特集1 メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)ってなに?

更新日:2020年12月16日

 メタボリックシンドロームとは、おなか周りに脂肪がつく内臓脂肪型肥満に加えて、高血圧、高血糖、高脂血症をあわせ持った状態のことをいいます。

内臓脂肪が蓄積するとどうなるの?

 内臓脂肪には、体内で余ったエネルギーを蓄積する役割と、体に対してさまざまな働きを持つ物質を分泌する役割があります。内臓脂肪から分泌される物質は、体に良い働きをするものと悪い働きをするものがあります。
 食べすぎや運動不足により、内臓脂肪が必要以上に蓄積すると、体に良い働きをする物質の分泌が抑制され、『血圧を上げる』、『血糖を上げる』といった体に悪い働きをする物質が活発に分泌されてしまい、動脈硬化を進行させます。

さらに、内臓脂肪型肥満に危険因子が加わると

 「血圧がちょっと高め」、「血糖がちょっと高め」でも、それらが重なることによって互いに影響しあい、動脈硬化を進めてしまいます。メタボリックシンドロームを氷山に例えてみましょう。内臓脂肪という大きな氷山の上に、危険因子(高血圧、高血糖、高脂血症)という氷山の一角が突き出しています。この氷山を小さくするには、内臓脂肪型肥満の改善が必要です。メタボリックシンドロームは『病気』ではなく、生活習慣病の『予備軍』の状態です。この段階で生活を見直し、改善することで、生活習慣病を予防することが可能です。

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