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戦後の状況

更新日:2014年12月11日

『ところざわ歴史物語』
126から127ページ(5章1節「敗戦直後の所沢」)に掲載

戦後の状況

昭和20年8月、敗戦と同時に所沢飛行場など軍の施設の多くは米軍の接収を受けました。
これらの施設は、サンフランシスコ講和条約および日米安全保障条約の発効を待って、27年に結ばれた日米間の行政協定により、使用に関する種々の取り決めが正式になされました。

県内では、現朝霞市のキャンプ・ドレイク、所沢市のキャンプ所沢および兵器補給分廠、現入間市のジョンソン飛行場など10ヶ所が、米軍使用の施設としてリストアップされました。これにともなって、所沢の基地と入間市の基地を結ぶ所沢-豊岡線に舗装工事が実施され、また軍用大型車が市街地を通らないですむような迂回のための新道路も作られました。現在の東住吉交差点から宮本町までの行政道路の一部がそれに当たります。
これらの整備は28年から29年にかけて続々と進み、大型の輸送車などによる交通被害や埃などに悩んでいた沿道の人々の負担は、多少軽くなりました。

このような道を、行政協定によって整備が進んだ道路という意味で、当時の新聞記事などでは「行政協定道路」と呼んでいます。やがて通称として広まって現在は「行政道路」の名称が定着しました。その背景に、以上のような戦後激動期の事情があることは、それほど知られてはいないようです。

もうすこしくわしく

『所沢市史 下』578ページ 6編1章8節「基地問題の状況」

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