月待供養十三仏板石塔婆

更新日:2015年2月19日

 この板石塔婆(板碑)は、高さ136センチメートル、幅36センチメートルあり、市内の板石塔婆としては大型の部類に属します。日月と天蓋の下、梵字で表された弥陀三尊と十仏が蓮台にのって配され、「月待供養」の文字の下には14名の結衆交名けちじゅうきょうみょうと文明2年(1470年)11月23日の紀年銘があります。
 天蓋は室町時代特有の簡略化された表現ですがよく整っており、十仏も丁寧に円輪で囲み連台にのせるなど、全体に手の込んだ作例であり、市内にある板石塔婆の中でも優れたものです。
 14名はこの板石塔婆造立に結集し、講を結んで合力した人たちです。特定の日の夜、これらの人々が月の出を待って集まり、十三仏の念仏などを唱えながら飲食を共にした月待供養のものと思われます。
 保存状態もよく、室町時代における月待信仰をうかがい知る資料として貴重です。
【指定年月日】昭和49年5月1日

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