新春のつどい

更新日:2024年1月22日

令和6年新春のつどい

皆様、新年おめでとうございます。


ご挨拶に先立ちまして、この度の能登半島地震でお亡くなりになられた多くの方々のご冥福をお祈りいたしますとともに、ご家族、ご関係される全ての皆様に、心よりお悔やみ申し上げます。
所沢市といたしましても、被災地への給水車の派遣や物資の供給、被災された方々に対しての市営住宅の提供を行うなど、被災地域の皆様が、一日でも一刻でも早く、日常を取り戻せますように、支援に努めて参ります。
そして、改めまして、本市におきましても、防災および危機管理の重要性を強く意識した次第でございます。


さて、本年の「所沢市 新春のつどい」は、開催連絡会の皆様の御協力のもと、4年ぶりに、こちら、くすのきホールで飲食を伴う形で開催をさせて頂きました。
ご来賓の方々をはじめ、多くの市民の皆様にご参加賜りまして、高い所から恐縮でございますが、厚く御礼を申し上げます。併せまして、皆様方には、日頃より市政進展のため、各般にわたりましてご支援・ご協力を賜り、この場をお借りいたしまして心から感謝を申し上げる次第でございます。
また本日、会場には、本橋美香能社中の皆様による「琴の演奏」、所沢市茶業協会の皆様による「狭山茶のふるまい」をして頂いております。
そして、所沢市をホームタウンとされています「さいたまブロンコス」の選手の皆様にもご参加頂きました。是非、私たちの街の「プロスポーツチーム」の応援もどうかよろしくお願い申し上げます。


私は、昨年10月に市長の任を賜りまして、本日で79日となります。本年も、市民の皆さまとお約束いたしました。
公約を着実に進めて行きたいと考えております。
そして、次の2つのことを心掛けて参ります。


ひとつめは、「スピード感ある市政」でございます。
私は、公約にもとづきまして、市長就任の初日であります10月30日に、所沢市を「中核市へ移行」することを表明し、即日、そのための組織(中核市移行準備プロジェクトチーム)の立ち上げを行いました。中核市の移行には、クリアしなければならない多くの課題があり、移行までの期間は数年間を有しますことから、1日でも早い着手が必要と考えた次第でございます。市民の皆さまにとって、これまで以上に住みやすい所沢市を実現するためにも、県のご協力も頂きながら、中核市への移行を着実に進めてまいります。
加えて、同じく公約でございます「育休退園制度の廃止」につきましても、同じく10月30日をもって廃止いたしました。8年間にわたり続いてきた制度でございますので、移行期間を設けて、混乱の起こらないように丁寧に進めているところでございます。
また、毎月の開催をお約束いたしました「市長タウンミーティング」につきましては、11月に「子ども・子育て」を、12月に「高齢者」をテーマに開催し、ありがたくも多くの方々にご参加頂きました。今月は、28日(日)に「障害者」をテーマに行う予定でございます。今後も、テーマを変えて開催いたしますので、是非お越し頂ければと存じます。
私の「市長給与3割カット」につきましても、昨年12月の市議会でご承認を頂きまして、4年間で2千万円を超える給与削減を行います。
また、本年1月から3月まで「小・中学校の給食費無料化」を実施することと致しましたが、4月以降も続けることに加え、「18歳までの医療費完全無料化」、「高齢者・障がい者の方々への活動助成」につきましても、令和6年度予算をご審議頂きます3月議会への提出に向けて、準備を進めているところでございます。
いずれにいたしましても、本年も、職員の皆さんと力をあわせ、スピード感を強く意識して市政を進めて参ります。


そして二つめは、「所沢を日本一のまちにする」という事でございます。市民の皆様にとって可能性が広がるまち、満足度・幸福度が日本一のまちを目指します。
所沢市は、鉄道や道路網が充実し、都心へのアクセスが
非常に良い一方、「となりのトトロ」の舞台・ふるさとと言われる豊かな自然、歴史と文化にも育まれてきたまちです。
更にプロスポーツチーム、大学のキャンパスなどもあり、素晴らしい宝物が、あれもこれもたくさんあります。
この所沢で、市民の皆さまお一人おひとりにとって、やりたいことのできるまち、主人公として輝けますように、そのお手伝いをする、幸せの土台・基盤づくりを行うことが、市長としての私の仕事であると考えます。
市民の皆様の苦しみや悲しみを少なくし、笑顔が増えていきますように努めて参ります。


以上、「スピード感ある市政」、「所沢を日本一のまちにする」この2つのことを本年も引き続き心掛けて参ります。


市民の皆さまにとって、「所沢市民」でいらっしゃることを誇れるまちを、ほかのまちに住む方からは「所沢に住んでみたいなぁ」と思って頂けるまちを、市民の皆さまお一人おひとりとご一緒に、つくって行きたいと考えております。
何卒、より一層のご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。


結びに、本年がご来場賜りました皆様、ご家族の方々、関係される全ての皆様にとりまして、明るく希望に満ちた実り多き年となりますよう心からお祈り申し上げまして新年のごあいさつといたします。


本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

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