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所沢の昔話

更新日:2014年12月17日

『ところざわ歴史物語』
162から163ページ(6章7節「ところざわむかしむかし」)に掲載

所沢の昔話

所沢にはどのような昔話が伝わっているでしょうか。一部をかいつまんでご紹介します。

西所沢一丁目の「三つ井戸」は、旅の途中の弘法大師が水くみの大変な状況を見かね、教えてくれた場所に掘った井戸だといわれます。

山口の来迎寺の本尊は、奥州藤原氏の信仰あつい阿弥陀如来でした。源頼朝の求めに応じて鎌倉へ運ぶ途中、荷車が止まってしまい、旅の僧へのお告げによって、新しく寺を開きその本尊としたということです。(「車返しの弥陀」)

北秋津持明院の南側を流れる柳瀬川には深い淵があり、河童が住みついて人や馬に悪さを重ねたといいます。ある日つかまって持明院のお坊さんに説教され、改心してお詫びの証文を書き、寺に残しました。(「曼荼羅まんだら淵の河童」、または「河童の詫び証文」)

同じ北秋津の日月神社じつげつじんじゃには、無理難題ばかりを言ったお殿様の口をきけなくした「とんぼのやどり木」の奇跡が伝わります。

宮本町の新光寺には、昔毎夜のように話好きのたぬきが訪れ、困り果てた和尚さんがそれを追い払うために一計を案じた、「あっちいちいの新光寺」の話が残ります。

このほかにも、柳瀬地区滝の城に夜ごとあらわれた竜を退治した話、山口地区桜渕のお地蔵さまにまつわる悲話、所沢宿近くの鎌倉街道にあった福猫塚など、面白い話が色々残っています。ぜひ元のお話も読んでみて下さい。

もうすこしくわしく

『所沢市史 民俗』747ページから
『ところざわふるさと散歩』(絶版のため、図書館等をご利用下さい)

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