妊産婦の皆さんへ(情報提供)

更新日:2023年3月27日

葉酸について

お腹の中の赤ちゃんの発育に大きくかかわる栄養素です。妊娠前から妊娠初期に葉酸をきちんと摂取することで、神経管閉鎖障害(※)の発生を減らすことが知られています。
また、貧血予防にも効果がありますので、適量を継続的に取るようにしましょう。
※赤ちゃんの脳や脊髄のもととなる神経管がうまく形成されないことによっておこる障害です。葉酸不足だけでなく、様々な要因が複合して発症します。

葉酸を多く含む食材

納豆・ほうれん草・ブロッコリー

葉酸米について

令和2年1月以降に子育て世代包括支援センターかるがも(保健センター内)で妊娠の届出をして、「かるがもプラン」を作成した方に、葉酸米(50g)をお渡しします。
その他にも葉酸が添加された食品やサプリメントなども市販されています。
つわりなどで、たくさんの食材を食べることができないときなど、上手に利用してみましょう。

さい帯血に関する情報

へその緒をさい帯といい、さい帯と胎盤の中に含まれる血液をさい帯血といいます。さい帯血には、血液のもとになる細胞が多く含まれるため、血液の病気などの治療に役立ちます。
さい帯血を移植することによって、病気の方の血液をつくる力を回復させることができます。

公的さい帯血バンク

移植に使用するさい帯血は、出産のときに公的さい帯血バンクを通じて、お母さんたちから無償で提供していただきます。公的さい帯血バンクは、検査や保存を行うために、国から許可を受けている機関です。

さい帯血の寄付

公的さい帯血バンクと提携している産科医療機関でのみ提供することができます。
出産予定の産科医療機関で、寄付ができるかは、以下のHPからご確認ください。
http://www.bmdc.jrc.or.jp/generalpublic/saitai.html#an5(外部サイト)

さい帯血の自己保存

将来、お母さんやお子さんの病気の治療のために利用する場合に備えて、保管費用を支払うことにより、さい帯血を保存することができます。
保存するためには、さい帯血プライベートバンク(民間さい帯血バンク)と、ご自身で契約を結ぶ必要があります。

利用する際には・・・

さい帯血プライベートバンクは、公的さい帯血バンクと異なり、国の許可を得た事業者ではありません。
さい帯血の安全性や、契約終了時に保存しているさい帯血の取り扱いなどを含め、ご契約内容をきちんとご確認した上で、慎重にお考え下さい。
なお、公的さい帯血バンクには10,000本以上のさい帯血が保管されていおり、90%以上の方が適合するさい帯血を見つけることができると言われています。

関連リンク

厚生労働省「赤ちゃんを出産予定のお母さんへ(臍帯血関連情報)」)(外部サイト)
パンフレット「赤ちゃんを出産予定のお母さんへ」(外部サイト)

災害に備えて

災害発生時に、妊娠中であったり乳幼児と一緒に行動することは、負担が大きくなることがあります。
日ごろから、ご家族で災害について話し合い、準備をしておきましょう。

避難場所・経路は必ず確認

お住まいの地域の避難場所を確認し、いざという時にはどの道を通って向かうのか確認しておきましょう。
所沢市では、自治会や町内会などを中心とした総合防災訓練を実施していますので、積極的にご参加ください。
避難場所についてはこちらをご確認ください。
http://www.city.tokorozawa.saitama.jp/moshimo/bosai/sonaeru/saigaihonbu_hinanbasyo/index.html
また、家の中の危険を減らすために、家具の固定などの対策も大切です。

ママと赤ちゃんのための防災グッズ

子育て世代包括支援センターかるがも(保健センター内)では、防災グッズ見本を展示しています。
妊娠の届出や乳幼児健康診査などの際に、お立ち寄りいただき、参考にしながら各家庭に合わせて、いざという時に備えましょう。

関連リンク

埼玉県「危機管理・防災・防犯等 彩の国の安心・安全」(外部サイト)
埼玉県「防災マニュアルブック」(外部サイト)

妊娠中毒症等療養援護費の支給について

埼玉県では、妊娠中毒症等にり患した妊産婦の方が、必要な医療を受けるために入院した場合、その療養に要する費用の一部を支給しています。

対象者

以下の項目の全てに該当する方

  1. 妊娠中毒症等の対象疾病にり患している妊産婦の方
  2. 埼玉県内(さいたま市・川越市・越谷市は除きます。)に住所を有している方
  3. 母胎又は胎児の保護のため医療機関に入院して、必要な医療を受けた方
  4. 入院が7日以上であった方
  5. 前年の所得税課税額の年額が30,000円以下の世帯に属する方

対象疾病

以下のいずれかの疾病

  • 妊娠中毒症
  • 糖尿病
  • 貧血
  • 産科出血
  • 心疾患

手続

退院後60日以内に申請が必要です。お早めに、狭山保健所にご相談ください。

申請・お問い合わせ先

狭山保健所
〒350-1324
狭山市稲荷山二丁目16番地の1
電話:04-2954-6212

詳しくは、埼玉県のホームページをご確認ください。
妊娠中毒症等療養援護費の支給について(外部サイト)

お問い合わせ

所沢市 健康推進部 保健センター健康づくり支援課
住所:〒359-0025 所沢市上安松1224番地の1
電話:04-2991-1813
FAX:04-2995-1178

b9911813@city.tokorozawa.lg.jp

本文ここまで