育児休業取得に伴う保育園等利用の状況について

更新日:2022年9月29日

平成27年度から始まった、育児休業取得に伴い保育園等を一時退園する取組みについて、実績数や、保護者様からいただいたご意見をご紹介します。

1.実績

年度 退園児数 再入園児数※ 備考
令和3年度 111名 229名  
令和2年度 138名 242名  
令和元年度 134名 276名  
平成30年度 159名 248名  

平成29年度

131名 232名  
平成28年度 152名 157名  
平成27年度

116名

8名 取り組み開始の年度

※再入園児数には、育児休業の対象となった児童(下の子)も含みます。

2.主なご意見

保育園等を退園されたご家庭に対し、ご家庭での様子やご意見等について調査した結果を取りまとめました。

  • 対象:令和2年7月から令和3年10月に保育園等を退園した家庭の保護者
  • 人数:44人
  • 時期:退園後、おおむね4ヶ月から1年7ヶ月の間
  • 方法:担当職員が対象者に、電話で直接聞き取り

家庭で保育したことについてのご意見

Aさん

貴重な時期に一緒にいられ、子どもの成長を肌で感じることができた。下の子と遊ぶ姿が見られたりと園に通っていたら見ることができなかった姿が見られた。自分の目で成長を見られたのが良かった。

Bさん

「一緒にいたい」「離れたい」「優しくしたい」「厳しくしなきゃ」など色々な気持ちがあった。良いところも悪いところもあるが、本人が一緒に過ごせて良かったな、と思ってくれたら嬉しい。また、園でどんな風に過ごしているのかな、と思っていたので1日のリズムが知れて良かった。

Cさん

毎日どうしようと思っていたが、ゆっくり過ごせている。上の子は早くから園に預けていたので、今まで知らなかった子どもの性格やよいところ、好きな遊びを知ることができた。

Dさん

人見知り、場所見知りがあり、コロナも心配だったので、施設なども利用できなかった。児童館も人数制限などがあり、子どもを2人連れていくのは大変である。

Eさん

友だちと一緒と、1人では遊び方が違うので、走る量が目に見えて減り、申し訳ない。公園に連れて行かなければという思いが強く、下の子に目が向かない。家のことも全くできない。子どもとの時間があるのはよいが余裕はあったかは疑問である。

Fさん

体調面より精神的に大変だった。慣れない2人の育児で「ちゃんとやらなきゃ」という思いから、つい上の子を怒ってしまうことが多かった。

制度へのご意見

  • 育休退園した子がたくさんいると聞くので、元園に戻れるかが心配。
  • 大変だったが再入園できる約束があるので、安心して育休を取れるのはよい。
  • 退園するか継続するか、選択制にしたり、生後半年までは在園できるようにするなどの改善をしてほしい。
  • 最初は不安だったが、コロナのこともあり、不安を感じながら預けるよりは良かった。
  • 近隣の市と足並みを揃えてほしい。
  • 加点がつくことを狙っての退園なので不満はない。
  • 制度はあってもいいと思うが、サポートは必要。「相談して」と言われても、なかなかできない。退園者同士の交流がしたかった。
  • この制度があると少子化に歯止めがかからなくなると思う。産む時期を考えてしまう。

お問い合わせ

所沢市 こども未来部 保育幼稚園課
住所:〒359-8501 所沢市並木一丁目1番地の1 高層棟2階
電話:04-2998-9126
FAX:04-2998-9035

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