所沢市平和祈念式を開催しました
更新日:2025年8月8日
令和7年度は、広島市・長崎市への原爆投下、そして終戦から80年を迎える節目の年となります。
この節目の年を機に、多くの市民の皆さまに平和を祈念するきっかけとしていただくため、市の主催により初めて平和祈念式を開催いたしました。
当日は、約150名の方が参列し、午前8時15分に広島平和記念式典で鳴らされた「平和の鐘」に合わせ、黙とうを行いました。
所沢市平和祈念式
日時
令和7年8月6日 午前8時から午前8時30分
場所
所沢市役所正面入口前広場
広島市旧庁舎被爆敷石前
内容
- 市長メッセージ紹介
- 議長ご挨拶
- 敷石紹介
- 献水
- 黙とう(午前8時15分)
- 献花
市長からのメッセージ
本日は、「所沢市平和祈念式」にご列席を賜り、心より御礼申し上げます。
私は本日、広島市で開催されております広島平和記念式典に参列しているため、この大切な式に直接立ち会えないことを、ご容赦いただけますと幸いでございます。
1945年(昭和20年)8月6日、広島市に、そして8月9日、長崎市に、原子爆弾が投下されてから、80年という時を迎えます。
所沢市では、さきの大戦で犠牲となられた全ての方々へ哀悼の意を表しますとともに、市民の皆様に改めて平和を祈念するきっかけとしていただくため、戦後80年という節目となる年に、市として初めて、所沢市平和祈念式を開催することといたしました。
所沢市役所には、1984年(昭和59年)に広島市から譲り受けた「被爆敷石」が設置されております。
この敷石は今も、平和の尊さ、戦争の恐ろしさ、そして命の大切さを、静かに私たちに語りかけています。
唯一の戦争被爆国である日本に生きる私たちは、戦争、そして核兵器の恐ろしさと、それがもたらす惨禍を決して忘れることなく、次世代に語り継いでいく責任があります。
同じ悲劇は、二度と繰り返してはならない。
その決意と、世界の恒久平和への思いを新たにするため、本日この場所で、黙祷する機会を設けさせていただきました。
所沢市では、平和の尊さを次世代に伝えるため、さまざまな平和推進事業に取り組んでおります。
本日のこの式も、お集まりいただきました皆さまお一人おひとりにとって、「平和の大切さ」を見つめ直す時間となりますことを、心より願っております。
最後に、犠牲となられた全ての方々へ、改めて哀悼の意を表しますとともに、戦争も核兵器もない世界が一日も早く実現しますよう、市民の皆様とともに歩みを進めていくことをここに申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。
2025年(令和7年)年8月6日
所沢市長 小野塚 勝俊
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