フロートソーラー所沢発電中!!!

更新日:2022年8月9日

 所沢市では、「人と人」「人と自然」との絆を紡ぎなおし、『善き ふるさと所沢』を子どもたちに継承するため、マチごとエコタウン所沢構想を平成26年3月に策定しました。現在までに、「エネルギー・みどり・資源循環」を柱にメガソーラー所沢の建設、久米八幡越市民緑地の指定拡大や食品ロスの削減などの様々な取り組みを進め、本構想を推進しています。
 このような中、平成27年6月からは埼玉県と連携して、再生可能エネルギーを中心とした創エネと徹底した省エネをコンセプトとする「埼玉エコタウンプロジェクト」の推進を松が丘地区で展開しました。
 “フロートソーラー所沢”は、この関連事業として、市域における再生可能エネルギーの積極的な導入を行う施設として整備したもので、今後20年間、太陽エネルギーを浴びて地域のシンボルとして発電し続けます。

事業経過

 事業実施者は平成28年5月31日にプロポーザルを実施し、三井住友ファイナンス&リース株式会社(構成事業者:東和アークス株式会社、株式会社八洲電業社、株式会社二上)が最優秀提案者となり、平成28年9月1日に協定締結を行い、平成28年11月18日に契約を締結しました。
 事業形態は10年間の包括リース契約(維持管理業務を含む)を前期と後期の2期分に分け、1期目で施設の建設費などを完済し、2期目に主要設備をオーバーホールすることを想定しております。

事業経過
平成28年 4月12日 フロートソーラー事業者募集開始
6月10日 実施事業者の決定
9月1日 基本協定締結
10月22日 工事着工
10月22日~ 資材置き場の整地・仮囲いなど
11月1日~ 松が丘緩衝4号緑地 整地開始
11月18日 「フロート式太陽光発電施設等賃貸借契約」締結
11月24日~ 水上作業開始
平成29年 1月16日~ 付帯設備設置
2月28日 工事完了
3月3日 発電開始
3月5日 開所式

太陽光発電設備等の概要について

 フロートソーラー所沢は、運営主体を所沢市にする包括リース方式(維持管理業務を含む)にすることにより、再生可能エネルギー導入の率先垂範だけではなく、地球温暖化対策の推進や売電収入による歳入の確保ができるようになります。
 また、市の直接整備と異なり、予算の平準化や民間活力による早期の施設整備が可能となります。
 なお、施設の内容は以下のとおりとなります。

太陽光発電設備等の概要
(1)設置場所 松が丘調整池(所沢市松が丘一丁目84番)
(2)設置面積 太陽光パネル設置面積:約4,296平方メートル
(調整池面積(満水時):約11,616平方メートル
(3)事業形態 建設工事及び保守管理等を含めた包括リース契約
(契約金額:171,298,260円(10年間))
(4)事業期間 平成29年3月から平成49年2月まで(20年間)
(前期契約期間:平成29年3月から平成39年2月まで)
(5)発電出力 385.56kW(315W/枚×1,224枚)
多結晶シリコン太陽電池(LS産電株式会社製) 315W/枚
太陽光パネル設置枚数:1,224枚
太陽光パネル設置角度:15度
パワーコンディショナ:27.5kVA×13台
           5.5kW×1台(蓄電池用)
(6)年間推定発電量 435,523kWh/年(20年間平均値)
(7)施工・管理 《代表事業者》
三井住友ファイナンス&リース株式会社
(東京都千代田区丸の内一丁目3番2号)

《構成事業者》
東和アークス株式会社(さいたま市大宮区桜木町4-384)
株式会社八洲電業社(さいたま市北区日進町3-37-1)
株式会社二上(所沢市東新井町252番地)
(8)その他 太陽光発電を利用したオフグリッド型LED照明灯の設置(4灯)
可搬式リチウムイオン蓄電池の設置
発電量表示設備の設置             など

フロートソーラー所沢の発電量を知ろう!

アクセス

所沢駅下車、西武園駅行きバス将軍塚下車徒歩1分

施設の見学について

見学用の設備はございません。
安全のため外周をフェンスに囲んでおりますが、外側からご自由にご覧いただけます。
※安全のため、フェンスにはお手を触れないようお願いいたします。

見学用の資料について

フロートソーラー所沢を見学する際にご活用いただける資料を掲載しています。
フロートソーラー見学用資料(トコろんと学ぶフロートソーラー所沢)(PDF:921KB)

開所式の様子

フロートソーラー所沢の発電開始に伴い、開所式を行いました!!

開所式

日時

平成29年3月5日

場所

松が丘調整池

主な来賓

市議会議員、国会議員、県議会議員、埼玉県、環境省、
地元自治会(吾妻町内会連絡協議会会長、久米下組町内会役員、所沢松が丘自治会役員)

次第

  1. 開式
  2. 市長式辞
  3. 事業者代表挨拶
  4. 来賓祝辞
  5. 来賓紹介
  6. 埼玉エコタウンプロジェクト経過報告
  7. フロートソーラー所沢整備経過報告
  8. 点灯式及びテープカット
  9. 閉式

概要

開所式では、藤本市長の式辞から始まり、事業者代表である三井住友ファイナンス&リース株式会社からのあいさつ、来賓の方々(中 市議会議長、柴山 衆議院議員、水村 埼玉県議会議員、埼玉県環境部長)からの祝辞をいただきました。
また、埼玉県環境部エコタウン環境課長より埼玉エコタウンプロジェクトの経過報告をし、環境クリーン部長よりフロートソーラー所沢の整備経過の報告を行いました。
その後、市長と所沢市マチエコ大使である上田マリノ氏による点灯式を行った後、来賓の方々である国会議員や市議会議員、県職員や地元自治会によるテープカットを行い、閉式となりました。
 

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お問い合わせ

所沢市 環境クリーン部 マチごとエコタウン推進課
住所:〒359-8501 所沢市並木一丁目1番地の1 高層棟5階
電話:04-2998-9133
FAX:04-2998-9394

a9133@city.tokorozawa.lg.jp

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