外来植物の駆除にご協力ください!

更新日:2026年3月23日

外来植物とは?

人間の活動によって、海外や国内のほかの地域から持ち込まれた植物のことをいいます。外来植物の一部は元からいる在来植物のすみかを奪い、生物の生態系に多大な悪影響を与えている植物があります。一度、持ち込まれた外来植物を根絶することは極めて困難です。

特定外来生物とは?

人間の活動によって、海外や国内のほかの地域から持ち込まれた生物のうち、生態系、人の命や身体、農林水産業へ被害を及ぼすもの、または及ぼす恐れのあるものとして、「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律(以下、外来生物法という。)」により指定された生物のことをいいます。
特定外来生物に指定されると、飼育、栽培、保管及び運搬、輸入、野外に放つ、植える、種をまく行為が原則として禁止されており、さらに発見した場合は適切な駆除を行うことになっています。

外来種被害予防三原則

外来植物による生態系等への被害を予防するためには、以下の三原則を守ることが鉄則です。

  1. 「入れない」悪影響を及ぼすおそれのある外来種を自然分布域から非分布域へ「入れない」
  2. 「捨てない」飼養・栽培している外来種を適切に管理し、「捨てない」(逃がさない・放さない・逸出させないことを含む)。
  3. 「拡げない」既に野外にいる外来種を他地域に「拡げない」(増やさないことを含む)。

外来植物を拡げないため、園芸品種の草花は花壇やポット以外には植えないでください!
(注記)特定外来生物の場合は、植えることも禁止されています。

市内で見られる主な外来植物

特に注意が必要な外来植物

オオキンケイギク緊急対策外来種【特定外来生物】
アメリカオニアザミその他の総合対策外来種
ナガミヒナゲシ

オオキンケイギク

オオキンケイギクとは?

オオキンケイギクとは、北アメリカ原産で5月から7月頃にかけて径6cm程度の黄色い目立つ花を咲かせ、草丈が30cmから70cmに成長し、「外来生物法」の規制対象となる特定外来生物で、かつ生態系被害外来種リスト上で「緊急対策外来種」に区分された外来植物です。河川敷や道路脇、空き地などで大群落を作ります。
特定外来生物ため、オオキンケイギクは飼育、栽培、保管及び運搬、輸入、野外に放つ、植える、種をまく行為が原則として禁止されています。
しかし、特定外来生物とは知らずに、きれいな黄色い花を咲かせる草花として庭に植えたり栽培してしまう事例が多々あります。また、オオキンケイギクの黄色い花と非常によく似たキバナコスモスと勘違いして植えてしまう事例もあります。
自身が管理されている土地などで、オオキンケイギクが生えていることを確認した場合は、下記の防除方法を参考にしながら駆除いただくか、自身での駆除に不安がある場合はページ下部のお問い合わせ先までご連絡ください。
また、道路や河川敷、公共施設敷地内で発見した場合は、各施設管理者までご連絡いただきますようご協力をお願いいたします。

オオキンケイギクとキバナコスモスの見分け方

オオキンケイギクとキバナコスモスには2つの大きな違いがあります。

  1. 花期がオオキンケイギクは5月から7月ですが、キバナコスモスは6月から10月となっておりオオキンケイギクの方が少し早く花が咲きます
  2. 葉の形状が大きく異なります。(下の写真を参考にしてください。)

オオキンケイギクの葉は、鳥の羽のように枝別れする形でへら状の丸みを持ち両面に粗い毛のようなものがあります。また、茎の場所から対になって葉が生えてきます。

キバナコスモスの葉は、小さく分かれ、切込みが深くコスモスに似ています

防除方法

  1. 丁寧に根から抜き取りを行ってください。また、翌年以降も種子の発芽や根茎からの再生が見られなくなるまで繰り返し続けてください。刈り取りを行う場合、残された根茎等から容易に再生するため、完全に駆除するには根からの抜き取りと組み合わせる必要があります。
  2. 風等により種子などが飛散することを防止するため、駆除をしたその場所で丈夫なビニール袋等で二重に梱包し密閉します。
  3. 袋に密閉した後は、駆除した場所から移動させずに、その場で2日から3日程度天日にさらし枯死させたうえで、燃やせるごみの日にごみ集積所へお出しください。

なお、種子は天日にさらしても簡単には枯死しないため、種子が結実する前に駆除することが重要です。
また、種子が土壌中に蓄えられることから、防除活動をしても翌年同じ場所で生えてくる可能性があるため、防除活動は長期に及ぶ可能性があります。ご注意ください。

参考リンク

アメリカオニアザミ

アメリカオニアザミとは?

アメリカオニアザミとは、ヨーロッパ原産で7月から10月にかけて淡紅紫色の花を咲かせ、茎丈50cmから150cmまで成長し、生態系被害外来種リスト上で「その他の総合対策外来種」に区分された外来植物です。
外来生物法の規制対象となっている特定外来生物とは異なり、飼育等の規制はされていませんが、生態系被害外来種リストに記載されている植物は繁殖力が非常に高く、その土地に元々生えていた在来植物の生息場所を占領するといった、生態系に悪影響を及ぼしうることから、取り扱いには十分気を付けてください。自身が管理している土地などで発見した場合は可能な限り駆除をお願いいたします。

駆除方法

アメリカオニアザミには、非常に硬く鋭いトゲがありますので、駆除の作業を行う際は以下のポイントに注意しながら作業をお願いいたします。

  1. 皮手袋や厚手の丈夫なゴム手袋を着用し、草刈り機で刈り取るか、スコップで周囲の土ごと掘り返す方法が最も安全です。2年草のため、駆除を行っても株や根が残っていれば再生するので、再生した場合は再度駆除が必要になります。
  2. 花が咲いている時期に駆除した場合は、駆除後そのまま放置するとタンポポのような綿毛状の種子を生産し、風等によって広範囲に拡散するため、駆除後はそのまま放置せず、金づちやスコップなどで茎のトゲを潰したうえで、丈夫なビニール袋を二重にするか麻袋に入れて、燃やせるごみ日にごみ集積所に出してください。また、ごみの収集作業中に作業員がトゲで怪我をする可能性もあるので、袋に「トゲに注意」と書いていただきますようご協力をお願いいたします。

参考リンク

ナガミヒナゲシ

ナガミヒナゲシとは?

ナガミヒナゲシとは、ヨーロッパ地中海沿岸原産で4月から5月にかけて径3cmから6cmの淡いオレンジ色の花を咲かせ、草丈20cmから60cmに成長する外来植物です。
ナガミヒナゲシは生態系被害外来種リストに記載されていませんが、根と葉から周辺の植物の生育を阻害する成分を含んだ物質(アレロパシー)が分泌され、特定外来生物に指定されている植物に匹敵する悪影響が懸念されることから、取り扱いには十分気を付けてください。自身が管理している土地などで発見した場合は可能な限り駆除をお願いいたします。

写真出典:農研機構農業環境変動研究センター(旧:農業環境技術研究所)「農環研ニュースNo.902011.3」

駆除方法

ナガミヒナゲシは1つの実に平均1,600粒程度の種子を生産し、1個体あたり100個程度の実を付けることもあるため、1個体あたり最大で15万粒が生産されます。種子は乾燥していない白く未熟な状態でも発芽するため、非常に繁殖力が高いです。したがって、開花する春から夏の時期に駆除を行うと、かえって大量の種子が拡散され繁殖を促進してしまう可能性があるため、可能な限り冬季に駆除を行ってください。
素手で触るとかぶれる場合がありますので、必ずゴム手袋を着用したうえで駆除を行ってください。
花茎が伸長する前のロゼット(注釈)の状態で駆除することが効果的です。秋に発芽してロゼットの状態で越冬しますので、冬季に根から抜き取り、ビニール袋に入れて、燃やせるごみ日にごみ集積所へお出しください。

(注釈)地表に葉が平らに広がった状態のこと。

参考リンク

関連リンク

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所沢市 環境クリーン部 みどり自然課
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