荒幡の富士

更新日:2020年5月27日

 「荒幡の富士」(標高約119メートル)は、人工の富士山です。
 荒幡村(現在の所沢市荒幡)には、小字ごとに鎮守があり、村民氏子はそれぞれ分かれていました。しかし、それでは村内の民心の統一が図れないと憂い、明治14年(1881年)に三島神社・氷川神社・神明神社・松尾神社の4社を、村社の浅間神社に合祀して松尾神社の社地へ遷しました。さらに村の和を増大させるため、明治17年(1884年)から旧浅間神社の社地にあった富士山の村民共同による移築作業を始めます。明治32年(1899年)、15年の歳月をかけて「荒幡の富士」は完成しました。
 完成後、「荒幡の富士」は何度か存続の危機に見舞われます。大正12年(1923年)の関東大震災では、8合目から上が崩落したと伝えられ、また、戦後は一時荒れるに任せた状態になったこともありました。しかし、その都度住民が総出で復興にあたり、原形の保存に努めてきました。平成23年(2011年)の東日本大震災後も一部修復が行われました。
 現在は、地域住民の皆さんが結成した「荒幡富士保存会」により、定期的に大掃除やパトロールなどが実施されています。
【指定年月日】昭和44年6月26日
【所在地】所沢市荒幡748番地

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