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平成27年所沢市議会第1回定例会施政方針・提案説明要旨(平成27年2月23日)

更新日:2015年2月23日

はじめに

 本日ここに、平成27年所沢市議会第1回定例会を招集申し上げましたところ、議員の皆様におかれましては、ご健勝にてご参集を賜り、新年度予算をはじめ市政における重要案件につきましてご審議いただきますことに、厚く御礼申し上げます。
 さて、私が市長に就任以来3年半、「動け所沢! 紡ごう!絆」を合言葉に、東日本大震災の「あのとき誰もが感じたあの思い」を原点に、未来の子どもたちにどんな社会を伝え、残していくのかを意識して市政に携わってまいりました。
 1期目最終年度の予算編成を行うなかで、これからも実践者としての覚悟を持っていこう、と改めて思いを強くしているところです。
 それでは、第1回定例会の開会にあたり、平成27年度当初予算をはじめ諸議案のご審議をお願いするに先立ち、市政運営に関する基本的な考え方と、予算並びに条例その他の議案につきまして、その概要を申し述べ、議員の皆様並びに市民の皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。

昨年の振り返り

 さて昨年を振り返りますと、フィギュアスケートの羽生選手のソチオリンピックでの金メダルの獲得、テニスでは錦織選手の全米オープンテニスでの準優勝、また、科学の分野では、赤崎教授・天野教授・中村教授によるノーベル物理学賞の受賞など、世界の舞台で日本人が大いに活躍した年でありました。
 昨今、とかく縮みがちな発想にとらわれている我が国ですが、前を向いて進んでいけば、きっと道は開ける、そう考えています。
 本市でも、大きな動きがありました。
 旧所沢浄化センター跡地は株式会社KADOKAWAに譲渡。雇用や活性化の拠点が生まれ、譲渡代金は基金として繰り入れ、将来への原資とすることができました。また、所沢駅東口側には日本光電工業株式会社の技術開発部門が移転され、合わせて2,000人規模の雇用の場が創出されることとなり、障害者雇用の拡充も期待できます。
 また、ずっと暫定利用に甘んじてきた第2市民ギャラリー用地でしたが、こちらも所沢中央病院に譲渡を決定、歳入の確保とともに、救急医療と地域医療のさらなる充実を図ることができました。
 また、歳入確保という面では、国民健康保険税の税率改正を行い、国保財政の健全化も進めました。
 市民が、まちづくりを我がこととして考え、参加し、汗していくための取組も進めています。市民の市政参加については、その前提として市の状況を知っていただく必要がありますので、「市政トーク」と題して市内各地を回り、私自身の言葉で市政の状況をお伝えしてまいりました。また、「所沢市地域がつながる元気な自治会等応援条例」を制定し、足元から行動しよう!一緒に参加していきましょう!と、自治の原点、自治会・町内会活動を応援し、安心して暮らせる地域社会の実現を目指してきたところでもあります。さらに、先の議会でご議決いただいた「所沢市市民参加を進めるための条例」も4月から施行となります。
 また、未来(あす)を担う子どもたちへの教育環境の整備にも努めました。
先生の負担を減らして子どもたちと向き合う時間を増やすため、教育問題に詳しい弁護士より法的側面からの助言をいただくようしたほか、中学校に校務用コンピューターの追加配備も行いました。
 また、確かな学力の育成のため、実践研究の推進などを内容とする「学び創造プラン」を策定しましたし、近くの小・中学校で組んで自校給食を進める「親子方式」を、和田小学校と安松中学校、南小学校と南陵中学校の間で実施しました。
 26年は、「マチごとエコタウン所沢構想」の元年でもありました。
構想にのっとり、小・中学校13校において屋根貸しによる太陽光発電設備を導入し、普段は環境教育の教材として、災害時には避難所となる小・中学校へ電力を供給する施設として運用を開始しました。また、電気自動車やプラグインハイブリッド車など、次世代自動車の普及に不可欠な充電設備を市民体育館に整備し、この1月からご利用いただいております。「『実践!省エネ』エコファミリー大賞」では、1,172人もの市民の参加がありましたし、北野一般廃棄物最終処分場の太陽光発電施設「とことこソーラー北野」では、予想以上の売電収入があがっています。
 また、緑の保全と創出にも努めました。菩提樹池周辺を里山保全地域に指定するとともに、北中ふるさとの緑の景観地内の一部を公有地化して、緑地保全に「個人市民税の1%」を充てたい、という目標を超えた、 1.44%を充当したところでもあります。また、計画段階から地域の声を活かして進めてきた美原中央公園や岩崎公園といった公園の整備も行いました。さらに、市独自の取組である里山保全地域の指定やみどりのパートナー活動の推進が評価され、第34回緑の都市賞において「国土交通大臣賞」を受賞することもできました。
 また、福祉の分野では、長期的な展望に立った政策展開が必要であることから、地域福祉計画、障害者支援計画及び高齢者福祉計画・介護保険事業計画を改定しました。今後、将来を見据えた取組を進めていきます。
 また、高齢者に対しては、「トコロみまもりネット」など各種の見守り事業を拡充したほか、和ヶ原商店街にて、高齢者等の困りごとをボランティアが手助けする所謂「地域支え合いの仕組み」を始めました。
 子どもの支援の分野では、平成27年度から平成31年度までを計画期間とする「ところっこ すくすく サポートプラン」の策定を行ったほか、民間保育園3園を新設しました。そして何といっても、長年の懸案であった児童クラブと児童館生活クラブの保育料の統一化についても、これを果たすことができました。また、小児医療において、担当病院が不在であった月曜日を埋めることで、所沢地区(所沢市、狭山市、入間市)における、月曜日から金曜日までの小児の第2次救急医療体制を確保しました。
 農業分野では、昨年2月の大雪によって被害を受けたパイプハウスなどや農作物に対し、速やかに支援を行いました。また、農地の有効利用を進めるため、「農地サポート事業」を引き続き行い、これまでに63件、約16haの農地の貸借、売買が成立し、農地活用を進めました。
 財政の健全化に向けては、歳出の抑制も必要となります。職員人件費の削減について、職員の時間外・休日勤務の削減に向け時差出勤制度の試行などに取り組み、約4,300万円を削減しました。医療費の抑制につきましても、ジェネリック医薬品の利用を高め、その効果額は年間約6,000万円に及んだ、と推計しています。
 こうして、任期最終年度を迎えるにあたり、昨年を振り返ってみますと、市長就任後、1年目、2年目で土地を耕し、一つひとつまいてきた種から、多くの方のご協力により、様々な取組が芽を出し、実をつけ、収穫を迎えるものも出てきた、そんな1年であったと感じています。

市政運営と予算編成の基本的な考え方

 それでは、「市政運営の基本的な考え方」について、述べさせていただきます。
 私の市政運営の原点、それは東日本大震災の記憶です。
 大震災と原発事故を経験した私たち今の大人たちには、託された使命があるのです。それは、未来の子どもたちにどんな社会を伝え残していくか、しっかりと見定め、今動く、ということです。
 子どもたちに残していくべきは、「人と人との絆・支え合う力を強め、一人ひとりが人間力を発揮する社会」であり、「人と自然との共生が図られた社会」であると考えます。
 市行政も、経済活動も、自治会活動も、みんなが楽しむ各種スポーツや文化活動も、実は「あなたと私が幸せになる」ためにあるのではないでしょうか。だから、みんなで参加して、みんなで考えて、ともに汗していきましょう!ということであります。きっとこれからの社会、人間力を発揮する「大きな社会で行く」ということからしか、世の中を切り拓く活路は見いだせないのでは、とも、今は感じているところです。
 市政運営においても、思いは同じ。2,100有余の市職員とともに同じ思いで、市民の新たな幸せのため、力を尽くしてまいります。
 なお、具体的な政策につきましては、「文教都市 所沢」の実現を目指し、「教育」「環境」「福祉・自治」「文化・ブランド」「行政」の各分野に対する「5つの思い」を市政運営の柱とし取り組んでまいります。
 続きまして、「予算編成の基本的な考え方」について、です。
 日本経済におきましては、緩やかな回復基調が続いていると言われますが、一方では、個人消費には弱さが見られるようでもあります。国では、消費喚起や地域活性化に重点を置いた補正予算を打ち出し、経済の好循環の拡大を進めようとしています。
 昨年、「2040年までに896の自治体が消滅する」といった衝撃的な増田レポートが発表されましたが、本市は違う。かといって油断はしてはなりません。切り詰めるところは切り詰め、投資すべきところには投資し、将来にツケを残さぬ厳しい覚悟が求められています。
 そのようななか、本市の状況をみると、歳入の根幹である市税の増加を期待することは難しく、歳出面でも、社会保障経費を中心に民生費の増加が続いていますし、老朽化した公共施設の改修や修繕に要する費用も増加中で、引き続き厳しい財政状況にあります。
 こうした状況のなか、平成27年度から、第5次所沢市総合計画後期基本計画が始動いたします。総合計画基本構想に掲げる将来都市像「所沢発 みどりと笑顔にあふれる自立都市」を実現するために、「あれもこれも」ではなく、「あれかこれか」で事業を絞り込んで、確実に実施していきます。
 そして、未来の子どもたちにどんな所沢を残すのか、「未来(あす)を見つめ今を動く」、継承を意識し、機を見て敏に、そのような心構えで予算編成を行ったところであります。

平成27年度予算の概要

 それでは、平成27年度予算の概要を申し上げます。
 一般会計では総額927億5,000万円となり、前年度比1.0%の増、また、特別会計・事業会計を加えた全会計の合計は、1,794億1,810万8千円となり、前年度比3.1%の増となりました。
 はじめに「文教都市 所沢」の実現を目指す「5つの思い」に沿って主な施策をご説明申し上げ、続けて、所沢の成長に向けた施策につきましてご説明いたします。
 なお、国の補正予算に伴って、平成27年度に繰り越して実施する事業もございますので、併せてご説明いたします。

1 「教育」 日本一、子どもを大切にするマチ 所沢

 「5つの思い」の1番目は、「教育 日本一、子どもを大切にするマチ 所沢」であります。
 私は、教育とは何か、と問われたときに、「教育とは人づくりであり、人を育てることが、国づくりの根幹である」と答えてまいりました。
 その教育の最前線が、学校であります。熱いハートを持ち、そして時にはおっかなく、ともに笑い、励ましてくれる、そんな先生と子どもたちが一緒に学ぶ、あったかい学校環境を目指し、施策を進めております。

(公約の実現に向けて)
 私が筆頭に掲げた公約「3学期制」が、教育委員会のご尽力により、27年度から「新たな3学期制」としてスタートします。
 2学期制の良さである長いスパンで教育活動に取り組める点と、季節感ある生活とこまめな評価が出来る3学期制のそれぞれの良さを活かした「新しい3学期制」が、所沢市内の全校で動きはじめます。各校では、この新しい3学期制のもと、地域や学校の実態、児童・生徒の心身の発達段階や、特性を十分考慮して、創意工夫を生かした特色ある教育課程の編成に取り組んでまいります。
 隔週土曜日の学校開校につきましても、その実現に向けた取組を進めていきます。
 さらに、教育力とブランド力のアップを目指した、私立学校の誘致につきましても、今後関係機関との調整などを、引き続き進めてまいります。
(学びの環境の向上)
 子どもたちの学力向上を目指し、学びの環境の整備としては、学校・家庭・地域それぞれが、「学力向上に向けた3つの目標」を踏まえた取組を推進し、地域総がかりで推進していきます。学校では先生方の資質向上を図るとともに、家庭では社会教育の分野と連携した取組を充実させ、地域では児童・生徒の地域行事への参加促進などを図っていきます。
 就任以来、拡充してまいりました、教育現場への人的な支援にも、引き続き取り組みます。
 先生方が、授業準備の時間や児童・生徒と向き合う時間を増やし、よりきめ細かい指導ができるよう、単独で授業ができる講師を配置します。講師は、配置校で授業の一部を担当し、校務の補助等も行います。
 また、小・中学校の学校図書館の管理・運営を円滑に行い、一層の充実を図るため、図書館担当教員の補助として、臨時職員の学校司書を配置します。
 いじめ、不登校、非行問題行動などの課題に対しては、児童・生徒、保護者、学校を支援し、特に「いじめ」については附属機関を設置し、いじめ根絶に向けた取組をさらに充実させます。また小・中学校に配置している「心のふれあい相談員」は、引き続き配置し、相談活動や家庭訪問などを行います。
 先生方が、授業準備の時間や児童・生徒と向き合う時間を増やすため人的支援以外にも新たな施策に取り組みます。
 まず事務作業の簡略化を目指し、児童・生徒の個人情報、成績等を基礎データとした小・中学校での文書等の作成や管理、生徒指導などをサポートするシステムを教育ネットワークに導入します。また、校務用コンピューターも小学校に追加整備を行い、小・中学校全校の先生に1台ずつの配備をします。
 また、教育現場での今日的課題を踏まえ、子どもたちの豊かな心の育成のために、他市に誇る体制で各種研修事業を充実させ、引き続き先生方の資質向上を支援します。
(教育環境の充実)
 子どもたちの健やかな成長に向け、教育環境の充実にも努めていきます。
 学校の設備や施設の多くは、経年による老朽化が進んでおり、計画的に改修を進めています。まず、トイレは、洋式化、バリアフリーや臭気対策、さらには給排水管の改修等を実施します。27年度は、小・中学校9校の改修工事を、そして、9校の設計を行います。
 また、学校給食センターの負担の軽減を図るため、改修可能な既存の単独調理場を整備し、近隣の中学校給食の調理・配送を行う「親子方式」について、27年度は柳瀬小学校・柳瀬中学校で開始します。
 所沢市弓道場につきましては、NPO法人所沢市弓道連盟が建設する新しい施設に、管理を含めて引き継ぎます。
 「安全・安心な学校と地域づくり推進事業」におきましては、学校と地域が連携して危機管理体制を整え、学校内外での事故や事件の未然防止、地域の防犯体制の強化・登下校時の交通安全の推進を引き続き図っていきます。

2 「環境」 エネルギーの自立、エコタウン 所沢

 2つ目の私の思いは、「環境 エネルギーの自立、エコタウン 所沢」であります。
 東日本大震災の時、誰もが感じたあの気持ちを忘れずに、「人と人との絆」「人と自然との関係性」を見つめ直し、自然と寄り添った生き方を模索していこう、との思いから、その指針、「マチごとエコタウン所沢構想」を策定しました。
 この構想に基づき、エネルギーの自立やみどりを守り育てる取組、ごみを削減し、資源を大切にする取組について、さらに攻めの姿勢で行います。そこで、環境クリーン部環境総務課を環境政策課に改めるとともに、新たにマチごとエコタウン推進室を設置し、構想の一層の推進を図り、次世代を担う子どもたちに、ふるさと「所沢」の素晴らしい環境を継承していきます。
(スマートエネルギーの推進)
 エネルギーの有効利用を図る取組では、「『実践!創エネ・省エネ』スマートエネルギー補助事業」を創設し、家庭や事業所に太陽光や太陽熱、地中熱の利用システムなど、創エネ・省エネ機器の導入を進めてきました。27年度は、この事業を自治会・町内会の集会施設等へも進めていきます。
 また、昨年創設いたしました「マチごとエコタウン推進基金」を活用し、市域全体の道路照明灯約8,800灯のLED化を一括して実施し、電力消費量や二酸化炭素排出を少しでも減らします。併せて、自治会所有防犯灯のLED化にも本基金を積極的に活用し、事業の拡大を図ります。さらに、家族ぐるみで地球環境の大切さを考え、省エネ行動につなげていくため、引き続き、「『実践!省エネ』 エコファミリー大賞事業」を実施し、家庭部門の温暖化対策を推進します。
(緑のまちづくり)
 市の魅力であるみどりを守り、未来の子どもたちに伝えていく取組も進めます。
 市内に残された貴重な緑地を保全するため、里山保全地域等の指定を行うとともに、消失のおそれがある緑地の公有地化を図ります。
 また、狭山湖周辺の魅力を存分に満喫していただくとともに、みどりの保全と創出の理解を促すため、様々な整備を行います。具体的には、散策者や観光客の安全確保を図る、人道橋の設置についての検討を進めるとともに、散策をより快適なものとするため、観光用トイレの改修を実施します。
 さらに、みどりをより豊かにするため、「みどりのパートナー」として登録した個人や団体に対して、必要な情報の提供や緑化資材の助成等の育成・支援を行い、みどりの市民活動を推進します。
 自宅の庭を公開する「とことこガーデン」も100軒を超えるなど、市民による主体的な活動が広がっています。引き続き、景観まちづくりモデル事業や景観市民活動クラブへの支援等を実施し、一層魅力ある所沢らしい景観まちづくりを推進していきます。
 また、武蔵野の景観をそのまま残し、子どもたちが自然と触れ合い、笑顔あふれる公園を目指す、所沢カルチャーパークにつきましては、造成工事、上下水道設備、電気設備等の基盤整備を行い、計画地南部の樹林地に、かまどや洗い場などの施設を備えるキャンプ場を整備します。
(一般廃棄物の減量と適切な処理)
 一般廃棄物の適切な処理のためには、市民一人ひとりが「もったいないの心」をもって行動していかねばなりません。例えば、市民のみなさんが、毎日10グラムずつごみを減らせば、1年間で約8,300万円の経費が節減されます。啓発活動を積極的に行い、引き続きごみ減量に向けた取組を進めます。
 まだ食べられるのに捨てられてしまう「食品ロス」も、国内で年間500万トンから800万トン出ているといわれます。これは世界の食糧援助の2倍に当たるとか。現在、宴会のお開き15分前を「食べきりタイム」とするよう働きかけをしていますが、さらに、協力してくれる飲食店に、食べ残した食品を持ち帰るためのドギーバッグを配布するなど、一層の普及を図ってまいります。
 また、5年ごとの改訂時期となっている「所沢市一般廃棄物処理基本計画」の改訂作業を進め、長期的な展望に立った一般廃棄物処理体制を整備します。
 さらに、西部クリーンセンター長寿命化工事を引き続き実施するとともに、東部クリーンセンターについては、平成29年度からの長寿命化工事に向け、その準備を進め、ごみ処理体制の維持向上を図ります。
 仮称第2一般廃棄物最終処分場の建設については、建設予定地の地元の方々に対し、ご理解をいただけるよう、引き続き丁寧な説明を行ってまいります。

3 「福祉・自治」 人と人との絆を実感できるマチ 所沢

 私の思いの3つ目は、「福祉・自治 人と人との絆を実感できるマチ 所沢」であります。
 福祉の原点は、人と人が連帯し、支え合うことです。その思いを胸に抱き、子どももお年寄りも、みんなが幸せを感じながら毎日を過ごせるまちづくりを進めてまいります。
(人と人との支え合いによる福祉)
 「(仮称)所沢市こどもと福祉の未来館」は、子育て支援や子ども発達支援の機能などを併せ持ち、また、地域福祉の拠点として、平成28年度中の完成を目指します。
 生活福祉の取組では、生活困窮者の実態や課題を把握するとともに、支援の仕組みを構築するため、生活困窮者自立相談支援モデル事業を実施していますが、4月からは、生活困窮者自立支援法の施行に伴い、「自立相談支援事業」、「住居確保給付金」の支給及び「学習支援事業」を実施します。
 障害者支援については、重い精神障害のある方が住み慣れた地域で生活をしていくには医療と生活、両面での支援が必要であるため、医療・福祉スタッフがチームとなって支援する、精神障害者アウトリーチ支援事業を開始します。また、「所沢市立キャンバス」については施設の老朽化が著しいため、改修整備し、安全を図ります。
 高齢者支援については、高齢者がいつまでも、いきいきと自立した生活をし、いきがいを持って暮らしていくことを目指す地域包括ケアシステムの構築を進めるため、医療、福祉、介護の連携強化を図り、各種取組を進めます。
 また、会食や交流会等を通じ、閉じこもり予防などの介護予防を実現するとともに、高齢者の居場所を提供する「お達者倶楽部」の活動を支援したり、日々の暮らしを生きがいある健全で豊かなものにする「長生クラブ」の活動を引き続き支援します。
 また、市内14か所の地域包括支援センターが中心となり医療、福祉、介護の連携強化を進めることで、以て高齢者や地域住民の保健医療の向上及び福祉の増進を図ります。さらに、一人暮らし高齢者の見守り対策強化のため、「みまもり相談員」を増員します。
(子どもたちの笑顔のために)
 子どもたちは、国の宝。子どもたちの笑顔のため、各種取組を進めます。
 まず、平成27年度よりスタートする子ども・子育て支援新制度に対応するため、支援事業計画の推進などを担当するこども政策課及び保育園と幼稚園を管理する保育幼稚園課を新設します。
 新たに、「ところっこ子育てサポート事業」として、保育士経験の豊かな職員を配置し、保育園、幼稚園などの入園相談、一時預かりや病児保育など様々なサービスの利用にあたって、それぞれの家庭の状況に応じた相談に、必要な情報提供・助言を行うとともに、関係機関との連絡調整を図ります。
 保育施設については、市立富岡保育園が27年度末までに建替えを終えますが、耐震性を確保した木造設計や地中熱を活用した空調の負荷を低減する換気設備など本市初めての取組により、自然を活かした施設として生まれ変わる予定です。
 民間保育園についても、新たに2園の整備を進め、受入れ児童数を拡大します。
 放課後の留守家庭児童対策及び全児童対策を総合的に行う新たな放課後児童対策事業につきましては、教育委員会と連携し、地域の協力を得て、27年度から中富小学校で実施します。また、児童クラブの設置を条例で規定し公の施設としたことに伴い、児童クラブの運営を指定管理により進めていきます。
 障害のある子どもたちへの支援につきましては、児童発達支援センターである松原学園において、新たに、地域で暮らす障害児やその家族からの相談及び近隣事業所への支援方法等の助言を行う「障害児地域生活サポート事業」を実施します。
 また、児童福祉法に基づく障害児通所支援事業についても着実に進めてまいります。
 子育てをめぐる社会環境が変化しているなか、保護者の育児不安の軽減も重要です。
 妊産婦及び乳児(新生児)のいる家庭を保健師等が訪問し、養育環境などを把握し、情報を提供したり、必要なサービスにつなげることで、子育てでの孤立化や乳児虐待を未然に防ぎます。また、乳幼児健康診査、健康相談事業等で乳幼児の発育や育児環境などに心配がある母子について、専門スタッフが関わり経過観察、相談対応して引き続き乳幼児の健全育成、育児支援を図ります。
 小児初期救急医療につきましては、市域全体において、昼間・夜間・深夜全ての時間帯での体制が確立したことから、今後は、安定的な維持と事業の継続に努めていきます。
(健康推進の取組)
 続いて、市民の健康を守るための取組についてです。
 市の保健事業や地域保健医療施策の役割をより明確にするとともに、生涯を通じた心身の健康づくりや、地域に必要な医療連携体制の整備を一層推進することを目指し、27年度中に、「所沢市保健医療計画」を策定します。
 また、国民健康保険制度をこれからも維持していくためには、これまで以上に特定健診等の予防事業を効果的、効率的に行う必要があるため、健康推進部に国民健康保険業務を移管します。
 また、糖尿病性腎症等の重症化リスクが高い被保険者に対し生活指導等を行うことで、被保険者の病状維持及び改善を図るとともに、医療費の抑制を図っていきます。
 地域保健対策の推進に向けましては、平成26年度末に廃止される保健センター老人デイサービスセンターの跡施設について施設改修を行い、機能の充実を図ります。救急医療と地域医療についても、引き続き整備を進めます。
 市民のがんによる死亡率を減少させるため、胃がん・肺がん・大腸がん・乳がん・子宮頸がん検診を、また、感染症の発生及びまん延を予防するための各種予防接種事業を引き続き実施します。
 さらに、市民医療センターでは、地域医療連携事業として在宅医療を行っている開業医等と一層の協力関係を作って、在宅医療の充実を図ります。
(地域コミュニティの醸成)
 自治とは、自分たちのまちを自分たちで、悩み、考え、汗をかいて、みずから治めていく営みであります。その始まりとなる存在が自治会・町内会といった地域コミュニティなのだと考えます。共助による地域の人々のつながり、絆を実感できるまちづくりをめざして、地域コミュニティの支援に取り組みます。
 人と人との絆を大切にし、互いに支え合い助け合う地域づくりを推進するため、地域内の団体で構成する「地域づくり協議会」に対して交付金の交付などで支援し、11行政区での設立を目指します。
 また、「所沢市地域がつながる元気な自治会等応援条例」の周知や自治会・町内会の活動のPRを行って、先進的事例を共有し、今後の活動に活かしていけるよう、自治会等を応援してまいります。

4 「文化・ブランド」 文化の風 薫るマチ 所沢

 次は、「文化・ブランド 文化の風 薫るマチ 所沢」であります。
 自治体間で、魅力を競う時代となりました。本市にある素晴らしい資源を有効に活用し、まちをさらに活性化させてまいります。
(所沢ブランドの推進)
 「所沢ブランド」の推進につきましては、「所沢らしさ」を確立するとともに、「誰もが選ぶまち」所沢の実現を目指し、民間事業者や有識者からの意見も取り入れながら進めています。
 市の活性化に向けた庁内横断的なプロジェクトも引き続き進めます。
 東京オリンピック・パラリンピックプロジェクトチームにおきましては、世界最大のイベント、何十年に一度の大きなチャンスとこれをとらえ、市民体育館など優良体育施設や国立障害者リハビリテーションセンターの所在地としての環境を活かし、大会の成功と市の活性化につなげていく取組を市民とともに進めていきます。
 「音楽のあるまちづくり」の定着、推進については、庁内横断プロジェクトチームを中心とし、「音まち推奨制度」やまちなかコンサートの実施、音まちMAPの活用など、様々な取組をさらに進めてまいります。
 航空発祥の地であることも、本市の大きなブランドです。航空発祥の歴史を伝える建造物が解体される予定のため、調査を行い、その記録を保存し、後世に伝えていきます。
 また、個性的な商店街は、まちの顔であり活力の源でもあります。引き続き、魅力ある商店街づくり推進のための経費について補助し、商店街の振興と活性化を図ります。和ヶ原商店街では、当補助金を活用し日常の買い物に不便を感じている地域への出張商店街を実施します。
 観光事業といたしましては、26年度に養成した「所沢市観光コンシェルジュ」がガイドを始めます。これによって文化・歴史について後世に語り継ぐとともに、来訪者等に旧町や航空公園などの観光スポットを案内いたします。
 市のイメージマスコット「トコろん」。これについては、イベントやメディアへの参加、各種グッズの作成・販売等により、さらなる市の知名度アップ、イメージアップを図っていきます。
(文化の風 薫るマチの実現)
 本市の文化的魅力を輝かせ、「文化の風 薫るマチ」の実現を目指して、文化芸術に関する課を独立させ、新たに文化芸術振興課を市民部に設置します。
 市民文化センターミューズは、文化芸術振興の拠点となる施設であり、質の高い音楽を提供できると海外アーティストからも評価をいただいている市の誇れる資源であります。27年度も26年度に引き続き、市民からの要望の多かった洋式トイレへの改修を実施します。
(農のあるまちづくり)
 農業を取り巻く環境が年々厳しさを増しているなか、首都近郊という有利な立地条件や地域の農資源を活かしながら、誰もが土に親しみ、農と身近に触れ合うことができる「農のあるまちづくり」を進めてまいります。
 また、担い手の育成・確保の観点から、新規就農者の経営の早期安定化と農業経営の法人化や農業生産法人等の規模拡大に対し支援を行ってまいります。
 また、生産者や農作物とふれあっていただき、所沢農産物のすばらしさを実感していただく新たな取組を進め、農産物の消費拡大を図ります。

5 「行政」 超親切な市役所 所沢

 私の思いの5つ目は、「行政 超親切な市役所 所沢」です。
 市民からのご意見を取り入れながら、市職員ともども、自らが実践者になるという気概と勇気により、市政に取り組んでまいります。
(市民から学ぶ)
 市民の生きた声を伺うために実施している3つの事業は、これを継続していきます。
 その1つ「市長のこんにちは訪問事業」は、率先した活動を行っている市民団体や先進的な取組を行っている事業者等の現場を訪問し、各団体の活動内容について広く紹介しているものです。
 また、「未来(あす)を見つめ、今を動く!タウンミーティング開催事業」では、テーマを設定して市民と意見交換しており、そこで出された意見や提案につきましては、市政に反映するように努めています。
 さらに、昨年度から実施している「市政トーク」につきましても、引き続き実施し、市民に直接市政の課題を伝えていきます。
(超親切な市役所の実現に向けて)
 「超親切」とは、「公務員は市民のためにある」という気持ちを忘れず、市民の立場に立って可能な限りのおもてなしを行うこと、誠実に市民と接することであると考えます。
 市民課や国保年金課において実施している第2、4土曜日開庁は、試行段階であった市民税課や収税課を新たに本格実施に加え、市民の利便性を高めます。
 あわせて、上下水道部においても、「所沢市上下水道お客様センター」を設置し、第2、4土曜日に料金業務を行っていきます。
 また、職員のボランティアによる市役所周辺の落ち葉掃きや雪かき、傘のレンタル事業など、創意工夫による取組を、引き続き進めます。
(行政経営)
 動く所沢を、継続的かつ確実に実現していくためには、限られた資源のなかで、戦略的に自立した行政を行っていかなければなりません。
 「有言実行で元気の出る行革」をコンセプトとした「第5次行政改革大綱」の計画期間が平成27年度で終了となることから、行政経営推進委員会の意見を伺いながら、行政経営の考え方を示す新たな大綱の策定を進めます。
 また、公共施設の老朽化や人口構成の変化に伴い、公共施設をいかに管理・運営していくか、が全国的に大きな課題となっています。27年度は、インフラを含む公共施設全てについて、総合的かつ計画的な管理を推進するための計画を策定します。

6 「所沢成長作戦!」 人を呼び込み 歳入アップでマチの成長を!

 以上「5つの思い」を実行し、市民の幸せを高めていくためには、前提として、まちの成長が不可欠です。
 「所沢成長作戦!」。市民とともに、市の可能性を最大限に引き出してまいります。
(新たな発想でまちを動かします)
 地方自治においても環境の変化は著しく、経済活動と同様に、過去にとらわれない、これまでにない発想を持つことが必要となってきました。
 さらなる市の成長に向け、事実に基づいた分析と確かなプランを作るべく、本市の人口の現状と将来の展望を提示する「人口ビジョン」を策定し、これを踏まえ今後5か年の目標や施策の基本的方向、具体的な施策をまとめた総合戦略を策定します。
 また、第3回目となる「『所沢を動かす!』みんなのアイデアコンテスト」を実施し、自由な発想による提案を募集し、それを実施することで、「所沢を動かす」という参画意識を高め、新たなまちづくりにつなげていきます。
(交通政策の展開)
 公共交通は、移動手段にとどまらず、まちの機能の根幹にかかわる役割を持ちます。27年度より、経営企画部内に交通政策室を設け、市の公共交通政策を一元的に取り扱ってまいります。また、新たに「地域公共交通会議」を設置し、地域公共交通政策について、市民の方や事業者を含めた議論の場としてまいります。
 西所沢駅西口整備につきましては、改札口開設に向け、関係権利者の了解を得ながら用地測量等を実施いたします。
 米軍所沢通信基地の返還については、東西連絡道路部分及び基地内米軍一部施設の建築・取壊し等の詳細な設計を行います。
(産業の活性化)
 平成26年は、株式会社KADOKAWA及び日本光電工業株式会社の本市への進出が決まり、所沢の未来に大きな期待がふくらんだ年となりました。この勢いを引き継ぎ、さらなる産業の活性化につなげてまいります。
 企業誘致につきましては、工業用地創出にかかる基本構想等に基づいて関係機関との調整を進め、地権者の意向を踏まえながら開発手法や事業主体を検討するとともに、その進捗状況により企業への誘致活動に取り組みます。
 商業の活性化に向けましては、地域経済と商店街の活性化を図るため、所沢商工会議所が実施する「ところざわプレミアム付商品券」の発行事業を支援します。
 また、子育てを支援し、家族の絆づくりを応援するため、三世代同居のための住宅リフォームを行う場合に、工事費用の補助及び勤労者を対象とする融資の利子補給率の上乗せを開始します。
(新しいまちの顔づくり)
 所沢駅周辺は、市民にとっても来訪者にとっても、まちの顔でありましょう。未来に向けて、新しい顔づくりを進めます。
 所沢駅西口地区については、関係権利者の意向を踏まえた土地区画整理事業の事業計画決定を行うとともに、市街地再開発事業の都市計画決定手続きを進めていきます。この事業は、平成11年に土地区画整理法等が改正されてから埼玉県内では事例がない、土地区画整理事業と市街地再開発事業の一体的施行となります。
 日東地区では、所沢東町地区第一種市街地再開発事業の事業計画認可・組合認可に向けた行政間協議や組合に対する助言・支援を行うとともに、地区の街づくりの骨格となる道路の整備計画案についても住民、関係権利者等の意向を確認しながら事業を進めてまいります。
 また、旧市役所庁舎及び旧文化会館について、当該地域の現状や課題、経済状況や民間ニーズなどを踏まえ、その有効な活用策について一体として調査検討を行い、将来のまちづくりにつなげます。
 北秋津・上安松地区につきましても、地権者組織の準備組合による土地区画整理事業の取組を支援し、所沢駅近接地区にふさわしい街づくりを進めていきます。
(安心・安全なまちづくりと都市基盤の整備)
 暮らしの基礎となる安心・安全なまちづくり、そして、まちの成長の基礎となる都市基盤についても、ともに整備を進めます。
 命を懸けたボランティア、消防団に対しましては、埼玉西部消防組合の消防救急無線がアナログからデジタル通信方式に切り替わることに合わせ、消防車両及び詰所等にデジタル無線受令機を配備するほか、安全確保のための装備、団員双方向の情報伝達が可能な装備などの充実を図ります。
 災害への備えとしては、防災行政無線が聴こえない地域の解消を図るため、放送塔を10基増設するほか、飲料水の確保のため、耐震性貯水槽を南小学校に設置します。また、災害時要援護者に対する支援が適切に行われるよう、登録台帳を作成し、地域住民の協力のもと、情報の伝達や安否確認、避難支援などが地域のなかで効果的に実施できる体制を整備してまいります。
 災害に強い住環境の整備を促進するため、建築物の所有者等が実施する耐震診断や耐震改修に対しては引き続き補助金を交付して、費用負担の軽減を図ります。また、市営住宅愛宕山団地1号棟及び3号棟の耐震改修工事を行います。これにより、市営住宅の耐震化がすべて完了することとなります。
 さらに、災害に強いライフラインを構築するため、上水道につきましては、震度6強程度の大規模地震にも耐えられるよう浄水場の配水池の耐震化を順次進めます。また、水道管網の中心となっている口径400mm以上の大口径管などの更新事業を進めるとともに、渇水や災害時などにも安定給水できるよう、自己水源である取水施設の保全に取り組んでいきます。
 下水道につきましても、重要な下水道施設の耐震化を図る「防災」、被害の最小化を図る「減災」を組み合わせた地震対策事業を進めるとともに、第3期市街化調整区域下水道整備事業として、平成27年度から平成31年度の5年間で、事業対象区域約126haに対して汚水管の布設を進めてまいります。また、老朽化が原因で事故などが起きないように下水道長寿命化対策調査を行い、施設の延命化とライフサイクルコストの縮減に向け、取り組んでまいります。
 また、犯罪のない社会の実現に向けた地域安全活動を実施し、市民の防犯意識の高揚を図るとともに、犯罪を起こさせにくい地域環境づくりを引き続き進めてまいります。
 北野下富線道路築造事業につきましては、交通渋滞の緩和のため、外環状線として位置づけされた幹線道路を整備するもので、都市計画道路松葉道北岩岡線からラーク所沢前の市道3-5号線までの延長470mの区間、及び国道463号小手指陸橋北交差点から県道所沢狭山線までの延長1,122mの区間について整備を進めます。
 松葉道北岩岡線道路築造事業につきましては、県道川越所沢線北所沢町交差点から北野下富線までの延長736mの区間について、整備を進めてまいります。
 入間市と連携して整備する新設道路の一部である市道4-1366号線整備事業につきましては、用地取得を進めていきます。
 県道久米所沢線歩道整備事業につきましては、東住吉交差点から北へ延長140mの区間、バスも通るなか、歩行者が危険でありました歩道を整備するものです。本市として、県よりの委託を受け用地取得業務を実施してまいります。
 下安松の清流苑地区においては、災害時等に一本の橋だけでは不安だ、という声がありました。26年度には概略設計をしましたが、27年度は所沢とつながる第二の橋の測量及び詳細設計を行います。また、上安松の松戸橋についても、歩行者が安全に渡れるよう歩道の設置に向けた調整を行います。
 以上、平成27年度の主な施策につきまして、ご説明いたしましたが、引き続き、歳入予算の主なものにつきまして、ご説明を申し上げます。
 まず、一般会計についてです。
 市税につきましては、景気の動向等を踏まえて推計し、504億7,909万1千円を計上いたしました。
 地方消費税交付金につきましては、昨年4月からの消費税率引き上げに伴う増加を見込み、47億5,000万円を計上いたしました。
 地方交付税につきましては、これまでの実績や収入額などの見込みを踏まえ、普通交付税9億円、特別交付税 1億9,200万円、合わせて10億9,200万円を計上いたしました。
 国・県支出金につきましては、補助制度の活用を積極的に進め、国庫支出金154億5,722万6千円、県支出金57億8,020万6千円を計上いたしました。
 そのほか、市債につきましては、起債対象事業等を十分に勘案して、各種建設事業債を26億7,290万円、臨時財政対策債を22億円、合わせて48億7,290万円を計上いたしました。
 また、歳入歳出の差引に伴う財源不足額を財政調整基金からの繰入れで補ったところであります。
 なお、特別会計及び事業会計につきましても、それぞれの事業に応じた事業収入、国・県支出金、繰入金などの収入につきまして、実績を勘案のうえ計上しております。

その他の案件

 次に、ご提案申し上げております平成26年度3月補正予算の概要につきまして、ご説明申し上げます。
 はじめに、議案第1号「平成26年度所沢市一般会計補正予算(第10号)」につきましては、ところざわプレミアム付商品券発行補助事業など、国の補正予算による「地域住民生活等緊急支援のための交付金」を活用する事業について、事業費の追加と繰越明許費をお願いするものであります。また、富岡保育園建替えの建設費や不足する事業費の追加、併せて、国・県などの補助事業の確定によるものや、事業実施に基づく各費目の執行不用額などを調整するための減額につきましても、これを計上いたしました。
 この結果、補正額は、15億6,301万4千円の増額となり、補正後の予算額は、1,014億6,561万円となるものでございます。
 なお、補正予算の財源につきましては、国庫支出金、県支出金、繰入金、市債などの追加をさせていただいております。
 また、予算第2条で継続費の補正、第3条で繰越明許費、第4条で債務負担行為の補正、第5条で地方債の補正をお願いしております。
 次に議案第2号から議案第6号につきましては、それぞれの特別会計における、国庫補助金等の決定や事業費の確定等に伴う補正を行うものであります。
 また、議案第7号につきましては、所沢市水道事業会計の継続費の補正を行うものです。
続きまして、条例その他の議案につきまして、ご説明申し上げます。
 初めに、条例関係についてご説明いたします。
まず、新規制定といたしまして、「所沢市地域公共交通会議条例」など、議案第19号から議案第26号までの8件を提案しております。
 次に、一部改正といたしまして、「所沢市情報公開条例」など、議案第27号から議案第45号までの19件を提案しております。
 次に、条例廃止といたしまして、議案第8号「所沢市温暖化対策基金条例」及び議案第46号「所沢市家庭保育条例」の2件を提案しております。
 次に、その他の議案でありますが、財産の取得といたしまして、議案第9号「所沢カルチャーパーク用地の取得について」を、議案第47号は「公の施設の相互利用に関する協議について」を、議案第48号につきましては「市道路線の認定」を、お願いするものであります。
 なお、提案理由等につきましては、それぞれに記載したとおりであります。

むすび

 以上、平成27年度における市政運営の基本方針と、提出いたしました諸議案につきまして、その概要を申し上げました。
 私は、これまで「動け!所沢 紡ごう!絆」のフレーズで思いを伝えてまいりました。
 私がまいた種が、3年の時を経て、芽を出し、実をつけ、収穫を迎えたものも多くございます。その実が、再び種となり、所沢の「未来(あす)」のために、大地に根を張って、やがて大きな緑に覆われたまちになることを願って止みません。
 私は、市民とともに、市職員と心と力を合わせ、ともに汗をかき、新しい日本における市民の幸せのため、所沢の未来(あす)のために、引き続き全力を尽くしてまいります。
 議員各位におかれましては、何とぞ慎重審議のうえ、ご議決賜りますようお願い申し上げ、平成27年度の施政方針演説並びに提案理由の説明とさせていただきます。
 ご清聴ありがとうございました。

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