令和6年度　講座報告

　3月8日の「国際女性の日」を記念したイベントとして、シンボルであるミモザをタイトルに冠してコンサートを開催いたしました。出演者の方々は、日頃からふらっとで活動されていらっしゃる団体さんで、様々な楽器を演奏されたり、歌を披露されていました。
　当日は多くの方々に来場していただき、「皆さん、練習を重ね、ていねいにえんそうされすばらしいです。」「みなさんプロフェッショナルでこんなに素晴しい、楽しい演奏、聴かせて頂き感謝です。」と演奏会を楽しんでいただきました。

アサーティブ（Assertive）の訳は「自己主張すること」ですが、自分の意見を押し通すのではなく、相手を尊重し相手の権利を侵害することなく、自分の意見や要望を伝える建設的なコミュニケーションの方法です。アサーティブを活用して自分が普段言えなかったことや抱えている気持ちを表現できるようにする（自分を大切にすること）ための体験学習を行いました。
ご参加された方々のアンケートには、
「相手に自分の考えや主張を上手に伝える話法や話し方等勉強したいと思います。」「このようなグループワークやオープンダイアローグなどの対話をする会がもっと増えるとうれしく思います。」と大好評でした。

中学生を対象にしたデートＤＶ防止講座を本年度は市内の2校の中学校で実施いたしました。
生徒によるロールプレイングをしたり、さらに画像や映像などを使用するなど、生徒たちが身近に感じるとともに興味深く聴ける内容となっていました。

内閣府男女共同参画局では、11月12日から25日までの2週間を「女性に対する暴力をなくす運動期間」と定めています。
男女共同参画推進センターふらっとでは、その運動の意義を広めるため、シンボルである「パープルリボン」を活用し、毎年パープルリボンキャンペーンを実施しています。
11月12日から25日はふらっと、11月12日から12月25日はこどもと福祉の未来館1階ガレリア、11月19日と20日は市役所1階市民ホールにおいて、パープルリボンを配布しパープルリボンツリーへの飾り付け・展示、パープルリボンキルトの展示等を行いました。
また、11月17日にはパープルリボンコンサートをふらっとにて開催しました。

レクチャーと実技の2つの形式で護身の基本となる知識・意識・技術を習得し、自分を大切にすることを習得する講座です。
暴力や侵害に対して「ＮＯ」という意思表示の重要性を学ぶことができます。
ご参加された方々のアンケートには、
「自分はできる。と思うこと自分の気持を守ることからセルフディフェンスは始まってるんだなと思いました。」「心構えから始まり、実践では具体的に教えて頂けて分かりやすかったです。」「2人ずつ実践してみると講義だけじゃなく具体的にイメージできました。」など、大好評でした。

自分に似合う眉毛の黄金比と、仕事や家事などで忙しい方にも優しい時短アイメイクを学ぶ講座です。
ご参加された方々のアンケートには、
「眉毛の描き方を正しく学べてこれからは上手にできると思います。目の周りのアイシャドウも目の下にもしたいと思いました。」
「メイクするのが楽しみになりました。メイクってしっかりやらないと！と思ってましたがハードルが下がりました。」
「皆さんとお話したりしてとても楽しい時間を過ごさせていただきました。」など参加者の心も前向きになれるメイクアップ講座でした。

お子様のいらっしゃるご世帯のための防災の方法と、男女共同参画の視点・女性を守る視点から、
より安心して暮らすための防災・減災についての講座でした。
今回は、座学の講義だけでなく、実際にレジャーシートを敷いて避難所の体験ができるものでした。

ご参加された方々のアンケートには、
「防災について考えるきっかけになりました。」「自分なりに調べて防災グッズを用意していたが、考えつかない物等もありとても参考になった。具体的な話を聞けて良かった。」など、防災について関心が高かったです。

ピザを生地から作成しました。ピザ生地を発酵させている間に環境についての紙芝居を行いました。
ピザのトッピングに使用されている野菜が、輸送の燃料がかからない近隣の産地で、
ビニールハウスに頼らない旬の野菜を使用しているため、環境に配慮した食材を選ぶことの大切さを学びました。
ご参加された方々のアンケートには、
「子供と楽しく料理をすることが出来大満足です。」
「初めて参加しましたが、またぜひ参加したいです。エコを意識してこれから料理をしていきたいと思いました。」
と大好評でした。

男女共同参画週間（毎年6月23日から29日）に合わせて6月23日に「ふらっと祭り」を開催しました。
今年度も様々な催しを開催させていただき、多くの方に参加していただきました。
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。