水についてのお問い合わせ例(着色、異物、臭いなど)

更新日:2020年8月20日

1.水の着色や色、異物について

2.臭いについて

3.その他について

水まわりや異物などを色ごとに分類しました

青色

  1. 青い水が出る
    光の散乱や銅の溶出によります。実際は着色が分かるほどの濃度で銅が溶出することはありません。光の散乱は、海や湖が青く見える原理と同じで、光の七色のうち、青色は水に吸収されずに水の中の物質に反射されるためです(赤色などは水に吸収されます)。
  2. タオル、容器、タイルなどが青くなる
    給湯管に使われる新品の銅管から溶出した銅と、布や浴室の壁面などに付着している石鹸、湯垢などとが反応してできる銅石鹸(溶けにくい青い物質)が付着して起こります。数ヶ月使用すると、銅管に膜(酸化被膜)ができて溶出は止まります。
    銅は人体に必須で、血液中のヘモグロビンを作る鉄の働きを助ける役目をしており、過剰な量でなければ安全性に問題はありません。軟体生物(イカ等)や甲殻生物(カニ等)の血液が青いのは、鉄ではなく銅が多く血液中(ヘモシアニン)に含まれているためです。
    ※銅は、酸化被膜を形成することによる腐食抑制作用や銀のように殺菌作用などがあることも知られています。

赤色(茶色・黄色)

  1. 赤水や濁り水(鉄さび)が出る
    給水管(水道管)の一部がさびていることが原因です。
    ご近所でも水が濁っている場合は、水道管の布設替え工事や火災時における消火栓(水道管に直結している消火栓)の使用が考えられます。
    1分程度の一時的な発生の場合は、宅地内の給水管(水道管)のさびが原因で、交換(所沢市指定給水装置工事事業者に依頼/自己負担・有料)を考える必要があります。
    給水管を交換しない場合や水道工事などによる場合、赤水(薄くなってくると黄色っぽい色になる)はしばらく流して、水まき等に使用し、濁りがおさまるのを待ってください。
    鉄は人体に必須であり、飲んでも大部分が体外に排出され、安全性に問題はありません。
  2. 容器の縁が薄茶色になる
    水を入れて放置しておくと、水分が蒸発しミネラル分が付着します。ここに鉄分がわずかに含まれていると、蒸発を繰り返すことにより薄茶色になります。付着物はミネラル分(カルシウム、マグネシウム等)ですので問題ありません。

白色

  1. 白い水が出る
    コップ等に水を注いだときに、下から透明になって白い濁りが無くなる場合は、空気が原因(細かな気泡となって白く見える現象)であり、安全性に問題はありません。
    放置しても白かったり、煮沸すると白い場合は、給水管に亜鉛めっき管を使用している場合が考えられますので、交換(所沢市指定給水装置工事事業者に依頼)を考える必要があります。
    亜鉛は人体に必須で、牡蠣などにも多く含まれており、必要量以上は体外に排出されるため、安全性に問題はありません。
  2. 氷が溶けた後に白いものが残る
    水道水中のミネラル分(人体にとって必須元素であり、骨や歯の形成などに寄与しているカルシウム、マグネシウム等)ですので、問題ありません。
  3. 流し台やなべ、やかん、蛇口、蒸気の吹き出し口に白いものができる
    水道水中のミネラル分ですので、問題ありません。しっかり水をふき取ることで防ぐことができます。
    アルミ(アルミニウム製)の場合、アルミが水中の酸素などと反応してできたもの(水酸化アルミニウム)の場合もありますが、安全性に問題はありません。
    ミネラル分を構成している「カルシウム」の化合物は、学校などのプール水の塩素消毒に多く使用されている次亜塩素酸カルシウムのように、白い固体状のものが多いです(カルシウムと空気中の二酸化炭素とが反応してできる炭酸カルシウムの石灰など)。
    なお、蛇口まわりに付着する「緑色」のものは、蛇口や水道管の材質の一種である「銅」の成分がさびて、その一部が水に溶けてこびりついたもので、過剰な量でなければ安全性に問題はありません。
  4. 白っぽい(灰色っぽい)ゴミが出る
    蛇口の先や水道水を使用する器具の接続口に取り付けられているフィルターに、白いゴミが溜まっていることがあります。
    ミネラル分のほか、以下の原因が考えられますが、誤って飲んでも、体内に吸収されず、体外に排出されるため、安全性に問題はありません(その材質により、水が汚染されることがないものを使用することとなっています)。
    ・シングルレバー式混合水栓を接続するゴム製ホースの劣化物
    ・新築、修理などに伴う水道工事後の宅内配管の接合部への接着剤、シール剤の一部がはがれたもの
    ・水道管の内面を保護している塗装剤(アクリル系または塩化ビニル系シールコート)がはがれたもの
    ・水道管の切り粉
    ・給水栓、給湯管のメッキの一部がはがれたもの

紫色

  1. ふきんが紫色になる
    湿ったふきんに、空気中の雑菌が付着したためです。よく洗い、よく乾燥してください。
  2. お茶の飲み残しが紫色になる
    鉄の給水管を使っている場合、水道水中の微量の鉄と、お茶、コーヒー、紅茶の成分であるタンニンとが反応したタンニン鉄が原因です。また、飲み残しに空気中の雑菌が繁殖しても起こります。タンニン鉄は無害ですが、雑菌の場合もあるので、よく洗って下さい。
    タンニンとは、ポリフェノールの一種で、植物に由来する水溶性の化合物の総称であり、お茶などの渋味成分になります。

桃色

浴室のタイル、便器の内側などが桃色になる
湯垢などの汚れが溜まりやすく、湿度が高いために、空気中の雑菌が繁殖して起こります。紅色の色素を産生する細菌類(霊菌など)によるもので、通常、病原性はないとされていますが、よく洗い、よく乾燥させることで発生を防ぐことができます。
なお、水道水には、病原菌などが発生しないように水道法で規定されている一定以上の残留塩素が含まれており、塩素消毒が行われていますが、徐々に消失していきます。

黒色

  1. 黒色の微細片が出る
    蛇口の内部などのパッキン(液体の漏れや外部からの異物の侵入を防ぐシール・ゴム素材)やシングルレバー式水栓のフレキホースが劣化していることが考えられます。人体に影響があるものではありませんが、メーカー等に依頼して交換してください。
  2. 魔法瓶の内側が黒くなる
    給湯器の銅管などから溶け出した銅が付着したものと考えられます(銅が空気中の酸素と反応してできた酸化銅など)。銅は生体微量必須元素であり、過剰な量でなければ安全性に問題はありません。
    給湯器を長期間使わなかった場合、使い始め1分程は流してから使用してください。
  3. アルミのなべやアルミ製のやかんが黒くなる
    アルマイト加工をしていない製品や、アルマイト皮膜がなくなった場合、アルミと水中の酸素とが反応し、ここに銅やカルシウムなども反応して、黒く変化します。この黒変化皮膜は、過剰な量でなければ無害ですが、たわし等で取り除け、米のとぎ汁を入れて10分ほど煮沸すると、黒く変化しにくくすることができます。
    ※アルマイト加工は、人工的にアルミニウムの表面に厚い酸化アルミニウムの被膜を作る事によって、アルミの耐食性や耐摩耗性を向上するために行なわれています。
  4. 台所用品、浴槽、風呂場のタイル、便器の内側などが黒くなる
    空気中のカビ(通称、黒カビ)や微生物が、汚れを養分として繁殖したものです。汚れが残らないように洗い、室内を換気する等してよく乾燥させてください。
    なお、台所や浴室については、給湯器の銅管からの銅の溶出によっても起こります(酸化銅になります)。

光るもの

キラキラ光る異物
フレークス現象と呼ばれ、水中のミネラル分とケイ酸が熱湯中で反応し、ガラスに付着します。これが剥れた時に起こります。この場合、酢で洗ってください。「フレークス」はミネラル分なので無害です。

水の臭いについて

朝の使い始め等に臭い(金属臭など)を感じる

臭いの感覚は起床したときがもっとも強いといわれています。新しい給水管の場合は、一晩、水が溜まっていることにより、金属などの臭いがつくことがあります。使用するにつれて臭わなくなりますので、飲用以外に使ってから使用することをお勧めします。
また、しばらく使用していなかった蛇口などの水の使い始めにも給水管内に水が滞留することにより金属などの臭いがつくことがあります。

薬品臭(シンナー臭、油臭)を感じる

給水管の工事や水道工事に伴う仮設の配管を設置している場合、グリース(潤滑油・潤滑剤)や接着剤を使用していますので、この臭いが残る場合があります。しばらく水道水を流しても臭いが続く場合は、他の原因が考えられますので、上下水道局にお問い合わせください。
なお、ごくまれになりますが、敷地内で塗料や灯油などをこぼして、給水管がその下に埋まっていますと、水道管に浸透してシンナーや油臭くなることがあります。

カルキ臭(塩素臭)を感じる

水道水が細菌に汚染されないように、残留塩素が一定以上含んでいなければなりません。水を冷やして飲めば、カルキ臭も気にならなくなります。
消毒用塩素は、浄水器の使用や湯を沸かすことにより取り除くことはできますが、早めに飲用、使用しなければ細菌などが発生するおそれがあります。
「カルキ」とは、オランダ語のkalk(石灰)が語源と言われており、現在、所沢市も含めて多くの水道水の塩素殺菌には、次亜塩素酸ナトリウムが使用されています。

カビ臭・墨汁のような臭いを感じる

河川水を水源としているため、藍藻類により臭いがつくことがあります。近年では、夏だけでなく、冬にも川に藍藻類が発生しているため、所沢市などへ浄水を供給している埼玉県の浄水場では現在、自動測定でカビ臭物質の濃度を24時間監視し、粉末活性炭で臭いを除去する処理を行っています。
ただし、大雨や台風などによる川の増水(臭い物質のまき上げ)、少雨による川の渇水(藻の光合成の活発化)などにより、臭いの原因となるカビ臭物質(場合により、土臭)を完全には除去しきれない場合があります。
なお、これらの臭い物質には、毒性はなく、安全性に問題はありません。
埼玉県の浄水場では、さらなる改善のため、東京都の浄水場のようにオゾンを使った高度浄水処理の導入も検討されています。

下水臭(腐敗臭)を感じる

日陰で湿気の多い室内や長期間、家を空けていた場合などに、台所や洗面所などの排水口やその周辺などから下水臭(腐敗臭)がすることがあります。
水道水をコップ等にくみ、排水口から離れたところで臭いを確認していただき、下水臭(腐敗臭)がしなければ、水道水が原因ではありませんので、排水口のまわりを洗浄したり、排水口に水を流して下さい。

その他について

ぬるぬるする

水を入れておいた容器などがぬるぬるする場合、水道水は時間の経過とともに残留塩素が減少していき、塩素が消失すると、雑菌が繁殖してぬるぬるすることがあります。容器などがぬるぬるした場合は、雑菌が繁殖している可能性がありますので、水は飲用などに使用しないで下さい。容器などは、よく洗ってよく乾燥させてください(洗剤が付着したままの可能性もあります)。
手などを洗ってぬるぬるする場合は、水道水が原因でなく、手などに皮脂や油(ハンドクリーム等)が付着しているためである可能性があります。

関連リンク

お問い合わせ

所沢市 上下水道局 給水管理課
住所:〒359-1143 所沢市宮本町二丁目21番4号
電話:04‐2921‐1082
FAX:04‐2921‐1094

b9211082@city.tokorozawa.lg.jp

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