トコろんキッチンの作り方 レシピ13 ~第2学校給食センターができるまで~
更新日:2023年9月20日
レシピ13.6月床や壁、屋根の工事が進んでいます
6月に入り、床や壁、屋根の工事が進んでいきます。2階の床にはコンクリートが流し込まれました。
トコろんキッチンが建てられていく様子を見ていると、建物は、すごく緻密に考えられていて、地震に耐えられる構造になっ
ているのだと感心させられます。
6月7日2階の床にデッキプレートが敷込まれました
6月17日2階の床のコンクリートが完成
6月24日壁が作られていきます
6月26日2階の様子
6月17日上空からの様子(1)
6月17日上空からの様子(2)
レシピ12.5月建物の骨組みを作っていきます
鉄骨の組み立てがだいぶ進んできました。2階の床はデッキの敷き込み作業が行われました。30日には鉄骨の組み立てが完了し、建物の全景が見えてきました。
5月1日鉄骨の組み立てが進んでいます
2階の床にデッキを敷きこみます
5月17日上空から見た様子
5月30日鉄骨の組み立てが完了しました
31日、保健給食課職員が、現場確認に行きました。
今までは、外からの見学でしたが、今回は1階の中に入ったり、2階に上ったりして見学ができるようになりました。
5月31日保健給食課職員が現場確認を行いました
5月31日初めて2階に上って見学させていただきました
レシピ.11. 4月「トコろんキッチン」オープンまであと1年です
1階の床にコンクリートが流し込まれていきます。工事着工前の地面から、だいぶ高くなりました。
26日、いよいよ鉄骨建方工事が始まりました。鉄骨を組み立てて建物の形そのものを作る工事です。
大きなクレーンで鉄骨を引き上げ、所定の位置に組み立てていきます。
4月10日1階の床にコンクリートが流し込まれました
4月17日上空からの様子
4月26日鉄骨建方工事が始まりました
27日、保健給食課職員で現場確認に行きました。
1ヵ月毎に、工事現場を視察するのですが、状況が全く変わっていて、工事が進んでいく様子に毎回驚かされます。
4月27日保健給食課職員で現場確認に行きました
4月27日青空の中の作業の様子
4月21日エレベーターの壁や床などの色を決定
トコろん色が内装に使われるよ
毎月、市役所で定例会議を行っているよ。
工事の進歩状況や確認事項の検討が行われるよ。会議の後、栄養士さんと建設会社の
人たちで、エレベーターの壁や床の色や、扉の色を決めたんだ。
栄養士さんが扉の色を、なんと「トコろん色」にしてくれたよ。
レシピ.10 3月基礎工事は重要な工程です
栄養士が3月の工事の様子を紹介します
3月になりました。コンクリートを流す「型枠」を建てていきます。型枠の建て込みが終わるとコンクリートを流し込みます。
1階の床の型枠ができ、断熱材を敷き、スラブ配筋を行います。
このような基礎工事を行うことで、地震に耐えられる頑丈な建物ができていくのですね。
3月7日 基礎型枠の建て込み
3月8日 基礎コンクリート打設の完了
3月17日 基礎型枠建て込みの状況
3月20日上空から見た様子
3月25日 断熱材が敷かれた様子
3月31日1階のスラブ配筋の様子
3月28日、保健給食課職員が現場確認に行きました。この日は雨が降っていましたが、着々と工事が進められていました。
工事現場の皆さん、ありがとうございます。
3月28日保健給食課職員が進歩状況の確認
3月28日雨の日の作業ありがとうございます
レシピ.9 2月基礎工事が進んでいます
2月に入り、基礎工事が進められています。基礎とは建物の全荷重を均等に伝え、建物を安全に保持する役割を
果たすもので、建築物の構造において、とても重要な部分になります。
この冬は、雪が積もることもなく、工事が順調に進んでいるようで一安心です。
2月7日二次根伐り作業の様子
2月9日破石敷き込み作業の様子
2月17日上空から撮影した現場
2月20日土間にワイヤーメッシュを張っている様子
2月22日土間にコンクリ―トを入れた様子
2月28日基礎配筋の様子
2月17日に、保健給食課職員が、現場確認と外壁の色の検討で建設現場へ行ってきました。
外壁の色は、太陽の光の下で、色見本を見て確認した方が良いとのこと。いくつかの候補色を見比べて、あれこれ検討。
周りの環境になじむ色で、飛行機をイメージし、やさしく明るい色・・・。
右下の写真の3色に決まりました。今は完成した建物の想像ができませんが。出来上がりが楽しみです。
2月17日 壁色のサンプルを並べて検討
壁色の組み合わせに悩みます・・・
この3色に決定しました
レシピ.8 12月いよいよ建設工事が開始、1月地盤改良の杭打ち工事が完了しました!
栄養士が工事の様子を説明します
12月、外構の擁壁(ようへき)工事が始まりました。
今月から1月にかけて、土地の地盤改良のため杭打ちを行います。
大型の杭打機で地中に硬い柱状の杭を打ちます。長い杭を埋め込むのか?と思いき
や、深い穴をあけ、セメントを注入し、地中に杭を作るそうです。300数十本の
杭を打っていきます。
12月12日外構の擁壁工事
12月17日擁壁にコンクリートを入れ込みます
12月17日上空から撮影した現場
12月20日擁壁の型を抜きました
12月28日保健給食課職員が現場確認を行いました
12月28日大型の杭打機を試験的に動かします
年が明け、1月5日、作業開始です。地盤改良の杭打ちが続きます。
1年後には、ここに大きな給食センターが建っているなんて、今はまだ想像がつきません。
大雪が降らず、工事が順調に進みますように・・・
1月10日杭打ち作業が続きます
1月17日上空から見た建設現場
1月31日保健給食課職員が現場確認を行いました
レシピ.7 10月 解体工事が完了し、11月 建設準備を進めました
10月に入り、昔の給食センターが建っていたころの排水処理施設の地下部分を掘り起こし、解体しました。
そして、擁壁(高低差のある土地で側面の土地が崩れるのを防ぐ壁)の解体を行い、10月末にはすべての解体が
終了しました。
10月3日 排水処理施設地下部分の解体
10月12日 擁壁の解体
10月31日 解体工事完了
10月31日 解体工事完了
食器のイラスト選びについて教えるトコろん
10月28日、市内の学校給食の栄養士さんたちが集まる「栄養士研修会」があったんだ。そこで「トコろんキッチン」で使用する新しい食器のイラストを
決める投票が行われたよ。イラストは3種類、食器の加工の種類が2種類あり、その中から、それぞれの栄養士さんが「いいな」と思うもの1つを投票。
結果は…ジャーン!24人のうち18人の栄養士さんが選んだイラストに決定。
かわいいイラストに決まったよ。お披露目は、もう少し待っててね。
新しい食器で食べる給食が楽しみだな。
食器のイラスト投票
11月7日、解体工事完了検査が行われました。保健給食課の職員も立ち会いました。
建設工事に向けて、敷き鉄板が敷かれ、仮歩道の舗装が行われました。
以前は畑だった部分の土は、フカフカしていて建物の建設には向かないので、その土を取り除く作業が行われました。
11月7日 解体工事完了検査
11月17日 敷き鉄板が敷かれた様子
11月22日 仮歩道部舗装の完了
11月24日 土を運び出している様子
下の写真は、11月28日にセスナから撮影された上空写真です。
すっかり、昔の建物がなくなり、ひろ~い敷地となりました。これから、1年間かけてトコろんキッチンが建てられていきます。
毎月、建設状況をお知らせしていきますね。
11月28日上空写真
11月28日上空写真
レシピ6.9月解体工事が進んでいます
空を飛びながら工事の様子を紹介するトコろん
8月中に建物の解体が終わり、9月に入ると、昔の給食センターが建っていた基礎や土間の解体が始まったよ。
ショベルカーで、土の中に埋まっているコンクリートを崩していき、コンクリートの塊と、パイプなどの廃材を上手に分別していたよ。
解体工事って大変な作業なんだね。
9月1日 基礎や土間の解体の様子
9月21日 東側ブロック塀の解体の様子
9月26日 排水処理施設の解体の様子
9月29日 東側の壁の解体の様子
9月30日 本館解体完了
9月30日 ブロック塀もすべて取り壊された様子
~ ナウ!ひとくち給食情報 ~
今回は、現在、子供たちの給食を作っている第3学校給食センターについて紹介します。
第3学校給食センターは所沢市の下富にあります。小学校8校、中学校6校の児童生徒7550人分の給食を作っています。
所長をはじめ、事務さん、栄養教諭や栄養士さん、調理員さん、ボイラーさん、運転手さんの総勢53名で、毎日給食を作って学校へ届けています。
今や子どもたちに大人気なメニューが「若獅子カレー」。昨年度、コロナ禍で、前向き黙食で給食を食べている子供たちを元気づけたいと、第3学校給食センターの調理員さんが発案したメニューです。西武ライオンズの若手選手が住んでいる「若獅子寮」で作られているカレーのレシピを教えていただき、調理員さんと栄養士さんが研究を重ね、給食で再現しました。地元、西武ライオンズの選手たちを、みんなで応援するため、今年も給食に登場します。11月の献立に入っていますよ。お楽しみに!
トコろんが第3給食センターを見学している様子
若獅子カレーをおいしく煮込んでいる様子
完成したカレーを調理員さんが食缶に配っている様子
レシピ5.8月 建物の解体工事が開始
栄養士が8月の工事の様子を紹介します
いよいよ、旧第2学校給食センターの建物が解体されます。
8月4日、保健給食課職員で、解体の様子を見学に行きました。
当時、その調理場で給食を作っていた栄養士さんや調理員さんたちの顔が
思い出されました。少しさみしい気持ちと、トコろんキッチンの建設が始まる
ワクワクした気持ちと・・・
複雑な気持ちで解体の様子を見届けました。
8月3日足場が組まれ養生が完了した様子
8月3日北側よりショベルカーで解体している様子
8月4日埃がたたないよう放水しながら解体する様子
8月5日壁を解体している様子
8月9日南側の壁の解体の様子
8月31日土間の解体の様子
こっそり教えるトコろん
ちょっと、ここだけのおはなし。
所沢市のマスコット「トコろん」を考えてくれた、イラストレーターさんに
「トコろんキッチン」のロゴやイラストを作ってもらっているよ。
給食センターの正面玄関や、給食のトラックにロゴやイラストを載せる予定だよ。
どんなものができるか楽しみにしていてね。
レシピ4.解体に向けて準備開始
5月26日からセンターの周りに工事用の仮囲いが設置されました。
5月28日、施設の中に残っているものや、会議室の床や休憩室の畳が取り除かれました。
給食トラックの車庫や庁務舎などの解体が始まりました。
給食センターの周りに囲いがしてある様子
会議室の床のタイルがはがされた様子
車庫の解体が進められ骨組みのみになっている様子
6月 石綿除去作業が開始、7月末には無事に撤去が完了しました。
7月 車庫、庁務舎の解体が完了しました。
7月末 建物の解体に向けて、足場の組み立てが始まりました。
石綿除去作業の様子
庁務舎をショベルカーで壊している様子
建物の周りに足場を組み立てている様子
レシピ3.トコろんキッチン誕生に向けて始動!
設計打ち合わせ会議の様子
トコろんキッチンの建設は、PFI方式を取り入れています。令和3年9月に民間事業者が株式会社東洋食品を代表とする8社で構成された特別目的会社(所沢学校給食サービス)に決定しました。令和3年の12月議会において、学校給食センター再整備事業の議案が認められ、いよいよ、ここから事業者と一緒にトコろんキッチンの誕生に向けて本格的に動き出しました。
12月23日、事業者と保健給食課での第1回設計打ち合わせ会議が行われました。これから、毎月、打ち合わせ会議が行われ、色々なことを決めていきます。
PFI方式ってなに?考えるトコろん
トコろんキッチンの建設は、PFI方式を取り入れているって書いてあるけど、
PFI方式って、どんなことなの?
栄養士がお答えします
PFI方式とは、新しい学校給食センターを整備するに当たり、建物の設計や建設、維持管理、運営を民間事業者が一貫して実施する方式のことです。
PFI方式の良い点は、事業者独自の技術や工夫、経営能力が発揮され、市の財政負担や事務負担の軽減ができることなんですよ。
でも、給食の献立作成や、食材選びなどの重要な部分は、今まで通り、所沢市の職員や栄養教諭、栄養士が行いますよ。
食器具や食缶などの検討の様子
使用する食缶や食器、お玉やトングなどの配食器具の検討も始まりました。
レシピ2.お疲れさまでした、旧第2学校給食センター
現在ある第3学校給食センターは、昭和50年より所沢市の子どもたちの給食を作ってきました。今年で47年目を迎えました。これからも、安全安心でおいしい給食を子どもたちに提供していくため、中富にある廃場した旧第2学校給食センターを取り壊し、第3学校給食センターに代わる、新しい学校給食センターの建設を進めています。
旧第2学校給食センターは昭和46年に建てられ、近隣の小中学校の給食を提供していました。施設設備が古くなり、平成21年3月をもって廃場となりました。そこで調理していた学校の給食は、第1と第3学校給食センターへ分配されました。
38年間、子どもたちの給食を作ってくれた第2学校給食センター、お疲れさまでした。
所沢市立第2学校給食センターの古い表札の様子
配送口正面の様子
調理釜を取り払われた調理場内の様子
旧第2学校給食センターを解体する前に、消防局が救出訓練を行いました。実物の建物を壊しての救出訓練はなかなか貴重であるとのこと。給食センターの建物が最後に世のため人のために役に立つことができて良かったです。
消防車が給食センターにやってきました
壁に穴を開け、人を救出する訓練の様子
はいつくばり狭いがれきの下から人を救出する訓練の様子
エンジンカッターで扉を切断する訓練の様子
救助隊のみなさんへ感謝するトコろん
真剣な迫力ある訓練の姿に、びっくり。
救助隊のみなさんに頭が下がる思いがしたよ。
こういう訓練を積んで、市民の生活を守ってくれているんだね。
救助隊のみなさん、ありがとう。
レシピ1.「トコろんキッチン」ってなに?
「トコろんキッチン」ってなに?と思っているみなさん。「トコろんキッチン」とは、現在、所沢市が建設中の新しい学校給食センターの愛称です。施設設備が古くなった第3学校給食センターに代わる新しい学校給食センターを令和6年度4月のオープンに向けて建設を進めています。新しい学校給食センターの正式な名称は「所沢市立第2学校給食センター」といいます。でも、誰もが覚えやすく、みんなに愛される給食センターにしていきたいと考え、市内の小中学生から愛称を募集しました。なんと、なんと、652点の応募がありました。その中から、選ばれた愛称が「トコろんキッチン」です。トコろんが給食を作っていたら、残さず食べられるなぁといった、かわいい子どもたちの発想です。
保健給食課の栄養士です
ごあいさつが遅れましたが、私たち、保健給食課の栄養士です。所沢市の小中学校の給食に関する仕事をしています。
これから、私たちが、所沢市のマスコット「トコろん」と一緒に、この「トコろんキッチン」が完成するまでの道のりを、少しずつ、みなさんに紹介していきます。
どうぞ、よろしくお願いたします。
お問い合わせ
所沢市 教育委員会学校教育部 保健給食課
住所:〒359-8501 所沢市並木一丁目1番地の1 高層棟6階
電話:04-2998-9249
FAX:04-2998-9167
