  推進委員会 ・第2次所沢市保健医療計画 令和6年度取組状況評価シート(案)(第1章〜第5章)の確認について ・第3次所沢市保健医療計画 目次案・素案(総論第3章「計画の基本的な考え方」・各論第1章〜第3章)の確認について 10月2日 令和7年度 第3回  庁内推進会議 ・第2次所沢市保健医療計画 令和6年度取組状況評価シート(案)(全章)の確認について ・第3次所沢市保健医療計画(素案)の確認について 10月23日 令和7年度 第3回  推進委員会 ・第2次所沢市保健医療計画 令和6年度取組状況評価シート(案)(全章)の確認について ・第3次所沢市保健医療計画(素案)の確認について 11月5日 令和7年度 第4回  庁内推進会議 ・第2次所沢市保健医療計画 令和6年度取組状況評価シート(案)(全章)の確認について ・第3次所沢市保健医療計画(素案)の確認について 11月26日 令和7年度 第4回  推進委員会 ・第2次所沢市保健医療計画 令和6年度取組状況評価シート(案)(全章)の確定について ・第3次所沢市保健医療計画(素案)の確認について ・第3次所沢市保健医療計画答申ショ(案)について ・所沢市新型インフルエンザ等対策行動計画について 12月25日〜1月26日 パブリックコメント パブリックコメント手続きによる意見募集を実施 令和8年 2月5日 令和7年度 第5回  庁内推進会議 (書面開催) ・第3次所沢市保健医療計画(素案)パブリックコメント実施結果及び対応について 2月9日 令和7年度 第5回 推進委員会 ・第3次所沢市保健医療計画(素案)パブリックコメント実施結果及び対応について ・第3次所沢市保健医療計画答申ショ(案)について ・所沢市市民医療センター再整備事業について 所沢市保健医療計画推進委員会から市長へ答申書の提出 122ページ 2 諮問・答申 諮問 所保医第167号 令和7年5月26日 所沢市保健医療計画推進委員会 委員長 赤津 拓彦 様 所沢市長 小野塚 マサトシ 第3次所沢市保健医療計画の策定について(諮問) このことについて、所沢市保健医療計画推進委員会条例第2条の規定に基づき、下記のとおり諮問します。 キ 1 諮問事項   第3次所沢市保健医療計画の策定について 2 諮問理由   令和2年3月に策定した「第2次所沢市保健医療計画」(計画期間:令和2年度から令和7年度)の計画期間終了を迎えるにあたり、「第6次所沢市総合計画」に掲げる「ケンコウ(けんこう)長寿のまち」の実現を目指し、市民一人ひとりが、それぞれのおかれている状態の中で、心身の健康を実感しながら、地域の中で安心していきいきと暮らせるまちづくりに計画的に取り組むため「第3次所沢市保健医療計画」の策定について、諮問するものです。 123ページ 答申 令和8年2月9日 所沢市長  小野塚 マサトシ 様 所沢市保健医療計画推進委員会 委員長 赤津 拓彦 第3次所沢市保健医療計画の策定について(答申) 令和7年5月26日付け所保医第167号で諮問のありました第3次所沢市保健医療計画の策定について、本委員会は5回にわたる会議を開催し、専門的な見地や市民としての視点で慎重に審議を重ねた結果、別添のとおり計画案を取りまとめましたので、答申いたします。 なお、計画の推進に当たっては、下記の点に配慮されるよう要望します。 キ 1 市民の行動変容を促す施策の推進や、健康や医療を支える環境整備を進めること で、一人ひとりが主体的に健康づくりに取り組む機運の醸成を図られたい。また、 人材や財源には限りがあるということも含め、市民への情報提供に努めながら、効果的な施策の実施に取り組んでいただきたい。 2 各種施策の実施に当たっては、市民一人ひとりの様々な背景(ライフコース)に 応じた丁寧なアプローチに努めていただきたい。特に、こころの健康づくりにお いては、個々の背景を踏まえつつ、他者とのつながりや触れあい、社会参加の観 点も意識した施策の実施に努めていただきたい。 3 市民一人ひとりが心身の健康を実感できる「ケンコウ長寿のまちづくり」の実現に向けて、引き続き、保健・医療・介護・福祉の関係機関・団体をはじめ、市民・自治会・教育機関・企業・スポーツ団体など、様々な主体との連携・協働を図りながら、計画の推進に努めていただきたい。 124ページ 3 所沢市保健医療計画推進委員会条例 条例確認 125ページ 条例確認 126ページ 4 所沢市保健医療計画推進委員会委員名簿 条例(3条2項) ショ 属 委員氏名 備考 1号 公募による市民 公募委員 二瓶 広和 1号 公募委員 碇谷 栄治 公募委員 小野 向日葵 公募委員 丸山 カオリ 2号 医療関係団体の代表者 所沢市医師会  赤津 拓彦 2号 所沢市歯科医師会  北田 ノリヨシ 所沢市薬剤師会  塚本 京子 所沢市柔道整復師会  吉田 ナンセイ 所沢市鍼灸師会  原澤 セイイチ 3号 保健又は福祉に関する活動を行う団体の代表者 所沢市母子愛育会  大里 節子 3号 所沢市食生活改善推進員協議会  丸山 静香 所沢市スポーツ推進委員会  須藤 ミツギ 所沢市社会福祉協議会 黛 浩一郎 所沢市介護保険サービス事業者連絡協議会 ヨネカワ 智裕 4号 知識経験を有する者 早稲田大学  扇原 アツシ 4号 知識経験者 瀬能 幸則 5号 関係行政機関の職員 埼玉県狭山保健ジョ 田島 貴子 5号 埼玉県狭山保健ジョ オ口 千春 令和7年4月1日から 埼玉西部消防局 後藤 イサアキ 令和7年3月31日まで 埼玉西部消防局 日高 ケン 令和7年6月1日から 6号 市の職員のうちから市長が指名する者 市民医療センター 黒木 ヤストミ 6号 (敬称略) 127ページ 【事務局】 健康推進部長  越智 三奈子 令和7年3月31日まで 小山 タカユキ 令和7年4月1日から 健康推進部次長 小山 タカユキ 令和7年3月31日まで 田中 浩文 令和7年4月1日から 健康推進部 保健センター長 中村 まさみ 令和7年3月31日まで 糟谷 苗美 令和7年4月1日から 健康推進部 保健医療課 課長 河西 秀樹 令和7年3月31日まで 中山 ノリヒロ 令和7年4月1日から 健康推進部 保健医療課 副主幹 佐藤 征逸 健康推進部 保健医療課 主査 八川 アサ子 健康推進部 保健医療課 主査 古屋 由佳子 令和7年4月1日から 健康推進部 保健医療課 主任 日野 航介 健康推進部 保健医療課 主任 小貫 由依 令和7年3月31日まで 128ページ 5 所沢市保健医療計画庁内推進会議設置要綱 ○所沢市保健医療計画庁内推進会議設置要綱 平成28年3月31日要綱 改正 平成28年12月28日要綱 令和元年6月27日要綱 令和3年4月1日要綱 令和6年4月1日要綱 所沢市保健医療計画庁内推進会議設置要綱 (設置) 第1条 所沢市保健医療計画(以下「計画」という。)の推進を図るため、所沢市保健医療計画庁内推進会議(以下「推進会議」という。)を置く。 (ショショウ事務) 第2条 推進会議は、次に掲げる事項をショショウする。 (1) 計画の策定に向けた検討に関すること。 (2) 計画の推進に関すること。 (3) その他計画の推進に関し必要と認められる事項 (組織) 第3条 推進会議は、委員長、副委員長及び委員をもって組織する。 2 委員長は健康推進部次長(参事を含む。)を、副委員長は健康推進部保健センター長を、委員は別表第1に掲げる者をもって充てる。 3 委員長は、カイムを総理し、推進会議を代表する。 4 副委員長は、委員長を補佐し、委員長に事故があるとき、又は委員長が欠けたときは、その職務を代理する。 (会議) 第4条 推進会議の会議は、委員長が必要に応じて招集する。 2 推進会議の会議は、委員の過半数が出席しなければ開くことができない。 (意見の聴取等) 第5条 委員長は、必要があると認めるときは、委員以外の者に対し、推進会議の会議に出席を求めて意見若しくは説明を聴き、又は資料の提出を求めることができる。 (部会) 129ページ 第6条 推進会議に、専門的事項について調査及び研究を行うため、部会を置くことができる。 2 部会は、別表第2に掲げる課の職員のうちから委員長が指名する者をもって組織する。 (庶務) 第7条 推進会議の庶務は、健康推進部保健医療課において処理する。 (委任) 第8条 この要綱に定めるもののほか、必要な事項は、市長が別に定める。 附 ソク (施行期日) 1 この要綱は、平成28年4月1日から施行する。 (所沢市保健医療計画策定庁内検討会議設置要綱の廃止) 2 所沢市保健医療計画策定庁内検討会議設置要綱(平成26年4月1日施行)は、廃止する。 附 ソク(平成28年12月28日要綱) この要綱は、平成29年1月1日から施行する。 附 ソク(令和元年6月27日要綱) この要綱は、令和元年7月1日から施行する。 附 ソク(令和3年4月1日要綱) この要綱は、令和3年4月1日から施行する。 附 ソク(令和6年4月1日要綱) この要綱は、令和6年4月1日から施行する。 別表第1(第3条関係) 危機管理室長 経営企画部経営企画課長 福祉部障害福祉課長 福祉部高齢者支援課長 福祉部介護保険課長 福祉部地域福祉センター長 130ページ こども未来部こども支援課長 こども未来部こども福祉課長 こども未来部こども家庭センター長 健康推進部国民健康保険課長 健康推進部健康管理課長 健康推進部健康づくり支援課長 市民医療センター事務部総務課長 教育委員会教育総務部スポーツ振興課長 教育委員会学校教育部保健給食課長 別表第2(第6条関係) 危機管理室 経営企画部経営企画課 福祉部障害福祉課 福祉部高齢者支援課 福祉部介護保険課 福祉部地域福祉センター こども未来部こども支援課 こども未来部こども福祉課 こども未来部こども家庭センター 健康推進部国民健康保険課 健康推進部健康管理課 健康推進部健康づくり支援課 市民医療センター事務部総務課 教育委員会教育総務部スポーツ振興課 教育委員会学校教育部保健給食課 131ページ 6 所沢市保健医療計画庁内推進会議委員名簿 ショ 属 庁内推進会議委員 備考 部 課 職メイ 氏名 危機管理室 参 ジ 森田 サトル  令和7年3月31日まで 参 ジ 古田 晃一 令和7年4月1日から 経営企画部 経営企画課 課 長 並木 茂幸 令和7年3月31日まで 課 長 齋藤 伸宏 令和7年4月1日から 福祉部 障害福祉課 課 長 イッシキ 義直 令和7年3月31日まで 課 長 ??里 キヨコ 令和7年4月1日から 高齢者支援課 課 長 溝井 光正 介護保険課 課 長 中山 ノリヒロ 令和7年3月31日まで 参 ジ 田中 綾子 令和7年4月1日から 地域福祉センター センター長 細田 和彦 令和7年3月31日まで センター長 木下 浩一 令和7年4月1日から こども未来部 こども支援課 課 長 田井 浩介 こども福祉課 課 長 加賀谷 春恵 令和7年3月31日まで 課 長 藤澤 祐介 令和7年4月1日から こども家庭センター センター長 松井 優子 令和7年3月31日まで 参 ジ 令和7年4月1日から 健康推進部 ジ 長 小山 タカユキ※1 令和7年3月31日まで ジ 長 田中 浩文※1 令和7年4月1日から 健康推進部 保健センター センター長 中村 まさみ※2 令和7年3月31日まで センター長 糟谷 苗美※2 令和7年4月1日から 健康推進部 国民健康保険課 課 長 石川 純也 令和7年3月31日まで 課 長 遠藤 康代 令和7年4月1日から 健康管理課 課 長 田中 浩文 令和7年3月31日まで 課 長 イッシキ 義直 令和7年4月1日から 健康づくり支援課 課 長 岩雲 美香 市民医療センター事務部 総務課 課 長 粕谷 憲之 教育総務部 スポーツ振興課 課 長 ミカミ 佳明 令和7年3月31日まで 課 長 波多野 健一 令和7年4月1日から 学校教育部 保健給食課 参 ジ 渡辺 純也 ※1 委員長 ※2 副委員長 132ページ 7 用語集 用語、内容の順で読み上げます。 アピアランスケア アピアランス(外見)の変化が起きた際に行うケアをアピアランスケア(外見の変化に対するケア)と言う。 アピアランスケアは、単なる美容目的で行うものではなく、がん治療によって生じた外見の変化を補い、患者さんの苦痛を軽減するためのケア。 アピアランスケアを行うことは、患者さんが家族を含めた人間関係のなかで、その人らしい生活を送る手助けとなる。 医療DX 医療DXとは、保健・医療・介護の各段階(疾病の発症予防、受診、診察・治療・薬剤処方、診断書等の作成、診療報酬の請求、医療介護の連携によるケア、地域医療連携、研究開発など)において発生する情報やデータを、全体最適された基盤(クラウドなど)を通して、保健・医療や介護関係者の業務やシステム、データ保存のガイ部化・共通化・標準化を図り、国民自身の予防を促進し、より良質な医療やケアを受けられるように、社会や生活の形を変えること。 うつ病 脳内の神経伝達物質(セロトニンなど)が低下することで「憂うつ」や「気分の落ち込み」などが起こり、初期には食欲不振や不眠、体調不良として現れることがある。うつ病は日本人の約15人に1人が一生のうちに経験するとされるが、早期に適切な治療や支援を受けることで回復する。 オーラルフレイル 高齢になると、噛めない、飲み込めない、むせる、カツゼツが悪くなる、コウクウ乾燥などのコウクウ機能の低下症状が多く見られ、こうした状態を「オーラルフレイル」と言う。 回復期機能? 在宅復帰に向けた医療又はリハビリテーションを提供する機能。 かかりつけ医療機関(医科、歯科、薬局) 【かかりつけ医】日常的な健康相談、一次テキ医療を行い、総合的・包括的に患者の健康を管理し、必要に応じて専門医療機関との連携を行う医師又は医療機関のこと。 【かかりつけ歯科医】ライフサイクルに沿って、口と歯に関する保健・医療・福祉を提供し、患者のニーズに応じた健康相談や必要な初期歯科医療の提供等、地域に密着した必要な役割を果たすことができる歯科医のこと。 【かかりつけ薬局】調剤や一般ヤクなどの重複や飲み合わせなどの医薬品等に関する相談や気軽に身近な健康管理などを相談できる薬局のこと。 133ページ 救急医療情報キット 「かかりつけ医」「薬剤情報提供ショ(ウツシ)」「持病」などの医療情報や、「診察券(ウツシ)」「健康保険ショ(ウツシ)」などの情報を専用の容器に入れ、自宅の冷蔵庫に保管しておくことで、緊急時の迅速な救急活動に役立てるもの キョウショク みんなで一緒に食卓を囲んで、共に食べること。 業務継続計画(BCP) 災害による影響によって市役所機能が低下する場合であっても、限られた人員、資機材等の資源を重点的に投入して、業務の継続と早期復旧を図るための計画である。ホンシが行う応急対策等の詳細な実施手順等を定めるとともに、市民生活に密接に関係する通常業務を継続・早期復旧させるための手順等についても定めている。Business Continuity Planの略。 クーリングシェルター 気候変動適応法に基づき、市町村長が指定する、熱中症による人の健康に係る被害の発生を防止するための施設。 ゲートキーパー 悩みを抱える人の自殺の危険を示すサインに気づき、適切な対応ができる人「命の門番」のこと。自殺対策では悩みを抱える人に寄り添い、かかわりを通して孤立を防ぎ、支援することが大切とされ、様々な分野の人材がゲートキーパーとして期待されている。 ケンコウ長寿 高齢になっても、身体面の健康だけではなく、人々が生きがいを感じ、安心安全で豊かな生活をオクれること。 健康寿命 健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間。埼玉県では、65歳に達した人が「要介護2以上」になるまでの期間を健康寿命として算出している。 コウクウケア 歯みがきだけでなく、歯・歯肉・舌・コウクウ全体を清潔に保ち、機能維持も目指す包括的な口の健康管理のこと。 五種混合 令和6年4月から四種混合ワクチン(ジフテリア・ヒャクニチせき・破傷風・不活化ポリオ)にヒブワクチンを加えた五種混合ワクチンが定期接種に位置づけられ、5種の病気に対する定期の予防接種はこれを基本とすることになった。  コツソしょう症 骨の代謝バランスが崩れ、骨形成よりも骨破壊が上回る状態が続き、骨がもろくなった状態のこと。 再興感染症 既知の感染症で、既に公衆衛生上の問題にならない程度までに患者が減少していた感染症のうち、近年再び流行し始め、患者スウが増加したもの。 災害拠点病院 災害時に多発する重篤救急患者の救命医療を行うための診療機能、患者等の受け入れ及び搬出を行う広域搬送への対応機能、自己完結型の医療救護チームの派遣機能などを有し、24時間対応可能な救急体制を確保できる病院。 134ページ 災害時連携病院 災害時に重症患者を受け入れる災害拠点病院と連携を図りながら、中等症患者や容態の安定した重症患者を受け入れる。また、災害派遣医療チーム「埼玉地域ディーマット」を保有し、災害現場での活動など速やかな医療救護活動を実施する。 埼玉県地域医療構想 医療機能の分化・連携と在宅医療等の充実を進め、発症から急性期、回復期、在宅医療等まで良質かつ適切な医療が効率的に提供される体制を構築し、県民が住み慣れた地域で必要な時に、必要なサービスの提供を受けられる体制の確保を目指すもの。 さいたまチャイルドライン 18歳以下の子どもだけがかけられる専用電話。ネットワークは全国に広がっており、埼玉県では「認定NPO法人さいたまチャイルドライン」が活動拠点となっている。 在宅当番医(制) 市町村の委託により地区医師会の医師が交代で夜間・休日診療を実施する体制。 埼玉県AI救急相談 急な病気やけがの際に、家庭での対処方法や医療機関への受診の必要性について、チャット形式で気軽に相談が可能な仕組み。 酸素ステーション 新型コロナウイルス感染で自宅療養者の症状悪化を防ぐために、緊急避難的な措置として酸素供給機器を設置した宿泊療養施設。 子宮ケイがん ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染が主因とされる。このウイルスは性的接触により子宮頸部に感染する。HPVは男女とも感染するありふれたウイルスであり、性交経験のある女性の過半数は、一生に一度は感染機会があるといわれ、HPVワクチンと定期的な子宮ケイがん検診が有効とされている。 自殺企ズ 自殺を目的とした行為全般のこと。関連して、結果として無事であった場合を「自殺未遂」、自殺のことを考えたり思い浮かぶ状態が「希死(自殺)念慮」とされる。 指定管理者(制度) 「公の施設」の管理に民間事業者等の有するノウハウを活用することにより、多様化する住民ニーズに効果的・効率的に対応していくことを目的としている。 死亡率 1年の死亡者スウをその年の人口で割り、1,000を乗じたもの。死亡率イコール(年間死亡数÷基礎人口)×セン 周産期医療 合併症妊娠や分娩時の新生児仮死など、母体・胎児や新生児の生命に関わる事態発生の可能性が高くなる「周産期」(妊娠22 週から出生後7 日未満までの期間)前後の期間における、突発的な緊急事態に備えた産科・小児科双方からの一貫した総合的な医療のこと。 135ページ 小児科救急医療病院群輪番制(事業) 埼玉県の小児救急医療支援事業として、所沢地区(所沢市、狭山市、入間市)における休日及び夜間の入院を必要とする小児の重症救急患者の医療を確保するため、地区内の複数の病院が交代で診療を実施する事業。 新興感染症 かつては知られていなかった、新しく認識された感染症で、局地的に、あるいは国際的に公衆衛生法上の問題となる感染症。 新型インフルエンザ 季節性インフルエンザと抗原性が大きく異なるインフルエンザで、国民の多くが免疫を持たないため急速に全国的にまん延し、重大な影響を及ぼす感染症。 生活の質 個人が生活する文化や価値カンにおいて個人の目標や期待、基準や関心との関わりから得られた、個人の認識に基づくもの。 生活習慣病重症化予防? 被保険者のレセプト※データと健診データを活用して、糖尿病が重症化するリスクの高い未受診者・受診中断者への受診カンショウにより医療に結びつけるとともに、糖尿病性腎症で通院する被保険者のうち重症化するリスクが高い者(ハイリスク者)に対して保健指導を行う。また、上記や特定保健指導対象者に該当しない、血圧・血糖・脂質のリスク因子を持つ非肥満の有所見者に対しても受診カンショウ等の支援を実施する。 精神保健福祉士 精神保健福祉法に基づいた資格を持つ相談支援の専門職。こころの病や障害のある人が、治療を受けながら地域で安心して生活し社会に参加できるよう、医療機関や地域の施設、行政機関などで相談・支援を行う。 西部保健医療圏 医療法に基づき、都道府県が定める、主として病院の病床及び診療ジョの病床の整備を図るための地域の単位として区分する区域のこと。所沢市は、飯能市、狭山市、入間市、日高市の5市で構成する「西部保健医療圏」に属している。 相談リテラシー 自身や他シャの問題を解決するために適切に相談を行い、得られた情報や助言を理解し活用する能力のこと。相談リテラシー向上により、早期の問題解決へつなげていくことが重要となる。 ゾウケツカンサイボウ移植 ゾウケツカンサイボウとは、骨髄、サイタイ血等に多く含まれている血液のもととなる細胞であり、ゾウケツカンサイボウ移植は、血液のがんと言われる白血病等に有効な治療法である。これにより、通常の抗がん剤投与よりも強力な治療が可能になるほか、ゾウケツ機能の回復、免疫系異常や代謝異常の改善等の治療効果が期待される。 咀嚼・嚥下 歯で食物を噛み、飲み込む(嚥下)という一連の動作を咀嚼という。 136ページ 多様な性 「法律上の性」「性的指向」「性自認」「性表現」の4つの要素の組み合わせによって存在する様々な性のあり方。この4つの要素は男性か女性の二元論ではなく、連続的なものであり、セイのありカタがはっきりとしている人だけではなく、区別できない人、変化する人もいる。 地域包括ケアシステム 高齢者の方が住み慣れた地域で自分らしい暮らしを続けることができるよう、地域において医療、介護、予防、住まい、生活支援が一体テキに提供されるシステム。 なお、所沢市においては、こころの病や障害があっても、住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるように、医療・福祉・介護・住まいなどの地域全体で支える仕組みとして、身近な相談支援体制の充実など、その構築に向けた取組を進めている。 地域包括ケア病棟(病床)? 急性期治療を経過し、病状が安定した患者に対して医師・看護師・リハビリスタッフ・栄養士・相談員等が協力して在宅生活や介護施設への復帰に向けた医療や支援を行う病棟(病床)。 データヘルス計画 所沢市国民健康保険被保険者に関する特定健診の結果やレセプト※データ等の健康・医療情報を活用し、PDCAサイクルに沿った効果的かつ効率的な保健事業の実施を図るための保健事業実施計画のこと。 デジタル移動系防災行政無線 防災行政無線の移動無線は、一般に「防災移動系」といわれるもので、役場等に基地局を置き、この基地局と移動局との間、又は移動局相互間で防災行政等に関する通信を行うシステム。 デジタル化することにより、同報系と同様に、データとの親和性が高くなり、音声に加えて、文字表示やデータ伝送などが可能となる。 統合失調症? 考えや気持ちがまとまりにくくなるこころの病気で、行動や日常生活、人間関係に影響が出ることがある。思春期から40歳までに発病しやすく、約100人に1人がかかると言われる。珍しい病気ではなく、早期の治療によって症状の改善や回復が期待できる。 特定健康シン査? 平成20年度から医療保険者に義務づけられた40歳以上74歳以下の被保険者・被扶養者に対して行う生活習慣病に着目した健康シン査のこと。腹囲や血糖チ、中性脂肪チ等の特定項目での健診、結果の提供、生活習慣の改善に関する基本的な情報の提供を行う。 特定保健指導 特定健診の結果に基づき、保健指導の対象者を選別し、対象者が自ら健康状態を自覚し、生活習慣の改善に係る自主的な取組の実施に向けた「動機づけ支援」又は「積極的支援」を行う。 137ページ トコトコケンコウマイレージ事業 18歳以上の市民を対象に、歩数を記録できるスマートフォンアプリを使って参加できる事業。歩数等に応じてポイントが貯まり景品が当たるなど、楽しみながら健康づくりを実践できる。 ところざわ経験専門家養成講座テベット 経験専門家とは、慢性疾患や障害を持つ当事者と「経験」への敬意をこめた呼び名。自身の疾患や障害体験と回復の過程で得た学びから、社会貢献やピアサポートのために発信する活動などに取り組む。2021年7月から所沢市保健センターが主催し、アウトリーチ支援チームの協力により、「語ること」「聴くこと」への専門性をもつ経験専門家の養成を行っている。 所沢市DX推進基本方針 デジタル技術を活用した行政サービス改革の基本方針。市民一人ひとりに寄り添う「やさしい社会」をデジタルで実現することを掲げ、行政手続きのオンライン化やデータ活用など11の課題解決の取組を設定している。 所沢地区病院群輪番制? 所沢地区(所沢市、狭山市、入間市)における休日及び夜間の入院を必要とする重症救急患者の医療を確保するため、地区内の複数の病院が交代で診療を実施する事業。 ところざわほっとメール 防災・防犯情報をはじめ市政情報等を、ご登録いただいたスマートフォンやパソコンにお届けするメール配信サービス。 トコろんケンコウ応援メニュー認証事業 栄養バランスの良い食事を選択しやすい環境の整備に向け、飲食店やお弁当・お惣菜店等の事業者と連携し、市が健康に良いと認めたメニューを認証する事業。 認知症ケアパス 認知症の人やその家族が「いつ」「どこで」「どのような」医療や介護サービスが受けられるのか、認知症の人の状態に応じたサービス提供の流れをまとめたもの。 認知症初期集中支援チーム 認知症のカタや認知症の疑いのある方、そのご家族のカタに早期に関わり、住み慣れた地域・ご自宅での生活を続けられるよう支援するもの。 チーム員は、認知症診療を専門にオコナっている医師と医療・福祉の専門職(看護師、作業療法士、社会福祉士、精神保健福祉士等)で構成されている。チーム員が対象のカタのご自宅を定期的に訪問し、認知症についての困りごとや心配ごとなどを詳しく伺い、その上で、ご本人やご家族の状況に合わせ、地域包括支援センターやキョ宅介護支援専門員、かかりつけ医等関係機関と連携を図りながら、一定期間支援を行う。 138ページ パーミル 1,000分の幾つであるかを表す語。 1パーミルは1,000分の1。 パルスオキシメータ 指先などに装着して血液中の酸素飽和度(エスピーオーツー)を採血をせずに測定する医療機器。 ピアサポート 自ら障害や疾病の経験を持ち、その経験を生かしながら、他の障害や疾病のある障害者のための支援を行うもの。 フードパントリー ひとり親や様々な理由で支援が必要な世帯に、食料を無料で配布するための地域の拠点。 フレイル 医療用語である「Frailty」が語源の日本語ヤク。年齢とともに体やこころのはたらき、社会的なつながりが弱くなった状態を指し、そのまま放置すると、要介護状態となる可能性がある。 プレコンセプションケア WHO(世界保健機関)では「妊娠前の女性とカップルに医学的・行動ガクテキ・社会的な保健介入を行うこと」と定義している。 広い意味では、若いうちから男女ともに将来の妊娠等も意識し、自分の心身の健康管理を行うことを指しており、近年注目されるようになっている。 慢性期 長期にわたり療養が必要な患者(長期にわたり療養が必要な重度の障害者(重度の意識障害者を含む。)、キンジストロフィー患者、難病患者その他の疾患の患者を含む。)を入院させるもの。 みどりの学校ファーム 学校単位で農園を設置して、児童生徒が農業体験活動を通じて、生命や自然、環境や食べ物などへの理解を深めるとともに、生きる力を身につけることを目的とした取組。 メタボリックシンドローム 内臓脂肪による肥満の人が、糖尿病、高血圧症、脂質異常症などの生活習慣病になる危険因子を複数併せ持っている状態。これらの危険因子が重なることにより、シン疾患や脳血管疾患を発症する危険が増大するとされている。 優良総合健診施設 一般社団法人日本総合健診医学会が認定する施設のこと。 専用フロアーにて、健診受診者と一般診療受診者の混合や動線のクロスの排除など、院内感染のおそれのないよう配慮されたフロアーを有していることや、受診者全員に対して当日面接を実施し、健診結果の説明と生活指導を行うシステムを有していることなどの基準を満たし、一般社団法人健康評価施設査定機構による第三者評価を受け適格と認められた施設を優良総合健診施設として認定している。 139ページ 四種混合 令和6年4月から、四種混合(ジフテリア・ヒャクニチせき・破傷風・不活化ポリオ)ワクチンにヒブワクチンの成分を加えた、五種混合ワクチンの接種を開始した。なお、すでに四種混合ワクチンとヒブワクチンの接種を開始されているカタは、原則、引き続き四種混合ワクチンとヒブワクチンの接種を受けることになる。 ライフコースアプローチ 胎児期から高齢期に至るまでの人の生涯をケイジテキに捉えた健康づくり。 ライフステージアプローチ 年代の特性に応じた切れ目ない健康支援。 リテラシー ある分野に関する知識やそれを活用する能力。 レスパイト入院 介護者(ケアラー)の休養(レスパイト)等を目的として、在宅で介護等を受けることが困難な状態になった場合に一時的に入院することができる対応のこと。埼玉県では、症状が安定しており、人工呼吸器を装着しているカタ(気管切開など準じる場合を含む)で、主治医の同意が得られている在宅の難病患者に対して、難病診療連携コーディネーターがコーディネートをオコナっている。 レセプト 「診療報酬明細書」の通称。医療機関が医療サービスの提供をオコナった対価としての費用請求書であり、患者に対してどのような診断(傷病)、検査がなされ、治療が行われ、薬剤がどのくらい処方されたかが記載されている。省令により様式や手続きが定められている。 65歳平均障害期間 65歳平均余命と65歳健康寿命の差で、病気や障害などで介護を必要とする期間のこと。 ロコモティブシンドローム 「立つ」「歩く」といった身体能力(移動機能)が低下している状態のこと。 ロジックモデル 施策が目標とする成果を達成するに至るまでの論理的な関係の体系図。 AED Automated External Defibrillatorの略。 自動体外式ジョサイ動器。生命の危険がある不整脈が起こった場合に、ジョサイ動が必要かどうかを自動的に判断し、心臓に電気ショックを与え、正常なリズムに戻すための機器。 アヤ世代 Adolescent and Young Adult(思春期・若年成人)の頭文字をとったもので、主に、思春期(15歳〜)から30歳代までの世代を指す。 140ページ BMI Body Mass Indexの略。 肥満度を表す指標で、BMI=(体重kg)÷(身長メートル)2で計算。22が標準値、25以上を肥満とする。 ヘモグロビンエーワンシー ヘモグロビンにグルコースが非酵素的に結合した糖化蛋白質である糖化ヘモグロビンの1つで、糖尿病の過去1〜2カ月のコントロール状態の評価を行う上での重要な指標。 エスエヌエス Social Networking Service (ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の略。オンライン上で人々がつながり、情報発信や交流を図ることができるプラットフォームのこと。代表的なものとして、X(旧Twitter)、YouTube、Facebook、Instagram、LINE、TikTokなどが挙げられる。 141ページ 奥付 第3次所沢市保健医療計画 令和8年度カラ令和11年度 令和8年3月発行 所沢市 健康推進部 保健医療課 〒359-8501埼玉県所沢市並木一丁目1番地の1 デンワ、04−2998−9385 ファックス、04−2998−9061 142ページ このページは白紙です