農福連携の取組み

更新日:2023年3月31日

農福連携とは

障害者等が農業分野で活躍することを通じ、自信や生きがいを持って社会参画を実現していく取組みです。
農福連携の取組みは、障害者等の活躍の場を生み出すだけでなく、担い手不足や高齢化が進む農業分野における新たな働き手の確保につながる可能性もあります。
農業分野・福祉分野ともに農福連携に取り組む事業者が増えています。農林水産省のホームページでは様々な取組事例や支援施策を紹介していますので、ぜひご覧ください。

農福連携の取組事例紹介をはじめ、補助事業やマニュアル等も紹介しています。

所沢市の取組み 体験農場の活用

所沢市では、将来的に農業分野への参入を検討している、または活動の場として農作業を体験してみたい福祉事業所を対象に体験農場の区画を貸し出しています。
体験農場を利用し、農と接することで、農業への興味・関心の向上や農作業の技術向上などが期待でき、今後農業分野に参入するきっかけとすることができます。また、他の利用者の方々との交流などコミュニケーションの場の創出も期待できます。
実際に、体験農場を利用していただいた後、農業法人を立ち上げ、農業参入につながった事例もあります。

体験農場の区画は20平方メートル又は40平方メートルとなります。適度な面積のため手作業で始められ、初心者の方を対象とした体験農場講習会も実施していますので、初めての方でも無理なく農に接することができます。

令和6年度から7年度の利用者について令和6年1月頃に募集を予定していますので、ぜひご検討ください。
※令和4年度から5年度については既に募集を終了しています。
体験農場の詳細につきましては、下記ホームページをご参照ください。

種植え作業の様子
東所沢地域にある福祉事業所の施設利用者による種植え作業の様子です。

収穫作業の様子
東所沢地域にある福祉事業所の施設利用者による収穫作業の様子です。

埼玉県立所沢おおぞら特別支援学校の生徒さんが横山農園で落ち葉掃き体験を行いました

 埼玉県立所沢おおぞら特別支援学校、横山農園(所沢市下富)、所沢市では農福連携の取組みとして、落ち葉掃き体験を実施しています。本取組みは、同校の「地域社会の教育資源を生かし、教育活動に繋がる取組に参加すること、また、障害のある生徒への理解を得て、共生社会の実現を目指す」一環として、伝統的な「武蔵野の落ち葉堆肥農法」を実践する横山農園の協力のもと、令和3年度から実施しており、集めた落ち葉は、堆肥として学校での野菜栽培に利用されています。
 令和4年度は、令和5年1月19日(木曜)に学校にて事前学習を行い、1月23日(月曜)に下富地区内の横山農園で落ち葉掃き体験を実施しました。 
 本取組みは、「武蔵野の落ち葉堆肥農法」を学び堆肥作りを行うことで、「地元里山の森林資源を有効に活用し、地域との連携の中で環境循環学習(里のSDGs学習)を行い、さらに堆肥農法を経験することで、持続可能な社会を目指し、障害者と地域がふれあう共生社会と、地域の環境保全に寄与している」と認められ、令和4年度「彩の国埼玉県環境大賞 優秀賞」を受賞しました。


彩の国埼玉県環境大賞受賞式

彩の国埼玉県環境大賞(埼玉県)

農福連携に取り組んでみたい方へ

農福連携に関心があり、取組みを希望される事業者の方は、以下の相談先にご連絡ください。
農業者の方で本事業にご興味のある方、
福祉事業所等で体験農場利用希望・農業参入希望は、農業振興課(電話:04-2998-9158)
福祉事業所等で本事業に興味のある方は、障害福祉課(電話:04-2998-9116)

お問い合わせ

所沢市 産業経済部 農業振興課
住所:〒359-8501 所沢市並木一丁目1番地の1 市役所別館
電話:04-2998-9158
FAX:04-2998-9162

a9158@city.tokorozawa.lg.jp

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