宅地建物取引業者の方へ~水害リスク情報の重要事項説明への追加についてのよくある質問~

更新日:2022年3月27日

 宅地建物取引業法施行規則の一部改正に伴い、不動産取引時において、水害リスクに係る説明が重要事項に追加されました。それに伴い、宅地建物取引業者の方からの問い合わせが増えているため、よくある質問と回答をまとめました。
 併せて、国土交通省作成のQ&Aもご確認ください。

よくある質問

Q1.所沢市のハザードマップには、どんなものがありますか。

 A1.所沢市のハザードマップは、以下のとおりです。

種別 名称 作成時期 担当課
洪水 所沢市洪水ハザードマップ 平成13年
令和4年更新
河川課
04-2998-9375
雨水出水
(内水)
所沢市内水(浸水)ハザードマップ 平成26年
令和元年更新
下水道整備課
04-2921-1023
高潮 作成なし
土砂 土砂災害ハザードマップ 平成28年 危機管理室
04-2998-9399


●ハザードマップの他に、所沢市では平成元年からの水害履歴をまとめたものを公表しています。(担当課:危機管理室 04-2998-9399)

●種別の「洪水」「雨水出水(内水)」「高潮」のハザードマップをまとめたものが、「水害ハザードマップ」と呼ばれています。

Q2.「所沢市洪水ハザードマップ」は、水防法に基づくマップですか。

 A2.水防法に基づくマップです。
 令和4年3月に最新の水防法に基づいた洪水ハザードマップに更新しました。

Q3.「所沢市洪水ハザードマップ」を説明する必要がありますか。

 A3.「所沢市洪水ハザードマップ」は、水防法に基づいたマップであるため、説明してください。
 近年の台風やゲリラ豪雨など甚大な被害をもたらす大規模水災害の頻発を受けて、不動産取引時において、水害リスクに係る情報が契約締結の意思決定を行う上で重要な要素となっています。そのため、宅地建物取引業法施行規則の一部改正に伴う重要事項として説明してください。

Q4.埼玉県が公表した「洪水浸水想定区域図」や「水害リスク情報図」は、どこで確認できますか。

 A4.埼玉県のホームページ「想定最大規模降雨による洪水浸水想定区域等について」で確認できます。
 また、所沢市のホームページ「所沢市洪水ハザードマップ」からも確認できます。所沢市のホームページは、所沢市に関連する図面を掲載しています。

 

Q5.「洪水浸水想定区域図」と「水害リスク情報図」の違いはなんですか。

 A5.「洪水浸水想定区域図」は、水防法に基づくもの、「水害リスク情報図」は、水防法に基づかないものとなります。
 「洪水浸水想定区域図」は、水防法で指定・公表が定められている県管理の18の洪水予報河川及び水位周知河川が、想定し得る最大規模の降雨により、氾濫した場合に浸水が想定される区域を示したものです。
 一方、「水害リスク情報図」は、水防法で定められた18の洪水予報河川及び水位周知河川以外の県管理河川についても、「洪水浸水想定区域図」に準じて、埼玉県が独自に、想定し得る最大規模の降雨により、氾濫した場合に浸水が想定される区域を示したものです。

Q6.所沢市内では、「洪水浸水想定区域図」と「水害リスク情報図」のどちらが該当しますか。

 A6.どちらの区域も該当します。 所沢市内を流れる県管理河川には、柳瀬川、東川、不老川があります。
 「洪水浸水想定区域図」には、柳瀬川の一部区間(坂之下地内)のみが該当し、それ以外の柳瀬川(坂之下地内一部区間を除く)、東川、不老川が「水害リスク情報図」に該当します。

Q7.「所沢市内水(浸水)ハザードマップ」は水防法に基づくマップですか。

 A7.「所沢市内水(浸水)ハザードマップ」は水防法に基づくマップではありません。
 「所沢市内水(浸水)ハザードマップ」は実際の浸水被害の情報を基に床上・床下浸水被害箇所をマップ化したものです。浸水被害箇所を予測したものではないことから、表示した箇所以外においても浸水が起こる可能性があります。

お問い合わせ

所沢市 建設部 河川課
住所:〒359-8501 所沢市並木一丁目1番地の1 高層棟7階
電話:04-2998-9375
FAX:04-2998-9153

a9375@city.tokorozawa.lg.jp

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