所沢市市民意識調査報告書（平成29年度版）

　所沢市では、市民の皆様の市への愛着度や定住意向、行政施策などへの要望度や満足度などを把握し、『第5次所沢市総合計画』に掲げた将来都市像の実現に向けた施策や事業に取り組むため、「市民意識調査」を実施しました。
　このたび、平成29年度版の調査結果がまとまりましたので、お知らせします。
　本調査にご回答いただきました皆様、ご協力ありがとうございました。

【調査期間】平成29年7月20日(木曜)から8月10日(木曜)
【調査対象】満18歳以上の男女5,000人（所沢市住民基本台帳からの無作為抽出)
【調査方法】郵送配布・郵送回収法
【回収状況】2,197人（回収率43.9パーセント)

（1）所沢市への愛着度・定住意向
（2）生活実感
（3）自治会・町内会
（4）災害への対策
（5）所沢市の情報提供
（6）COOL JAPAN FOREST構想
（7）所沢市の市民参加
（8）上下水道のイメージアップに関する取組み
（9）所沢市が行う情報化への取組み
（10）交通災害共済の加入
（11）明るい選挙啓発ポスターコンクール
（12）環境への取組み
（13）所沢市の公的医療機関
（14）学習活動への取組み
（15）施策の満足度
（16）市の施策（第5次所沢市総合計画に掲げる42施策）

　第5次所沢市総合計画に位置づけている42の施策について「今の内容よりも充実すべき」と思う施策をおうかがいしたところ、1位が「道路」、2位が「防犯」、3位が「危機管理・防災」となり、安全・安心なまちづくりへの要望がひきつづき強い結果となりました。

　85.7パーセントの方が、所沢市に「愛着を持っている」「どちらかといえば持っている」と回答しました。昨年度（平成28年度）の85.2パーセントから0.5ポイント上昇しました。

　79.1パーセントの方が、所沢市に「住み続けたい」「どちらかといえば住み続けたい」と回答しました。昨年度（平成28年度）は78.8パーセントで過去最高を記録しましたが、平成29年度は最高値を更新しました。

　所沢市の景観や街並みに関しては62.6パーセント、お住まいの地域の居住環境（住宅の広さや採光・通風など）に関しては64.4パーセントの方が「満足」「まあまあ満足」と回答しています。

　自治会・町内会に「加入している」と回答した方（1,645人）に加入するメリットをおうかがいしたところ、もっとも多かった回答は「地域住民の顔見知りが増えた」（43.5パーセント）でした。

　所沢市の市民参加のしくみとして知っているものについておうかがいしたところ、「市議会の傍聴」の回答がもっとも多く、「市長への手紙・陳情」、「意見提案手続（パブリックコメント）」が続く結果となりました。

　情報化が進むことについて、どのような不満や不安を感じるかおうかがいしたところ、「個人情報が漏えいする」、「ネットワーク犯罪が増加する」といった情報管理のリスクを懸念する回答が多く挙がりました。