マチごとエコタウン所沢構想の事業実績をまとめました

更新日:2022年11月25日

マチエコイメージイラスト

 平成23年3月に発生した東日本大震災とそれに伴う東京電力福島第一原子力発電所は、私たちの生活に大きな爪痕を残しました。この震災後の社会情勢の変化を捉え、今までの資源・エネルギーに依存したライフスタイルを見直し、「絆」を大切にしながら、次代を担う子どもたちに豊かな自然や持続可能なマチを創っていくための道しるべとするため、「マチごとエコタウン所沢構想」を平成26年3月に策定しました。
 その構想に基づき、平成26年度から30年度にかけ、「マチごとエコタウン所沢」を実現するため、エネルギー・みどり・資源循環のリーディングプロジェクトに掲げた総合的な目標や各重点事業に掲げた個別目標を達成すべく、各種事業を推進してきました。
このたび、目標指標の結果や主な事業の実績をまとめた冊子を作成しました。

メガソーラー、公園、狭山湖の写真

マチごとエコタウン所沢構想の概要

【基本理念】
“人と人”、“人と自然”との絆で、未来と子どもを育む 所沢
【望ましいエコタウン像】
未来の子どもたちに残したいマチ
【基本方針】

  1. エネルギー資源を大切に、再生可能エネルギーを導入します。
  2. 人とみどりとの関係を紡ぎ直し、みどりの保全・創出に取り組みます。
  3. 「もったいないの心」を大切に、ごみの減量・資源化に取り組みます。

スマートエネルギープロジェクト

メガソーラー所沢等、公共施設への太陽光発電設備の設置、家庭や事業者、自治会等の創エネ機器等の導入への補助を進めることで、市域で多くの再生可能エネルギーを創出しました。
また、平成30年度には、地域新電力事業として株式会社ところざわ未来電力を設立し、公共施設や事業者に環境にやさしい電力を供給することで、市域における温室効果ガス排出量削減に努めました。

目標指標の結果
目標指標 基準値 平成30年目標値 平成30年実績値
市域における温室効果ガス排出量削減率 0%(平成19年) 3.80% 3.67%
市域における太陽光発電システムの総発電出力 9,881キロワット 19,200キロワット 35,364キロワット

グリーンアッププロジェクト

法律に基づく「特別緑地保全地区」や条例に基づく「里山保全地域」等に代表される地域制緑地の指定により、樹林地の保全を推進しました。また、市民や企業等の団体に参加していただき、指定した樹林地の適切な維持管理を行う「みどりのパートナー制度」の登録者も増加しており、市民協働による樹林地の管理面積が拡大しています。今後も樹林地の保全と維持管理を進めていきます。

目標指標の結果
目標指標 基準値(平成24年) 平成30年目標値 平成30年実績値
市域における緑地の確保量 2,124ヘクタール 2,168ヘクタール 2,205ヘクタール
ふるさとの樹の指定本数 30本 50本 33本

主な事業

もったいないプロジェクト

まだ食べられるのに捨てられてしまう「食品ロス」を削減するため、「食品ロスゼロのまち促進事業」の実施により広く周知・啓発を進めるとともに、市内協力店の登録を開始し、現在では目標件数を超える登録をいただくことができました。
また、雑がみを始めとする資源化可能なものの徹底的な資源化を図り、再生利用家具、食器、玩具等の再使用を進めるとともに、クリーンセンターやリサイクルふれあい館エコロでのイベント等を通じて「もったいないの心」の定着に努めました。

目標指標の結果
目標指標 基準値(H24) H30目標値 H30実績値

市民1人当たりのごみ排出量

(集団資源回収、事業系ごみ等は含まない)
616グラム 578グラム 575グラム
総ごみ量に対するリサイクル率 26.7% 29.1% 28.8%

主な事業

詳細は、以下のデータをダウンロードいただき、ご確認をお願いいたします。

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お問い合わせ

所沢市 環境クリーン部 マチごとエコタウン推進課
住所:〒359-8501 所沢市並木一丁目1番地の1 高層棟5階
電話:04-2998-9133
FAX:04-2998-9394

a9133@city.tokorozawa.lg.jp

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