「未来へつなぐ!みんなで考える公共施設マネジメント」ご意見募集(多くのご意見をありがとうございました)

更新日:2020年11月19日

 所沢市の公共施設や道路、上下水道などのインフラの多くは、昭和40年代後半から50年代に集中的に建設されていることから、これから一斉に大規模改修や更新の時期を迎えます。
 一方で、社会福祉保障費の増大などにより、市の財政が非常に厳しい状況であることに加え、少子高齢化社会の進展に伴う人口構造や社会経済状況の変化を迎えていく中では、必要な施設や機能を未来につなぐための取組「公共施設マネジメント」を計画的に推進していく必要があります。
 市では、平成28年3月に公共施設等の総合的かつ計画的な管理に関する基本的な方針を定めるものとして、「所沢市公共施設等総合管理計画」を策定し、現在は、総合管理計画に掲げた方針を実現するために、「所沢市公共施設長寿命化計画」の策定を進めているところです。
 長寿命化計画の策定にあたり、現時点の市の基本的な考え方について、下記のとおりご意見を募集しました。

ご意見の募集期間は終了しました。期間全体で、68件ものご意見をいただきました。

多くの貴重なご意見をお寄せいただき、ありがとうございました。

いただいたご意見を踏まえ、まとめました所沢市公共施設長寿命化計画(素案)について、

令和2年12月21日(月曜)から、あらためてご意見の募集(パブリックコメント手続)を行う予定です。

こちらもご確認いただき、ご意見をお寄せくださいますようお願い申し上げます。

意見募集について

資料「未来へつなぐ!みんなで考える公共施設マネジメント」の市の考え方について、ご意見を募集しました。
【募集期間】令和2年8月7日(金曜)から令和2年11月6日(金曜)まで
※この意見募集は新型コロナウィルス感染症予防の観点から説明会に代わり実施したものです。

資料

いただいたご意見・ご質問と市の考え方

 ※同趣旨のご意見は集約して掲載しています(再掲していません)。

8月7日(金曜)から8月31日(月曜)まで
ご意見・ご質問 市の考え方
子どもが減ると児童数が少なくなる学校も出てくると思う。そのような学校も全て残していく意向か。 小中学校は、周辺施設を複合化しながら、多機能・交流型施設として建替えることを基本的な方針としています。ただし、事業化にあたっては、教育活動を第一義に児童生徒数の減少などを十分に考慮しながら検討を行います。
ボロボロの施設が多いと思う。本当に長寿命化できるか疑問だ。 長寿命化改修の実施にあたっては、建築的な強度や設備の劣化状況など、実際に実施が可能かどうかの検証を行う予定です。
建替えると結局は豪華すぎる施設になり、余計にお金がかかるのではないか。 施設の建替えにあたっては、利用需要の変化に対応できるように、複合化や用途変更など将来を見据えた設計を行います。また、施設の建替え時には、省エネ性能やバリアフリー化、防災・防犯機能の強化など、社会的に要求される水準を踏まえますので、従前の施設よりも機能の充実が図られますが、過剰な機能や装飾は行いません。
お金との兼ね合いになるとは思うが、便利な施設は今後も使えるようにしてほしい。 計画的な総量の適正化にあたっては、必要な施設機能はできるだけ残しながら、保持可能な建物数や規模にすることを基本的な方針としています。ただし、老朽化が著しい施設や利用度・稼働率が低い施設は、その原因を十分に検証し、その結果、市民ニーズに合わなくなった施設や役割を終えたと考えられる施設は廃止を検討します。
施設の維持には費用がかかるのはわかる。ただ、必要な機能に費用を回すのは当たり前のことだから、採算が悪いからといって、安易に廃止を選択しないでほしい。
学校を複合化することで多世代の交流が行われるといいと思う。実際に動き出すのはいつごろからになるのか。 小中学校あわせて学校施設は現在47校あり、既に築50年を超える施設もあるため、計画的に対策を進めていく必要があります。早い施設で、2030年代中間期での新校舎完成・供用開始を検討しています。
(P.4~5 総量の適正化)人口が減少に向かうからそれにあわせて施設の規模を小さくしていこうということだと思う。一方でそれは、現状の規模が適正な水準であるという前提があっての話だろう。現状の規模の妥当性について、例えば稼働率・利用状況の検証などは行っているか。 現状の稼働率や利用状況については、令和元年度に調査を実施しています。今後も同様の調査を行い、施設の適正な規模やあり方について検証を継続していきます。

9月1日(火曜)から9月14日(月曜)まで
ご意見・ご質問 市の考え方
学校の建替えを機に周辺の施設を複合化することで、地域の機能が連携・集約され、利便性が向上するだろうと思う。その中で最も期待したいことは、災害時における避難所及び災害対応施設としての機能である。適切な感染対策が施され、迅速な災害対応を展開していくための拠点施設となることを期待している。 学校施設は複合化後も引き続き地域防災拠点としての役割を担うものと考えています。今般の新型コロナウイルス感染症の影響により、室内の換気やスペースの確保など、求められる設備や機能にも変化が生じているものと考えられますので、複合化後の施設の在り方を考える際には、こうした変化を考慮し、災害対策の機能を効果的に発揮できるよう検討します。
施設のバリアフリー化も計画しているか。 施設の更新や改修の際には、バリアフリーに配慮した施設整備を進めます。
施設の複合化には賛成だが、それに伴って例えば同じ施設内に小学生から高齢者まで様々な人の出入りが発生し、セキュリティーの問題が発生すると思う。セキュリティー対策も計画の一部に組み込んでもらえればと思う。 ご指摘のとおり、複合化により利用者の範囲が広がることは、新たな交流を促進する反面、セキュリティ対策も不可欠となります。
こうした観点も計画に反映させていただき、他自治体等の事例も参考にしながら、十分なセキュリティ対策のもと進めていければと考えています。
(P.6)学校施設の複合化について、同じ部屋でも時間帯によって様々な人が利用できるとよい。
(例:放課後における課外活動への教室貸出など)
ご提案のように一つの部屋を時間帯で区分して有効活用することも複合化の効果として期待されます。様々な可能性が想定されますので、利便性とセキュリティ面を考慮して検討します。
(P.4)人口の減少を考慮すると、駅周辺のマンションやビルの空室率増加に伴う過疎地区の発生が懸念される。このような建物を間借りして行政サービスを行うことはできないか。固定資産を持たない方法もあるのでは。 ご提案のような手法も有効だと考えます。
施設整備を行う際には、(官民連携などの可能性も含め)どこに、どのように整備するのか、多角的に検討を進めます。
今回の意見募集の意図がわからない。例示されている手法は、いい方法だと思うが、具体的な提案がなく意見できない。 意見募集の意図がわかりづらく申し訳ありませんでした。
今回の意見募集は、公共施設長寿命化計画を策定するにあたり、現在市で検討を進めている考え方について、あらかじめ市民の皆様にご覧いただき、ご意見を本計画に反映することを目的に行ったものです。
今後、ご意見を踏まえてまとめた計画案について、あらためて意見募集(パブリックコメント手続)を行いますので、そちらもご確認いただき、ご意見をお寄せいただけますと幸いです。
※パブリックコメント手続は令和2年12月頃を予定しています。
人口減少は何を根拠にしているのか。日本全体の人口減少と市街地や都市部の人口減少はイコールではない。また、人口減少は利用者の減少の根拠にもならない。 本市の人口は、ここ数年、ほぼ横ばいで推移していますが、長期的には減少に向かうものと推計しています。ご指摘のとおり、人口の減少が必ずしも施設利用者の減少を招くとは限りませんので、ひきつづき利用者増に繋げる取組みを進めるとともに、施設の稼働実績についても継続して検証を行います。
建物と施設機能を切り離して考えることはできるのか。機能を複合化しても、使用できる条件(施設への距離など)が後退すれば、住民にとって機能を維持したとは言えない。 複合化により、現状とは異なる立地や規模でサービスの提供を行うこともあります。そのような場合にも、複合化先を選択する際に同一の地区内を優先したり、公共交通の充実といった代替手段の可能性を模索するなど、可能な限り影響の少ない方法での機能維持を検討します。
「公共施設マネジメント」は市民の声や必要に沿って始まったものなのか。

公共施設マネジメントは、施設の老朽化が深刻な課題となっていることから、計画的な対策を行うため、多くの自治体で取り組んでいます。

9月15日(火曜)から9月30日(水曜)まで
ご意見・ご質問 市の考え方
学校以外の施設を拠点とした複合化で、賑わい創出も検討してほしい。

学校以外の施設を拠点とした複合化につきましても、その施設の更新時期を捉え、検討します。

長寿命化改修について、直すよりも建替えたほうが安く済むのではないかと思った。 長期的に見た場合には、施設の長寿命化を図り、建替えの回数を減らすことにより、費用の縮減・平準化の効果が見込まれます。
なお、対策の効果につきましては、計画案としてまとまりました段階(令和2年12月頃にパブリックコメント手続を実施予定)でお示しします。

(P.9)「ライフサイクルコストの縮減」の項で、長寿命化改修時には省エネやバリアフリー化などの機能改修を行う旨の記載があるが、用途変更や複合化を行うときについてはどのように考えているか。

長寿命化改修と同様に、用途変更や複合化においても、省エネ性能やバリアフリー化などの社会的要求水準を踏まえた検討を行います。
施設の複合化をした場合、地域の人が誰でも足を運びやすいスペースがあるとよい。(例:カフェで休憩できる、ヨガや体操ができるなど) 地域の人が誰でも足を運びやすいということは大切な視点だと考えています。
必要な機能の維持を基本としながら、賑わいや憩の場としての視点も取り入れて施設の在り方を検討します。
複数の機能をもつ建物の複合化はいい取り組みだと思う。将来を見据え、たとえば子どものための施設を高齢者施設に変更していけるなど、用途の転換が図れる必要があると思う。 建設してから更新の時期を迎えるまでの期間に、人口構造や利用状況などが変化することは想定されますので、そのような場合にも柔軟に対応できるよう、用途を固定せず、他の用途でも活用可能な部屋のつくりを検討します。
施設の運営は、PFI事業として行うことを提案する。 有効な手法だと考えますので、事業を実施する際には、他の手法とあわせ、コスト等の比較検討を行います。
10月1日(木曜)から10月20日(火曜)まで
ご意見・ご質問 市の考え方
人口減少になりつつある中で、学校の合併を考えても良いのではないかと思う。
また、様々な公共施設があっても、実際には手続きが1か所でできないことが不便だと感じる。建物の数を増やすのではなく、集約させた方が暮らしやすいのではないか。

施設の統廃合は、公共施設マネジメントの取り組みを進めるうえで有効な方策だと考えますが、一方で、個々の施設について継続か廃止かの判断を一律に行うことは、市民の皆様のご不安をあおることに繋がりかねません。
本市では、人口や利用者数に見合った施設規模を想定しながら、施設の複合化を図ることにより、必要な機能を維持していくことを検討しています。
施設の複合化をうまく活用し、手続きの利便性向上に向けた下地づくりもあわせて行っていければと考えています。

(P.7)学校に機能を集めることは実現可能なのか疑問に思う。駐車場がないことや、体育館を使用する際の授業との兼ね合い、児童や利用者の騒音問題など、考えなければならないことが多い。
また、この計画が児童や保護者、教員の間(学校側)で共有されていないことも問題である。
ご指摘いただきました点は複合化の課題と認識しています。施設がどのように利用されるか、そこで生じるリスクは何かといった点をひきつづき整理しながら進めていきたいと考えています。
また、今回の意見募集は、計画を策定するにあたり、検討段階の考え方を事前にご確認いただき、市民の皆様のご意見を計画に反映するために行っているものです。より具体的に事業化を考える際には、あらためて説明等の機会を設けさせていただきます。

小学校と児童館・児童クラブを一体にして、放課後の移動を安全にしてほしい。

児童館・児童クラブが小学校と同じ建物や敷地にあることで、校外の移動時に想定される交通上の危険を回避できることは、複合化の効果の一つであると考えます。
これから先の公共施設のあり方について、これまでのように「用途に合わせた建物」を各地域に配置するというのは持続不可能だという意見に賛成である。複合化する機能は、地域のニーズに即した複合性を実現してもらいたい。
(例:駅に近い学校に保育園や児童クラブを複合化させて、働く保護者が通勤時に送り迎えしやくする。緑豊かな地域の学校に高齢者のデイサービスセンターを併設して、通所者が自然の中を散策したり、豊富な人生観や戦時中の体験談を小中学校の生徒に聞かけるプログラムなどをやってもらう。)

市の人口が増加の一途だった時代には、多くの公共施設が新設されました。当時は市民ニーズの拡大への迅速な対応を優先すべき状況にあったといえます。
しかしながら、人口減少時代を迎え、地区ごとの面積や人口状況、開発状況にも違いが生じており、地域別配置の考え方からサービス内容を基準とした考え方に移行する必要があると考えています。
例に挙げていただいた手法につきましても、複合化によりもたらされる新たな交流のアイデアとして、参考にさせていただきます。

旧市役所庁舎の活用を検討してほしい。
(例:民間で使用するサテライトオフィスにするなど)
旧市役所庁舎跡地等の利活用につきましても、公共施設マネジメントの取り組みの一環として、ひきつづき有効な活用策の検討を行います。
10月21日(水曜)から11月6日(金曜)まで
ご意見・ご質問 市の考え方
複合化により新しい施設を整備するときの方針として、環境保全・環境配慮を掲げてほしい。 施設整備の際には、環境保全の観点も欠かせないものと考えますので、ご意見の趣旨を計画に反映させていただきます。
(P.6)地域の住民が利用しやすい施設であることに価値があると思う。小規模化が必要ではないか。当面は今ある施設を修繕しながら、地域住民が利用しやすい施設を目指したらどうか。コロナ禍の教訓から複合化は避けるべきである。 ご意見のとおり、人口構造にあわせて施設の規模を適正化していくことと、計画的に修繕をおこない施設を長く使っていくことは、本市が今回の計画で目指すところです。
新型コロナウイルス感染症のように、社会情勢等の変化により特別な配慮を求められる場合も想定されますことから、こうした観点につきましても、計画に反映させていただきます。
(P.4)市内には古い公共施設が多く存在していることがわかった。1981年に建物の耐震基準が変わっているため、それ以前の建物については優先的に更新が必要だと思う。 施設の劣化は概ね建築からの年数に比例して進行するため、築年数の考え方を基本としたうえで、施設を実際に点検した結果等も踏まえながら、計画的に施設の更新を進めていければと考えています。
複合化については、一般の人でも意見を述べやすいが、長寿命化改修については、ある程度の専門的な知識がないと意見を述べることが難しいように感じる。
市民の理解を得るために、もっと詳しい説明が必要だと感じた。
一般的な改修の多くは、施設を安全な状態に保つことを目的に行われますが、長寿命化改修は、施設の使い勝手を向上させたり、設備を新しいものに交換したりといった、利用者の皆様に快適にご利用いただくことを目的とするものです。
難しい内容でもご理解いただけるように、よりわかりやすい資料作成に努めます。
施設を長く大切に使うということには共感できる。
SDGsの問題とあわせて、学校の授業で取り入れてみてはどうか。
公共施設マネジメントの問題は、これからを担う若い世代に、特に知っていただきたいと考えていますので、今年度は漫画版のパンフレットを市内の中学校生徒に配付しました。ひきつづきこうした啓発に取り組んでまいります。
資料で説明されていることに間違いがあるとは思わないが、実現するのは難しいのではないかと感じる。施設を整備していく上では、自助、共助の後に公助があることを真剣に検討するべきだと思う。公共施設は最後のよりどころであって、より多くの要求・要望に応えるものではない。そのようなものを維持することは困難であるということについても、もっと意見をきき、検討するべきだと思う。 ご意見のとおり、どのような行政サービスが求められているか、また必要なサービスをどのように維持していくか、という点につきましては今後も検討が必要なものと考えています。個々の施設の更新を検討する際などには、市民の皆様にあらためてご意見をおうかがいできればと考えておりますので、ひきつづきご意見をお寄せくださいますようお願いいたします。

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