山口貯水池

更新日:2020年10月20日

『ところざわ歴史物語』
117ページ(4章18節「昭和不況と山口貯水池の建設」)に掲載

山口貯水池

山口貯水池(狭山湖)は狭山丘陵の一番奥をせき止めて作った人造の湖です。多摩川の水を羽村から取水して貯めておく施設で、東京市(当時)の人口増に対し、その飲み水を確保するため村山貯水池(多摩湖)に続いて計画されました。

この計画で、山口村大字勝楽寺しょうらくじの大部分と大字上山口の一部が水没することになり、282軒の家が移転を余儀なくされました。工事は昭和4年に着工し、3年後に竣工、通水式を挙行しています。
水没した大字勝楽寺しょうらくじは、奈良時代に創建されたと伝える勝楽寺しょうらくじ仏蔵院をかつての村の名に持ち、狭山丘陵沿いの村々でも有数の古い村でした。
所沢絣(所沢織物の項参照)の生産を支える機屋を数多く抱え、現金収入を得た豊かな村の面影は、下山口駅近くに移転した仏蔵院や中氷川神社の境内に残るゆかりの石造物の優れた出来に、偲ぶことができます。

もうすこしくわしく

『所沢市史 下』403ページ 5編8章1節3「山口貯水池の建設」
『所沢市史 地誌』145ページ「山口貯水池小誌」

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