令和4年7月号 平川 聡美さん(「CHEF-1グランプリ2022」埼玉県代表

更新日:2022年6月26日

プロフィール

平川聡美ひらかわさとみさん

(緑町勤務)

新所沢のダイニングレストランRo-seろぜのシェフとなって早13年。
野菜をこよなく愛する平川さんの休日は、愛犬と散歩したり、海や温泉でリフレッシュしたりしているそう。
山口小、上山口中出身。
趣味はゴルフ。ハーフラウンド後のビールも楽しみの1つ。

地元所沢産食材にお客様の笑顔をマリアージュ

埼玉県代表決定の連絡は、突然携帯電話にかかってきた。今年2回目の開催となる「CHEF-1しぇふわんグランプリ」は若手料理人が、「地元食材を使ったあなただからこそできる料理」をテーマに競い合う大会だ。「まさか、私が!」うれしさと驚きと、そして何より、「オムリゾーニ」という自分のアイデアが詰まったオリジナル料理に、所沢産の食材を掛け合わせて完成させた料理が認められた事がうれしかったと語る平川聡美ひらかわさとみさんは、生まれも育ちも所沢という若手シェフだ。
 
 
平川さんがシェフの道に進むことになったきっかけは、高校を卒業後、当時市内で指折りの人気飲食店で、ホールの仕事に就いたこと。次第に厨房での調理に興味を持ち、本格的に調理をしたくて、経験を積み調理師免許を取得して、晴れて料理人となった。ちょうどそのころ、タウン誌に家庭でできるオリジナルメニューを提案するコーナーを受け持つこととなった。2カ月に1度、旬の食材を使った料理を考える2年間の経験を通して、メニューを考える楽しさとオリジナリティを作り出す大変さを学ぶ事ができたという。
 
その後、当時勤務先の上司の秦野さんが「ダイニングレストランロゼ」をオープンするにあたり、料理長としてヘッドハンティングされ、店長に就任。お店オリジナルのメニューを思案していたある日、まかないに作った料理を秦野さんが絶賛、これをお店のメニューとして出せるレベルに仕上げる事を提案された。

こうして平川さんが作りあげたオリジナル料理が「オムリゾーニ」だ。
「オムリゾーニ」は、ショートパスタ「リゾーニ」を使い、平川さんが大好きなオムライスをイメージした料理。今回のコンテストの開催を知り、テーマを知った時、今までの経験すべてが活かせるかもしれないと、平川さんは出場を決意。所沢産食材を可能な限り組み合わせ、リニューアルした「オムリゾーニ」でエントリーした。
 
「埼玉県代表に選ばれたことは、料理に向き合う姿勢を評価されたのだと誇りに思いますが、それは今までお世話になった所沢の生産者の方々のお力があってこそ。今後の目標は、生産者の方が丹精込めた食材でおいしい料理を作り、お客様に喜んでいただけること、これに尽きます」。そう語る平川シェフの創作意欲は尽きない。(取材:坂本)

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