多宝塔

更新日:2019年10月13日

 狭山不動尊の本堂の東に建つ、高さ約14メートルの二重の塔で、下層は方形、上層は円形となっており、下層の屋根と上層とを白漆喰の亀腹で接続しています。
 この多宝塔は、もと大阪府高槻市にある畑山はたやま神社の境内に建てられていたものが、昭和35年(1960年)に当時のユネスコ村内に移築されたものです。移築の際に解体したところ、二重屋根の化粧隅木に墨書が見つかり、この塔が慶長12年(1607年)に建てられたことがわかりました。その後、宝永3年(1706年)に二重屋根の小修理が行われ、所沢へ移築した際にもわずかな補修がされただけで、建築当時の様式をよく残しています。
【指定年月日】昭和38年3月29日
【所在地】所沢市上山口2213番地(狭山山不動寺内)

狭山山不動寺のご案内

所在地

所沢市上山口2214番地

交通アクセス

西武狭山線/山口線「西武球場前」駅下車 徒歩約1分

お問い合わせ

所沢市 教育委員会教育総務部 文化財保護課
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