昭和51年に開設した所沢市市民医療センターは、施設・設備の老朽化が顕著であり、良好な医療環境を確保するためには、再整備が必要となっています。
今回、これまでの基本構想、基本計画を基とした再整備基本設計をとりまとめましたので概要を公表します。
基本設計では、新病院のコンセプト、建物形状、間取り、構造設備、建て替え計画等の検討を行いました。
今後は実施設計を行い、実際に工事を行うためのより詳細な設計図面を作成してまいります。
所沢市市民医療センターは、今後も「地域に根ざした病院として、市民の皆さまに安心を提供し、信頼して受診いただける医療機関」であり続けるとともに、コスト意識をもって事業運営にあたります。
また、当センターを必要とする患者様に切れ目のない医療を提供するために、工事期間中も現病院・新病院にて診療を行う計画としております。
なお、今回の掲載内容は、今後の検討により変更が生じる可能性がある点、ご了承ください。
再整備事業の概要については、以下のリンクもご参照ください。

新病院は、3階建ての建物とする予定で、各階の機能としては、1階が外来診療、2階が健康検診、3階が病棟となる予定です。診療科目や病院機能は現病院と変わりませんので、現在ご来院いただいている皆様も、引き続きご利用いただけます。

令和8年度後半より再整備工事にかかる事業者選定手続きを進め、令和9年度から工事が始まる予定です。
新病院は令和11年度に開院し、その後現病院の解体と外構工事を行います。
敷地内すべての工事の完了は、令和13年度を予定しています。