災害時のペットの避難について

更新日:2022年11月1日

避難所でのペット受け入れに際して

所沢市では、「同行避難」及び「避難所でのペットの世話は飼い主の責任」を原則しています。
注記:同行避難とは、「避難者とペットは一緒に避難所まで避難できるが、同じ空間で居住できない場合があること」を言います。
避難所には、さまざまな人が避難し、避難者の中には動物の苦手な人や動物アレルギーの人がいらっしゃいます。

同行避難にあたっての飼い主の配慮

(1)飼い主がケージ等を用意する
(2)餌や水などを用意しており、餌やりや糞尿の始末は飼い主自身が行う
(3)基本的なしつけ(無駄吠えしない、飼い主の指示に従うなど)ができている
(4)犬については、狂犬病予防注射を接種している(予防接種を受けていない場合、伝染病が蔓延する可能性があるため、避難所では受入れできない。)

環境省作成の下記パンフレットでは、災害時に実際に起こったペットに関する問題や避難先における実際の問題について具体例を列記し、飼い主が行うべき重要な点について説明してあります。飼い主の方は、ぜひ一度ご確認ください。

預けるという選択肢も検討しましょう

避難所では多くの避難者がいたり、十分な水や食料の確保が難しい場合があります。このために、人だけでなく、ペットにとっても避難所は決して快適なところではなく、ストレスとなります。このため、もしもの時にペットを預かってくれるかどうか、知人や親せきなど信頼できる方に相談してみましょう。

埼玉県版「ペット動物のための防災手帳」

埼玉県では、災害時の同行避難に備えた「持ち歩くことのできるペット動物のための防災手帳」を作成しています。
いざという時に備えて準備しておきましょう。
注記 作り方
 (1)A4用紙(できれば厚めの紙)に印刷する
 (2)ヨコ折り線で折る(山折り)
 (3)タテ折り線で折る(山折り)

所沢市指定避難所運営マニュアルにおけるペットの対応について

所沢市では、小学校・中学校体育館等の屋内を災害時の避難所、校庭等の屋外を避難場所として指定しており、災害時に多くのペットが飼い主とともに避難所及び避難場所に避難することを想定しております。
所沢市指定避難所運営マニュアル(第3章実施すべき対応「展開期」衛星班活動シートC)では、避難所のペット対策として以下の5項目を記載しています。
 (1)避難所にペットを連れてきた避難者に対して、窓口で届け出るよう呼びかけ、様式11「避難所ペット登録台帳」
   に記載します。  
   注記:大型動物や危険動物は、避難所への受け入れは断ります。
 (2)受入スペースを決定します。
  スペースの考え方
  ⇒屋外で飼育可能なペットは、原則「屋外」にスペースを確保
   繋ぎとめるなどし、飼い主が責任を持って飼育
  ⇒屋外で飼育困難なペットについては、以下の点を厳守
   ・ゲージなどに入れ、飼い主が責任を持って管理する。
   ・他の避難者の避難スペースと分離する。
   ・施設管理者等と十分協議する。
 (3)ペット連れ避難者の責任を十分説明し、他の避難者に理解を得てペットを受け入れます。
 (4)飼育ルールを作成し、周知します。
  ・指定避難所マニュアルの例を参考にペットルールを作成します。
  ・指定避難所マニュアルに記載のとおり、飼育ルールの周知を行います。
 (5)ペットの救護活動が開始された場合は、その情報を飼育者へ提供して協力を求めます。

◎ペットの受け入れは、避難所ごとに避難者で組織される避難所運営委員会と避難所の施設管理者(例:小中学校職員)
が協議して決定します。

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お問い合わせ

所沢市 危機管理室
住所:〒359-8501 所沢市並木一丁目1番地の1 高層棟4階
電話:04-2998-9399
FAX:04-2998-9042

a9399@city.tokorozawa.lg.jp

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