平成28年8月号 渋谷 正則さん(ソラバル2016実行委員長)

更新日:2016年8月1日

プロフィール

渋谷しぶや 正則まさのりさん(ソラバル2016実行委員長)

地産地消に力を入れ、市内にも多くのカフェやレストランを展開する市内企業OECマルシェ株式会社代表取締役。
所沢高校・東京調理師専門学校を経て、フランス料理店に勤務し、平成15年に市内でフランス料理店を開業。
その後、エコトコファーマーズカフェ(所沢航空記念公園内)などを展開。

ソラバルというイベントをご存知でしょうか?
「さっき広報を読んで知った」。そんな人が多いかもしれません。
「でも、それでいいんです」。柔和な顔で笑い飛ばす人こそ、ソラバル2016実行委員長の渋谷さんです。

近年、全国各地で「街バル」の開催が増えています。
バルはスペイン語で、喫茶店と居酒屋を混ぜたような意味合い。
街バルは、そういったお店を「食べ飲み歩く」イベントを指します。
所沢では平成25年にJAZZバルという名前でスタート。26年にソラバルに改称し、今年で4回目です。
渋谷さんは27年から実行委員長として参加し、今年も連続で委員長を務めています。

「前回は勝手が分からなかった。そこで見えた課題を踏まえ、明確なコンセプトを持って臨んでいるのがソラバル2016です」と、これまでの歩みを振り返ります。
前回も決して失敗というわけではありませんでしたが、分析を進めるほどに「イベントの目的」を自問するようになったと言います。
「パスポートを買ってくれた人は、市内が75%。つまり、顔なじみが来てくれたケースが多かったんです。でも、それならイベントにしなくても個々にお客様感謝祭をやればいい」。
そしてたどり着いたのが「所沢に来て、その良さを知ってもらう」というコンセプト。

「また所沢に来たい」と思ってもらえれば、一過性の飲食店のイベントではなく「街の活性化イベント」になると渋谷さんは考えました。

前回の実績と反省を基に準備を進め、実行委員数・参加店舗数・協賛企業はどれも大幅増。
一律だった価格を3段階に分けることで、各店舗の特性に合わせたメニューを作り上げました。
スタート地点にはウエルカム風船にウエルカムドリンク(狭山茶/所沢地ビール)を用意し、スタンプラリーの景品も所沢の特産品をラインアップ。
「所沢の良さ」を伝える体制を整えました。

課題である「市外からの集客」を進めているため、まだ市内の認知度は今ひとつかもしれません。
しかし、これから所沢駅前に空色の横断幕や提灯が並び、ソラバルの空気が街を包みます。
「多彩な個人経営店がたくさんあるのも所沢の良さ。市内在住の方には、行ったことのないお店に足を運んでほしいですね」と渋谷さん。
さあ、パスポート片手に、まだ知らない「所沢の良さ」を探しに行きましょう!お財布のひもは少し緩めて。
(取材:鹿島)

ソラバル2016

日時

平成28年8月19日(金曜)から8月21日(日曜)までの3日間

場所

所沢駅周辺の60店舗

概要

ソラバルパスポートを500円で購入し、ソラバルに参加。
パスポートに記載の60店舗でスペシャルメニューをお手頃価格で楽しめます。
気になるお店を何店でもめぐれます。
お気に入りのお店に出会っちゃおう!
5店舗をめぐってスタンプを集めると、所沢の特産品が当たるプレゼントに応募できます。

お問い合わせ

所沢市 経営企画部 広報課
住所:〒359-8501 所沢市並木一丁目1番地の1 高層棟3階
電話:04-2998-9024
FAX:04-2994-0706

a9024@city.tokorozawa.lg.jp

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