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議会報告会を開催しました(令和7年11月18日)

更新日:2025年12月18日

大学生との意見交換をしました!

所沢市議会として、若い世代の声を聴き、市政に反映する契機とするため、これからの将来を担う大学生(早稲田大学)を対象とした議会報告会を初めて開催しました。


 

日時

令和7年11月18日(火曜)  午後4時から

場所

市役所 低層棟3階 全員協議会室、委員会室、議場

内容

第1部 令和7年第4回(9月)定例会議の報告
第2部 議員とのグループディスカッション

参加者

早稲田大学の学生16名  市議会議員7名
  
(出席議員)

石本 亮三(立憲リベラルの会)

島田 一隆(さきがけ)

荻野 泰男(さきがけ)

谷口 雅典(至誠自民クラブ)

石原 昂(自由民主党・維新・参政・無所属の会)

山口 浩美(公明党)

福原 浩昭(公明党)

当日の流れ

第1部 令和7年第4回(9月)定例会議の報告

質問内容

〇議案第74号 令和7年度所沢市一般会計補正予算(第4号)「若者応援事業(16歳から18歳の未来へ)」
 ・申し込みにはLINEの登録が必要ということだが、どのように周知しているのか。
 ・LINEを継続的に閲覧してもらうための対策は。
〇議案第86号 所沢市水道事業給水条例の一部を改正する条例制定について
〇議案第87号 所沢市下水道条例の一部を改正する条例制定について
 ・水道料金の改定によりどのくらいの経済インパクトが起きるのか。

第一部

第2部 議員とのグループディスカッション

テーマ:所沢市の介護について

委員会室で議員と学生で、テーマについてグループディスカッションを行いました。
その後、各グループで話し合ったことを議場で発表しました。

Aグループ

発表内容

・所沢市の特徴として、東京都への介護人材流出があります。介護人材の新たな確保について、例えば介護保険事業者連絡会と連携してコンペを開催し、福祉が地域を巻き込むような取組を推進したり、地元のお祭りを社会福祉法人が開催するなど、そういった取組ができるのではないかと思います。
    
・高齢者の居住支援について、単身高齢者が家を借りられないという課題があることから、今後は福祉と行政と不動産業界が連携して、この課題に対してアプローチしていけるとよいと思います。
      
・包括支援センターと社会福祉協議会が相談者の多様化によって、業務が大変煩雑化しているので、介護職員の処遇改善もだが、相談職の報酬を上げていかないと、どんどん人手不足は加速していくので、財源が限られている中で難しいと思うが今後取り組まなければならない課題だと思いました。
    

谷口議員の講評

皆さん現場に行って、現場の状況をよく勉強しているなと感じました。今後ともやはり答えは現場にあると思いますので、これからも研究を含めて頑張っていただきたいと思います。

Bグループ

発表内容

・介護職のイメージギャップ改善について、今の高校生とかは介護職は難しい、大変というイメージがあると思いますが、難しいとか大変というマイナスだけではなくてプラスの楽しいという面もあるのかと思います。イメージや雰囲気をつかめるのは実際に職場に入って働いてみて、どういう雰囲気なのかを理解できればと思ったので中高生に職場体験をする機能を考えてはどうかと思いました。また福祉施設の経営者の理念教育として、地域にコミットするために経営している福祉施設が実際には成功しているという話をいただいて、経営者の理念教育を通して、経営者の理念を改善し、受け入れ先の協力をしてもらうという姿勢や、介護施設での受け入れが難しい場合は、職場体験ではなく、総合体験でインタビューに行くのもよいと思いました。

福原議員の講評

できることはみんなで議論をして、それを丁寧に作り上げていくという姿勢を見ていて、頼もしく思え、そういう姿勢は議会でも大事だと改めて感じました。

Cグループ

発表内容

・高齢者×若者をテーマに考え、所沢市や他の地域もですが、幼稚園・小学校・中学校は比較的市の介入がしやすいということがあります。一方で高校生以上になってくると、私立と公立があり、分断が起きます。そうすると高校生や大学生以降は主体的な行動のコミットメントが要求されるところがあります。あるべき姿として、高校生以上と高齢者のコミュニティ作りの場が必要ではないか思います。
 
・例えば高校生向けにインターンシップのような形で福祉現場に訪問できるような仕組みを市として作れたら、行政としても、うまく高校生以上の介入しにくい年齢に対してアプローチできるのではないかと思いました。
  

山口議員の講評

皆さんの新しい発想をぜひ議会でも吸収して、発信していけるように私どももしっかり頑張っていきたいと思います。
  

Dグループ

発表内容

・以前介護事業者の方とお話したときに、包括支援センターの役割の増加によって包括支援センターがパンクしてしまったり、専門職が不足していたり、人材の不足があげられました。その原因の一つである東京都への介護人材流出に焦点を当てて考えたところ、介護報酬に東京都と埼玉県の差があるのではと考えました。その一方で所沢市に来てもらうために、東京都よりも条件がよい介護事業者もあるので、事業者の報酬が少ないのに条件を良くしていることで、その事業者はひっ迫しているというお話を伺いました。
  
・若手の人材流出というところで、そもそも若手の総数が少子高齢化もあり、人数総数が少ないという話も出ました。高校や中学校でも、東京の学校に行ってしまう学生は所沢市の福祉教育を受けていなかったり、若者支援についても十分に所沢市の情報が得られておらず、若手の流出も問題にあると思いました。
 
・例えば市役所が広報誌で配布している情報があると思うが、それをSNSで発信してみたり、大学では寮と地域が繋がれるイベントを開催し、多世代交流みたいなのもよいと思いました。
 

石本議員の講評

皆さんに生の声を調べてきていただいてありがとうございました。大変参考になりました。もう何も言うことはございません。
    

お問い合わせ

所沢市 議会事務局
住所:〒359-8501 所沢市並木一丁目1番地の1 低層棟3階
電話:04-2998-9256
FAX:04-2998-9222

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