いいうんちをだそう!

更新日:2023年5月25日

いいうんちをだそう!についてお話ししました(5歳児クラス)

栄養士が5歳児クラスで、元気の印「バナナうんち」について話をしました。
身体の臓器のイラストを見せて、口から食道を通り、胃で細かくして、小腸・大腸で食べ物や水分が吸収され、肛門からうんちになって身体から出ていくことを説明しました。

栄養士が身体のイラストを用いて子どもの前で話している写真

「このグネグネと長い小腸、伸ばすとどれくらい長いと思う?」
子どもの小腸の長さは5から6メートルなので、同じ長さの紐を用意し、長さを視覚で分かるようにしました。保育室の幅と同じくらいの長さの小腸がそれぞれのおなかの中に入っていることを教えると驚いた様子でした。

「食べ物はみんなの身体の中を通って、最後にうんちになるけど、実は食べるものによってうんちの形やにおいは変わります。」
うんちには大きく分けて3種類あることを手作りのうんちの模型を見せながら説明しました。コロコロうんち、べちゃべちゃうんち、バナナうんちです。今までの食育で、うんちの種類を知っている様子の子どもたちでした。

コロコロうんち、べちゃべちゃうんち、バナナうんちの媒体

「例えば、みんなが大好きなジュースやアイスをたくさん食べるとどんなうんちになるかな?」と栄養士。
すると子どもたちからは、
「げりになるー!」「べちゃべちゃうんちになるー!」「お腹が痛くなる」という声が聞こえました。
冷たいものをたくさん食べるとべちゃべちゃうんちになってしまいます。

アイスとジュースのイラスト

「いつもの給食で、お野菜が嫌いだからサラダとかみそ汁は食べない!と言ってお魚とごはんだけを食べたらどんなうんちになるだろう?」と給食のイラストを見せながら栄養士が問いかけると、
「コロコロうんちー!」と子どもたち。
野菜に含まれる食物繊維や、みそ汁でとれる水分はコロコロうんちを防ぎます。

「では、元気の印の”バナナうんち”を出すためにはどんなものを食べたらいいかな?」
「野菜もみそ汁も全部食べる!」
バナナうんちを出すには、主食(ごはんやパン)、主菜(肉や魚)、副菜(野菜など)と汁物、全部をバランスよく食べることが大切ですね。

「バナナうんちを出すタイミングは朝がいいんだよ」と栄養士。
朝うんちをすると身体も心もすっきりして1日を過ごすことができます。

次に、朝うんちを出すためにはどんなことが大切か説明をしました。
「1つ目は、朝ごはんを食べることです。食べ物を食べると、食べ物が入ってくるぞ!うんちを出すぞ!と胃や腸が働き始めます。そのため、朝ごはんを食べることはうんちが出るためには大切なことです。」
「2つ目は、早寝早起きです。起きたらもう保育園に行く時間!なんてことになったら朝ごはんを食べる時間も、うんちをする時間も無くなってしまうよね。朝ごはんと朝うんちができるように、朝は時間に余裕をもって起きましょう。そして、早寝早起きをするためには、前の日に早く寝ることが大切だね。」
「3つ目は、トイレに座ることです。朝うんちがでる気配がなくても、トイレに座る習慣をつけましょう。もしかしたら、うんちが出るかもしれません。」

食べるものによってうんちが変わること、バナナうんちを出すためにバランスよく食べること、そして朝うんちをするための生活習慣について学びました。
その後、苦手なものにもチャレンジしてバランスよく食べようと意識する姿や、「バナナうんちがでたよ!」と栄養士に報告しに来てくれる姿が見られました。
すっきり朝うんちを出して、1日中元気に過ごせるといいですね。

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