クマガイソウ群落

更新日:2019年3月7日

 クマガイソウは、ラン科アツモリソウ属の多年草で、山林や竹林等の木陰に群生し、通常4月中旬から5月初旬にかけて開花します。
 草丈は20~40センチメートル位、葉は径10~20センチメートル位で対生するように大きく2枚つき、それぞれ扇型をしています。花はその間から伸びた茎の先の2枚葉の合わさった中央から、1つ横向きにつけます。唇弁は、淡白色で紅紫色の斑点がつき大きく膨らんだ袋状、口は左右から膨らんで狭まります。
 江戸時代中期、ここに定住した現管理者の先祖が甲州(現在の山梨県)から持ち来たり植えたと伝えられています。管理者の保護育成によって、今日もその姿を目にすることができます。
【指定年月日】昭和33年10月25日
注釈:こちらの文化財所在地については、都合により記載しておりません。
ご理解・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

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